僕、先輩の愛奴隷になる事を強要されてます

もあ子ちゃん

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33 気づけば名前を呼んでいて

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「遅いなあジェレくんの王子様。早くしないとジェレくんが危ないのに~ねぇ~ジェレくん?このまま最後までいっちゃう~?」

「ロイくん…!こんなのっ…ダメ…だよ!!」

「まあまあ、落ち着けって。レンレンの名前を呼ぶか泣き叫ぶかしたら飛んでくるよ~アイツ。どういう顔するか見たいじゃん??」

いかにもワクワクしたような顔。
僕はアレンの事を今まで何考えてるか分からないと思ってたけれど、ロイくんはその300倍くらい分からない…

「あ~そうだ!レンレンの部屋漁ってたらいいもの見つけちゃったんだよなあ」

そう言ってロイくんはポケットから何やら怪しげな錠剤を取り出す。

「媚薬!!!レンレンの趣味まるわかり!!!ヤベー奴に目つけられちゃったよなぁ可哀想なジェレくん!!そのヤベー奴に助けを求めるかオレと最後までしちゃうか…」

「ロイくんやめて…!僕そんなのやだっ…」

「いいから飲めって、飲まないと本当に最後までしちゃうよ?マジで」

「うぅ…分かった……」

「うーん、マジで素直!レンレンが惚れるのめっちゃ分かるわ」

そう言ってロイくんは自分の口に薬と酒を含んで僕にそのまま移してくる。
何錠飲んだかも分からないけれどかなり多かった。

変な甘さが口に残って気持ち悪い…

「じゃあジェレくん続きをはじめようかぁ~」

そう言って僕にキスをしながらズボンの上から内腿をさすってくる。

ロイく…っっ…!?
んぁっ…んっ…ちゅっ…
やだっ…んっ…!!

指先で反応を楽しむように内腿を撫であげられ、くすぐったくて身体がピクッと跳ねてしまう。

「うんうん良いよ~、その調子」

「ロイくんどうして…そんな…」

「だから~反応がかわい子ちゃんなんだわ!面白いくらいに」

そう言ってまたキスをするロイくん。
舌を捩じ込まれるのが嫌でギュッと唇を閉じた。
それでも唇に舌を這わせてくる。

「ねえねえ舌出して~ジェレくん」

「やだっ…こんなのやだよ……」

「じゃあこっちは?」
そう言って僕のズボンのベルトに手をかける。
カチカチと片手で器用に外し始めた。

「やっ…やだぁ…!ロイくん…!!?」

「あ~久しぶりに楽しい!!もっとその顔みせろよなあ」

外されたベルト。
下着の中まで手を突っ込み僕のそれを揉みしだくように掴む。
抵抗しようとするも力が入らない…

「やっ…!やだあっ…!!」

「あっ、キス??キスしてほしい??」

ロイくんは僕のそれを弄りながらキスをしてくる。

んっ…ちゅっ…やぁっ…んんっ…
んぁっ…ロイ…くん…やだぁ…んっ

必死で身体を捩り逃げようとする。

「ジェレくん挿れたい、1回だけやらせて」

「そんなっ…!やだやだ絶対だめ!!!誰にも言わないから!!!やだぁっ…!!!」

ほぼ叫びに近い声を出す僕。
ロイくんがズボンを脱がせようと手を出す。

「ジェレくん残念でした、オレにやられちゃうね」

「んやぁっ!!!アレンっ!!アレン…!!たすけてよぉアレンっ !!!やだやだっいやああああ!!」

怖い…助けてアレン。
気付けば必死になって叫びながらアレンを呼ぶ僕がいた。

「キミの王子様…オネンネから目覚めるといいね~」

「やだぁあああ助けてよぉぉぉ!!アレン起きてよぉっ…!!助けて助けて助けて!!!」

半分泣き叫ぶような声でアレンを呼び続ける。

「おい…お前ジェレミーに何した」
ロイくんの背後からアレンの声。

「ふわぁぁ!!アレンっ…!!!」
僕は半泣きでアレンの名前を呼んだ。
アレンが来てくれて…正直嬉しかった。

「ようやく到着かよ王子様ぁ、ジェレくん待ちわびてたぜ。ずーっとお前の事を求めてたし」

ロイくんはニヤニヤしながら僕から離れてアレンの目の前に立つ。
ここでアレンに挑発的な態度を取れるロイくん…
本当に何者なんだろう、鋼メンタルすぎる。

「ジェレミーを犯したのか?」
今のアレン、僕を脅すときよりもずっと怖いし威圧感がすごい…

「あ~怖い怖い!!そこまでするわけ!!てか、オレがちょっかい掛けてもジェレくんはレンレンの名前を泣きながら呼んで……まだ分からない??」

「…は?」

「ったく!!鈍いんだよお前は…!!これだから!!!レンレンもジェレくんも!!お前ら両思いなのまだ分からない??ここまでオレがお膳立てしても気づかないってか!特にレンレンお前!!!」

「っ…!!」

アレンが翻弄されて赤面する所、初めて見た。
ロイくんやっぱり何者なの…?

「ジェレくん、本当にオレが襲う気だったなら叫ばせないしとっくにヤってたよ…ここまでしないと気づかないレンレンのせい!騙してごめ~ん!」
パチンと手を合わせて舌をペロッと出すロイくん。

「ううん、僕すごく怖かったけど…大丈夫…」

ロイくんは…やっぱりアレンと仲良しだ。

「オレさ、両思いに気づかせるとか天使じゃね??それじゃオレ帰るけど…また遊ぼうな、恋人同士イチャイチャしてろ~!」

ニヤニヤしながらさっさと帰るロイくん。
でもアレンと2人きり…?
この話をした状況で…??

アレンは絶対機嫌悪いし、ロイくんが余計なこと言ったせいで僕がアレンの事好きみたいになってるし…
嫌な予感しかない、僕も帰りたい…

「あ、あれん…それじゃ僕も帰っ…」
その瞬間グイッと腕を掴まれてしまった。
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