シールドランド物語 第一部 カタ=リナの少女

A.N.

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序章

序章第二節 リス子の破瓜

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リザ男はリス蔵を臣下として認め、屋敷に連れ帰る。
「さて、どうしたものか」単行のこの男にしては珍しく迷っていた。
「何のお悩みですか、リザ男様? ご遠慮なさらず、わたくしにおっしゃってくださいませんか? あなた様が悩まれることは、わたくしも共感し、解決策を探すことができるはずです。」
「いや、うむ‥」
リザ男は言葉を濁す。
確かに、リザ男の悩みというのはリス蔵のことなのだが、本人を前にして言うのも気が引ける。
しかし、リス蔵は真剣な表情でリザ男を見つめている。
しばらく沈黙が流れた。
リザ男はこれまで数多くの女性と体を重ねてきた。それは自らの欲望を満たすためであり、同時に女性の欲望を満たしたからだ。そして今、リザ男にとって初めての状況が訪れた。
正直言って、リザ男は戸惑っていた。
しかし、そんなリザ男の様子を見て、リス蔵は勘違いしたようだ。
リザ男の言葉を待つまでもなく、自ら服を脱ぎ始めた。
上半身だけ脱いだところで、リザ男は思わず静止する。
リザ男はこれまでこんなに興奮したことは一度もなかった。
目の前にいる女性は美しく成長しただけではなく、その肉体もまた美しかった。
胸の大きさこそそれほどではないが、均整が取れており、引き締まったウエストの下は大きく膨らんでいる。
下半身のラインも素晴らしく、大きく突き出されたヒップと細く伸びた脚線のバランスが絶妙だ。
リザ男はこれまで何人もの女性を抱いてきたが、これほどまでに美しいと感じたことはなかった。
「あの、何か?」

「あぁ、すまぬ。あまりにも綺麗だったもので見惚れてしまった」
「まぁ、嬉しいこと仰いますね」
そう言いながらリス蔵は少し照れ笑いを浮かべる。
その姿もまた愛らしい。
だが、いつまでも眺めているわけにもいかないだろう。
それにしても、ここまで美しく育ったのか。
「これからお前は俺の妾になり、慰み物になるのだぞ?本当に良いのか? 後悔せぬか?」
返答は、濃厚な口付け、としたかったのだろうが、あまりにもリザ男とリス蔵ではサイズが違いすぎた。口を尖らせてキスを望んでいるのがわかるが、その様子がとてもおかしい。
リザ男は思わず吹き出してしまう。
「な、なにがおかしいのですか我が君!」
「いや、すまん。しかし、それにしても本当にお前は可笑しい。ほほえましい。そのような臣下を持てて俺は本当に幸せだと思っている。」
「我が君‥」
「リス蔵、いや、リス子よ。やはり俺は迷っている。今、お前をここで抱くべきか、を。本当に俺に仕えることがお前の幸せなのか? 正直、俺はこれからお前以外の女を数多く抱くことになると思う。そのとき、お前の心は悲しいとか、悔しいとか思わないのだろうか?」
リス子はくすりと笑った。
「私は、そのように猛き方の元に参ることをこれまで心に定めていたのです。臣下となったからには、わたくしの心は全て我が君のものでございます。それが何を考えているかなど、細かいことを考えますな。」
リザ男は驚いた。そして感動していた。この女性が欲しくてたまらなくなっていた。そして改めて思った。自分はこの女性を大切にしようと。



「リス子よ、お主に情けを授けることにした。我が陰茎に触れるといい」
リザ男はそう言って、自らの股間を指差す。
そこには巨大な肉棒がそそり立っていた。
「こ、これが我が君のモノなのですか? なんという大きさでしょうか‥」
「驚くこともあるまい。お主はもう大人であろう。それならば、これくらいのことは経験しているはずだ」
「いえ、わたくしは‥」
リス子は真っ赤になって俯き、なにやら小声で呟いている。気持ちは分かるのだが、リザードマンであるリザ男には聞こえてしまう。「リス子は処女だ」、と。
「そうか。まぁよい。それより早く触れてみろ」
「はっ! 失礼いたします」
リス子がおずおずと手を伸ばす。その手が触れるか触れないかの瞬間に、リザ男の肉棒がビクンと跳ねる。
「きゃっ」
リス子の小さな悲鳴が漏れるが、リザ男は全く気にしない。

「さすがはリザ男様です。これほどまでの逸物とは.. それに、とても熱いです。火傷してしまいそうなほどです。しかし、こんなに大きくなるものなのですね。わたくしのものの倍はあるかもしれません。こんなものをいつも入れられていたのですか?」
「そうだ。しかし、今日は特別大きいかもしれん。リス子のせいだからな。覚悟しておけ」
「は、はい。どうぞよろしくお願い致します」
リザ男はその言葉を聞くや否や、リス子をベッドに押し倒した。
そして、その勢いのままに唇を奪う。リザ男にとって、不思議な体験だった。目の前にいる女性は、自分がこれからされることを理解している。その上で、リザ男が望むことをしようとしている。
リザ男は決めた。このまぐあいが、リス子にとって一生記憶に残るものにしよう、と。
「リス子よ、愛している」
その言葉を合図に、リザ男はリス子に覆い被さる。
そして、ゆっくりとその腰を沈めていく。
その動きに合わせて、リス子も自ら足を絡めてくる。
「リザ男さま、私もあなたを愛しております。どうか、わたくしの全てを奪ってくださいませ」
リザ男は一気にその全てをねじ込んだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー! っ!」
リス子は大きな声を上げる。無理もない。リザ男の逸物は規格外で、リス蔵の女陰には大きすぎるのだ。
「大丈夫か?」
「はい、少し痛かっただけです。動いても平気ですよ」
「わかった。辛くなったら言うんだぞ」
「はい」
リザ男が優しくキスをする。
そして、ゆっくりと抽挿が始まった。
最初は痛みを感じていたリス子も、次第に快楽を感じ始めたようだ。
「あっ、ん、あん、あぁ」

「気持ちいいか?」
「はい、とっても、気持ち良いです。もっと強くしても大丈夫です」
「そうか。では、こうしよう」
リザ男は更に激しく動く。パンッという音とともに、リザ男の動きが加速する。
「ああぁ! すごいぃ、気持ち良いよぉ」
「俺のことも気持ち良くしてくれ」
そう言って、リザ男はさらに深く突き刺す。
そのあまりの衝撃に、リス子は白目を剥いて気絶してしまう。
だが、それでもリザ男はその行為をやめなかった。
何度も何度も、リス子を突き上げ続ける。
やがてリス子の中に大量の精液を注ぎ込むと、ようやくリザ男もその動きを止める。
そして、リス子の中から逸物を抜き出すと、そのままリス子の隣で横になった。

しばらくしてリス子は目を覚ました。
「我が君..?」
「起きたか」
「はい。申し訳ございませんでした。わたくしだけ先に..」
「構わん。俺がやりすぎただけだ。それよりも、体の調子はどうだ?」
「はい。おかげさまで。むしろ、前よりも元気なくらいです」リス子はニッコリとリザ男に微笑んだ。
「ふむ。それならば良かった。ところで、一つ頼みがあるのだが」
そういうと、リザ男は改まってベッドの上に正座し、リス子を真剣な眼差しで見つめた。
リス子も同じようにベッドの上に改まる。
「お前が俺の傍で寝ている間、俺はいろいろ考えた。お前は今まで男を知らなかったにも関わらず、この俺に精一杯尽くしてくれた。その姿はまさに聖女と呼ぶに相応しい。そこで、だ。室ではなく、俺の妻として、正式に迎え入れたいと思うのだが、受けてもらえないだろうか?」
「え? わたくしが我が君の奥方様に?」
「‥受けてもらえるか?」リザ男は再び尋ねる。
リザ男の言葉の意味を理解して、リス子はポロポロと涙を流す。
そして、答えた。喜びに満ち溢れて。「はい、我が君。わたくしリス子は、あなたの妻となります!」
リス子はリザ男に抱きついた。「我が君、リス子は我が君のお子をたくさん産みとうございます! 丈夫なお子を、たくさんたくさん産みとうございます!」
その言葉を聞いたリザ男は思わず興奮してしまう。
そして、そのまま2回戦が始まる。
その後、リザ男はリス子との行為に夢中になり、気付けば再度朝を迎えることになっていた。
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