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第3章 自由連合同盟都市国家メルキオール 地方城塞都市カイロス編
第69話 何を言っているのか、言っている本人も分かっていない様子だが、メガネのURスキルの恐ろしさの片鱗を味わった件
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土門武は恐ろしい程スキンヘッドが似合っていて、違和感が仕事をしていない。
一方、三条小鈴は某有名JRPGの回復職が身につけている白い猫耳付きローブを纏っている。
その猫耳フードを被ることでなんとか髪の毛がないことを健気に誤魔化そうとしている。まぁ、無駄なんだが。
ディナダンギルド長に紹介された2人は無言で俺達に会釈をした。
「ふむ、それで君は彼等をどうしようと考えているのかね? 君の意見を聞かせてくれないか、ディナダンギルド長?」
ヘリオスさんが2人の保護者であるディナダンギルド長に訊いた。しかし、その前にやっとかないと不味いことがある。
「失礼、その前に2人に着けられている物を外さないと危険です。ベル、お願いします」
「……畏まりました。【解除】」
そう言って、俺はベルに【鑑定】の内容を共有し、脳筋とロリっ子に向けて、スキルの【解除】を発動してもらった。
「え?」
「マジかよ!?」
直後、2人の驚愕の言葉と共に2人の首に嵌っていた首輪が外れた。
「ユウ君、ベル、今のは?」
「処刑もしくは裏切り防止用に作られた魔導具です。基本、着けた本人か今の様に【解除】しないと外れません。おそらく、オディオ王国によって2人に嵌められた物ですね」
ヘリオスさんに尋ねられたので、ベルが俺の代わりに答え、俺は脳筋とロリっ子の首から外れた2つの残骸を【空間収納】に納めた。
「詳しくわかったのならば概要を教えてもらえないか?」
ディナダンギルド長が興味深気に訊いてきた。
「魔石に刻まれた術式が指定した特定の人物が設定されている単語をこの魔道具を嵌められた人物が聞こえる範囲で耳にすることで、設定されている【魔術】が発動する魔導具です。この魔導具に組み込まれていた【魔術】は広範囲殺傷型の【火魔術】と【爆裂魔術】の合成術式のようですが、1人に対して威力が過剰過ぎます。発動を執行者が行う場合、その執行者も退避が間に合わずに巻き込まれる術式ですね」
【鑑定】情報を共有したベルが代弁してくれたので手間が省ける。
「さて、話を戻そうか、ディナダンギルド長、君の意見を聞かせてくれたまえ」
「はっ、私は可能であれば彼等をこのカイロスに留まらせて、防衛戦力にと考えております。昨夜、恥ずかしながら、賊に東門と西門を突破され、死者こそ、そこのコスズのおかげで出ませんでしたが、重傷者が多数出ました。タケルの戦闘能力は信頼できますので、防衛戦力の強化は必須かつ急務と愚考します」
なるほど、メガネ達が強行突破した際に負傷者が衛兵団と警護依頼を受注していた冒険者出たのか。
「ふむ、1つ疑問なのだが、その侵入者が強襲してきた際、そこのタケシはどこにいたのかね?」
俺も感じた疑問をヘリオスさんも感じたようだ。
もし、メガネ共と脳筋が戦闘していたら違った結果になっていた可能性はある。
もっとも、脳筋達が先ほどの魔導具で殺されていた可能性の方が高いかもしれないが。
「俺は……」
「Aランク冒険者と殴り合いの大乱闘して、営倉に揉めた冒険者ごとぶちこんでおりました」
言いよどんだ脳筋の代わりに、ディナダンギルド長が答えた。
「大丈夫なのかね? 冒険者は荒くれ者が多いとはいえ、彼に問題があるのならば、本部預かりにさせてもらうよ」
「大丈夫です。詳しく事情聴取をしましたところ、原因はタケシではなく、相手の冒険者でしたので」
「……」
「武は絡んできた人からあたしを庇ってくれたんです」
あの脳筋が押し黙っているところから考えれば、余計なことを言ってディナダンギルド長に迷惑をかけないつもりなのだろう。彼に相当恩義を感じているのがわかる。
「……おおよその状況は察したよ。では本来、私たちがここに訪れた理由となる話題に戻るとしようか」
「はい。お願いします」
ヘリオスさんの言葉にディナダンギルド長が答え、俺達も頷いた。
■
「……そうですか、六連団の首魁は逃亡した後でしたか」
ディナダンギルド長が苦々しげに俺が作成してこの場にいる全員に配布した報告書に眼を落として言った。
「ええ、ですが、そこで不可解なことがありましてね。その報告書に書かれているように、潜入したここにいる彼は会うはずのなかった六連団の首魁の姿を見たのですよ。この記録水晶の映像を見てください」
ヘリオスさんはそう言うと、予め俺が編集した六連団アジト潜入活動動画、メガネとアリシアが駄メンの部屋に駆け込んできたところからを抜粋した映像を映し出した。
「……」
「……っ!」
脳筋は終始厳しい表情で映像を見つめ、ロリっ子はアリシアがメガネを長剣で貫いたところで目をそらした。
「彼の記憶ではこの記録の光景ではなく、無人となった最奥の部屋を訪れていたものに差し替わっていたそうです。ただ、現場からの離れる直前から違和感があり、この映像の確認をして、気づいたとのことです」
そう言って、ヘリオスさんが俺を見て、促した。
「もしかしたら、そこの2人はあの2人の不可解な行動になにか心当たりはあるのではないかと思うのですが、なにか思い当たるようなことありませんか?」
俺は2人に俺と飛鳥が死を偽装していたことを告げていない。
向こうにとって俺は死んだことになっているので、余計な混乱を起こしかねない。
だから、今はこの2人に生きていたことを明かすつもりはない。
ちなみにギルドでの周知で俺の名前はフルネームではなく、名前のユウのみと容姿、パーティーメンバーのことが情報として広められている。
しばらくすると、迷った表情だった脳筋が手を挙げた。
「あ……ありのまま、以前起こった事を話すぜ! 俺はオディオ王城にいたとき、アリシア皇女の失態で解き放たれた竜の呪いを小鈴達と受けることになったんだが、そのとき俺は激高して、昴の奴を確かにこの拳で殴り殺したと思ったら、いつのまにか数時間前にいた場所に戻っていて、何事もなかったかのように昴の奴はその場に立っていた。な……何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか、幻を見せられていただとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」
脳筋は激しく狼狽した様子で、どこかの○ルナ×フの名言じみたことを言った。
「あたしも似た経験があります。あれはオディオ王国を出発して、2日目の夜も街道を移動しているときに魔物の群れに襲われて、昴が魔物に目の前で食べられたと思ったら、その日のお昼になっていて、昴は食べられたのが嘘だった様に怪我ひとつしてませんでした。そして、その日の夜は街道を移動しないで、交代で見張りを立てて休んで、何も起こりませんでした」
続いて、ロリっ子も似た様なことを告げた。
「異世界から召喚された勇者はこの世界の者が持ち得ない特殊なスキルを持つと以前聞いたことがあります」
オディオ王国の初代国王夫妻が一例だ。どちらも凶悪な性能のURスキルを持っていた。
これまでの積み重ねられた事柄から導き出された現時点の答えを俺はよりメガネ達の動向へ警戒を強めるため、口にすることした。
「おそらく、その昴のURスキルの発動条件は昴の死亡。発生する効果は過去の一定地点への遡行と思われます。効果範囲は不明瞭ですが、その場にいた周囲の者は確実に影響を受けるようですね」
所謂、死に戻りか、それに準じた効果をもつスキルなのだろう。それならば、俺の【空間収納】にメガネの死体がなくなっていたのもある程度納得できる。過去に戻って、なかったことにされたのだから。
つまり、某鬼可愛いメイドさんがメインヒロインを食ったウェブ小説の下種屑主人公のもつ特殊能力と類似した能力をメガネは持っていると推測される。
どの地点まで過去遡行するのか、正確な効果範囲は不明。しかし、発動条件は本人の死亡なのは間違いないだろう。
自殺で発動するかは不明だが、今の所、全て他殺で確実に発動して効果が発揮されている。
「そのようだね。しかも、困ったことに彼は死に慣れている」
ヘリオスさんが苦い顔をして、一番の問題点を告げた。そう、死に慣れているのだ。
そのことから、導き出されることは既にメガネは何度も死んで、自分の持つURスキルについて把握しているということだ。
しかも、アリシア王女も既にメガネの死に戻りスキルを把握しているようだ。盗賊団のアジトで追い詰めたときには積極的にメガネの死に戻りに協力していた。
これは厄介なことになったぞ。
一方、三条小鈴は某有名JRPGの回復職が身につけている白い猫耳付きローブを纏っている。
その猫耳フードを被ることでなんとか髪の毛がないことを健気に誤魔化そうとしている。まぁ、無駄なんだが。
ディナダンギルド長に紹介された2人は無言で俺達に会釈をした。
「ふむ、それで君は彼等をどうしようと考えているのかね? 君の意見を聞かせてくれないか、ディナダンギルド長?」
ヘリオスさんが2人の保護者であるディナダンギルド長に訊いた。しかし、その前にやっとかないと不味いことがある。
「失礼、その前に2人に着けられている物を外さないと危険です。ベル、お願いします」
「……畏まりました。【解除】」
そう言って、俺はベルに【鑑定】の内容を共有し、脳筋とロリっ子に向けて、スキルの【解除】を発動してもらった。
「え?」
「マジかよ!?」
直後、2人の驚愕の言葉と共に2人の首に嵌っていた首輪が外れた。
「ユウ君、ベル、今のは?」
「処刑もしくは裏切り防止用に作られた魔導具です。基本、着けた本人か今の様に【解除】しないと外れません。おそらく、オディオ王国によって2人に嵌められた物ですね」
ヘリオスさんに尋ねられたので、ベルが俺の代わりに答え、俺は脳筋とロリっ子の首から外れた2つの残骸を【空間収納】に納めた。
「詳しくわかったのならば概要を教えてもらえないか?」
ディナダンギルド長が興味深気に訊いてきた。
「魔石に刻まれた術式が指定した特定の人物が設定されている単語をこの魔道具を嵌められた人物が聞こえる範囲で耳にすることで、設定されている【魔術】が発動する魔導具です。この魔導具に組み込まれていた【魔術】は広範囲殺傷型の【火魔術】と【爆裂魔術】の合成術式のようですが、1人に対して威力が過剰過ぎます。発動を執行者が行う場合、その執行者も退避が間に合わずに巻き込まれる術式ですね」
【鑑定】情報を共有したベルが代弁してくれたので手間が省ける。
「さて、話を戻そうか、ディナダンギルド長、君の意見を聞かせてくれたまえ」
「はっ、私は可能であれば彼等をこのカイロスに留まらせて、防衛戦力にと考えております。昨夜、恥ずかしながら、賊に東門と西門を突破され、死者こそ、そこのコスズのおかげで出ませんでしたが、重傷者が多数出ました。タケルの戦闘能力は信頼できますので、防衛戦力の強化は必須かつ急務と愚考します」
なるほど、メガネ達が強行突破した際に負傷者が衛兵団と警護依頼を受注していた冒険者出たのか。
「ふむ、1つ疑問なのだが、その侵入者が強襲してきた際、そこのタケシはどこにいたのかね?」
俺も感じた疑問をヘリオスさんも感じたようだ。
もし、メガネ共と脳筋が戦闘していたら違った結果になっていた可能性はある。
もっとも、脳筋達が先ほどの魔導具で殺されていた可能性の方が高いかもしれないが。
「俺は……」
「Aランク冒険者と殴り合いの大乱闘して、営倉に揉めた冒険者ごとぶちこんでおりました」
言いよどんだ脳筋の代わりに、ディナダンギルド長が答えた。
「大丈夫なのかね? 冒険者は荒くれ者が多いとはいえ、彼に問題があるのならば、本部預かりにさせてもらうよ」
「大丈夫です。詳しく事情聴取をしましたところ、原因はタケシではなく、相手の冒険者でしたので」
「……」
「武は絡んできた人からあたしを庇ってくれたんです」
あの脳筋が押し黙っているところから考えれば、余計なことを言ってディナダンギルド長に迷惑をかけないつもりなのだろう。彼に相当恩義を感じているのがわかる。
「……おおよその状況は察したよ。では本来、私たちがここに訪れた理由となる話題に戻るとしようか」
「はい。お願いします」
ヘリオスさんの言葉にディナダンギルド長が答え、俺達も頷いた。
■
「……そうですか、六連団の首魁は逃亡した後でしたか」
ディナダンギルド長が苦々しげに俺が作成してこの場にいる全員に配布した報告書に眼を落として言った。
「ええ、ですが、そこで不可解なことがありましてね。その報告書に書かれているように、潜入したここにいる彼は会うはずのなかった六連団の首魁の姿を見たのですよ。この記録水晶の映像を見てください」
ヘリオスさんはそう言うと、予め俺が編集した六連団アジト潜入活動動画、メガネとアリシアが駄メンの部屋に駆け込んできたところからを抜粋した映像を映し出した。
「……」
「……っ!」
脳筋は終始厳しい表情で映像を見つめ、ロリっ子はアリシアがメガネを長剣で貫いたところで目をそらした。
「彼の記憶ではこの記録の光景ではなく、無人となった最奥の部屋を訪れていたものに差し替わっていたそうです。ただ、現場からの離れる直前から違和感があり、この映像の確認をして、気づいたとのことです」
そう言って、ヘリオスさんが俺を見て、促した。
「もしかしたら、そこの2人はあの2人の不可解な行動になにか心当たりはあるのではないかと思うのですが、なにか思い当たるようなことありませんか?」
俺は2人に俺と飛鳥が死を偽装していたことを告げていない。
向こうにとって俺は死んだことになっているので、余計な混乱を起こしかねない。
だから、今はこの2人に生きていたことを明かすつもりはない。
ちなみにギルドでの周知で俺の名前はフルネームではなく、名前のユウのみと容姿、パーティーメンバーのことが情報として広められている。
しばらくすると、迷った表情だった脳筋が手を挙げた。
「あ……ありのまま、以前起こった事を話すぜ! 俺はオディオ王城にいたとき、アリシア皇女の失態で解き放たれた竜の呪いを小鈴達と受けることになったんだが、そのとき俺は激高して、昴の奴を確かにこの拳で殴り殺したと思ったら、いつのまにか数時間前にいた場所に戻っていて、何事もなかったかのように昴の奴はその場に立っていた。な……何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか、幻を見せられていただとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」
脳筋は激しく狼狽した様子で、どこかの○ルナ×フの名言じみたことを言った。
「あたしも似た経験があります。あれはオディオ王国を出発して、2日目の夜も街道を移動しているときに魔物の群れに襲われて、昴が魔物に目の前で食べられたと思ったら、その日のお昼になっていて、昴は食べられたのが嘘だった様に怪我ひとつしてませんでした。そして、その日の夜は街道を移動しないで、交代で見張りを立てて休んで、何も起こりませんでした」
続いて、ロリっ子も似た様なことを告げた。
「異世界から召喚された勇者はこの世界の者が持ち得ない特殊なスキルを持つと以前聞いたことがあります」
オディオ王国の初代国王夫妻が一例だ。どちらも凶悪な性能のURスキルを持っていた。
これまでの積み重ねられた事柄から導き出された現時点の答えを俺はよりメガネ達の動向へ警戒を強めるため、口にすることした。
「おそらく、その昴のURスキルの発動条件は昴の死亡。発生する効果は過去の一定地点への遡行と思われます。効果範囲は不明瞭ですが、その場にいた周囲の者は確実に影響を受けるようですね」
所謂、死に戻りか、それに準じた効果をもつスキルなのだろう。それならば、俺の【空間収納】にメガネの死体がなくなっていたのもある程度納得できる。過去に戻って、なかったことにされたのだから。
つまり、某鬼可愛いメイドさんがメインヒロインを食ったウェブ小説の下種屑主人公のもつ特殊能力と類似した能力をメガネは持っていると推測される。
どの地点まで過去遡行するのか、正確な効果範囲は不明。しかし、発動条件は本人の死亡なのは間違いないだろう。
自殺で発動するかは不明だが、今の所、全て他殺で確実に発動して効果が発揮されている。
「そのようだね。しかも、困ったことに彼は死に慣れている」
ヘリオスさんが苦い顔をして、一番の問題点を告げた。そう、死に慣れているのだ。
そのことから、導き出されることは既にメガネは何度も死んで、自分の持つURスキルについて把握しているということだ。
しかも、アリシア王女も既にメガネの死に戻りスキルを把握しているようだ。盗賊団のアジトで追い詰めたときには積極的にメガネの死に戻りに協力していた。
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