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第一部 ガーランド転生騒動
閑話:笹原柚希
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朝目覚める度に確認する。
私はささはらゆずき。笹原柚希。
もうすぐ十七歳で、中小企業の課長職でお酒も飲めないおしゃべり好きな父と、お見合い結婚だけどわりにそんな父親を気に入っている母の間に生まれた、平凡な生活を送ってきた娘。
それから鏡の前に立って、自分の姿を認識する。
バーゲンで母が買ってきたグレーのよれたパジャマに、寝起きで跳ねた黒髪を見てようやく私は深く納得できるのだ。
自分はフェリシア・クレイトンではないと。
こんなことをしているのは、急に前世の記憶としか思えないものがよみがえって、自分は誰なのか見失いそうになったことが発端だ。
けれど最初は怖がるばかりで、こんな風に自分は誰なのか、誰でいたいのかをしっかりと認識しようとは思ってもいなかった。
ようやく自分自身を持とうと思えるようになったのは、他クラスの友達、小幡沙桐さんのおかげだ。
沙桐さんは笑顔が似合う、どこか小動物的な愛嬌がある可愛い女の子だ。本人は自分は美人じゃないと言うし、だからオディール王女なんかは綺麗で見ていて楽しいと言う。確かに沙桐さんは美女とは違うけれど、そんなに引け目に感じる必要もないのにと思う。
やせ形の彼女は華奢に見えるし身長もそれほど高くないのに、すごくバイタリティに溢れている。
あれは多分、彼女がお人よしだからなのではないかと私は思っている。
恥ずかしがりなのかすぐに偽悪ぶってみせるけれど、突っかかってきた異世界人にわざわざアドバイスするなんていうのも十分優しいし(私なら絶対逃げてる)、助けてもらったから、うっかり人の日記を見ちゃったからといって、私の複雑な事情に手を差し伸べてくれたりもしたのだ。そんな彼女は、間違いなく優しい。
本当にあの時は、誰にも頼るわけにもいかなくて、心細かった。だから沙桐さんが手伝うと言ってくれた時、号泣しそうだった……実は家に帰ってから思い出して泣いた。
多分、沙桐さんと同じクラスの騎士も、あの優しさに感銘を受けたのだと私は思っている。
今目の前にいるこの王子様も、たぶん。
「朝早くからごめんね」
片手を上げて挨拶するアンドリュー殿下を見つけ、校内の北庭のベンチで座っていた私は思わず立ち上がってしまう。
今朝は、彼からの呼び出しを受けて早く登校してきたのだ。
正直なところ、一体二人で何の話をするというのか予想がつかなくて、怖い。
そう、異世界の王族というものは、怖い存在なのだ。
「め、滅相もございません」
そのまま両手に肩をあててお辞儀をすると、アンドリュー殿下はくすくすと笑いだした。
「僕は君の主ではないし、君はこちら側の世界の人だろう。そんな畏まり方はおかしいんじゃないのかな」
「わっ、えっと、はいすみません」
言われて気付き、謝ってしまう。
輝かしい容姿だけではなく、この王子からささやかににじみ出る威圧を感じてしまうと、私はどうしても記憶の中で臣下らしくと躾けられたことを思い出してしまうのだ。
いつもは他の生徒たちもいるから、ここが『日本』だと認識していられるけれど、二人きりだとそうはいかない。
思えばお弁当を食べさせる時も緊張した。
変な物を口に入れることになって、不快な表情でもされたらと思うと、生きた心地もしなかったのだ
とにかくこの王子様が笑っていてくれないと、本当に怖くてたまらなくない。
だから恐れるのは少し、大目に見てほしいと訴えた。
「で、でも記憶があるからこそ、無視して行動できないことってありませんか? よほど錯乱しない限り、王族の皆さまに気楽に接するわけには……」
「怖い?」
濁した語尾を、アンドリューが的確に拾い上げる。
うなずけば、彼は仕方ないという風にため息をついた。
「沙桐さん達の前で、過剰に怯えなければいいよ。王族だから気を使う、ぐらいなら問題ない。あの一件が終わったとみなせる今日からなら、むしろそんな感じで畏まってた方が君のためにもなるんじゃないかな? 僕との噂が他の要因を退けるためだったって、印象付けるにはちょうど良いだろうから」
「確かに、そうですね」
私が恐縮してみせれば、協力してもらうためだったと周囲にもわかる。王子が一時でも付き合った女だと勘違いされるよりは、私も安心できるのだから。
「それで、今日君を呼んだ理由だ。君には制約を受けてほしい」
制約。
それを聞いてハッとする。
「必要ですか? 私、あちらの世界のことは何もしゃべりません」
「でも沙桐さんは気付く。他国の王族でしかない僕の言うことを大人しく聞き入れたキースのことを、不自然に思うだろう」
「でも、昨日はそんなこと……。それに国同士の問題になるからと言い訳することもできるのでは」
沙桐さんは何も気付かなかったのだから。異世界の秘密を、誤魔化せると思うのだ。
「今は混乱して他に気をとられているだけだ。いつか気付くよ、察しの良い人だから」
それは否定できない。その能力こそが、沙桐さんの最も優れた点だと思う。
「もちろん君の言う通り、僕を傷つけることがあれば国家間の問題になる。そう言い逃れをするつもりではあるが……できなかった場合を僕は憂慮している。なにせ昨日申し入れたのは謝罪だ。オディール王女が優しいから、沙桐さんのことを気遣って叱責はするだろう。しかしキースはどうだ?」
アンドリュー殿下は言葉を一度切ってから、ゆっくりと言った。
「あの男尊女卑が強い国で育ったキースが、どうして王女とはいえオディール殿下の言うことを素直に聞くのかと尋ねられたら? あの国では女王でも、臣下が男性ならば譲らなければならないほど、立場が弱いんだ。それは沙桐さんもオディール王女から聞いている。なのに一度でも恋人として傍にいた男が遠慮するなんて、他の事に気をとられている今じゃなければ、疑問に思うだろう」
黙り込む私に、さらにアンドリュー殿下は最後通牒をつきつけた。
「それに君は『暗示』を受けてない。他の者と違って君に制約はないんだ。何かを聞かれた時に、同情心から漏らしてしまうこと。僕はそれを危惧している。なにせ沙桐さんは君の恩人だから」
「……はい」
なぜアンドリュー殿下が、私を呼び出したのかが理解できた。
異世界に関わる秘密を、小幡沙桐に明かすな。それを目に見える形で制約させたいのだ。
軽い話をする友達くらいなら、あちらの世界には身分差があって、だから騎士は王子を尊重するんだと納得できるだろう。
けれど誰もが一人の人間でもある。
深くかかわれば、一個の人間として反発を感じていることや、喧嘩になってもおかしくない状況になる場合もあるだろう。
その時、しかも学校という他の臣下達がいない状況でも反旗を翻さない者ばかりという異常さに、気付かないはずがないのだ。
特に優しい沙桐さんのことだ。
誰かの代わりに怒って、その延長線上で誰も文句を言わない事に憤った末に……気付いてしまうだろう。
決して臣下の立場にいる人が逆らわない……逆らえないことに。
「わかりました」
うなずく私に、アンドリュー殿下は実に優しい表情で告げた。
「君の口を封じても、いつかは沙桐さんも知ることになるかもしれない。でもそれを決めるのは僕だ」
その言葉に、私は目を瞬く。アンドリュー殿下の言い方は、まるで。
「殿下は……沙桐さんとずっと関わりたい、と?」
ずっと彼女を傍に置きたいから、いずれは彼女に全てを明かしてもいいと、そういうつもりでいるのだろうか。
私の問いに、アンドリュー殿下は謎めいた微笑みを浮かべるだけだ。
聞いてしまったら、沙桐さんは後戻りができなくなる。
もちろんその前に、意思確認はするだろうけれど。
でもおいそれと誰にでも話せることではない。だからアンドリュー王子は本気で沙桐さんを取り込むつもりなのだとわかる。
それは恋なのか。それとも別な利用価値を見出したのだろうか。
思った後で、ふと自嘲したくなる。
何も知らなかった頃なら、沙桐さんの境遇をうらやんだかもしれない。ミーハーだった私は、異世界への招待状を手にした人だと感じて、それが与えられない自分を嘆いただろう。
でもわかっている。
引き替えにするものが大きいから、うらやむような物ではない事を。
だから自分に優しくしてくれた友達が、苦しまないと良い、と思う。
そのために、何が出来るだろうと私はぼんやりと考えはじめた。
私はささはらゆずき。笹原柚希。
もうすぐ十七歳で、中小企業の課長職でお酒も飲めないおしゃべり好きな父と、お見合い結婚だけどわりにそんな父親を気に入っている母の間に生まれた、平凡な生活を送ってきた娘。
それから鏡の前に立って、自分の姿を認識する。
バーゲンで母が買ってきたグレーのよれたパジャマに、寝起きで跳ねた黒髪を見てようやく私は深く納得できるのだ。
自分はフェリシア・クレイトンではないと。
こんなことをしているのは、急に前世の記憶としか思えないものがよみがえって、自分は誰なのか見失いそうになったことが発端だ。
けれど最初は怖がるばかりで、こんな風に自分は誰なのか、誰でいたいのかをしっかりと認識しようとは思ってもいなかった。
ようやく自分自身を持とうと思えるようになったのは、他クラスの友達、小幡沙桐さんのおかげだ。
沙桐さんは笑顔が似合う、どこか小動物的な愛嬌がある可愛い女の子だ。本人は自分は美人じゃないと言うし、だからオディール王女なんかは綺麗で見ていて楽しいと言う。確かに沙桐さんは美女とは違うけれど、そんなに引け目に感じる必要もないのにと思う。
やせ形の彼女は華奢に見えるし身長もそれほど高くないのに、すごくバイタリティに溢れている。
あれは多分、彼女がお人よしだからなのではないかと私は思っている。
恥ずかしがりなのかすぐに偽悪ぶってみせるけれど、突っかかってきた異世界人にわざわざアドバイスするなんていうのも十分優しいし(私なら絶対逃げてる)、助けてもらったから、うっかり人の日記を見ちゃったからといって、私の複雑な事情に手を差し伸べてくれたりもしたのだ。そんな彼女は、間違いなく優しい。
本当にあの時は、誰にも頼るわけにもいかなくて、心細かった。だから沙桐さんが手伝うと言ってくれた時、号泣しそうだった……実は家に帰ってから思い出して泣いた。
多分、沙桐さんと同じクラスの騎士も、あの優しさに感銘を受けたのだと私は思っている。
今目の前にいるこの王子様も、たぶん。
「朝早くからごめんね」
片手を上げて挨拶するアンドリュー殿下を見つけ、校内の北庭のベンチで座っていた私は思わず立ち上がってしまう。
今朝は、彼からの呼び出しを受けて早く登校してきたのだ。
正直なところ、一体二人で何の話をするというのか予想がつかなくて、怖い。
そう、異世界の王族というものは、怖い存在なのだ。
「め、滅相もございません」
そのまま両手に肩をあててお辞儀をすると、アンドリュー殿下はくすくすと笑いだした。
「僕は君の主ではないし、君はこちら側の世界の人だろう。そんな畏まり方はおかしいんじゃないのかな」
「わっ、えっと、はいすみません」
言われて気付き、謝ってしまう。
輝かしい容姿だけではなく、この王子からささやかににじみ出る威圧を感じてしまうと、私はどうしても記憶の中で臣下らしくと躾けられたことを思い出してしまうのだ。
いつもは他の生徒たちもいるから、ここが『日本』だと認識していられるけれど、二人きりだとそうはいかない。
思えばお弁当を食べさせる時も緊張した。
変な物を口に入れることになって、不快な表情でもされたらと思うと、生きた心地もしなかったのだ
とにかくこの王子様が笑っていてくれないと、本当に怖くてたまらなくない。
だから恐れるのは少し、大目に見てほしいと訴えた。
「で、でも記憶があるからこそ、無視して行動できないことってありませんか? よほど錯乱しない限り、王族の皆さまに気楽に接するわけには……」
「怖い?」
濁した語尾を、アンドリューが的確に拾い上げる。
うなずけば、彼は仕方ないという風にため息をついた。
「沙桐さん達の前で、過剰に怯えなければいいよ。王族だから気を使う、ぐらいなら問題ない。あの一件が終わったとみなせる今日からなら、むしろそんな感じで畏まってた方が君のためにもなるんじゃないかな? 僕との噂が他の要因を退けるためだったって、印象付けるにはちょうど良いだろうから」
「確かに、そうですね」
私が恐縮してみせれば、協力してもらうためだったと周囲にもわかる。王子が一時でも付き合った女だと勘違いされるよりは、私も安心できるのだから。
「それで、今日君を呼んだ理由だ。君には制約を受けてほしい」
制約。
それを聞いてハッとする。
「必要ですか? 私、あちらの世界のことは何もしゃべりません」
「でも沙桐さんは気付く。他国の王族でしかない僕の言うことを大人しく聞き入れたキースのことを、不自然に思うだろう」
「でも、昨日はそんなこと……。それに国同士の問題になるからと言い訳することもできるのでは」
沙桐さんは何も気付かなかったのだから。異世界の秘密を、誤魔化せると思うのだ。
「今は混乱して他に気をとられているだけだ。いつか気付くよ、察しの良い人だから」
それは否定できない。その能力こそが、沙桐さんの最も優れた点だと思う。
「もちろん君の言う通り、僕を傷つけることがあれば国家間の問題になる。そう言い逃れをするつもりではあるが……できなかった場合を僕は憂慮している。なにせ昨日申し入れたのは謝罪だ。オディール王女が優しいから、沙桐さんのことを気遣って叱責はするだろう。しかしキースはどうだ?」
アンドリュー殿下は言葉を一度切ってから、ゆっくりと言った。
「あの男尊女卑が強い国で育ったキースが、どうして王女とはいえオディール殿下の言うことを素直に聞くのかと尋ねられたら? あの国では女王でも、臣下が男性ならば譲らなければならないほど、立場が弱いんだ。それは沙桐さんもオディール王女から聞いている。なのに一度でも恋人として傍にいた男が遠慮するなんて、他の事に気をとられている今じゃなければ、疑問に思うだろう」
黙り込む私に、さらにアンドリュー殿下は最後通牒をつきつけた。
「それに君は『暗示』を受けてない。他の者と違って君に制約はないんだ。何かを聞かれた時に、同情心から漏らしてしまうこと。僕はそれを危惧している。なにせ沙桐さんは君の恩人だから」
「……はい」
なぜアンドリュー殿下が、私を呼び出したのかが理解できた。
異世界に関わる秘密を、小幡沙桐に明かすな。それを目に見える形で制約させたいのだ。
軽い話をする友達くらいなら、あちらの世界には身分差があって、だから騎士は王子を尊重するんだと納得できるだろう。
けれど誰もが一人の人間でもある。
深くかかわれば、一個の人間として反発を感じていることや、喧嘩になってもおかしくない状況になる場合もあるだろう。
その時、しかも学校という他の臣下達がいない状況でも反旗を翻さない者ばかりという異常さに、気付かないはずがないのだ。
特に優しい沙桐さんのことだ。
誰かの代わりに怒って、その延長線上で誰も文句を言わない事に憤った末に……気付いてしまうだろう。
決して臣下の立場にいる人が逆らわない……逆らえないことに。
「わかりました」
うなずく私に、アンドリュー殿下は実に優しい表情で告げた。
「君の口を封じても、いつかは沙桐さんも知ることになるかもしれない。でもそれを決めるのは僕だ」
その言葉に、私は目を瞬く。アンドリュー殿下の言い方は、まるで。
「殿下は……沙桐さんとずっと関わりたい、と?」
ずっと彼女を傍に置きたいから、いずれは彼女に全てを明かしてもいいと、そういうつもりでいるのだろうか。
私の問いに、アンドリュー殿下は謎めいた微笑みを浮かべるだけだ。
聞いてしまったら、沙桐さんは後戻りができなくなる。
もちろんその前に、意思確認はするだろうけれど。
でもおいそれと誰にでも話せることではない。だからアンドリュー王子は本気で沙桐さんを取り込むつもりなのだとわかる。
それは恋なのか。それとも別な利用価値を見出したのだろうか。
思った後で、ふと自嘲したくなる。
何も知らなかった頃なら、沙桐さんの境遇をうらやんだかもしれない。ミーハーだった私は、異世界への招待状を手にした人だと感じて、それが与えられない自分を嘆いただろう。
でもわかっている。
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