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異世界に行こう準備編
先ずは家族会議
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開拓村の村長になると告げてから、ニエル様と簡単な打合せを行い、気がつけばあの白い空間から家族全員、自宅のリビングに座っていた。
一瞬、今までのは夢か集団幻覚なのかと考えたが、本能的に神様の事やさっきまでの話が本当のことであると認識した。
優希も雄介も同じだったらしく、一瞬呆けたかと思うと、先ほどまでの光景を思い出したらしく、興奮しながらお互いに話をしている。
私自身も興奮しているが、あの二人を見ていると乗り切れずに、一人冷静にこれからの事を考え始めた。
とはいえ、準備までの期間については、特段猶予が決まっているわけではなく、「準備が整いました」とニエル様にお祈りを捧げれば直ぐにあの白い空間へ呼んでくれるらしいので、慌てて準備する事もないだろうと結論づけた。
「取り敢えず、晩御飯にしようか」
優希に食事の準備をお願いしたが、それどころではないとの事で、夕食は出前で済ませることになった。
食後、リビングに家族全員が揃い、これからの事について話し合おうと思ったが、夜も遅いので明日話し合うこととして、それぞれの部屋に戻っていった。
私は、自室のベットに横なりながら、開拓村の事を考えていた。
文化レベルが中世時代ぐらいで電気、ガス、水道も無い。雄介が言うには、生活魔法とやらでインフラは何とかなるとの事だが、サッパリ意味が解らん。
それに、村という事は既に村人が住んでるのだろうか。先住民とのトラブルはないのか、農具や工具類は必要か?必要ならホームセンターで購入して・・・。
取り留めもなくこれからの事を考えているうちに眠りについていた。
翌朝、何時もより少し遅く目を覚まし、顔を洗った後、キッチンへ向かった。
「あら、おはよう」
「おはよう、雄介は?」
「日課のジョギングに行ってるわ。そろそろ帰ってくるんじゃない?」
昨日の興奮は流石に落ち着いたのか優希が朝食を作ってくれていたので、雄介の帰宅を待って朝食をたべる。
朝食を食べながら二人に昨日寝ながら考えていた事を話した。
二人とも色々と考えていたらしく、お金の事から始まり、挨拶回りやら、向こうでの生活、道具類などはどうするかなどを含め、細かなことが山の様に出てきた。
「こりゃ、リスト化しないとダメだな」
私は自分の書斎からノートパソコンを持ち出して、表計算ソフトでリストを作成していく。
ある程度纏まってきたところで、コーヒーを飲みながら雄介がボソッとつ呟いた。
「必要な物は沢山あるけど、何処まで持っていって良いかが解らないんだよなぁ」
「うーん確かに、細かい部分の話が無かったなぁ」
私も昨日のニエル様との話を思い出しながら考えていると、玄関の呼び鈴が鳴った。
「あぁ、俺が出るよ」
私は、空のコーヒーカップを片付けるついでにキッチンにあるインターホンのモニター越しに来客を話しかける。
「ハイ、どちら様でしょうか。」
モニターには、20代のビジネススーツをビシッと着こなした、美人が映っている。
「山田さま、おはようございます。『ベリニア開拓村支援センター』から案内役として参りました」
「ハッハイ!ちょっ、ちょっとお待ちください!」
私はインターホンのスピーカーを消して、どうしたの?といった顔をしている二人に、案内役の人が来たと慌てて伝えながら部屋着を着替えに自室へ急いだ。
二人もモニターを覗いてギョッとした後、「雄介!その格好はだめ!早く着替えてらっしゃい!」と優希が雄介を追い立ててつつ、玄関へ向かっている姿を閉める扉越しにみつつ、慌ててヨレヨレのスウェットを脱ぎ捨て、カジュアルな服装に着替えてリビングへ向かった。
一瞬、今までのは夢か集団幻覚なのかと考えたが、本能的に神様の事やさっきまでの話が本当のことであると認識した。
優希も雄介も同じだったらしく、一瞬呆けたかと思うと、先ほどまでの光景を思い出したらしく、興奮しながらお互いに話をしている。
私自身も興奮しているが、あの二人を見ていると乗り切れずに、一人冷静にこれからの事を考え始めた。
とはいえ、準備までの期間については、特段猶予が決まっているわけではなく、「準備が整いました」とニエル様にお祈りを捧げれば直ぐにあの白い空間へ呼んでくれるらしいので、慌てて準備する事もないだろうと結論づけた。
「取り敢えず、晩御飯にしようか」
優希に食事の準備をお願いしたが、それどころではないとの事で、夕食は出前で済ませることになった。
食後、リビングに家族全員が揃い、これからの事について話し合おうと思ったが、夜も遅いので明日話し合うこととして、それぞれの部屋に戻っていった。
私は、自室のベットに横なりながら、開拓村の事を考えていた。
文化レベルが中世時代ぐらいで電気、ガス、水道も無い。雄介が言うには、生活魔法とやらでインフラは何とかなるとの事だが、サッパリ意味が解らん。
それに、村という事は既に村人が住んでるのだろうか。先住民とのトラブルはないのか、農具や工具類は必要か?必要ならホームセンターで購入して・・・。
取り留めもなくこれからの事を考えているうちに眠りについていた。
翌朝、何時もより少し遅く目を覚まし、顔を洗った後、キッチンへ向かった。
「あら、おはよう」
「おはよう、雄介は?」
「日課のジョギングに行ってるわ。そろそろ帰ってくるんじゃない?」
昨日の興奮は流石に落ち着いたのか優希が朝食を作ってくれていたので、雄介の帰宅を待って朝食をたべる。
朝食を食べながら二人に昨日寝ながら考えていた事を話した。
二人とも色々と考えていたらしく、お金の事から始まり、挨拶回りやら、向こうでの生活、道具類などはどうするかなどを含め、細かなことが山の様に出てきた。
「こりゃ、リスト化しないとダメだな」
私は自分の書斎からノートパソコンを持ち出して、表計算ソフトでリストを作成していく。
ある程度纏まってきたところで、コーヒーを飲みながら雄介がボソッとつ呟いた。
「必要な物は沢山あるけど、何処まで持っていって良いかが解らないんだよなぁ」
「うーん確かに、細かい部分の話が無かったなぁ」
私も昨日のニエル様との話を思い出しながら考えていると、玄関の呼び鈴が鳴った。
「あぁ、俺が出るよ」
私は、空のコーヒーカップを片付けるついでにキッチンにあるインターホンのモニター越しに来客を話しかける。
「ハイ、どちら様でしょうか。」
モニターには、20代のビジネススーツをビシッと着こなした、美人が映っている。
「山田さま、おはようございます。『ベリニア開拓村支援センター』から案内役として参りました」
「ハッハイ!ちょっ、ちょっとお待ちください!」
私はインターホンのスピーカーを消して、どうしたの?といった顔をしている二人に、案内役の人が来たと慌てて伝えながら部屋着を着替えに自室へ急いだ。
二人もモニターを覗いてギョッとした後、「雄介!その格好はだめ!早く着替えてらっしゃい!」と優希が雄介を追い立ててつつ、玄関へ向かっている姿を閉める扉越しにみつつ、慌ててヨレヨレのスウェットを脱ぎ捨て、カジュアルな服装に着替えてリビングへ向かった。
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