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1章 星の海で遊ばせて
うさぎの瞳(1)
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スマホの爽やかなアラーム音。
詩乃は寝袋から這い出し、アラームを切り、時間を確認した。
朝、九時。
「うわっ……」
詩乃はタオルを引っ掴むと文芸部を後にした。昨日、詩乃は文芸部の部室に泊まっていた。完成した部誌を何度も読み返しているうちに、気づけばすっかり夜も更けていた。今更帰るのもばかばかしいと思い、落とし物棚で寝袋を見つけたのを良いことに、それを借りて、部室に泊まり込むことに決めたのだった。
しかし、本当は七時半には起きる予定だった。小説を何度も読み返して夜更かしをしたせいで、五つかけたアラームのうち最初の四つには、全く気が付かなかった。
CL棟のトイレで頭から水をかぶり、わしゃわしゃと寝癖を沈める。顔と頭を拭き、鏡を見る。寝癖はすっかりなくなっている。よし、と詩乃はタオルを首にかけたまま二年A組の教室に向かった。
教室のたこ焼き屋は、すでに開店の準備がしっかり整っていた。
遅れてやってきた詩乃は、気まずいながらも、おずおずと教室に入った。
「水上君、おはよー」
「はよー」
悠里と他数名、たこ焼き屋の開店準備をしていた生徒が詩乃に挨拶をした。
「ごめん。遅れた……」
詩乃が言うと、皆笑った。
「水上君頑張ってくれてるから無理ないよ」
悠里が言うと、近くの女子も頷いて言った。
「そそ。水上君のおかげで、今日私、文化祭巡り放題だし」
そう言ったのは、詩乃が昨日、たこ焼き屋のシフト表から外した、シンクロ部の女子生徒だった。シンクロ部は、昨日に引き続き、今日も午前中発表がある。そしてその女子は、午後の有志団体の出し物にも参加する。詩乃は、発表の多い生徒は優先的にシフトから外していた。ダンス部、チアダンス部、音楽関係各部などは、今日も朝から大忙しである。
「あれ、近藤さんも、昨日ここのシフト削ったと思ったんだけど……」
詩乃は、教室の隅、文芸部部誌の販売所に置いておいたシフト表を確認した。やっぱり、九時から十時の開店準備のスタッフから、近藤悠里の名前を傍線で消している。
「どうせ来る用事あったからさ」
「ふーん……」
こういう時、ありがとうと言うべきなのだろうかと、詩乃は考え込んでしまった。なぜか世間ではこういう時、「ありがとう」と言うのがまかり通っているが、詩乃はその習慣について日頃から疑問を持っていた。そうしてこういう時になると、いつも考えてしまう。
「ありがとう」は、まるで恩を返さなくても良くなる免罪符のようだと詩乃は思っていた。とりあえずそれを言っておけば、やってもらったことに対する恩返し、そして申し訳なさといった感情さえ、チャラになる。それは一般的で、小利口なやり方かもしれない。しかし詩乃は、その考え方は嫌いだった。やってもらったことは、チャラにはしない。今日か、別の時か、何らかの形で恩を返そう。詩乃はそう決めて、結局礼は言わないことにした。
十時になると、正門では昨日と同じように、文化祭二日目の開演セレモニーが行われた。「蛍の光」のアレンジ版で、テンポが速く、賑やかな曲が演奏される。音楽、ダンス系の部活はほとんどこのセレモニーに参加している。
セレモニーの後はグランドにて、男子サッカー部による紅白戦が始まる。これも、文化祭恒例行事となっている。軽音楽部が一曲歌い、生演奏のFIFAアンセムにて選手入場。エスコートキッズの代わりを務めるのは、女子サッカー部である。先頭は六人からなるフラッグベアラーで、選手が横一列に並んで止まると、茶ノ原高校のエンブレムをフラッグベアラーが広げる。
校歌斉唱。選手だけでなく、両ベンチ、両応援団、試合を見に来ている観戦者も、これを大声で歌う。第十五回、茶ノ原高校文化祭アピール杯。なかなか結果を出せない男子サッカー部の熱願によって開催されるようになった。
放送席には放送部の生徒二人と、解説者としてサッカー部の顧問が並んで座っている。チアダンス部と吹奏楽部は両軍に別れ、校歌斉唱が終わると早速熱を帯びた応援合戦を展開する。
「――今年もインターハイ、微妙な成績での幕引きとなりました。茶ノ高男子サッカー部らしい成績といえばそうですが、いかがですが」
「えぇ、我々男子サッカー部は、グランドやナイター施設を含め、かなりの設備投資をされてきました」
「はい、毎年そう伺っております。今年もインターハイの結果に対して、理事長がコメントを出していましたが」
「――はい。今年も、真剣に怒られました」
「しかしキャプテンからは力強いコメントを頂いております。『俺たちのメイン舞台はここだ。モテるために全力で勝利を目指します』ということです」
頭を抱えるサッカー部顧問。客席にどっと笑いが起きる。
「今日の一戦で弾みをつけて、選手権頑張ってほしいところです。さて、いよいよ前半戦、キックオフです」
美しい笛の音がグランドに響く。
「サッカー部、この日のためにプロの審判呼ぶとか、マジウケるよね」
観客席、柚子の隣にいる川野は、笑いながら言った。
「プロの審判なの?」
「全国大会の笛とか吹いてる主審らしいよ」
「あ、そうなんだぁ!」
会場の雰囲気は、まるで全国大会の決勝戦。実際には、全国大会出場回数はゼロ、地区代表にはなるが、その後のトーナメントでは、二回戦敗退くらいがいつもの成績である。そんな男子サッカー部に、この応援。闘っている選手たちは真剣も真剣で、それぞれのベンチのコーチたちも超本気モードで、ずっとテクニカルエリアぎりぎりから声を張り上げている。しかし、彼らが真剣になれば真剣になるほど、このイベントは面白く仕上がる。
「あれ、そういえば柚子って、サッカー部の先輩に告白されたとか、噂なかったっけ?」
柚子は唇を引き締める。
噂ではなく、本当の話だった。去年の十二月の出来事である。
「あれ、マジだったの?」
「う、うーん、まぁ……」
「じゃあ、今日の試合出てる!?」
「うん……」
川野が誰かと聞くので、柚子はその先輩の着ているユニフォームの色と番号を川野に教えた。背の高い、金髪ショートカットの、いかにもモテそうな男である。
「付き合わなかったのかよ?」
「うん」
「なんで?」
そのことは、柚子はあまり聞いてほしくはなかった。本音を言えば、川野と付き合って、そして別れたことの教訓から、そうしたのだ。嫌いではない、というくらいの相手と付き合って、それでもそのうち「好き」になるかもしれないと思ったが、ダメだった。その上、柚子に告白をしたその先輩は、同級生からも、後輩からも人気があった。モテる、という意味の人気である。本当は好きでもないのに付き合って、そしてそのうち別れて――そんなことをしたら、怒る女子も多いだろうと柚子は思ったのだ。そして、怒らせるだけでなく、傷つけることになるかもしれない。そこまで考えると、とても柚子は、先輩からの告白を受ける気にはならなかった。
「好きじゃなかったから?」
「う、うん、まぁ……」
「じゃあさ、俺のことは、それよりもちょっとは好きだったって事?」
なんでそんな事ばっかり聞くの、と柚子は困ってしまった。
「……もういいじゃん、終わった事なんだから」
「終わったとか言うなし」
川野は笑いながら言った。半分は本気で聞いた質問だったが、「今は好きじゃない」というようなことを言われても、同じように返して笑いに変えていくメンタルを川野は持っていた。川野自身も、柚子の気持ちが自分にないのはわかっていた。しかしそれは、動かせるものだと信じていた。
男子サッカー部の紅白戦の後、二人は、二年A組のたこ焼き屋に行くことになった。提案したのは、川野である。柚子は、行きたい気持ちと、行きたくない気持ちが同じくらい強くあった。川野と二人でいるところを詩乃に見られたくない、という気持ちと、詩乃に会いたい、という気持ち、この二つの感情の板挟みにあって、柚子は結局、川野に付いていく形で、ML棟に入った。
ML棟の二階に二年A組はある。
たこ焼き屋らしい外装、暖簾には「たこ焼」の文字。最初に川野がそれをくぐり、柚子があとからついていった。たこ焼き屋は午前中から繁盛していた。生地の焼ける匂いやソースの匂いに誘われて、一般の客がどんどん入ってくる。たこ焼き器が五つ稼働していることに、柚子はまず驚いた。昨日は四つだった。四つを四人で稼働させていたのを、今日は、二人が二つのたこ焼き器を使い、残りの一つをもう一人が、そしてたこを焼かないもう一人が、全体のサポートをしている。詩乃は、そのサポートをしている一人だった。法被に鉢巻き姿で、会計をしたり、完成したたこ焼きを入れる容器を補填したりしている。
詩乃は寝袋から這い出し、アラームを切り、時間を確認した。
朝、九時。
「うわっ……」
詩乃はタオルを引っ掴むと文芸部を後にした。昨日、詩乃は文芸部の部室に泊まっていた。完成した部誌を何度も読み返しているうちに、気づけばすっかり夜も更けていた。今更帰るのもばかばかしいと思い、落とし物棚で寝袋を見つけたのを良いことに、それを借りて、部室に泊まり込むことに決めたのだった。
しかし、本当は七時半には起きる予定だった。小説を何度も読み返して夜更かしをしたせいで、五つかけたアラームのうち最初の四つには、全く気が付かなかった。
CL棟のトイレで頭から水をかぶり、わしゃわしゃと寝癖を沈める。顔と頭を拭き、鏡を見る。寝癖はすっかりなくなっている。よし、と詩乃はタオルを首にかけたまま二年A組の教室に向かった。
教室のたこ焼き屋は、すでに開店の準備がしっかり整っていた。
遅れてやってきた詩乃は、気まずいながらも、おずおずと教室に入った。
「水上君、おはよー」
「はよー」
悠里と他数名、たこ焼き屋の開店準備をしていた生徒が詩乃に挨拶をした。
「ごめん。遅れた……」
詩乃が言うと、皆笑った。
「水上君頑張ってくれてるから無理ないよ」
悠里が言うと、近くの女子も頷いて言った。
「そそ。水上君のおかげで、今日私、文化祭巡り放題だし」
そう言ったのは、詩乃が昨日、たこ焼き屋のシフト表から外した、シンクロ部の女子生徒だった。シンクロ部は、昨日に引き続き、今日も午前中発表がある。そしてその女子は、午後の有志団体の出し物にも参加する。詩乃は、発表の多い生徒は優先的にシフトから外していた。ダンス部、チアダンス部、音楽関係各部などは、今日も朝から大忙しである。
「あれ、近藤さんも、昨日ここのシフト削ったと思ったんだけど……」
詩乃は、教室の隅、文芸部部誌の販売所に置いておいたシフト表を確認した。やっぱり、九時から十時の開店準備のスタッフから、近藤悠里の名前を傍線で消している。
「どうせ来る用事あったからさ」
「ふーん……」
こういう時、ありがとうと言うべきなのだろうかと、詩乃は考え込んでしまった。なぜか世間ではこういう時、「ありがとう」と言うのがまかり通っているが、詩乃はその習慣について日頃から疑問を持っていた。そうしてこういう時になると、いつも考えてしまう。
「ありがとう」は、まるで恩を返さなくても良くなる免罪符のようだと詩乃は思っていた。とりあえずそれを言っておけば、やってもらったことに対する恩返し、そして申し訳なさといった感情さえ、チャラになる。それは一般的で、小利口なやり方かもしれない。しかし詩乃は、その考え方は嫌いだった。やってもらったことは、チャラにはしない。今日か、別の時か、何らかの形で恩を返そう。詩乃はそう決めて、結局礼は言わないことにした。
十時になると、正門では昨日と同じように、文化祭二日目の開演セレモニーが行われた。「蛍の光」のアレンジ版で、テンポが速く、賑やかな曲が演奏される。音楽、ダンス系の部活はほとんどこのセレモニーに参加している。
セレモニーの後はグランドにて、男子サッカー部による紅白戦が始まる。これも、文化祭恒例行事となっている。軽音楽部が一曲歌い、生演奏のFIFAアンセムにて選手入場。エスコートキッズの代わりを務めるのは、女子サッカー部である。先頭は六人からなるフラッグベアラーで、選手が横一列に並んで止まると、茶ノ原高校のエンブレムをフラッグベアラーが広げる。
校歌斉唱。選手だけでなく、両ベンチ、両応援団、試合を見に来ている観戦者も、これを大声で歌う。第十五回、茶ノ原高校文化祭アピール杯。なかなか結果を出せない男子サッカー部の熱願によって開催されるようになった。
放送席には放送部の生徒二人と、解説者としてサッカー部の顧問が並んで座っている。チアダンス部と吹奏楽部は両軍に別れ、校歌斉唱が終わると早速熱を帯びた応援合戦を展開する。
「――今年もインターハイ、微妙な成績での幕引きとなりました。茶ノ高男子サッカー部らしい成績といえばそうですが、いかがですが」
「えぇ、我々男子サッカー部は、グランドやナイター施設を含め、かなりの設備投資をされてきました」
「はい、毎年そう伺っております。今年もインターハイの結果に対して、理事長がコメントを出していましたが」
「――はい。今年も、真剣に怒られました」
「しかしキャプテンからは力強いコメントを頂いております。『俺たちのメイン舞台はここだ。モテるために全力で勝利を目指します』ということです」
頭を抱えるサッカー部顧問。客席にどっと笑いが起きる。
「今日の一戦で弾みをつけて、選手権頑張ってほしいところです。さて、いよいよ前半戦、キックオフです」
美しい笛の音がグランドに響く。
「サッカー部、この日のためにプロの審判呼ぶとか、マジウケるよね」
観客席、柚子の隣にいる川野は、笑いながら言った。
「プロの審判なの?」
「全国大会の笛とか吹いてる主審らしいよ」
「あ、そうなんだぁ!」
会場の雰囲気は、まるで全国大会の決勝戦。実際には、全国大会出場回数はゼロ、地区代表にはなるが、その後のトーナメントでは、二回戦敗退くらいがいつもの成績である。そんな男子サッカー部に、この応援。闘っている選手たちは真剣も真剣で、それぞれのベンチのコーチたちも超本気モードで、ずっとテクニカルエリアぎりぎりから声を張り上げている。しかし、彼らが真剣になれば真剣になるほど、このイベントは面白く仕上がる。
「あれ、そういえば柚子って、サッカー部の先輩に告白されたとか、噂なかったっけ?」
柚子は唇を引き締める。
噂ではなく、本当の話だった。去年の十二月の出来事である。
「あれ、マジだったの?」
「う、うーん、まぁ……」
「じゃあ、今日の試合出てる!?」
「うん……」
川野が誰かと聞くので、柚子はその先輩の着ているユニフォームの色と番号を川野に教えた。背の高い、金髪ショートカットの、いかにもモテそうな男である。
「付き合わなかったのかよ?」
「うん」
「なんで?」
そのことは、柚子はあまり聞いてほしくはなかった。本音を言えば、川野と付き合って、そして別れたことの教訓から、そうしたのだ。嫌いではない、というくらいの相手と付き合って、それでもそのうち「好き」になるかもしれないと思ったが、ダメだった。その上、柚子に告白をしたその先輩は、同級生からも、後輩からも人気があった。モテる、という意味の人気である。本当は好きでもないのに付き合って、そしてそのうち別れて――そんなことをしたら、怒る女子も多いだろうと柚子は思ったのだ。そして、怒らせるだけでなく、傷つけることになるかもしれない。そこまで考えると、とても柚子は、先輩からの告白を受ける気にはならなかった。
「好きじゃなかったから?」
「う、うん、まぁ……」
「じゃあさ、俺のことは、それよりもちょっとは好きだったって事?」
なんでそんな事ばっかり聞くの、と柚子は困ってしまった。
「……もういいじゃん、終わった事なんだから」
「終わったとか言うなし」
川野は笑いながら言った。半分は本気で聞いた質問だったが、「今は好きじゃない」というようなことを言われても、同じように返して笑いに変えていくメンタルを川野は持っていた。川野自身も、柚子の気持ちが自分にないのはわかっていた。しかしそれは、動かせるものだと信じていた。
男子サッカー部の紅白戦の後、二人は、二年A組のたこ焼き屋に行くことになった。提案したのは、川野である。柚子は、行きたい気持ちと、行きたくない気持ちが同じくらい強くあった。川野と二人でいるところを詩乃に見られたくない、という気持ちと、詩乃に会いたい、という気持ち、この二つの感情の板挟みにあって、柚子は結局、川野に付いていく形で、ML棟に入った。
ML棟の二階に二年A組はある。
たこ焼き屋らしい外装、暖簾には「たこ焼」の文字。最初に川野がそれをくぐり、柚子があとからついていった。たこ焼き屋は午前中から繁盛していた。生地の焼ける匂いやソースの匂いに誘われて、一般の客がどんどん入ってくる。たこ焼き器が五つ稼働していることに、柚子はまず驚いた。昨日は四つだった。四つを四人で稼働させていたのを、今日は、二人が二つのたこ焼き器を使い、残りの一つをもう一人が、そしてたこを焼かないもう一人が、全体のサポートをしている。詩乃は、そのサポートをしている一人だった。法被に鉢巻き姿で、会計をしたり、完成したたこ焼きを入れる容器を補填したりしている。
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