僕、先輩の愛奴隷になる事を強要されてます

もあ子ちゃん

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82 好みに合うかな

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ー翌朝ー

昨晩、変な薬を盛られた反動が来ているようだ。
僕はちょっぴり身体が怠くてなかなか起きられなかった。

「ジェレミーおはよう…大丈夫?」
僕はアレンに身体をゆすられてやっと起きる。

「身体が怠い…でもあれんがぎゅーってしてくれたら僕なんだって頑張れちゃう…」

頭がグラグラするままに僕はアレンに身体を預ける。
お互いにぎゅっと抱き合うと心臓の音が聞こえてきた。

「ジェレミー今日はバイト休みでしょ?俺の家で待ってて、俺はバイトあるけど終わったら迎えに行くから映画のレイトショーでも見に行こ?」

「いく…!!映画デート…!!」

そうして僕達はホテルを後にしてアレンの車に乗り込む。

車が揺れる度にアレンに刻まれた切り傷がズキズキと痛んだけれどそれすら幸せに思えた。

いよいよ僕は頭が本格的におかしくなり始めているのだろうか…。

「もうすぐ着くよ、いい子で待っててジェレミー」

「あ…あのね!あれん…」

「どうしたの?」

「えっと……行ってらっしゃいのちゅーしよ…?」

「いいよジェレミー、帰ったらもっと沢山色々しよっか」

「優しくしてくれる…?」

「いいよ、今日はベタベタに甘やかしてあげる」

「えへ、行ってらっしゃいあれん…」

僕はアレンとキスをしてから車をおりて手を振った。

今日はアレンと会うまで何をしようか…
アレンが一緒に住んでもいいと言ったので部屋の荷物を少し片付けようかな?

一旦自分の家に戻る事にする。

薬が完全に切れるまでちょっぴり時間がかかるみたいで途中少し気持ちが悪くなってしまった。

それでもアレンと映画デートする事を思い出せば僕は元気に歩けるのだった。

ようやく家に着きそのままソファになだれ込む。
「ふぅ…」

ぼんやりとソファに身を預けながら考える僕。
サメ映画が観たい…

そう言えばアレンはどんなのが好きなのだろう?
実はアレンの好みをあまり知らない気がする…
映画に限った事ではなく色んなことでアレンの好みを僕は知らなかった。

今度思い切って聞いてみようかな。

考えを巡らせていると間にふと思い出した事がひとつ。
アレンは1度僕にシースルーのメイド服を着せたっけ…

「何考えてるの僕は…お片付けしなきゃ」
自分言い聞かせるように独り言を放ちそのまま立ち上がった。


ー昼過ぎ頃ー

もう4時間くらいは片付けをしていただろうか。
だんだん荷物も纏まってきたので気晴らしに出かける事にした。

頭の片隅で渦巻くのはアレンが僕に着せたコスチューム…
やっぱりアレンはこういうの好きなのかな。

気づけば僕の足はそういうものが沢山売っているお店に向かっていたのだった。

「うわぁ」
品揃えに驚く僕。
そして僕の知らない大人のオモチャも沢山売っていた。

やっぱりメイド服もそこに売っていたので周りをキョロキョロ気にしながら眺める。

ここは僕にとってなんだか落ち着かないので僕が可愛いと思ったデザインのメイド服をサッと購入して早急に立ち去った。

「帰らなきゃ…」

アレンが喜ぶ顔が見たくて買った代物。
やっとアレンの家に着いて慣れないお店でどっと疲れが出たけれどこの後のデートに僕は凄くワクワクしていた。

アレンの部屋に座って僕はアレンの帰りをしばらく待っているとドアホンが鳴った。

ピンポーン…

「ジェレミー、行こ」

「あれんっ!おかえりー!」
僕はアレンにぎゅっと抱きついた。

「ジェレミー寂しかった?キスする?」

「うん…!」
この瞬間が僕にとってすごく幸せだった。
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