10 / 66
一章 降って湧いた災難
はじめては前からの方が良かったか?
しおりを挟む
ご覧頂きありがとうございます。
───────────
ここからは少し、セクシャルな話だ。
《男同士だよな?!》
《オメガバースはそういうものよ!早く続きを!!》
ほんっとにお前たちは良くこんなことを聞くな?
まぁ…語る私も私だが。
◇◇◇
僕を小脇に抱え誘拐した男に訴える。
「お前!降ろせよっ!!離せよッ!!!」
強く抗議をするが意に介さない。
途中、厨夫などを捕まえ鯉を渡したり、
僕を見遣り、ねっとりとした視線を投げたものを威嚇し、色々と漏らせたり失神させ、潰していた。
皇宮に勤める鬼はかなり上位の者になる。
それを視線などだけで潰す。
ひょっとしたらこいつはほんとうに件の放蕩皇子本人なのかもしれない。
物凄い速さで皇宮内を駆けて、男の部屋に連れ込まれた時には
自分はもう、色々なところが大変になっていた。
(はやく着ているものを脱ぎ捨て楽になりたい!
っ?!一体何を考えているんだ僕は!!)
「お前、凄い匂いがする。
あんなところにいたら、誰かにヤラれるところだったぞ?」
僕をここまで連れてきた男が、呆れたような顔で話す。
(匂い?僕は臭いのか??
ヤラれる?なんの事だ??
それに匂いならお前の薔薇の薫りも大概、強烈だぞ!)
「まだ気づかぬか?お前と俺は【運命】だ」
ほんとうに呆れかえった顔をした後に、真剣な顔になり言った。
(は?)
腕を組み顎に手を遣り、何かを思い出すかのようにしている。
その横顔は見たことがないくらい、美しく整っている。
「どう見てもお前はΩに違いない。となると俺はどうやらαの方になるのか?」
にこにこと機嫌が良さげに笑って「こいつが俺だけのお姫様か」などと訳のわからないことを呟いている。
「とりあえずお前も限界みたいだな。俺が可愛がって慰めてやろう」
だが、僕にはこいつの言っていることが理解不能だ。
(そもそもなんでいきなり僕を誘拐してここに連れてきた?)
力の入らないぐにゃぐにゃで熱っぽい体に激を飛ばし、赤毛に怒りをぶつける。
「何言ってんだよ、赤毛!」
「名前、教えただろ?朱点だ。お前の旦那様だ」
(はぁ?!)
即座に帰ってくる返事も意味不明だ。
艶美な笑みを僕に向けて男は
「お前も処女だろう?
はじめてが俺だとデカ過ぎて辛いかもしれぬが、成る丈優しくする」
微笑みかけながらそう言うと、僕を押し倒した。
◇◇◇
何か言いたいことがあるなら言ってくれて構わないよ?
《…レイプではないか?》
いや、あれは合意と思ってたんだろうねぇ…あいつの性格と思考から察するに。
それに鬼族は大変な階級社会だから、上のものに逆らうことはなかなかしない。
とんでもない事をして、掟に反していない限りは罰せられないし、種の在り様から大変性に寛容だ。
だから、こういった召し上げられることなどは多いし、皆が望んで行くものなんだよ。
《今の世の私達では理解し難いな》
強きものに隷属するのは幸せだからね。
鬼の上位のものは小さくて、弱く、儚いものが大好きなんだよ。
『弱く、儚く、美しい』鬼のΩの三大美徳とも言われていたな。
それでそういったΩを物凄く寵愛してデロデロに甘やかすんだ。
《そういうもので納得できるものかしら?愛がなければ嫌でしょう?》
私は…どうだったんだろうね?あの時は。
◇◇◇
男、朱点が僕の着物を強引に剥いで、自分の着物も乱暴に脱ぎ捨てた頃に、漸く僕は起こっている事態に気づいた。
どうやらこいつ、朱点が僕の【運命】で、僕がΩに分化したということらしい。
そして現在進行形でこいつに手篭めにされかかっているらしい。
「やめ…ろ」
もう、喋ることさえ難しくなってきている。
「そんなふうになっているのはつらいだろう?
安心しろ。可愛がってすぐに楽にしてやろう」
心配そうに喋る赤毛。
(こいつ!話が通じない!)
赤毛は僕のちんちんを銜え、舐め、扱きだす。
そして、自分自身のちんちんも僕のとあわせて扱き始めた。
「うぅ…あぁうぅ…」
みるみる大きくなるやつのソレ。
熱や疼きなどで惚けた頭が、冷静になるくらいの凶器がそこにはあった。
(は?!そんなものを僕に挿れるのか?!)
だが、どこかで期待している自分もいる。
(早く!ソレで僕を暴け!!
駄目だ!さっきから本当にどうかしている。
はじめて会って、しかも僕を誘拐して連れ込んだやつだぞ!
そんな事を考えるのは淫乱でよろしくない。)
「物欲しそうな目をするな。すぐに挿れてやろう」
そう言って、やつは僕をうつ伏せにしてすぐに…入ってきた。
「!!!!!!!」(痛みで声をあげることすらできない!!)
入り口のあたりから激痛がし、臀部から物凄い異物感と内蔵が圧迫され苦しい。
「結構濡れているのに、まだまだキツい。さすがは処女」
少し、意外そうな口ぶりだが、やつも苦しいみたいだ。
自分は組伏せられた体勢も何もかもが苦しい。
「お、まえなぁ…なん…て事、すんだよ!」
必死になり後ろを振り返り抗議する。
「なんだ?はじめては前からの方が良かったか?お姫様」
こいつは不思議そうな顔をして返してきた…
(駄目だこいつは本当に話が通じない)
◇◇◇
うん、ヤバいよな?
ここまでで何個アウトな事があるんだろうな?
でも、まだまだ序の口だよ?
───────────
ここからは少し、セクシャルな話だ。
《男同士だよな?!》
《オメガバースはそういうものよ!早く続きを!!》
ほんっとにお前たちは良くこんなことを聞くな?
まぁ…語る私も私だが。
◇◇◇
僕を小脇に抱え誘拐した男に訴える。
「お前!降ろせよっ!!離せよッ!!!」
強く抗議をするが意に介さない。
途中、厨夫などを捕まえ鯉を渡したり、
僕を見遣り、ねっとりとした視線を投げたものを威嚇し、色々と漏らせたり失神させ、潰していた。
皇宮に勤める鬼はかなり上位の者になる。
それを視線などだけで潰す。
ひょっとしたらこいつはほんとうに件の放蕩皇子本人なのかもしれない。
物凄い速さで皇宮内を駆けて、男の部屋に連れ込まれた時には
自分はもう、色々なところが大変になっていた。
(はやく着ているものを脱ぎ捨て楽になりたい!
っ?!一体何を考えているんだ僕は!!)
「お前、凄い匂いがする。
あんなところにいたら、誰かにヤラれるところだったぞ?」
僕をここまで連れてきた男が、呆れたような顔で話す。
(匂い?僕は臭いのか??
ヤラれる?なんの事だ??
それに匂いならお前の薔薇の薫りも大概、強烈だぞ!)
「まだ気づかぬか?お前と俺は【運命】だ」
ほんとうに呆れかえった顔をした後に、真剣な顔になり言った。
(は?)
腕を組み顎に手を遣り、何かを思い出すかのようにしている。
その横顔は見たことがないくらい、美しく整っている。
「どう見てもお前はΩに違いない。となると俺はどうやらαの方になるのか?」
にこにこと機嫌が良さげに笑って「こいつが俺だけのお姫様か」などと訳のわからないことを呟いている。
「とりあえずお前も限界みたいだな。俺が可愛がって慰めてやろう」
だが、僕にはこいつの言っていることが理解不能だ。
(そもそもなんでいきなり僕を誘拐してここに連れてきた?)
力の入らないぐにゃぐにゃで熱っぽい体に激を飛ばし、赤毛に怒りをぶつける。
「何言ってんだよ、赤毛!」
「名前、教えただろ?朱点だ。お前の旦那様だ」
(はぁ?!)
即座に帰ってくる返事も意味不明だ。
艶美な笑みを僕に向けて男は
「お前も処女だろう?
はじめてが俺だとデカ過ぎて辛いかもしれぬが、成る丈優しくする」
微笑みかけながらそう言うと、僕を押し倒した。
◇◇◇
何か言いたいことがあるなら言ってくれて構わないよ?
《…レイプではないか?》
いや、あれは合意と思ってたんだろうねぇ…あいつの性格と思考から察するに。
それに鬼族は大変な階級社会だから、上のものに逆らうことはなかなかしない。
とんでもない事をして、掟に反していない限りは罰せられないし、種の在り様から大変性に寛容だ。
だから、こういった召し上げられることなどは多いし、皆が望んで行くものなんだよ。
《今の世の私達では理解し難いな》
強きものに隷属するのは幸せだからね。
鬼の上位のものは小さくて、弱く、儚いものが大好きなんだよ。
『弱く、儚く、美しい』鬼のΩの三大美徳とも言われていたな。
それでそういったΩを物凄く寵愛してデロデロに甘やかすんだ。
《そういうもので納得できるものかしら?愛がなければ嫌でしょう?》
私は…どうだったんだろうね?あの時は。
◇◇◇
男、朱点が僕の着物を強引に剥いで、自分の着物も乱暴に脱ぎ捨てた頃に、漸く僕は起こっている事態に気づいた。
どうやらこいつ、朱点が僕の【運命】で、僕がΩに分化したということらしい。
そして現在進行形でこいつに手篭めにされかかっているらしい。
「やめ…ろ」
もう、喋ることさえ難しくなってきている。
「そんなふうになっているのはつらいだろう?
安心しろ。可愛がってすぐに楽にしてやろう」
心配そうに喋る赤毛。
(こいつ!話が通じない!)
赤毛は僕のちんちんを銜え、舐め、扱きだす。
そして、自分自身のちんちんも僕のとあわせて扱き始めた。
「うぅ…あぁうぅ…」
みるみる大きくなるやつのソレ。
熱や疼きなどで惚けた頭が、冷静になるくらいの凶器がそこにはあった。
(は?!そんなものを僕に挿れるのか?!)
だが、どこかで期待している自分もいる。
(早く!ソレで僕を暴け!!
駄目だ!さっきから本当にどうかしている。
はじめて会って、しかも僕を誘拐して連れ込んだやつだぞ!
そんな事を考えるのは淫乱でよろしくない。)
「物欲しそうな目をするな。すぐに挿れてやろう」
そう言って、やつは僕をうつ伏せにしてすぐに…入ってきた。
「!!!!!!!」(痛みで声をあげることすらできない!!)
入り口のあたりから激痛がし、臀部から物凄い異物感と内蔵が圧迫され苦しい。
「結構濡れているのに、まだまだキツい。さすがは処女」
少し、意外そうな口ぶりだが、やつも苦しいみたいだ。
自分は組伏せられた体勢も何もかもが苦しい。
「お、まえなぁ…なん…て事、すんだよ!」
必死になり後ろを振り返り抗議する。
「なんだ?はじめては前からの方が良かったか?お姫様」
こいつは不思議そうな顔をして返してきた…
(駄目だこいつは本当に話が通じない)
◇◇◇
うん、ヤバいよな?
ここまでで何個アウトな事があるんだろうな?
でも、まだまだ序の口だよ?
0
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました
2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。
様々な形での応援ありがとうございます!
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる