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第20話 - あの日の研究、その成果
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ギルドは巨大な組織である。
故に、ギルド本体のみならず、様々な組織を抱え込む。
その中の一つに「魔導研究院」がある。その名の通り、魔法を研究する機関だ。
魔法……つまり、妖精文字を解読し、自在に操ることを目的とした機関である。
妖精文字の配列の法則を導くことを「魔導」と定義し、人間が使える魔法の可能性を広げることを理念として活動を続けている。
だが、そう言うだけであれば簡単だが、現実は難しい。
妖精文字自体が極小で不可思議な存在だ。
配置を並び替える、という作業だけでも難しいのに、性質が安定しない。
触れれば溶けたり、凍ったり、硬くなったり。一定の振る舞いをしないため、実験をするまでに相当な労力がかかる。
研究院の成果はいつも芳しくなかった。
そんな中で、かつてない成果を上げる俊英が、二人いた。
ハーヴィスという男と。
ローウェルという男である。
ハーヴィスは、魔法という絶対的な力に魅了されていた。取り憑かれるように研究に没頭し、様々な成果を上げていた。
ハーヴィスが見つけた法則は、これまでの十年分の研究に匹敵するほどであった。
この法則の中に、物質に魔法紋を刻みつけ、魔力を流すだけで魔法が発動される、というものあった。これは後に、ギルド支部の緊急警砲などに転用される重要な技術となる。
史上最高の成果であると、研究院の職員は、喜び、驚き、少なくない嫉妬など、様々な感情を向けることになる。
――だが、ハーヴィスは、自身の成果など、取るに足りないものだと思っていた。
ローウェルが辿り着いたものに、比べれば。
「……妖精と話せるようになった、だって?」
研究院の中庭のベンチで。朗らかな陽の光に当たりながら。
若き日のハーヴィスは手に持っていたパンを取り落とした。
目の前のローウェルは、至極まじめな顔で、頷いている。
それほど、信じられない出来事であったのだ。
ギルドに認められた冒険者や、王国の騎士たちは、妖精との契約をする。
だがそれはあくまで、一定の儀式を行って為されるものだ。妖精と会話をして契約を進めるわけではない。
会話なぞ、できるわけがないのだ。
妖精とは神に近い次元の、上位存在。そもそも言葉という概念があるのかもわからない。コミュニケーションを取るなど、考えるのも馬鹿らしいのだ。
なのにローウェルは、それができると言う。
「よ、妖精文字とはなにか、を考えたんだ。そ、そ、そうなんだ。これはまさしく、文字なんだ。妖精の言葉で、この世界に指示をしているんだ。僕らはこれを、現象として捉え過ぎていた」
どもりながら、勢い込んで話すローウェル。
無精ひげが生え、研究にのめり込む彼は、いつもそんな調子で話をする。
「文法を考えたんだ。も、文字のどれが主語で、どれが接続詞で、どれが述語か。それを辿っていったら、見えたんだ。妖精の文法を把握する魔法の配列、が! 魔法の種類は関係ない。契約する者であれば、誰でも、会得できる!」
「……お前、それ、やばいぞ。マジでヤバイ」
間違いなく、研究院史上最高の成果だろう。妖精と会話ができるなぞ、考えた者すらいないのではないだろうか。
だが、問題があるとすれば、それは最高の成果過ぎた。
妖精との会話なんて、ギルド以外に広がればどうなるか。
もしもその結果、ギルドを通さずとも、好きに妖精と契約ができてしまうのであれば。
結局のところ、ギルドの優位性とは、妖精との契約の独占のみに依っている。
それを揺るがす、過ぎた発見であった。ローウェルの命、いや、他に関わるもの全ての命が危うい。
寒気が抑えられず、ハーヴィスは知らず震えていた。
だがそんなことはいざ知らず。ローウェルは、すくりと立ち上がる。
「お、俺。行ってくる。お、抑えきれないんだ。わくわくが、止まらない!」
「……行ってくる? 何を言ってんだ、お前」
「お、俺。妖精の国に行ってくる。そこで、妖精と話を、してみる。そ、そうしてみたい!」
ローウェルの目は、宝石のように輝いていた。
ハーヴィスは、あんぐりと開く。
妖精の国なんて、どうやって行けばいいんだろうか。
ああそうか。きっと彼は、そうやって俺をおちょくっているのだと。
ハーヴィスはようやく、笑う余裕を取り戻し、しっし、と手を振った。
「つまらない冗談言うようになったねえ、ローウェル。おう、行け行け。どこへでも行ってしまえ」
「ああ。それじゃあ、またどこかで」
そうしてローウェルは、ふらふらと歩き出し、そして、三年間行方不明となった。
その間、ハーヴィスは順調に出世を重ね、ギルド本部の幹部となった。
特定のパーティーを作ることはしなかったものの、研究院から巣立ち、様々なパーティーに加入し、難易度の高い依頼の達成に力を貸した。その度に伝説が生まれた。
《魔法卿》だなんて呼ばれ始め、Aランク冒険者となった、ある日。
ハーヴィスは、森に来ていた。
手入れのされていない、荒れた森。通常の人間であれば近寄ろうと思わない。
獣の気配と土の匂いが充満する夜の森を、微かな月明かりを頼りに、奥へ奥へと進む。
その果てには、寂れた小屋が、ぽつんと建てられていて。
その前で――やつれた顔となった、かつての旧友が、何かを抱き締めていた。
それは、力を失い、魂の抜けた、亡骸であった。
真っ白い肌と、真っ白い髪の毛は、月光に照らされ不気味なほど神秘性を帯びており、なにより、その相貌は、あまりにも美しかった。
だが、その命はもう失われている。物言わぬ死体を抱き締めていたローウェルは、ハーヴィスに気付くと、泣き出しそうな顔で、無理やり笑った。
「ああ。はは。き、来てくれた。ハーヴィス。う、うれしい、よ」
「……これはどういうことだ、ローウェル? それは、なんだ?」
ハーヴィスの元に、一通の手紙が届いた。
何の文字も書かれていない、真っ白な手紙であった。
常人であれば気付かないだろう。その手紙には、びっしりと、魔法紋が刻まれていた。――緊急警砲の術式を応用した、秘密の暗号である。
それに気付いた瞬間、まさか、と思い、その魔法の暗号を読み解いて、直感が当たっていたことを知った。
ローウェルからの手紙であった。この森に来てくれと、記されていたのだ。
三年ぶりに会う彼は、少し背が伸び、やつれていた。
そして、彼が抱き締めるその女性の形をしたモノに、ハーヴィスは心を奪われていた。
ローウェルが、ぽろぽろと泣きながら、語る。
「お、俺の、奥さんだ。死んじゃった。俺が、お、俺が、なにも、できなかった、から」
「――ふざけんな。ローウェル。奥さん、だぁ? それは、人間じゃない、だろ」
ハーヴィスの言葉に……ローウェルは、頷いた。
「【純白の翅族】の、お姫様だ。妖精だよ、彼女は。俺たちは、わかりあえた。わ、わかりあえるんだ、ハーヴィス」
「――――――………………~~っ! なんだ、そりゃ! お前……! どこほっつき歩いてたかと思えば、妖精の女を……口説いた、ってか……!?」
ハーヴィスの衝撃はどれほどであっただろうか。
ローウェルが抱える女が、人間でないことは、見てわかった。
根拠はない。ただ、同じ人間とは思えなかった。それだけである。
それがまさか妖精の亡骸であるとは。
更には、会話が成立するかすら疑問視していたのに、あろうことか、夫婦となっていた、なんて。
掛ける言葉を失うハーヴィスに、ローウェルは、ぽろぽろと泣きながら話を続ける。
「そ、そうだ! お、俺たちは、幸せ、だったんだ! なのに、あいつら、あいつらが……この子を、【純白】を、狙った……! その、目的が……!」
その時。
寂れた小屋の扉がぎぃ、と開き。
「おとうさん。そのひと、だあれ?」
小さな女の子が一人、寝ぼけ眼をこすりながら、出てきた。
その子の肌と髪は純白で。
月明かりを浴び、神秘的に輝いて、見えた。
故に、ギルド本体のみならず、様々な組織を抱え込む。
その中の一つに「魔導研究院」がある。その名の通り、魔法を研究する機関だ。
魔法……つまり、妖精文字を解読し、自在に操ることを目的とした機関である。
妖精文字の配列の法則を導くことを「魔導」と定義し、人間が使える魔法の可能性を広げることを理念として活動を続けている。
だが、そう言うだけであれば簡単だが、現実は難しい。
妖精文字自体が極小で不可思議な存在だ。
配置を並び替える、という作業だけでも難しいのに、性質が安定しない。
触れれば溶けたり、凍ったり、硬くなったり。一定の振る舞いをしないため、実験をするまでに相当な労力がかかる。
研究院の成果はいつも芳しくなかった。
そんな中で、かつてない成果を上げる俊英が、二人いた。
ハーヴィスという男と。
ローウェルという男である。
ハーヴィスは、魔法という絶対的な力に魅了されていた。取り憑かれるように研究に没頭し、様々な成果を上げていた。
ハーヴィスが見つけた法則は、これまでの十年分の研究に匹敵するほどであった。
この法則の中に、物質に魔法紋を刻みつけ、魔力を流すだけで魔法が発動される、というものあった。これは後に、ギルド支部の緊急警砲などに転用される重要な技術となる。
史上最高の成果であると、研究院の職員は、喜び、驚き、少なくない嫉妬など、様々な感情を向けることになる。
――だが、ハーヴィスは、自身の成果など、取るに足りないものだと思っていた。
ローウェルが辿り着いたものに、比べれば。
「……妖精と話せるようになった、だって?」
研究院の中庭のベンチで。朗らかな陽の光に当たりながら。
若き日のハーヴィスは手に持っていたパンを取り落とした。
目の前のローウェルは、至極まじめな顔で、頷いている。
それほど、信じられない出来事であったのだ。
ギルドに認められた冒険者や、王国の騎士たちは、妖精との契約をする。
だがそれはあくまで、一定の儀式を行って為されるものだ。妖精と会話をして契約を進めるわけではない。
会話なぞ、できるわけがないのだ。
妖精とは神に近い次元の、上位存在。そもそも言葉という概念があるのかもわからない。コミュニケーションを取るなど、考えるのも馬鹿らしいのだ。
なのにローウェルは、それができると言う。
「よ、妖精文字とはなにか、を考えたんだ。そ、そ、そうなんだ。これはまさしく、文字なんだ。妖精の言葉で、この世界に指示をしているんだ。僕らはこれを、現象として捉え過ぎていた」
どもりながら、勢い込んで話すローウェル。
無精ひげが生え、研究にのめり込む彼は、いつもそんな調子で話をする。
「文法を考えたんだ。も、文字のどれが主語で、どれが接続詞で、どれが述語か。それを辿っていったら、見えたんだ。妖精の文法を把握する魔法の配列、が! 魔法の種類は関係ない。契約する者であれば、誰でも、会得できる!」
「……お前、それ、やばいぞ。マジでヤバイ」
間違いなく、研究院史上最高の成果だろう。妖精と会話ができるなぞ、考えた者すらいないのではないだろうか。
だが、問題があるとすれば、それは最高の成果過ぎた。
妖精との会話なんて、ギルド以外に広がればどうなるか。
もしもその結果、ギルドを通さずとも、好きに妖精と契約ができてしまうのであれば。
結局のところ、ギルドの優位性とは、妖精との契約の独占のみに依っている。
それを揺るがす、過ぎた発見であった。ローウェルの命、いや、他に関わるもの全ての命が危うい。
寒気が抑えられず、ハーヴィスは知らず震えていた。
だがそんなことはいざ知らず。ローウェルは、すくりと立ち上がる。
「お、俺。行ってくる。お、抑えきれないんだ。わくわくが、止まらない!」
「……行ってくる? 何を言ってんだ、お前」
「お、俺。妖精の国に行ってくる。そこで、妖精と話を、してみる。そ、そうしてみたい!」
ローウェルの目は、宝石のように輝いていた。
ハーヴィスは、あんぐりと開く。
妖精の国なんて、どうやって行けばいいんだろうか。
ああそうか。きっと彼は、そうやって俺をおちょくっているのだと。
ハーヴィスはようやく、笑う余裕を取り戻し、しっし、と手を振った。
「つまらない冗談言うようになったねえ、ローウェル。おう、行け行け。どこへでも行ってしまえ」
「ああ。それじゃあ、またどこかで」
そうしてローウェルは、ふらふらと歩き出し、そして、三年間行方不明となった。
その間、ハーヴィスは順調に出世を重ね、ギルド本部の幹部となった。
特定のパーティーを作ることはしなかったものの、研究院から巣立ち、様々なパーティーに加入し、難易度の高い依頼の達成に力を貸した。その度に伝説が生まれた。
《魔法卿》だなんて呼ばれ始め、Aランク冒険者となった、ある日。
ハーヴィスは、森に来ていた。
手入れのされていない、荒れた森。通常の人間であれば近寄ろうと思わない。
獣の気配と土の匂いが充満する夜の森を、微かな月明かりを頼りに、奥へ奥へと進む。
その果てには、寂れた小屋が、ぽつんと建てられていて。
その前で――やつれた顔となった、かつての旧友が、何かを抱き締めていた。
それは、力を失い、魂の抜けた、亡骸であった。
真っ白い肌と、真っ白い髪の毛は、月光に照らされ不気味なほど神秘性を帯びており、なにより、その相貌は、あまりにも美しかった。
だが、その命はもう失われている。物言わぬ死体を抱き締めていたローウェルは、ハーヴィスに気付くと、泣き出しそうな顔で、無理やり笑った。
「ああ。はは。き、来てくれた。ハーヴィス。う、うれしい、よ」
「……これはどういうことだ、ローウェル? それは、なんだ?」
ハーヴィスの元に、一通の手紙が届いた。
何の文字も書かれていない、真っ白な手紙であった。
常人であれば気付かないだろう。その手紙には、びっしりと、魔法紋が刻まれていた。――緊急警砲の術式を応用した、秘密の暗号である。
それに気付いた瞬間、まさか、と思い、その魔法の暗号を読み解いて、直感が当たっていたことを知った。
ローウェルからの手紙であった。この森に来てくれと、記されていたのだ。
三年ぶりに会う彼は、少し背が伸び、やつれていた。
そして、彼が抱き締めるその女性の形をしたモノに、ハーヴィスは心を奪われていた。
ローウェルが、ぽろぽろと泣きながら、語る。
「お、俺の、奥さんだ。死んじゃった。俺が、お、俺が、なにも、できなかった、から」
「――ふざけんな。ローウェル。奥さん、だぁ? それは、人間じゃない、だろ」
ハーヴィスの言葉に……ローウェルは、頷いた。
「【純白の翅族】の、お姫様だ。妖精だよ、彼女は。俺たちは、わかりあえた。わ、わかりあえるんだ、ハーヴィス」
「――――――………………~~っ! なんだ、そりゃ! お前……! どこほっつき歩いてたかと思えば、妖精の女を……口説いた、ってか……!?」
ハーヴィスの衝撃はどれほどであっただろうか。
ローウェルが抱える女が、人間でないことは、見てわかった。
根拠はない。ただ、同じ人間とは思えなかった。それだけである。
それがまさか妖精の亡骸であるとは。
更には、会話が成立するかすら疑問視していたのに、あろうことか、夫婦となっていた、なんて。
掛ける言葉を失うハーヴィスに、ローウェルは、ぽろぽろと泣きながら話を続ける。
「そ、そうだ! お、俺たちは、幸せ、だったんだ! なのに、あいつら、あいつらが……この子を、【純白】を、狙った……! その、目的が……!」
その時。
寂れた小屋の扉がぎぃ、と開き。
「おとうさん。そのひと、だあれ?」
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