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8 決戦! 〜アレクとシルバ〜
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「さあ、賭けた選手は残ったかい!? 残りはいよいよ決勝戦! しかも、ふたりとも可愛い子ちゃんだ!」
「「「「うおぉぉぉ!!!!」」」」
王家が主催する魔法トーナメント、その決勝杯。全七試合のうち、第六試合までを終えた会場は異様な熱気に包まれていた。
何しろ、決勝進出者がふたりとも立ち姿のうるわしい精霊若君。
……――に、扮した少女にも見えるのだから。
本戦開始前に賭博券を売りさばいた売り子たちの威勢のよい煽り文句に、酔いの回った男性陣の一角からは野太い怒号が響き渡る。
なかには「チクショオォ!」と叫ぶ可哀想なお父さんもいたが、それはそれ。みな、その瞬間を待ち侘びていた。
すなわち黒衣の金緑石と狐面の銀。
勝利の女神がほほえむのは、いったいどちらなのか――。
国王が宣言したとおり、今年の優勝者と準優勝者にはクリソベリル王女への求婚権が授けられる。もっとも、どちらかが確実に王女自身である以上、そのことも余計に観衆の関心に火を付けるのだが。
とくに、観客席できゃあきゃあと騒ぐ女性陣の大半は王女の熱烈なファンであり、予選リーグの早い段階からアレキサンドライトをそうと見抜いていた。
従って、もう片方の少年こそが話題の燃料となっている。
「ねえねえ、やばいわ……! あの子、姫と同じくらいの背格好じゃない? 下手すると年下なんじゃないの?」
「ばっかねぇ、それがいいんじゃない。平民のあたしらだって、相手の年がふたつ三つ下くらい、何なのさ」
「え~、まあ、そうなんだけど」
もごもごと口ごもる仮面を着けた少女は、所在なさげに胸の前で指を組み変えた。
「姫、強い殿方のほうが好きなんじゃない? だって、無理やり決められた相手が自分よりも弱くて、しかも年端もいかない男の子だったりしたら」
「お気の毒ってこと?」
「うん……」
眉を下げる少女に、居合わせた友人が訳知り顔でちっち、と舌を鳴らした。いわゆるドヤ顔で彼女を諭し始める。
「わかってないわねぇ。いい? 男子たるもの、成長はあたしらより遅いけど、伸び始めたらあっという間よ。例えばあそこのシルバ君。彼が十三歳くらいとして、姫は今、十八歳。想像しなさい、おふたりの四年後を」
「はっ………………!? そ、それは」
「わかるでしょ?」
「「「わかる!!!」」」
たちまち一致団結。どこまでも恋や結婚に夢を見ていたいお年頃の少女たちは、いっせいに頷いた。
クリソベリル王女は、普段から気さくに城下に出てきてくださる、親しみやすい王族だ。むしろ仮装したときのほうが謎めいて口数が少なく、近寄りがたい。それがいっそうの魅力となっている。
彼女たちが「シルバ=仮面を取れば超絶美少年」という、ふわふわした夢にうっとりしたところで、おもむろに会場の空気が変わる。
「あ」
「出られたわ。始まるわよ……!」
眼下の平たい敷石が詰められた正方形の魔法領域。
そこに、ふたつのほっそりとした人影があった。
◆◇◆
――開始の鐘が鳴り、早々に動いたのはアレクだった。
(っ!)
立っていた位置から飛び退り、シルバことアウロラが口のなかで呪文を唱える。全文ではなく短縮詠唱だ。でなければ対応できない。
流石、先手必勝の魔法トーナメントだと肝を冷やす。目の前では成人男性ひとりを楽に包めるほどの火柱が踊っていた。
いやいや王女。殺傷能力高すぎやしませんかと胸中で突っ込む。
「降りよ、重き風の槌。囲め、氷檻!」
とたんに轟、と背後から風圧が吹き抜け、アレクへと向かっていった。魔法による風上をとってから、炎の反対属性による直接攻撃。
もうもうと水蒸気でけぶる視界に、試しに風刃を投げ込む。しかし、涼やかな声が聞こえ、刃も霧も容易く取り払われた。
「大気の精霊、旋回! 礫よ散れ!」
「……くっ。水精、守って」
アレクの言葉どおりに視界が晴れ、あまつさえ無数の砂粒が集まり、広範囲で飛んでくる。
とにかく速い。避けられないと悟り、苦し紛れに水壁を張って、辛うじて防ぐことができた。
バシャン! と、礫を絡め取った水が地に落ちる。
パチパチ、と、アレクは感心したように拍手していた。嫌味ではなく、本当に称えてくれているようだ。
「すごいね。こんなに防がれるのも、攻められるのも初めてだ。どこで習ったの?」
「それは……エーセルブラン……って! 何を喋らせるんだ、試合中に!?」
「へえ。エーセルブランシュ。学都だね、いいな、私も行ってみたかった」
「……お……、アレク」
「偉いねシルバ。私を、『私』と知っても普通に接してくれる。好きだよ、そういうの」
「ありがとう。でも、……攻撃しながら余裕で告白されるのも、何だかなぁ」
「おや失礼」
まるでダンスのステップを踏むように軽やかに、予選リーグでシルバが見せた氷槍をレイピアに変えて突き出してくる。
遊ばれているような気がした。
むしろ、遊ばれている。
(遊ばれ……)
多少は体術の心得もある。あやうげなくそれらを躱し、それでもムカムカとするものがあった。
そりゃあ、一国の世継ぎの姫ともなれば、婿選びは大事だろう。自由に振る舞えないことのほうが多い。学都に行きたかったというのも、まんざら嘘ではなさそうだ。それでも。
(~~あの女装男といい、勝手に手のひらに乗せて弄ばれるのは……、好きじゃない!!)
躊躇が消えた瞬間だった。
また、抑えていた本気がぎらりと顔をのぞかせた瞬間だった。
「――火精よ来たれ! 風よ、道となれ! 溶かせ、その金の環を!!!」
「なっ……え?」
ボウウッ!!
ひと筋の鋭い突風に、わずかだが火が点る。狙い定めた攻撃は寸分違わずアレクの左手首を直撃した。「あちっ」振り払った腕から粉々になった腕輪が剥がれ落ちる。
「――――――!!!! 勝者! シルバーーー!!」
「う」
無様だけれど、はぁ、はぁと肩で息をつく。片膝をつくと額から汗が滴った。つい、残りの魔力を全部、あの一撃に注いだ弊害だった。
すい、と、目の前に黒い手袋の手が差し出される。
正真正銘、今度こそ感嘆の表情のアレクだった。目元を覆う仮面越しでもわかる。
「すごい。人間に負けたなんて。初めてだ」
「どうも……うわっ!?!?」
ぐいっと引っ張り上げられ、倒れそうになったところを抱きとめられた。
一拍遅れての大歓声。悲鳴。拍手と足踏みに地鳴りまでするようだ。
目を白黒させていると、こっそりと口元を耳に寄せられた。アレクは、いたずらな声で囁いた。
「おめでとう。よかったら、夜が明けて人の子に戻った『私』とも友人でいて欲しい。聞かせてほしいな、学都のこと。憧れなんだ」
「よ」
――――喜んで、と伝えようとした。
そのとき。
「アレキサンドライト。いつまで、くっついてるんだ……!!」
「へっ!?」
突如、つむじ風とともに現れた声の主にもぎ取られ、腕のなかに閉じ込められた。
「あ、貴方。なんで!?」
ふぁさりと顔の横に光の滝のような金の髪が降りかかる。見上げた顔は仮面で隠されていたが、紛うことなき麗人――ただし男性(※おそらく)がいた。
夢で、アウロラに不埒な真似を働いた。
あの男だった……!
「「「「うおぉぉぉ!!!!」」」」
王家が主催する魔法トーナメント、その決勝杯。全七試合のうち、第六試合までを終えた会場は異様な熱気に包まれていた。
何しろ、決勝進出者がふたりとも立ち姿のうるわしい精霊若君。
……――に、扮した少女にも見えるのだから。
本戦開始前に賭博券を売りさばいた売り子たちの威勢のよい煽り文句に、酔いの回った男性陣の一角からは野太い怒号が響き渡る。
なかには「チクショオォ!」と叫ぶ可哀想なお父さんもいたが、それはそれ。みな、その瞬間を待ち侘びていた。
すなわち黒衣の金緑石と狐面の銀。
勝利の女神がほほえむのは、いったいどちらなのか――。
国王が宣言したとおり、今年の優勝者と準優勝者にはクリソベリル王女への求婚権が授けられる。もっとも、どちらかが確実に王女自身である以上、そのことも余計に観衆の関心に火を付けるのだが。
とくに、観客席できゃあきゃあと騒ぐ女性陣の大半は王女の熱烈なファンであり、予選リーグの早い段階からアレキサンドライトをそうと見抜いていた。
従って、もう片方の少年こそが話題の燃料となっている。
「ねえねえ、やばいわ……! あの子、姫と同じくらいの背格好じゃない? 下手すると年下なんじゃないの?」
「ばっかねぇ、それがいいんじゃない。平民のあたしらだって、相手の年がふたつ三つ下くらい、何なのさ」
「え~、まあ、そうなんだけど」
もごもごと口ごもる仮面を着けた少女は、所在なさげに胸の前で指を組み変えた。
「姫、強い殿方のほうが好きなんじゃない? だって、無理やり決められた相手が自分よりも弱くて、しかも年端もいかない男の子だったりしたら」
「お気の毒ってこと?」
「うん……」
眉を下げる少女に、居合わせた友人が訳知り顔でちっち、と舌を鳴らした。いわゆるドヤ顔で彼女を諭し始める。
「わかってないわねぇ。いい? 男子たるもの、成長はあたしらより遅いけど、伸び始めたらあっという間よ。例えばあそこのシルバ君。彼が十三歳くらいとして、姫は今、十八歳。想像しなさい、おふたりの四年後を」
「はっ………………!? そ、それは」
「わかるでしょ?」
「「「わかる!!!」」」
たちまち一致団結。どこまでも恋や結婚に夢を見ていたいお年頃の少女たちは、いっせいに頷いた。
クリソベリル王女は、普段から気さくに城下に出てきてくださる、親しみやすい王族だ。むしろ仮装したときのほうが謎めいて口数が少なく、近寄りがたい。それがいっそうの魅力となっている。
彼女たちが「シルバ=仮面を取れば超絶美少年」という、ふわふわした夢にうっとりしたところで、おもむろに会場の空気が変わる。
「あ」
「出られたわ。始まるわよ……!」
眼下の平たい敷石が詰められた正方形の魔法領域。
そこに、ふたつのほっそりとした人影があった。
◆◇◆
――開始の鐘が鳴り、早々に動いたのはアレクだった。
(っ!)
立っていた位置から飛び退り、シルバことアウロラが口のなかで呪文を唱える。全文ではなく短縮詠唱だ。でなければ対応できない。
流石、先手必勝の魔法トーナメントだと肝を冷やす。目の前では成人男性ひとりを楽に包めるほどの火柱が踊っていた。
いやいや王女。殺傷能力高すぎやしませんかと胸中で突っ込む。
「降りよ、重き風の槌。囲め、氷檻!」
とたんに轟、と背後から風圧が吹き抜け、アレクへと向かっていった。魔法による風上をとってから、炎の反対属性による直接攻撃。
もうもうと水蒸気でけぶる視界に、試しに風刃を投げ込む。しかし、涼やかな声が聞こえ、刃も霧も容易く取り払われた。
「大気の精霊、旋回! 礫よ散れ!」
「……くっ。水精、守って」
アレクの言葉どおりに視界が晴れ、あまつさえ無数の砂粒が集まり、広範囲で飛んでくる。
とにかく速い。避けられないと悟り、苦し紛れに水壁を張って、辛うじて防ぐことができた。
バシャン! と、礫を絡め取った水が地に落ちる。
パチパチ、と、アレクは感心したように拍手していた。嫌味ではなく、本当に称えてくれているようだ。
「すごいね。こんなに防がれるのも、攻められるのも初めてだ。どこで習ったの?」
「それは……エーセルブラン……って! 何を喋らせるんだ、試合中に!?」
「へえ。エーセルブランシュ。学都だね、いいな、私も行ってみたかった」
「……お……、アレク」
「偉いねシルバ。私を、『私』と知っても普通に接してくれる。好きだよ、そういうの」
「ありがとう。でも、……攻撃しながら余裕で告白されるのも、何だかなぁ」
「おや失礼」
まるでダンスのステップを踏むように軽やかに、予選リーグでシルバが見せた氷槍をレイピアに変えて突き出してくる。
遊ばれているような気がした。
むしろ、遊ばれている。
(遊ばれ……)
多少は体術の心得もある。あやうげなくそれらを躱し、それでもムカムカとするものがあった。
そりゃあ、一国の世継ぎの姫ともなれば、婿選びは大事だろう。自由に振る舞えないことのほうが多い。学都に行きたかったというのも、まんざら嘘ではなさそうだ。それでも。
(~~あの女装男といい、勝手に手のひらに乗せて弄ばれるのは……、好きじゃない!!)
躊躇が消えた瞬間だった。
また、抑えていた本気がぎらりと顔をのぞかせた瞬間だった。
「――火精よ来たれ! 風よ、道となれ! 溶かせ、その金の環を!!!」
「なっ……え?」
ボウウッ!!
ひと筋の鋭い突風に、わずかだが火が点る。狙い定めた攻撃は寸分違わずアレクの左手首を直撃した。「あちっ」振り払った腕から粉々になった腕輪が剥がれ落ちる。
「――――――!!!! 勝者! シルバーーー!!」
「う」
無様だけれど、はぁ、はぁと肩で息をつく。片膝をつくと額から汗が滴った。つい、残りの魔力を全部、あの一撃に注いだ弊害だった。
すい、と、目の前に黒い手袋の手が差し出される。
正真正銘、今度こそ感嘆の表情のアレクだった。目元を覆う仮面越しでもわかる。
「すごい。人間に負けたなんて。初めてだ」
「どうも……うわっ!?!?」
ぐいっと引っ張り上げられ、倒れそうになったところを抱きとめられた。
一拍遅れての大歓声。悲鳴。拍手と足踏みに地鳴りまでするようだ。
目を白黒させていると、こっそりと口元を耳に寄せられた。アレクは、いたずらな声で囁いた。
「おめでとう。よかったら、夜が明けて人の子に戻った『私』とも友人でいて欲しい。聞かせてほしいな、学都のこと。憧れなんだ」
「よ」
――――喜んで、と伝えようとした。
そのとき。
「アレキサンドライト。いつまで、くっついてるんだ……!!」
「へっ!?」
突如、つむじ風とともに現れた声の主にもぎ取られ、腕のなかに閉じ込められた。
「あ、貴方。なんで!?」
ふぁさりと顔の横に光の滝のような金の髪が降りかかる。見上げた顔は仮面で隠されていたが、紛うことなき麗人――ただし男性(※おそらく)がいた。
夢で、アウロラに不埒な真似を働いた。
あの男だった……!
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