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第一話 探求
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「わたし、ドラゴンが見たい!」
窓の外、未だ白い冠を戴く険しい山々を眺めていた少女は唐突に言った。
「突然何かしら? 見てどうするって言うの?」
視線を手元に落とし、繕い物をする女性は呆れたように言葉を返す。それでも少女は、その冷ややかな言葉を意に介さないかのように、口を動かし続けた。
「ドラゴン、その雄々しき姿は見る者を畏怖させる。地上のあらゆる生き物よりも強靭な肉体を、鋼鉄よりも頑丈な鱗に包み、ある者は岩をも溶かす火炎を吐き、またある者は鳥よりも高く、速く空を翔け、そして一部の古きドラゴンは人智を遥かに凌駕する知恵を持つ……」
幼い顔つきとは裏腹な仰々しい演説を聞かされ、その聴衆とさせられた女性は作業の手を止めた。
「ねえミーナ、何か悪い物でも食べたんじゃない? もしくは熱でも出たの?」
「うわ、酷い言いよう! 馬鹿にしてるでしょ!」
ミーナと呼ばれた少女は窓の方から振り返ると、手近に置かれた木の椅子に腰を下ろした。
「それでさ、エリーはドラゴン、本物は見た事ある?」
「無いわ。そもそも、そんな危険な生き物に会いたいとも思わないわ」
ミーナの台詞に女性――名をエリーと言う――は興味の無さを言葉そのものにだけでなく、声の抑揚や表情にもたっぷりと含めて冷たく答える。そんな彼女の態度に焦げ茶色の髪と瞳を持つ少女は、なんともつまらなそうに頬を膨らませた。
「ロマン、感じない?」
「ロマンよりも危険を感じるわ。それよりミーナ、あなた、そろそろお爺様に言われたお使いの時間じゃない?」
ふと壁に掛けられた時計を目にすると、彼女の言った通り約束の時間が迫っていた。
「あっ、ホントだ! じゃあこの話の続きはまた後でね!」
ミーナは部屋の隅に置かれた籐のかごを持つと、駆けるようその場を後にした。
降り注ぐ日差しは柔らかで、ついこの間までの厳しい寒さが嘘のようだった。街を覆いつくしていた雪はとうに消え、野にも森にも若草色の春がやって来ていた。
つい先日、十五回目の誕生日を迎え、めでたく大人の仲間入りを果たした少女は、祖父に頼まれた仕事を終え、大通りの裏手に位置する、質素な自宅前にまで戻ってきていた。
すると、玄関先では良く見知った顔の少年が、まさに扉を叩こうとしている所だった。
「ジェフ!」
声を掛けながらミーナはジェフと呼ばれた少年の傍へと駆け寄る。彼は驚いたように首をすくめつつ、声の主に顔を向けた。
「なんだよ! 急に大声出すな、心臓に悪いだろ!」
「大声じゃないよ、驚き過ぎでしょ。で、うちに何か用?」
「まあ、ちょっと。明日の昼飯、三人で食いに行かないか、って誘いに来ただけだよ」
その言葉にミーナは目を細めると、普段見せる無邪気な笑顔とは違った、いやらしい笑みを浮かべて幼馴染を見た。
「ふーん……、珍しいね。熱しやすく冷めやすいジェフくんが、ここまで一途に想うなんて。君も少しは大人になったんだねえ」
「その喋り方、気持ち悪いぞ。本当は色々言い返したいけど、とりあえず一言だけ。エリーさんだけじゃなくて、お前にも話があるんだ」
からかったつもりが、表情を崩さない少年に調子が狂ったのか、少女は肩をすくめると表情を戻す。
「別に今でも良くない? それともよっぽどの事?」
その時、遠くで鐘の音が響いた。気付けば辺りは暗く、この路地裏の家々の窓からも明かりが漏れ始めていた。
「やっべ、そろそろ帰らないと怒られちまう! で、どうなんだ? 明日付き合ってくれるのか?」
焦る少年を前にミーナは一瞬思案するが、直後には問いの答えを告げた。
「付き合うよ。正午にジェフの家まで行くね」
「よっしゃ、そうと決まれば俺はもう帰るぜ。エリーさんにもよろしく言っておいてくれよ!」
ジェフはそう言い残すと一目散にその場を後にする。そんな彼を見送った少女は、ため息をつきながら自宅の扉の鍵を回した。
春の日差しの中、ミーナとエリーは石畳の街路を並んで歩いていた。
道端に並ぶ露店には一足先に春を迎えた平野で収穫された、彩り豊かな野菜や果物が並んでいる。冬の間は雪に閉ざされる他の山麓の街と同様に、このラドフォードの街中も閑散としていたが、待ちに待った春の訪れとともに、それは陽光に誘われ一斉に芽吹く草花の如く、人々もこの地を訪れ始めていた。
「ジェフくんの話って何かしら? 思い当たる事は無いの?」
春風に煽られた焦げ茶色の横髪を少々鬱陶しそうに払った少女は、エリーの言葉を受けると首を傾げながら言葉を返した。
「うーん、なんだろうな。エリーを誘いたかった訳じゃなさそうだし……」
「彼の事よ、それ程大事な話とは思わないけど」
軽く見られている幼馴染に軽い同情を覚えつつ、ミーナは足を運び続ける。
そうこうしていると、その相談者の住まう、お世辞にも立派とは言えない古びた道具屋の前に到着した。
「ファロン道具店……、雑貨屋と言った方が正しい気もするわね」
「こんにちはー! ジェフー! 迎えに来たよー!」
店先に乱雑に並べられた品物は様々で、食料品から全くの使途不明品まで探せば何でも手に入るのではないか、逆を言えば本当に欲しいものは探し当てられないのではないかと思われるような有様だった。
少女が薄暗い店の奥に向かって何度か声を掛けると、聞き覚えのある声の後、飛び出すようにジェフが現れた。
「悪い悪い、今片付いたところでさ……」
「ジェフ! 日暮れまでに帰って来なかったら承知しないよ!」
「わかってるよ、母ちゃん! じゃあ行ってくるから!」
少年の背後から彼の母親と思しき、それにしては随分と若々しい声が聞こえた。
その口調はまるで幼い子供を叱る母親そのもので、彼は少々忌々しそうに舌打ちする。
「さっ、行こうぜ」
「行こうぜ、じゃないよ。もうお腹空いて死にそう」
「あなたが呼び出したんだから、それなりの物を御馳走してもらおうかしら?」
三人は古びた道具屋を後にすると、目抜き通りにあるレストランへと足を進めた。
「で、話ってなに?」
皿の上のパイをフォークで突き崩し、一口それを頬張るミーナ。
「そうね、私も早く聞きたいわ。しかも私とミーナ、二人に話っていうのが気になる点かしら」
空になったカップを置いたエリーはジェフの顔を見据えた。
「いやさぁ、ただ単に、またみんなで冒険しないか、って言いたかったんだ」
少年は言葉を区切りながら唐突な誘いを口にした。あまりの突飛な発言に、二人は、特にミーナはその茶色の瞳を見開いて驚きの声を上げる。
「え? だって家の仕事継いで道具屋さんやるんでしょ? 会うたびに『嫌だー、俺は親父の跡なんて継ぎたくねー、でも親父に殺されたくないからやるしかねー』って愚痴ってたよね?」
「ジェフくんがそう言ってるのを私も聞いた事があるわ。それとも、家業は継がなくて良くなったのかしら?」
少女に加勢するようにエリーも言葉を続ける。矢継ぎ早に質問を繰り出す女性陣から一度視線を逸らした少年は、手にしたカップの中の飲み物を一口飲み下し、そしてため息をついた。
「実はさ、しばらくは家の仕事を継がなくて良くなったんだ。ミーナは知ってると思うけど、うちの親はまだ若いから別に急いで跡継ぎが要るわけじゃない。だから、しばらくはお前の好きにしていいって言われてさ」
「ふーん、それで冒険しよう、って誘ったんだ。でもさ、ジェフってそういうのに興味あったっけ?」
ミーナは空になった皿にフォークを置くと、幼馴染の言葉にそう返した。
「冒険者としてやっていきたいのは分かったわ。でも、どうやって稼ぐのかしら? 先に言っておくけど、私は旅人ではあっても冒険者じゃないわよ。所謂、賞金稼ぎとか財宝発掘みたいな事には疎いの」
「そうだね、エリーの言う通りだよ。前に冒険した時には明確な目標があったけど、今のジェフの話には具体性が無さ過ぎ…………あっ!」
畳み掛けるように否定的な言葉の嵐に晒されるジェフ。
けれども、それを遮ったのはその嵐の一端を担ったミーナ。そして、彼女は何か思いついたように両手の平を叩く。
「ドラゴン! ドラゴンを見つける冒険に行こうよ!」
少女の提案に、少年は夏の空のような青い瞳を見開いて顔を輝かせる。
「良い事言うじゃん! 知ってるか? ドラゴンの鱗や牙、角は高価な武具の材料になるから、物凄く金になるんだ! よーし、じゃあドラゴン狩りを俺たちの初陣の目標にしよう!」
「別にわたしはドラゴン狩りをしたいなんて言ってないよ。でも、ジェフがそうしたいって言うなら、わたしは付き合うよ!」
はしゃぐ二人を傍目に、エリーは深くため息をついた。
「若いってうらやましいわ……」
呟きながら手にしたカップは空で、彼女はもう一度ため息をつくと、小さく肩をすくめた。
窓の外、未だ白い冠を戴く険しい山々を眺めていた少女は唐突に言った。
「突然何かしら? 見てどうするって言うの?」
視線を手元に落とし、繕い物をする女性は呆れたように言葉を返す。それでも少女は、その冷ややかな言葉を意に介さないかのように、口を動かし続けた。
「ドラゴン、その雄々しき姿は見る者を畏怖させる。地上のあらゆる生き物よりも強靭な肉体を、鋼鉄よりも頑丈な鱗に包み、ある者は岩をも溶かす火炎を吐き、またある者は鳥よりも高く、速く空を翔け、そして一部の古きドラゴンは人智を遥かに凌駕する知恵を持つ……」
幼い顔つきとは裏腹な仰々しい演説を聞かされ、その聴衆とさせられた女性は作業の手を止めた。
「ねえミーナ、何か悪い物でも食べたんじゃない? もしくは熱でも出たの?」
「うわ、酷い言いよう! 馬鹿にしてるでしょ!」
ミーナと呼ばれた少女は窓の方から振り返ると、手近に置かれた木の椅子に腰を下ろした。
「それでさ、エリーはドラゴン、本物は見た事ある?」
「無いわ。そもそも、そんな危険な生き物に会いたいとも思わないわ」
ミーナの台詞に女性――名をエリーと言う――は興味の無さを言葉そのものにだけでなく、声の抑揚や表情にもたっぷりと含めて冷たく答える。そんな彼女の態度に焦げ茶色の髪と瞳を持つ少女は、なんともつまらなそうに頬を膨らませた。
「ロマン、感じない?」
「ロマンよりも危険を感じるわ。それよりミーナ、あなた、そろそろお爺様に言われたお使いの時間じゃない?」
ふと壁に掛けられた時計を目にすると、彼女の言った通り約束の時間が迫っていた。
「あっ、ホントだ! じゃあこの話の続きはまた後でね!」
ミーナは部屋の隅に置かれた籐のかごを持つと、駆けるようその場を後にした。
降り注ぐ日差しは柔らかで、ついこの間までの厳しい寒さが嘘のようだった。街を覆いつくしていた雪はとうに消え、野にも森にも若草色の春がやって来ていた。
つい先日、十五回目の誕生日を迎え、めでたく大人の仲間入りを果たした少女は、祖父に頼まれた仕事を終え、大通りの裏手に位置する、質素な自宅前にまで戻ってきていた。
すると、玄関先では良く見知った顔の少年が、まさに扉を叩こうとしている所だった。
「ジェフ!」
声を掛けながらミーナはジェフと呼ばれた少年の傍へと駆け寄る。彼は驚いたように首をすくめつつ、声の主に顔を向けた。
「なんだよ! 急に大声出すな、心臓に悪いだろ!」
「大声じゃないよ、驚き過ぎでしょ。で、うちに何か用?」
「まあ、ちょっと。明日の昼飯、三人で食いに行かないか、って誘いに来ただけだよ」
その言葉にミーナは目を細めると、普段見せる無邪気な笑顔とは違った、いやらしい笑みを浮かべて幼馴染を見た。
「ふーん……、珍しいね。熱しやすく冷めやすいジェフくんが、ここまで一途に想うなんて。君も少しは大人になったんだねえ」
「その喋り方、気持ち悪いぞ。本当は色々言い返したいけど、とりあえず一言だけ。エリーさんだけじゃなくて、お前にも話があるんだ」
からかったつもりが、表情を崩さない少年に調子が狂ったのか、少女は肩をすくめると表情を戻す。
「別に今でも良くない? それともよっぽどの事?」
その時、遠くで鐘の音が響いた。気付けば辺りは暗く、この路地裏の家々の窓からも明かりが漏れ始めていた。
「やっべ、そろそろ帰らないと怒られちまう! で、どうなんだ? 明日付き合ってくれるのか?」
焦る少年を前にミーナは一瞬思案するが、直後には問いの答えを告げた。
「付き合うよ。正午にジェフの家まで行くね」
「よっしゃ、そうと決まれば俺はもう帰るぜ。エリーさんにもよろしく言っておいてくれよ!」
ジェフはそう言い残すと一目散にその場を後にする。そんな彼を見送った少女は、ため息をつきながら自宅の扉の鍵を回した。
春の日差しの中、ミーナとエリーは石畳の街路を並んで歩いていた。
道端に並ぶ露店には一足先に春を迎えた平野で収穫された、彩り豊かな野菜や果物が並んでいる。冬の間は雪に閉ざされる他の山麓の街と同様に、このラドフォードの街中も閑散としていたが、待ちに待った春の訪れとともに、それは陽光に誘われ一斉に芽吹く草花の如く、人々もこの地を訪れ始めていた。
「ジェフくんの話って何かしら? 思い当たる事は無いの?」
春風に煽られた焦げ茶色の横髪を少々鬱陶しそうに払った少女は、エリーの言葉を受けると首を傾げながら言葉を返した。
「うーん、なんだろうな。エリーを誘いたかった訳じゃなさそうだし……」
「彼の事よ、それ程大事な話とは思わないけど」
軽く見られている幼馴染に軽い同情を覚えつつ、ミーナは足を運び続ける。
そうこうしていると、その相談者の住まう、お世辞にも立派とは言えない古びた道具屋の前に到着した。
「ファロン道具店……、雑貨屋と言った方が正しい気もするわね」
「こんにちはー! ジェフー! 迎えに来たよー!」
店先に乱雑に並べられた品物は様々で、食料品から全くの使途不明品まで探せば何でも手に入るのではないか、逆を言えば本当に欲しいものは探し当てられないのではないかと思われるような有様だった。
少女が薄暗い店の奥に向かって何度か声を掛けると、聞き覚えのある声の後、飛び出すようにジェフが現れた。
「悪い悪い、今片付いたところでさ……」
「ジェフ! 日暮れまでに帰って来なかったら承知しないよ!」
「わかってるよ、母ちゃん! じゃあ行ってくるから!」
少年の背後から彼の母親と思しき、それにしては随分と若々しい声が聞こえた。
その口調はまるで幼い子供を叱る母親そのもので、彼は少々忌々しそうに舌打ちする。
「さっ、行こうぜ」
「行こうぜ、じゃないよ。もうお腹空いて死にそう」
「あなたが呼び出したんだから、それなりの物を御馳走してもらおうかしら?」
三人は古びた道具屋を後にすると、目抜き通りにあるレストランへと足を進めた。
「で、話ってなに?」
皿の上のパイをフォークで突き崩し、一口それを頬張るミーナ。
「そうね、私も早く聞きたいわ。しかも私とミーナ、二人に話っていうのが気になる点かしら」
空になったカップを置いたエリーはジェフの顔を見据えた。
「いやさぁ、ただ単に、またみんなで冒険しないか、って言いたかったんだ」
少年は言葉を区切りながら唐突な誘いを口にした。あまりの突飛な発言に、二人は、特にミーナはその茶色の瞳を見開いて驚きの声を上げる。
「え? だって家の仕事継いで道具屋さんやるんでしょ? 会うたびに『嫌だー、俺は親父の跡なんて継ぎたくねー、でも親父に殺されたくないからやるしかねー』って愚痴ってたよね?」
「ジェフくんがそう言ってるのを私も聞いた事があるわ。それとも、家業は継がなくて良くなったのかしら?」
少女に加勢するようにエリーも言葉を続ける。矢継ぎ早に質問を繰り出す女性陣から一度視線を逸らした少年は、手にしたカップの中の飲み物を一口飲み下し、そしてため息をついた。
「実はさ、しばらくは家の仕事を継がなくて良くなったんだ。ミーナは知ってると思うけど、うちの親はまだ若いから別に急いで跡継ぎが要るわけじゃない。だから、しばらくはお前の好きにしていいって言われてさ」
「ふーん、それで冒険しよう、って誘ったんだ。でもさ、ジェフってそういうのに興味あったっけ?」
ミーナは空になった皿にフォークを置くと、幼馴染の言葉にそう返した。
「冒険者としてやっていきたいのは分かったわ。でも、どうやって稼ぐのかしら? 先に言っておくけど、私は旅人ではあっても冒険者じゃないわよ。所謂、賞金稼ぎとか財宝発掘みたいな事には疎いの」
「そうだね、エリーの言う通りだよ。前に冒険した時には明確な目標があったけど、今のジェフの話には具体性が無さ過ぎ…………あっ!」
畳み掛けるように否定的な言葉の嵐に晒されるジェフ。
けれども、それを遮ったのはその嵐の一端を担ったミーナ。そして、彼女は何か思いついたように両手の平を叩く。
「ドラゴン! ドラゴンを見つける冒険に行こうよ!」
少女の提案に、少年は夏の空のような青い瞳を見開いて顔を輝かせる。
「良い事言うじゃん! 知ってるか? ドラゴンの鱗や牙、角は高価な武具の材料になるから、物凄く金になるんだ! よーし、じゃあドラゴン狩りを俺たちの初陣の目標にしよう!」
「別にわたしはドラゴン狩りをしたいなんて言ってないよ。でも、ジェフがそうしたいって言うなら、わたしは付き合うよ!」
はしゃぐ二人を傍目に、エリーは深くため息をついた。
「若いってうらやましいわ……」
呟きながら手にしたカップは空で、彼女はもう一度ため息をつくと、小さく肩をすくめた。
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