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第1章 オディオ王国編
第6話 この世界でもやっぱり勇者はチートがテンプレだった件
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初めてURスキルを使った一夜が明けて、一気に不便になった異世界での生活が開始。その生活と共に魔王と戦うための座学、実戦訓練が始まって既に2週間が経過した。人は慣れる生き物である。
こっちの世界での生活で不便になった点で特に顕著なのは衛生関連。特に食事中には話題として出すのが憚られる排泄物の関連が現代日本にと比べ物にならないほど酷い。
ラノベの異世界転移ものなどではこの手の描写は割愛されているが、実際その身になると避けては通れぬ。生物だから。そして、如何に現代日本のウォシュレット水洗トイレが素晴らしいかを日々実感する。
このオディオ王国では専用の器に排泄物をだして、汚物が入った器を担当侍従が持っていき、決められた城外の場所の一角へ器の中身を投げ捨てる。戦前日本のボットン便所以前の凄惨な状態だ。
他国にはここよりマシな水洗トイレの文化があることに期待せざるを得ない。
次に、定期的に入浴する習慣がオディオ王国にいはないから、城内のにおいも召喚された初日からわかっていたけれども酷いものだ。
風呂自体はあるようだが、お湯の用意と処分、温度管理が問題となっていて、風呂は高位貴族の極一部しか使わないらしい。
オディオ国王達もその極一部に当てはまらないらしく、寝る前は汗ばんでいる場合に限り、濡らしたタオルを侍従に使わせて体を拭いてから眠るそうだ。
最高権力者である国王が風呂に入らないものだから、俺達も濡れタオルで体を拭くかざるを得ず。
風呂を用意してもらう様、一度頼んではみたが、返答は濡れタオルだった。濡れタオルで体を拭くことを強いられているんだ!
風呂文化がないから当然、体臭が臭う。臭う体臭を香水で誤魔化そうとして強い香水を使っている貴族が少なくないから、複数のにおいが混ざって鼻がおかしくなりそうだ。
ハヤクココカラダッシュツセネバ。
学生5人組の戦闘に関する成長はこの世界の人々に比べてチート極まりない速度で進んでいる。
「うん、絶好調だな」
ドシャッと音をたてて倒れた訓練相手の王国の騎士を一瞥し、爽やかな笑顔を浮かべて勝利の余韻に浸る駄メン。
場所は王城の屋外訓練場だ。
非前衛職である賢者のメガネと治癒術師のロリっ子、そして錬金術(ということになっている)俺は護身レベルの鍛練を行い、今は休憩中兼見学中だ。
倒れている騎士は王国の中でも中の上の実力者なのだが、身体中に傷を負っており、気絶している。
彼が倒れるまでの過程を俺は見ていたが、それはもう酷い攻防だった。
当然、速度膂力で上回る駄メンが一方的に騎士を攻撃して、嬲っていた。
【鑑定】で確認した駄メンのステータスは
名前:ユウタ・ミカミ
性別:男
クラス:フェンサー
筋力:B+
耐久:C+
敏捷:B
器用さ:C
魔力:C
精神力:C
幸運:B
状態:魅了2(アリシア)
スキル:【剣術LV2】【体術LV2】
SRスキル:【火魔術LV1】【回復魔術LV1】【強化魔術LV 1】
SSRスキル:【???】【BM(未開放)】
URスキル:【???(未開放)】
称号:勇者、自信家、鈍感王、自覚なき独善家
全ステータスがランクC以上なので、性格に目を瞑れば、顔面偏差値も高いから、とても優秀であるのがわかる。性格に目を瞑れば。
駄メンに倒されてしまった騎士のステータスはというと、駄メンのものを全体的に1つランク下げたものだった。
訓練開始直後の1週間前では駄メンも今倒した騎士に苦戦していたのだが、駄メンが訓練を重ねることで、実戦経験の差では覆せないステータスランク差が顕著に表れ始めて、この有様である。
ちなみに標準となる基準ランクはC。記号の+は瞬間的に1つ上のランクを上回ることが可能であることを示している。
魔術系のスキルがSRなのはこの世界には万民全員が魔力を体内に持つ。
たしかに魔術はあるけれども、皆が使えるものではなく、対応した魔術系のスキルを覚えた者しか魔術を使えないらしい。
魔術系スキルを覚えやすいのは貴族が中心で、平民以下では覚えることができるのは非常に稀だそうだ。脱線しそうなので、魔術に関しては機会があれば調べる。
「おっし! 勇太、俺とやろうぜ!! こっちも雑魚相手だと体が鈍っちまうぜ」
そう言って、歯を輝かせた笑顔を浮かべた脳筋はガントレットをはめた両拳を打ち合わせた。
その脳筋の訓練相手だった騎士はここにはいない。彼は今、医務室に運ばれて全身の骨折を治療されている。脳筋の辞書に『手加減』はない。
そして、脳筋のステータスだ。
名前:タケシ・ドモン
性別:男
クラス:グラップラー
筋力:A
耐久:B
敏捷:C
器用さ:E
魔力:E
精神力:D
幸運:C
状態:魅了2(アリシア)
スキル:【体術LV2】
SRスキル:【強化魔術LV1】
SSRスキル:【???】【肉体言語】【BM(未開放)】
URスキル:【???(未開放)】
称号:勇者、脳筋(極み)、鈍感王、不器用
流石、脳筋。筋力だけで既にランクAに到達している。反面、精神面が弱く、器用さと魔力、精神面で問題あり。
以外なのが、強化魔術が、魔術が使えることだ。
駄メンのステータスを【鑑定】したときもそうだったが、まだ俺の【鑑定】のレベルでは全てを読み取れない。【???】表示はその際たるものだ。
【鑑定】の最大レベルは7。書庫の本で調べてわかったことだが、オディオ王国史で過去最大の【鑑定】スキル保有者のレベルは4。
その人は今から300年前の世界の異世界人。俺達と同じ様に【勇者召喚】で喚びだされた人達の1人。
当時はまだこの国ができたばかりで他国との戦争に加えて、他種族との戦争も頻繁に起こっていた記録があった。
しかも、運が悪いことに召喚直後に召喚された彼等は戦闘に巻き込まれてなし崩し的に戦う羽目になってしまい、各地を転戦してなんとか戦争を終結させたそうだ。
辺りに爆弾が炸裂した様な破壊音が鳴り響いている。
「へっへえ。また腕上げたな勇太!」
「武もだろ!」
駄メンと脳筋が顔に笑みを浮かべて、応酬している。訓練場の地面は2人の攻撃の激しさにどんどん削れていく。
「やれやれ、後始末はまた僕がしないといけないのか」
そう言ってメガネがズレたメガネのオチを直して嘆くが、戦いに熱中する2人には届かない。
壊れた訓練場の修復ができるのは【土魔術】が使えるメガネだけだ。
実戦訓練の開始3日目の前回も駄メンと脳筋が暴走して訓練場を破壊し、メガネが翌々日の休日に王女にお願いされて、魔術で修復した。
訓練スケジュールは午前中に共通の座学、午後に実戦訓練・実践訓練となっていて、翌日は午前は共通の座学で変わらないが、午後は職種別に担当がついての訓練となる。その次の日は完全休日となり、最初のスケジュールに戻る。
徐々に2人の応酬はヒートアップして、力の脳筋、技の駄メンと言った感じの攻防は加速していく。
時折こっちに飛んでくる破片などはロリっ子が張っている【障壁】で防がれて被害は出ていない。
「ちっ!」
「こうなったら」
2人がお互いに一旦同時に後方へ跳躍して間合いを開け、
「「【身体強化】!!」」
同時に【強化魔術】の【身体強化】を行使した。そして、再び間合いを詰めてぶつかり合いが再開されるのかと思ったら、
「2人ともそこまでだ。これ以上は王国の人達の迷惑になる」
ポニテ少女が激闘を繰り広げる2人の間に割って入り、両手にそれぞれ持った長剣の剣先と鞘の先を駄メンと脳筋、2人の眉間に突きつけていた。
流石に前進すれば大怪我確定の状況のため、激突していた2人は大人しく剣と拳をおさめた。
こっちの世界での生活で不便になった点で特に顕著なのは衛生関連。特に食事中には話題として出すのが憚られる排泄物の関連が現代日本にと比べ物にならないほど酷い。
ラノベの異世界転移ものなどではこの手の描写は割愛されているが、実際その身になると避けては通れぬ。生物だから。そして、如何に現代日本のウォシュレット水洗トイレが素晴らしいかを日々実感する。
このオディオ王国では専用の器に排泄物をだして、汚物が入った器を担当侍従が持っていき、決められた城外の場所の一角へ器の中身を投げ捨てる。戦前日本のボットン便所以前の凄惨な状態だ。
他国にはここよりマシな水洗トイレの文化があることに期待せざるを得ない。
次に、定期的に入浴する習慣がオディオ王国にいはないから、城内のにおいも召喚された初日からわかっていたけれども酷いものだ。
風呂自体はあるようだが、お湯の用意と処分、温度管理が問題となっていて、風呂は高位貴族の極一部しか使わないらしい。
オディオ国王達もその極一部に当てはまらないらしく、寝る前は汗ばんでいる場合に限り、濡らしたタオルを侍従に使わせて体を拭いてから眠るそうだ。
最高権力者である国王が風呂に入らないものだから、俺達も濡れタオルで体を拭くかざるを得ず。
風呂を用意してもらう様、一度頼んではみたが、返答は濡れタオルだった。濡れタオルで体を拭くことを強いられているんだ!
風呂文化がないから当然、体臭が臭う。臭う体臭を香水で誤魔化そうとして強い香水を使っている貴族が少なくないから、複数のにおいが混ざって鼻がおかしくなりそうだ。
ハヤクココカラダッシュツセネバ。
学生5人組の戦闘に関する成長はこの世界の人々に比べてチート極まりない速度で進んでいる。
「うん、絶好調だな」
ドシャッと音をたてて倒れた訓練相手の王国の騎士を一瞥し、爽やかな笑顔を浮かべて勝利の余韻に浸る駄メン。
場所は王城の屋外訓練場だ。
非前衛職である賢者のメガネと治癒術師のロリっ子、そして錬金術(ということになっている)俺は護身レベルの鍛練を行い、今は休憩中兼見学中だ。
倒れている騎士は王国の中でも中の上の実力者なのだが、身体中に傷を負っており、気絶している。
彼が倒れるまでの過程を俺は見ていたが、それはもう酷い攻防だった。
当然、速度膂力で上回る駄メンが一方的に騎士を攻撃して、嬲っていた。
【鑑定】で確認した駄メンのステータスは
名前:ユウタ・ミカミ
性別:男
クラス:フェンサー
筋力:B+
耐久:C+
敏捷:B
器用さ:C
魔力:C
精神力:C
幸運:B
状態:魅了2(アリシア)
スキル:【剣術LV2】【体術LV2】
SRスキル:【火魔術LV1】【回復魔術LV1】【強化魔術LV 1】
SSRスキル:【???】【BM(未開放)】
URスキル:【???(未開放)】
称号:勇者、自信家、鈍感王、自覚なき独善家
全ステータスがランクC以上なので、性格に目を瞑れば、顔面偏差値も高いから、とても優秀であるのがわかる。性格に目を瞑れば。
駄メンに倒されてしまった騎士のステータスはというと、駄メンのものを全体的に1つランク下げたものだった。
訓練開始直後の1週間前では駄メンも今倒した騎士に苦戦していたのだが、駄メンが訓練を重ねることで、実戦経験の差では覆せないステータスランク差が顕著に表れ始めて、この有様である。
ちなみに標準となる基準ランクはC。記号の+は瞬間的に1つ上のランクを上回ることが可能であることを示している。
魔術系のスキルがSRなのはこの世界には万民全員が魔力を体内に持つ。
たしかに魔術はあるけれども、皆が使えるものではなく、対応した魔術系のスキルを覚えた者しか魔術を使えないらしい。
魔術系スキルを覚えやすいのは貴族が中心で、平民以下では覚えることができるのは非常に稀だそうだ。脱線しそうなので、魔術に関しては機会があれば調べる。
「おっし! 勇太、俺とやろうぜ!! こっちも雑魚相手だと体が鈍っちまうぜ」
そう言って、歯を輝かせた笑顔を浮かべた脳筋はガントレットをはめた両拳を打ち合わせた。
その脳筋の訓練相手だった騎士はここにはいない。彼は今、医務室に運ばれて全身の骨折を治療されている。脳筋の辞書に『手加減』はない。
そして、脳筋のステータスだ。
名前:タケシ・ドモン
性別:男
クラス:グラップラー
筋力:A
耐久:B
敏捷:C
器用さ:E
魔力:E
精神力:D
幸運:C
状態:魅了2(アリシア)
スキル:【体術LV2】
SRスキル:【強化魔術LV1】
SSRスキル:【???】【肉体言語】【BM(未開放)】
URスキル:【???(未開放)】
称号:勇者、脳筋(極み)、鈍感王、不器用
流石、脳筋。筋力だけで既にランクAに到達している。反面、精神面が弱く、器用さと魔力、精神面で問題あり。
以外なのが、強化魔術が、魔術が使えることだ。
駄メンのステータスを【鑑定】したときもそうだったが、まだ俺の【鑑定】のレベルでは全てを読み取れない。【???】表示はその際たるものだ。
【鑑定】の最大レベルは7。書庫の本で調べてわかったことだが、オディオ王国史で過去最大の【鑑定】スキル保有者のレベルは4。
その人は今から300年前の世界の異世界人。俺達と同じ様に【勇者召喚】で喚びだされた人達の1人。
当時はまだこの国ができたばかりで他国との戦争に加えて、他種族との戦争も頻繁に起こっていた記録があった。
しかも、運が悪いことに召喚直後に召喚された彼等は戦闘に巻き込まれてなし崩し的に戦う羽目になってしまい、各地を転戦してなんとか戦争を終結させたそうだ。
辺りに爆弾が炸裂した様な破壊音が鳴り響いている。
「へっへえ。また腕上げたな勇太!」
「武もだろ!」
駄メンと脳筋が顔に笑みを浮かべて、応酬している。訓練場の地面は2人の攻撃の激しさにどんどん削れていく。
「やれやれ、後始末はまた僕がしないといけないのか」
そう言ってメガネがズレたメガネのオチを直して嘆くが、戦いに熱中する2人には届かない。
壊れた訓練場の修復ができるのは【土魔術】が使えるメガネだけだ。
実戦訓練の開始3日目の前回も駄メンと脳筋が暴走して訓練場を破壊し、メガネが翌々日の休日に王女にお願いされて、魔術で修復した。
訓練スケジュールは午前中に共通の座学、午後に実戦訓練・実践訓練となっていて、翌日は午前は共通の座学で変わらないが、午後は職種別に担当がついての訓練となる。その次の日は完全休日となり、最初のスケジュールに戻る。
徐々に2人の応酬はヒートアップして、力の脳筋、技の駄メンと言った感じの攻防は加速していく。
時折こっちに飛んでくる破片などはロリっ子が張っている【障壁】で防がれて被害は出ていない。
「ちっ!」
「こうなったら」
2人がお互いに一旦同時に後方へ跳躍して間合いを開け、
「「【身体強化】!!」」
同時に【強化魔術】の【身体強化】を行使した。そして、再び間合いを詰めてぶつかり合いが再開されるのかと思ったら、
「2人ともそこまでだ。これ以上は王国の人達の迷惑になる」
ポニテ少女が激闘を繰り広げる2人の間に割って入り、両手にそれぞれ持った長剣の剣先と鞘の先を駄メンと脳筋、2人の眉間に突きつけていた。
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