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第15話

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 突如、謁見の間に現れたノーヴィックに、宰相が声をかける。

「バーニー、この者達に説明をするように」
「承知しました」

 ノーヴィックがコツコツと靴音を響かせてこちらにやって来るのにあわせて、居住まいを正した宰相が陛下に耳打ちをした。

「陛下、ではそろそろ」
「あい分かった。ハンクス辺境伯家、カールソン伯爵家よ。我が王国は隣国ハプラムと婚姻をもってより緊密になることを互いに望んでおる。だがそれを良しとしない者が何やら動いているようでな。詳しくはそこの男に聞いてくれ。此度のことは追って報告をするが、ビクトリアからの手紙は放念しておけ。こちらで対処するゆえこの手紙は返さぬ。よいか」
「御意に」
「貴重なお時間を賜りありがとうございました」

 陛下が席を立たれたのち、宰相とノーヴィックの誘導で謁見の間の横に据えられている応接間のひとつに通された。

「こちらでお話しいたましょう。また恐縮ですが、ここでの話は他言無用で」
「承知いたしました」

 両家当主が諾の意を告げると、宰相が隣のノーヴィックに顔を向けた。

「この者は第三騎士団団長のバーニー・ノーヴィック。だが彼はもう一つの役割を命ぜられている」

 リアーナは改めてこの熊のような大柄な男を見上げる。ノーヴィックは柔和な笑顔のままだが、そういえばはじめから底知れぬものを感じていたのだ。リアーナの体はぶるりと震えた。

「先程陛下がお言葉にされていたが、王家の『影』と言われる存在。あらゆる職に就きながら隠密活動などを担う者の総称だが、バーニーは『影』部隊の隊長でもある」
「ノーヴィック団長様が······」
「そうなんだ、カールソン嬢。実はアルフレッドも知らないことだから、皆さんには制約魔法をかけさせてもらうよ」
「承知しました」

 ハンクス辺境伯は真っ先に首肯したものの、宰相の方を向いて質問を入れた。

「ですがいずれ記憶操作されるのでは?」
「そこは陛下のお決めになることです、お含み下さいませ」
 
 そう言われては何も答えられない。座が静まり返ったところで淡々とノーヴィックが呪文を展開する。淡い光とともに制約がかかったらしい。

「さて。皆さんがどこまでご存知か分かりませんが、現在王都では女性を中心に、当人の承諾なく興奮誘発剤のようなものが使用される事例が多発しています。仮に薬のようなもの、と申しましたが、実際には服薬の形跡は発見されなておりません。しかし事態はますます酷くなり、その中でも顕著な症状を見せたのがビクトリア王女殿下でした」
「ええ。そこで特命を受けた我々が捜査を開始したというわけです。女性中心に起こるものなので、彼女達のあらゆる動向を探るのに時間がかかったということもある。
 そんな時、アルフレッドが倒れた」

 宰相から話を引き継いだノーヴィックは、天気の話でもするようにさらりと言葉を紡いでいく。それに反してこちら側は空気が一段と重くなる。

「アルフレッドは神経毒と眠り薬を使われ、昏睡した。多量摂取ではなかったことが幸いし、またすぐに解毒したことで後遺症は見受けられないものの、第三騎士団内に内通者もしくは実行犯がいるものと想定された。そしてカールソン嬢がやって来て毒の再混入を防いでいる最中、非公式にビクトリア王女が駆けつけて来られた」
「補足いたしますと、通常の殿下では考えられない行動でした」
「我々が見る限り、ビクトリア王女は平素と明らかに異なる言動を繰り返し、常に興奮しているような状態だった。アルフレッドに執着し、カールソン嬢を彼から引き離そうとした。殿下の行動は一見恋に狂った女性のようであったが、裏から糸引く者がいるのかと我々は警戒を強めた。幸いだったのが、カールソン嬢の献身とアルフレッド自身が飲食に注意を払っていたお陰で、彼に再び毒を使われることはなかったことだ」

 ハンクス辺境伯夫人は気丈にも悲鳴を押し殺し、ソフィアが優しく背中を擦っている。男性陣は表情には出さずにノーヴィックに話の先を促した。

「アルフレッドがなぜ標的にされたのか。そして女性達に起きている現象は何なのか。捜査が行き詰まっている時に、君が帰郷することになった。······そしてこれが転機となったんだ」
「えっ、何かありました?」

 唐突に軽快な声色に変わったノーヴィックに驚いて、リアーナが首を傾げると彼は場違いに笑い出しながら話を続けた。

「キャロライン・スタントン子爵令嬢だよ、君の弟の婚約者の。いやあ彼女はすごいね」

 キャロライン? ラウエルが騎士団見学にお邪魔した時には彼女はいなかったはずだけれど、いつの間に知り合ったというのか······。

「団長様、どこかでキャロラインにお会いしましたの?」
「そうなんだ。というか、ラウエルくんを引き連れて騎士団棟のアルフレッドのところに乗り込んできたのさ。君が傷心のまま帰郷したのはアルフレッドのせいだと言って」
「ええっ!」
「彼女はあれこれ不満を捲し立てていたんだが、しまいには『アルフレッド様まで臭い! 浮気だわ!』って叫んだんだ。くくく、あの色男を臭いって!」

 ついに大笑いをし出したノーヴィックを宰相が窘めたものの、ハンクス辺境伯家は複雑な顔をし、カールソン家の面々はキャロラインの性格を思い出して苦笑いを浮かべていた。ラウエルはきっと止められなかったのね、と。

「はじめは彼女の剣幕も、王都の女性達に起きているあのヒステリー現象かと思ったんで、俺もさりげなく話を聞いていたんだ。そうしたらどうも様子が違う。純粋に君を蔑ろにして王女と浮気し、王都デートしているアルフレッドに腹を立てていて、なおかつあんな鼻が曲がりそうな店にベタベタしながら行ったことも許せなかったようだ。アルフレッド本人は護衛任務として付き添っただけだと否定していたけどね」

 たしかに王都のお土産屋を回っている時、花屋の横の店『蜜蜂の休息所』から二人が仲睦まじそうに出てくるのを見た。リアーナは気にするなと言ったが、あの二人は代わりに怒ってくれていたのか。嬉しいやら呆れるやらで、リアーナは無難に淑女の微笑みを浮かべておいた。

「その時、『あの店の常連は皆おかしくなってる!』という彼女の言葉に引っ掛かりを覚えて俺は質問してみた。そしたら興味深い話が聞けて分かったんだ。これが俺達が追っているものの糸口だ、とね」
「王女殿下の感情の揺れと『蜜蜂の休息所』が関係あるということですか?」
「そうさ。それでカールソン嬢にお願いがある。というか申し訳ないがこれは断ることが出来ない。国王陛下が依頼をしてほしいと言っていてね」
「カールソン嬢、両家の皆様、私からもお願い致します。必ずご令嬢を無事にお戻ししますので、彼女に協力を要請したい」

 宰相までもがノーヴィックと一緒になって頭を下げて来られて、リアーナは思わず息を呑んだ。田舎令嬢の自分が、王族に害なすのっぴきならない事件に巻き込まれたのだ。だがこれはアルフレッドにも関わること······。
 リアーナがちらりと父を見ると、渋い顔をしたドナルドがようやく口を開いた。

「娘に危険なことはさせたくない、が」
「国王陛下のご命令なのでしょう? お受けいたしますわ」
「リアーナ!」
「そんな簡単に、危ないわ!」

 両親達が慌ててリアーナを諌めるが、ノーヴィックは感心したように目を細めて、ニカッと笑った。

「ありがとう、カールソン嬢。君の身の安全は何よりも優先する。影を数人極秘でつけるし、高精度の防御魔法付の魔道具も身につけていただく。······だがこのブレスレットもなかなかのものだな」
「え、これですか?」

 リアーナが左手首に光るブレスレットを撫でると、ノーヴィックがじっと見つめて来る。鑑定しているのだろうか、ブレスレットから目を離さずに口を開いた。

「うん。防御の他に位置情報確認と、下心ありの異性ガード、危機に発動する転移魔法まで組み込まれている。これ、アルフレッドの贈り物だろう? 恐ろしいな······付与魔法を強化するために何年もかけて自分の魔力を練り込んだんだな、これ」
「えっ、そんな事になってます? これ」
「うん、重たそう」

 リアーナ自身はあまり魔法の才はなく、水魔法が使えるくらいだ。ラウエルは土と水で、ソフィアと同じ2属性持ちなのが羨ましかったくらいで、その他のものに関してはからきしだ。なのでこのブレスレットに魔法が付与されていることには気付いたものの、具体的にはよく分かっていなかった。

 とにかく剣術大会の間は着けていてほしいという話だったから受け取ってしまったが、そんなにすごいものだったのか。

「スタントン嬢ではないけれど、君を傷つける事になった責任の一端は俺にもある。悪かったね。
 それからアルフレッドが話してた『リア』ちゃんのことも。それが幼い頃の君の話で、今はうまく行ってないことも気づいてたんだ。だけど娯楽を求める騎士団内にはすでに噂は広まっていて、そしてビクトリア王女があいつを狙いに来るかもしれないとも予想していた。だから君に言ったんだ。『君が噂の副団長のリアちゃんなんだね』って。そして何度断っても諦めない王女様がもし来たら、見せつけてもらおうと思って」
「そうでしたか。でも私うまく出来なくて逃げて······」
「一時撤退は恥ずかしいことじゃない。君は勇気がある女性だ。それとあの話はあいつの願望だよ。カールソン嬢とあんなふうに仲良くなりたいんだ。だから」

 熊男のノーヴィックが、らしくないほど力強くウインクをした。

「あいつの理想の『俺のリア』は君なんだ」
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