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プロローグ
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入学式だというのに、桜も咲いていない。
風が、春が来ただなんて嘘のように強く吹き荒れていた。
小学校を卒業して、中学校に入ったが、周りは見慣れた顔ばかりで、新鮮味を感じられない。
ブカブカの制服と重たい奨励カバンだけが、中学生になったんだよと教えてくれる。
「美月ー!!!」
私を呼ぶ聞きなれた声。この声は多分.......
「何ぼーっとしてんだか!写真撮るよ!おいで!」
やはり、堀田由香理の声だった。彼女は私の幼なじみで、元気とリーダーシップがある。一緒に剣道部に入ることを約束している。
「はーい!今行く!」
私はそう返事して、彼女の方に駆けて行った。
走って行った先には、親友の川上 宇希と、佐伯 愛心がいた。
「うき!なこ!」
私は思わず叫んでいた。宇希とは幼稚園からずっと一緒にいる。愛心とは、小学生時代ずっと一緒に遊んでいた。
「ねー、クラス表見た?なんで私だけ違うクラスなの?」
由香理が顔をしかめた。
確か私のクラスは2組で、宇希と愛心と同じだった。由香里は.......確か、1組だったっけ。
「性格でわけられてるとか?」
愛心がにやっといじわるな笑みをうかべた。
確かに、私と宇希と愛心は落ち着いた性格だ。
「なにそれ。イヤミなの??いいもん。私、新しい友達たくさん作ってやるんだから。」
由香里が怒ったような顔をして言った。
このメンバーだと落ち着くな、と私はひっそり思っていた。
風が、春が来ただなんて嘘のように強く吹き荒れていた。
小学校を卒業して、中学校に入ったが、周りは見慣れた顔ばかりで、新鮮味を感じられない。
ブカブカの制服と重たい奨励カバンだけが、中学生になったんだよと教えてくれる。
「美月ー!!!」
私を呼ぶ聞きなれた声。この声は多分.......
「何ぼーっとしてんだか!写真撮るよ!おいで!」
やはり、堀田由香理の声だった。彼女は私の幼なじみで、元気とリーダーシップがある。一緒に剣道部に入ることを約束している。
「はーい!今行く!」
私はそう返事して、彼女の方に駆けて行った。
走って行った先には、親友の川上 宇希と、佐伯 愛心がいた。
「うき!なこ!」
私は思わず叫んでいた。宇希とは幼稚園からずっと一緒にいる。愛心とは、小学生時代ずっと一緒に遊んでいた。
「ねー、クラス表見た?なんで私だけ違うクラスなの?」
由香理が顔をしかめた。
確か私のクラスは2組で、宇希と愛心と同じだった。由香里は.......確か、1組だったっけ。
「性格でわけられてるとか?」
愛心がにやっといじわるな笑みをうかべた。
確かに、私と宇希と愛心は落ち着いた性格だ。
「なにそれ。イヤミなの??いいもん。私、新しい友達たくさん作ってやるんだから。」
由香里が怒ったような顔をして言った。
このメンバーだと落ち着くな、と私はひっそり思っていた。
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