僕、先輩の愛奴隷になる事を強要されてます

もあ子ちゃん

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おまけ

ジェレミー×アレン編

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このお話はジェレミーが攻めでアレンが受けとなるパラレルワールドのお話です。

2人の根本の性格は変わりませんが性質が逆転するのに伴い多少の変化が生じます。

本編よりも若干暴力表現が強く出ているシーンがございますのでご注意下さい。
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これから新生活、僕はバイト先で出会った先輩の事がとても気になっていた。

先輩の名前はアレン。
僕に優しくなんでも教えてくれる先輩だった。

「ジェレミー、お疲れ様!」

「おつかれさま…!」

アレンに話しかけられると嬉しくてドキドキしてしまう。

僕はこの先輩の事が好きだった。

悪い事とは分かって居たけれど毎晩アレンの事を考えては自慰行為に耽る生活。

僕ってば気持ち悪い…

これでは嫌われてしまうと思い時々自己嫌悪に陥るがアレンの事を諦めきれなかった。

でも今日は勇気を出してアレンを食事に誘ってみるんだ…

「ねぇねぇ!アレン…その…」

「ん?どうしたの?」

僕を見るその瞳に吸い込まれそうになる…

「あのね…もし良かったらその…今日は晩御飯一緒に食べない?」

「いいね、誘ってくれて嬉しいよ!何食べたい?」

すんなりOKしてくれるアレン。
僕は嬉しくて嬉しくて心臓が弾け飛びそうだった。

「うぇぇ良いのっ?!嬉しい!!!」

「そんなに喜んでくれるなんて…なんなら俺の家で食べる?」

大好きなアレンの家で…?!
僕は今日死ぬんじゃ無いかという程嬉しかった。

「行く…!!!」

「それじゃ食材買ってから帰ろっか、俺の車乗って」

「はぁい!!」

ドライブデートみたいでワクワクした。
大好きなアレンの車に2人きりで乗っているなんて夢みたい…

スーパーで食材を買ってそのままアレンの家に向かう。

僕の頭の中は既に脳内モルヒネがドバドバ出ていたかもしれない。

「着いたよ、入って」

「わっ…!おじゃまします」

アレンのお部屋…
2人きりで過ごせるのが本当に嬉しかった。

一緒に夕食を作る。
アレンはお料理も上手なようで僕に色々教えてくれた。

そうして2人で食卓を囲む。

「ジェレミーおいしい?」

「うん!!アレンが作ったのなら何でも美味しいよ!!」

「ふふ、ありがと」

僕にとって人生でこれ以上無いくらいすごく幸せな時間だった。

でも一つだけ言うと僕のポケットに今日はナイフとスタンガンを仕込んである。

悪い事だと分かっているけれど僕はもっとアレンと仲良くしたかったから…

拒絶されたら使おうと思って持ってきた物。

神様、どうかこの悪い僕を今日だけ許して下さい…

そうしているうちに食事を終えそのままアレンと洗い物をする流れになっていた。

「アレン…そういえばアレンは付き合ってる人とかいるの?」

「俺は居ないよ、ジェレミーは?」

「好きな人ならいるかな…」

「叶うといいね、相談ならいつでも言って!」

「ありがと…」

そういう会話をしながらあっという間に洗い物を終えた。

「アレン…もうこんな時間だね」

「泊まってく?」

「はえ…!!いいの?!」

「ちょっと狭いけどね」

「全然いい!!ありがとうアレン…!!」

そうして互いにシャワーを浴び終えあっという間に就寝時間となった。

僕は勇気を振り絞って今日は行動を起こそうと思う…

「ジェレミー電気消すよ」

アレンの声と共に電気が消える。

「ねえアレン…別々の布団で眠るのもいいけど…もし良かったら僕アレンと一緒の布団がいいな」

「ジェレミー、そういうのは誤解されるよ」

「誤解じゃないよ…だって僕…!!」

そう言ってアレンを思い切り押し倒す。
アレンは勢いよくベッドに倒れて驚いた表情をしていた。

「ジェレミー…そういうのは良くない、悪ふざけならやめなさい」

アレンに両腕を掴まれ更にキッと睨まれて一瞬ビクッとしてしまう。

「僕…悪ふざけじゃないよ…本気だよ…離して…」
振られて拒絶されたような気持ちになり悲しくなる。

「ジェレミー…」
涙を浮かべる僕を見てそっと手を離してくれるアレン。

「ねえ…僕ねずっとアレンの事が好きなの…毎晩毎晩アレンとえっちする事考えながら過ごしてた…」

「………」

「ねえ僕を受け入れて…お願い…」

そう言って僕はアレンにスタンガンを向け1発撃った。

バチンという大きな音と共にアレンは意識を失った。

その隙に素早くアレンの両腕を後ろで縛る。
こうしなきゃ僕はアレンに力で負けちゃうから…

「うっ…」

「アレン…もう目覚めちゃったの…?!」

「ジェレミー…今すぐやめなさい」

「だ、だめ…僕このままじゃ帰れないのっ…!」

「ジェレミー?今引き下がれば全部忘れてやるから」

アレンは怖い顔して僕に圧をかける。
僕はアレンと仲良くしたいだけなのにどうして…

「あれん…僕忘れられちゃうなんて嫌だよ…うぅ…」

「ジェレミーの気持ちは分かったから…拘束ほどいて」

「やっ…!!絶対いなくなっちゃう…やだぁっ…!!」

僕はアレンにぎゅっと抱きついた。
アレンは本気で困ったような顔をしている…

「ジェレミーどこにも行かないから…分かった…」

「ほんと…?」

「本当、だからほどいて」

僕を説得しに来ている。
それなら僕も交渉してみようか。

大好きな憧れの先輩であるアレンに直接言うのはちょっと照れるけれど…
僕は頬をほんのり赤く染めながら言う。

「じゃあ…僕の言うこと聞いてくれる…?」

「言う事ね…」

僕はスタンガンをまたアレンにぱちぱちとして見せるとアレンは渋々頷いてくれた。
でも僕を殺すような目をしている…

「こ…怖い顔しないでっ!!僕はただ…その…あれんにぎゅーってしてもらいたいの…ついでに撫でてくれたら…なんて?あはは…」

「は…」
拍子抜けしたような顔をするアレン。

「だ、だめだった?!」

「いや…もっとろくでもない要求かと思ってた」

「どんな…?」

「なんでもない…要求はのんであげるからほどいて。こっちおいでジェレミー」

「あ、あれん…!!!」
僕はアレンに明るい笑顔を見せる。
こっちおいでなんて言われたら僕、嬉しくて溶けちゃう…!!

アレンの拘束を解いて僕はにこにこしながらぎゅっとされるのを待つ。

しかし僕は完全に油断していた事に気づいた。

拘束を解いた間にスタンガンを取られてる…
僕が先程やったようにパチパチと音を立てて脅してきた。

「ジェレミー?色々と説明してくれるかな?」

「ひっ…!!」

「今すぐ謝れば今日の事は何も言わないよ」

「ご、ごめんなさい…!でも僕…!!」

「でも、は無しでしょ?」

「うぅ…あれん…ごめんなさい…」

「よろしい」

しゅんとした顔で俯く僕。
振られちゃったのかな…

そう思っているとアレンは僕の頭を撫でてぎゅっとしてくれた。

「あ、あれん…?!」

「これでいい?もうあんなことしちゃダメ」

「うん…さっきはごめんね…」

僕は今幸せでいっぱいだ。
心臓がドキドキして気持ちが溢れてしまいそう。

もう引き下がれない…
僕はこっそり忍ばせていたポケットのナイフを握りしめてアレンの目の前で見せた。

「あれん…もうちょっとだけ僕の言うこと聞いて…?」

「ジェレミー…本当に怒るよ」

「怒らないで…仲良くしてくれるまで何日だって何ヶ月だって僕はアレンの事閉じ込めちゃうんだから…」

「はぁ…分かった」
今にも思い切り噛みついてきそうな殺意溢れた視線をアレンは僕に向けてくる。

「その…僕と…ちゅーしよ?」

「………」

「あれん…」

何も答えないで僕を睨みつけるアレン。
すごく不安になる…

「僕とするの…そんなに嫌…?初めてじゃないでしょ…?」

そう言って顔を覗き込むと思い切りアレンは僕を押し倒しぎゅっと手首を掴み口内へ強引に舌をねじ込んできた。

ぬるりとした舌の感覚が僕の脳を痺れさせる。

「んひぁっ…?!あ、あれん…?!」

「望んでるのはこれ?」

「えっと!!わ…わがままなのは分かってるんだけど僕その…初めてで…」

「ほお…でも初めてがトラウマになるようにしなきゃ仕返しにならないでしょ?」

そう言ってアレンは再び僕の口内をくちゅくちゅと音を立てながら乱暴に犯していった。

んっ…ぅ…!!
くちゅっ…んちゅっ…
んぁ…あれんっ…!!?

蕩けるような快楽。
僕は初めて経験するそれに夢中になっていた。

「ジェレミー、これで懲りた?中途半端な気持ちでイタズラするとこうなるよ。これに懲りたらもうこんな事はやめるように」

「ううん…あれん…僕凄く気持ちよかった、もっとしよ…?」

「っ…?!」

恐らくアレンは僕が嫌がると思ってやったのだろう。
アレンは思ってた僕の回答と違った事に驚いたような表情を見せた。

「あれん…僕本気であれんの事が好きなの…」

「ジェレミー…初めてって言ってるのに乱暴する奴にはついて行っちゃいけないよ」

「でも僕あれんじゃないと嫌なのっ…」

「もうダメ、今日は泊まっていいけどあんまりおかしな事するようなら仲良くしてあげないよ」

「そんな…!!!そんなのやぁっ…!!」

僕はアレンに思い切りナイフを振り下ろした。

「ぐふっ…ジェレ…ミ…!!!!!」

肩付近に深々と切り傷を刻んだので大漁に血が滲んだ。

そんなアレンに性的魅力を感じてしまう。
好きな人にこんな事をして、僕は本当に悪い人だと思う…

でもアレンが好きな気持ちに歯止めを掛けることはもう出来なかった。

「アレン…僕もうダメ…アレンと一緒になりたい…もっと刻ませて…!!」

そう言ってナイフを向けるとアレンは激痛に耐えながら力を振り絞り壁際まで這うように後ずさった。

さっきまで強気だったアレンに焦りと恐怖の表情が見える。
僕は心の底からゾクゾクした。

「ジェレミー…分かった…要求は全部飲んでやるから…」

「ねえでも僕の言うこと聞いてくれたって翌日には逃げるんでしょ…?それならここで腱を切って歩けなくしたっていいかもね」

「ジェレミー落ち着いて、分かった…分かったから…」

「あれん…その顔すごく可愛いっ…僕あれんの事本当に大好きなの…!!」

甘えるようにぎゅっと抱きしめるとアレンは身体をビクッとさせて身構えた。

「あれん、どうしてそんな反応するの?僕の事きらい…?逃げようとしたから縛っちゃうね」

「落ち着こうジェレミー、嫌いなんかじゃないから」

「うぅ…僕あれんに好きになって貰いたいのにー…」

そう言葉をかけながら僕はアレンの腕を再び
後ろで縛った。

「ジェレミー…拘束はやめよう…逃げないしジェレミーのやりたい事ぜんぶやってあげるから」

「切り裂いたら絶対動いちゃうでしょ?」

「まて…ジェレミー?!」

「うふふ、僕がアレンを痛めつけるんだ…綺麗な肌に傷跡をつけまくるの…」

再びナイフをチラつかせる。
アレンは逃げようとするが残念ながら後ろには壁しかなく両腕は拘束されているので為す術もなかった。

絶望したような表情を浮かべるアレンに容赦なくナイフを振りかざし続ける。

何度も何度も両腕を切り刻んでアレンはあっという間に血だらけになった。

「ぎゃぁぁっ!!!!」

猛獣みたいな叫び声が部屋中に響き渡る。

「はぁ…はぁ…あれん…好き…っ」

「うっ…!!!ジェレミー…来るな……」

「どうしてそんなこと言うの…?僕あれんの事大好きなのに…悲しいよ…」
アレンに嫌われたら僕はきっと生きていけない。

どうしようもない程に好きで好きでたまらなかった。

「痛い…ジェレミーこんなのおかしいって…もうやめよ…」

「まだえっちだってしてないのに…僕の事そんなに嫌…??」

「そんな事ないよ…ジェレミーの事ちゃんと好きだから…ね…?ほら…拘束解いて…?」

絶対嘘だと分かっている。
けれども大好きな人に嘘でも好きと言われると嬉しいものだ。

「ひぁ…あれん…僕も好きっ…!!嬉しいっ!!」

「そっか…俺もだよ」
言葉では僕の機嫌を損ねないように良いことを言ってくれるがかなり焦りの表情が見えるアレン。
いきなり拘束されて切り刻まれたりしたのだから無理もないか。

「でもね、拘束解いたら逃げちゃうって分かってるの…僕そうなったら悲しくて泣いちゃう…あれんと一緒にいたい…」

「はは…そっか、どうしたら拘束解いてくれるの?」

「あれんが僕から逃げないって確信が持てるまで!ちょっと待ってて!!」

アレンのお家…なにかいい物ないかな?
ウロウロしていると金属バットが目に入った。

そっと手に取りアレンの方を向くと明らかにアレンは青ざめたような表情で手足をガクガクとさせている。

「ジェレミー…ちょっと落ち着こう?」

「わ!そんな顔しないでっ!僕アレンの事殺したりしないよ…死んじゃったら悲しいし嫌だもん…」

「死ななくても、それは置こう」

「骨の1本2本くらい砕けても大丈夫、すごく腫れ上がるだろうし痣も沢山残したい、僕アレンが酷い目に遭って心が折れる瞬間まで一緒に居たいの…あと僕はアレンと恋人にもなりたいな…えへ」

「ジェレミー…本当に何でもするから…」
さすがのアレンも震え始める。
でも僕は怖がらせたい訳じゃなくて本当はただアレンと仲良しセックスがしたかっただけ。

僕の不器用が爆発してる…
でもアレンをこうして屈服させたいという気持ちが無いという訳ではなかった。

「アレン…いつか僕の事本当に好きになってくれたらいっぱいデートしようね」
そう言って僕は思い切りアレンの足に金属バットを振り下ろした。

片足のすねに直撃すると同時にアレンはこの世のものとは思えない程の絶叫を部屋中に響かせた。

っぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!

痛すぎて上手に呼吸もできないようだ。
身体を痙攣させながら痛みでアレンはそのまま吐いてしまったようだ。

「あれん…大丈夫?」

「あがっ…ううぅ…」

焦点の合わない目で僕を睨みつけようとするも意識が遠のいてゆくのだろう。
今のアレンはマトモじゃなかった。

「ね…僕あれんの事大好きなの…僕をあれんの恋人にして…?僕の初キスを奪った責任とって!」

「ぐぐっ…」

僕はまたアレンに向けて金属バットを今度は左腕にスイングさせた。

鈍い音が響きわたり再びアレンは絶叫する。

ぎぃぁああああああっ!!
あああああああ!!!!
あああああああっ!!!!!
あああああああああああああ!!!

気が触れたような感じになっている。
恐らく音からして腕もすねも粉砕骨折しているはず。

ガクガクと痙攣して涎を垂らし時々白目を剥いている。
この様子を可愛いと思ってしまった。
だっていつもかっこいいアレンがなかなか見せてくれない表情だもん…
僕しか見られない表情…

「あれん…今は状況的に絶対的権限を得ているけれどもし恋人になってくれるなら僕あれんの言う事聞くよ…僕あれんの奴隷にされてもいいなって思うんだ…うふふ」

肩で呼吸しながら震えるアレン。
僕のほうをかなり怯えて警戒するようにして見ていた。

「ジェレ…ミ…もう…こんな真似…やめ…」

「あっ喋れるようになった!よかった!!」

「お願…い…だから……もう…ジェレミ…と付き合う…から…」

息絶えだえにそう言ってくれたアレンの言葉。
世界中のどんなジュエリーよりもキラキラしていて僕の心をワクワクさせてくれた。

「あれん…いいの…?!?!僕、あれんの恋人になれるの?!」

コクコクと頷くアレン。
僕と目を合わそうとせず涙を流している。

「あれん…泣かないで…僕もういい子にするから…アレンの言うことちゃんと聞くから」

「拘束…」

「わ、わかった!!でも逃げないでくれる…?」

「逃げない…よ…」

「ほんと…?僕あれんの事信じるからね…」

そう言ってゆっくり拘束を解いた。
しかしアレンは痛みでその場から動こうとしない。

「痛い…?僕痛み止め持ってるよ!」

「痛…い…ちょうだい…」

「ちょっとまっててね」

自分のカバンをガサゴソと漁る。
僕が歯医者さんに行った時に貰った痛み止めがあった。

「その…あれん…えっと…」

「な…に…?」

「あのね…嫌じゃなかったらその…口移しとか…どう?」

アレンは一瞬だけ僕に怖い顔を向けたが頷いてくれた。

「ありがとう…あれん大好きっ!」

そう言ってキッチンまで行きお水とお薬を口に含んでアレンの元へ向かう。

ゆっくりアレンの口内へお薬を流し込んだ。

「っけほっ…けほっ…」

「わぁ…僕下手くそだったかも…ごめんっ!」

服の裾でアレンの口を拭う。
裾やキスをする時にアレンの先程の吐瀉物が着いたが僕は気にならなかった。

だって僕は今日からアレンの恋人なんだもん。

「ねえねえアレン、洗う?シャワーで流す?」

「そう…だね」

「立てる…?」

「なんとか…」

立ち上がろうとアレンは体制を立て直したものの痛みで再び声にならない叫びを上げていた。

「っ…!!!!!!!!!!」

「わ!アレン大丈夫…?肩貸すから…一緒にお風呂入ろ?」

「………わかった」

きっと僕と入るのは嫌なのだろう。
そんな目をしていた。
しかし僕と入らなければ吐瀉物でべたべたの身体も流せなければ今この状態じゃ1人でのシャワーはどう見ても無理に等しい。

苦渋の選択だったのが見て取れる。

「僕嬉しい…あれんのお洋服脱がせてあげるね」

「自分でやるから…片手で出来る」

「そ…そう?じゃあ僕も…」
まだまだ拒絶されているのでちょっぴり寂しくなる。

でも僕とアレンはもう恋人同士なんだからきっと心配しなくても大丈夫かな。

「ジェレミー…もう変な気は起こすなよ…」

「もうしないよ!後ね…あのね…」

「何…?」

「その…えっと…人の前で脱ぐなんて今まで全然した事無かったから…あんまり見られちゃ恥ずかしい…かも…」

「一緒に入ろって言ったのジェレミーでしょ」

「そ、そうだけど…!お風呂で電気ついてたら恥ずかしい…」

「好きにしたらいい」

「ほんと?!じゃ…その慣れるまで電気付けないで入ろ…?」

僕の頬が熱くなる。
アレンとセックスがしたいと思っていたもののいざこうなってみると大好きな人の前で脱ぐという行為すら緊張してしまう…

アレンは何も気にせず脱いでいたので僕は慌ててアレンに背を向け自分のシャツのボタンに手をかける。
しかし緊張して上手くボタンが外せなかった。

「うぅ…あれん…ちょっとまってね」

「怪我人の俺より遅いの?」

「ごめんってば!僕緊張しちゃって上手く外せなくて…」

「………ほらこっち向きな」

呼ばれて僕はアレンの方を向く。
すると片手で器用に僕のシャツのボタンを外してくれた。

「ふわ…!!?あ…あれん…っ…」

ドキドキしてアレンに心臓の音が伝わってしまいそうだった。

頬を赤らめながら目をキラキラさせる僕とは対照的にアレンは溜め息をつきながら機械的に僕のボタンを外してゆく。

それでも僕は嬉しかった。

「あまりにも遅いから…」

「ぼ…僕嬉しくて死んじゃいそう…!!」

「そっか…浴室連れてって」

「うん…!!」

アレンに肩を貸しながらゆっくり浴室に入る。
温かいシャワーの湯気が2人を包み込んだ。

「あれん、お湯かけるね…熱くない?」

「うっ…熱くないけど…切り傷とバットでやられた所が痛い…」

「流水だけでも痛い?洗う時気をつけなきゃ…」

そう言って僕はゆっくりボディソープを手に取りそのまま泡立ててゆく。

ゆっくり優しく、なるべくアレンが痛くないように身体に指を滑らせていった。

「うっ…」

「あれん大丈夫…?痛かったら言って…」

「だ…大丈夫…」

アレンの体が時々ビクッと跳ねる時がある。
痛いのか或いは僕の指がくすぐったかったか…

憧れのアレンとお風呂に入って更にこんなに触れていると思うと僕はすごく緊張してしまい手がちょっぴりぎこちなかった。

「ご…ごめんね僕下手くそで…大好きだった憧れの人とお風呂入れるなんて思ってなくて…あはは…」

アレンは明らかに呆れたような視線を僕に向けた。

「あの…あれん…僕達って付き合ってる…よね?」

「急にどうしたの、さっきジェレミー自分でそう言ってたでしょ」

「い、いや!不安になっちゃっただけ…その…恋人同士ならもっとくっついてもいい…かな…なんて!」

「………」

「睨まないで…!やっぱり嫌だった…?ごめん、僕あれんと一緒が嬉しくて舞い上がっちゃっただけなの…忘れて!!」

「ジェレミー…」

「な、なあに?!」

「もうあんな事しないって約束できるなら近くにおいで…」

「あれんっ…!!」

僕はそっとアレンに距離を詰め泡まみれのアレンに密着した。

にゅるにゅると肌が擦れる感覚が気持ちよくてそれだけでイッてしまいそうになる。

「んっ…あれん…すき…」

「ジェレミーの勃ってるじゃん…」

「やっ…!!恥ずかしいから見ないでっ…」

「ジェレミーの考えてる事はよく分かんないや…」

しばらくアレンのぬくもりを感じていた。

「あの…ね…あれんの…触っていい…?」

「………勝手にすれば」

アレンは僕に心まで許す気は無いようだ。
僕はラブラブしてたいのに…

でもやっぱりアレンの身体にもっと触れていたいという欲求には逆らえなかった。

するするとアレンのそれに手をかけ少しずつ扱き始めた。

「わぁ…勃ってないのに大きいね…すごい…」

「うっ…この変態ホモ…」

「ひどいっ!僕あれんとただイチャイチャしたいだけなのに…」

「危ないことさえしなけりゃ可愛いのにね」

「なっ…!!?ぼ、僕…!?」

「もっとしたければ早くシャワー終わらせてベッドに俺を連れて行けばいいさ」

「わぁ!あれんとイチャイチャできるの?!じゃあシャワーでもう流しちゃうね…!」

早くこの状況を終わらせる為のアレンなりの知恵なのかもしれないが今の僕はアレンに夢中だったので何でも良かった。

そのまま流してシャワーから上がりタオルでアレンを丁寧に拭く。

そうして2人ベッドの上に乗った。

「さて…ジェレミーは入れるのと入れられるのだったらどっちがいいの?」

「んえぇっ!?ぼ、ぼ、僕そんなの考えた事無かった…!!どうしようっ…」

「まだウブな癖によくここまで振り切った行動起こしたよね」

「だって…あれんと一緒になりたくて…」

「で、どっちなの…?」

「分かんないよ…どうしようっ…」
僕はなんだか悲しくなってくる。

いざ交わるとなるとやはり初めてなので不安もあり涙が溢れて来てしまった…

「怖いの?」

「うん…」

「とんだお笑い草…本当にもう…」

また呆れ顔をされてしまった。

「ジェレミーがバットで打ったから俺は今身体は自由に動かない訳。とりあえず俺の上に乗ってごらん」

「こ…こう…?」

「そう。そのままキスくらいは付き合ってあげるからさっさと舌出して」

「…!!!」
アレンからそう誘って貰えるとは思っていなかった。

僕は嬉しくて嬉しくて仕方がない。
心臓が弾け飛んでしまいそうな程だった。

そのままゆっくりアレンに近づくと、アレンは損傷していない方の手を僕の首の後ろから回してグイッと引き寄せてきた。

「さあらほら舌出しな」

「んぇ…」

そのまま僕達は舌を絡めるようなキスをする。
甘ったるい快楽が僕の脳をゆっくりと溶かしていくようだった。

んっ…ちゅっ…
くちゅっ…んちゅっ…

ピチャピチャと淫らな水音と2人の呼吸が部屋に反響する。

「はぁ…はぁ…僕…もうクラクラしてきちゃった…」

「早すぎ…」

「だって…ずーっとこうしてたかった」

「そっか…結局ジェレミーが入れたいの?それとも俺が入れる?」

「僕ね、あれんの怪我が治ったらもう一回考える…それであれんが決めて欲しいな…付き合ってくれるって言ってくれたから…」

「ふーん、分かった』

「えへ…今日はあれんの舐めてもいい…?」

「いいけどジェレミーは気持ちよくなりたくない?」

「だって…その気がないのに僕の舐めるの嫌でしょ…?」

「今更…散々無茶苦茶やってた癖に。もうここまで来たから最後の絶頂まで見届けてあげるよ…ほらこっちにお尻向けて」

「そ…それってシックス……」

「いちいち反応が処女、黙って出来ないの?」

「ご、ごめん!!」

僕は慌てて言われた通りに体制をとった。
すごく恥ずかしい…

「ジェレミー舐めるなら責任もって飲んでよ?」

「わ…分かった…!!」

「よろしい」

そうしてアレンのそれをちゅぷちゅぷと口いっぱいに含んで必死で舌を動かした。

ぎこちなくて下手くそなのが僕でも分かる…
そうしていると僕のそれをアレンはくわえ始めた。

自分でするのとは比べ物にならないほど気持ちよくて未知の感覚に僕は声を上げてしまう。
「んむぐっ…!!んっ…んん…!!!」

ぬるりと生暖かいアレンの口内は僕の脳を犯してゆくようだった。

ちゅぷちゅぷと淫らな音が部屋に反響する。

「んむっ…んっ…んはっ…あれん…!イッちゃう…!!」
僕は一気に射精してしまう。
びゅるびゅるとアレンの口内に流し込まれる白濁液をアレンは受け止めて飲んでくれた。

「ジェレミー…早すぎ…」

「あれん…僕のせーえき…」

「ふふ、俺のも飲まなかったら殺すからね」

「僕…あれんに殺されるなら嬉しいかもっ!」

「このキチ〇イ…」

「うん…!!」

僕は体制を立て直しアレンはベッドに座る。
床で膝立ちしながらアレンのそれをちゅぷちゅぷと舐め続けた。

「んっ…ジェレミ…気持ちい…よ…」

僕はアレンの手に指を絡めてそれに応えた。
ぎこちないながらもなんとか頑張って動く。

「ねえジェレミー…悪くないかもね…」

「んむ…?」

「ジェレミーと恋人同士になるのも…悪くないかもねって。脅し方からして頭のおかしい子かと思ってたけど本当は素直でいい子じゃん」

「んっ…」
僕は嬉しくて更に舌使いがぎこちなくなってしまう。
アレンにふわふわと髪を撫でられ僕はそれだけで意識が飛んでしまいそうな程幸せだった。

「ジェレミーいいよ…上手…俺もうイキそう」

アレンの呼吸が少しずつ早くなる。

「あぁっ…ジェレミー…出るっ!」

「んむぅ…」

そのままアレンはびゅるびゅると僕の口内に大量の白濁液をぶちまけた。

僕は味わうようにしてゆっくりとそれを飲み込んだ。
幸せの味がする。

「あれん…僕幸せ…今日あれんと同じお布団で寝ても良い?」

「勝手にすればいいよ、但し俺と付き合うなら今後バットもナイフもスタンガンも禁止」

「えへ、わかった!じゃあアレンが今度は僕に使う?僕ねあれんになら痛いことされても嬉しいかもって」

「………寝るよキ〇ガイジェレミー」

「はあい!」

足を損傷したアレンに肩を貸しながら僕達は一緒のお布団に入る。

布団の中でそっとアレンの手を握ろうとすると恋人繋ぎみたいに指を絡めてくれた。

「あれん…!」

「早く寝なさいね」

「うん!おやすみアレン!」

アレンの温もりを感じながら眠る夜。
これ程幸せな事は世界中のどこを探してもきっと無いと思った。

アレン、これからもずっとよろしくね。



ーENDー




ーーーーーーーーーー
これにて完結となります!
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!!

現在連載中の「俺、可愛い後輩を無理やり犯して調教してます」の完結後、再びアレンとジェレミーを主人公とした異世界リョナBLを制作予定です。

是非こちらもよろしくお願いします!
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中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

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