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3.若い男 テイラー
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満月が光る夜の中、一軒の家がある。
ここに1人の若い男性がいる。
その名をマルコス・テイラー
テイラー大尉だ。
あの、マルコス・クリムの息子だ。
クリムは最後まで人類を信じていたが、
勝利を見ることなく、この世を去った。
植物によって殺されたのだ。
テイラーはその事件をきっかけに対食人植物部隊に入ることになった。
クリムとテイラーのツーショット写真を見ながら泣いている。
「親父…今日はあんたの誕生日だぞ…」
テイラーが悔しそうに言う。夜中の12月21日 12:01分のことである。
「今日はな…おまえ…」
テイラーが喋るのをとめた。ジージーと音がなっている。
トランシーバーが音源だ。
「こちらテイラー。どうぞ。」
まだ泣きたい。だが、任務かもしれない。
テイラーは集中する。
『大尉…応援を…C地区…危機!大尉!大尉ぃいぃ…!!!』
叫び声がよく聞こえる。回線が切れた。
「C地区…?おい!おい!!」
テイラーがトランシーバーを床に投げつける。
運悪くも写真に当たり破片が散らばった。
テイラーは急いで部屋を出た。
割れたツーショット写真が寂しく部屋に残った。
ここに1人の若い男性がいる。
その名をマルコス・テイラー
テイラー大尉だ。
あの、マルコス・クリムの息子だ。
クリムは最後まで人類を信じていたが、
勝利を見ることなく、この世を去った。
植物によって殺されたのだ。
テイラーはその事件をきっかけに対食人植物部隊に入ることになった。
クリムとテイラーのツーショット写真を見ながら泣いている。
「親父…今日はあんたの誕生日だぞ…」
テイラーが悔しそうに言う。夜中の12月21日 12:01分のことである。
「今日はな…おまえ…」
テイラーが喋るのをとめた。ジージーと音がなっている。
トランシーバーが音源だ。
「こちらテイラー。どうぞ。」
まだ泣きたい。だが、任務かもしれない。
テイラーは集中する。
『大尉…応援を…C地区…危機!大尉!大尉ぃいぃ…!!!』
叫び声がよく聞こえる。回線が切れた。
「C地区…?おい!おい!!」
テイラーがトランシーバーを床に投げつける。
運悪くも写真に当たり破片が散らばった。
テイラーは急いで部屋を出た。
割れたツーショット写真が寂しく部屋に残った。
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