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体育祭の終わり
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俺の出場する種目は借り物競争で終わったわけなんだが、その後も当然体育祭の競技は続いている。ルナ先輩とアリシア先輩が出場した媚薬耐久走…。酸素吸入器みたいなものを鼻と口にあてがうのだが中身は勿論媚薬が入っている。ようはムラムラを抑えたもん勝ちという競技だ。 まあ、見どころはルナ先輩とアリシア先輩がどんどん色っぽくなる事だろうか。
そしてまたもや勝ったのはアリシア先輩。ルナ先輩も必死に我慢していたのだが、無意識にブルマの中へ手が伸びてあそこを弄り始めて…そこでアリシア先輩の勝ちが決まったというわけだ。2人とも競技が終わった後はトイレにこもっていたらしいけどな…。ようは自家発電しに行ったわけだ。
それが終わると足コキ走や潮飛ばし走。それから登り棒ダンスに組体操等、とにかく次々に色んな競技が行われていった。こうして思い返してみるとホントにまともな競技は少ないな。組体操もアレだぞ?普通じゃあないからな?途中から別の組体操に変わってたわ…。
とにかくだ…。全ての競技が終わり、体育祭は終わりを迎えた。閉会式があった後はその場で解散となった。理由は言わなくても分かるだろうけど、ムラムラした者たちが男子を拉致してムフフな時間を過ごす為だ。なんならその場でおっ始めている輩も居るしな。 俺はとりあえず応援に来てくれていた家族の元に向かったんだ。
「お兄ちゃ~ん♪格好良かったよ♡」
マイエンジェルの真冬が飛び込んで来たのでいつものようにしっかりと受け止める。
「おっと。そうか?応援ありがとうな?あっ…俺、汗臭くないか?」
「すんすん…ううん。汗臭くなんてないよ?寧ろ萌えるというか…この匂いが堪らないというか…」
とりあえず真冬の言葉の後半は華麗にスルーしておくとして…
「…父さんと母さんは?」
「2人なら体育祭を見たら燃えてきたと言ってラブホテルに向かったよ?わ、私達も向かっちゃう♪向かうよねっ!?」
うん。聞かない方が良かったな。相変わらず夫婦仲がいいのは喜ばしい事なんだろうけど、子供としては親の性事情は聞きたくないわな。
「豊君♪」
「詩織もわざわざ来てくれて応援ありがとうな?」
「う、ウチが来たかっただけだから気にしないで?」
詩織と視線が交差すると恥ずかしくなってしまうな…。その視線を遮るように現れたのは伊代だ。
「ざっ、雑魚先輩!わ、私…ショーツを脱がされた事忘れてませんからねっ!」
「サンキューな。伊代のお陰で一位になれたよ」
「す、素直に感謝されると…な、何も言えなくなっちゃうじゃないですか…」
「スカートの中…凄くいい匂いだったぞ?あそこも凄く綺麗だった!」
「ふにゃあ!?こ、この変態っ!?わ、私のそんなところの匂いを嗅ぐにゃんて…ほ、ホントに雑魚しぇんぱいは…ざ、雑魚なんだから…」
伊代が何故か体をクネクネさせながらモジモジしている。なんだか小動物みたいだなと思っていると、幸子にルナ先輩。それにアリシア先輩や葵に冷菓までやって来た。
「豊和君お疲れ様♪」
「幸子もお疲れ様」
「ヌルヌル幸子は特に良かったよな?」
「ふぁっ!?思い返さないでっ!?」
照れた幸子は相変わらず目の保養になるな。
「お疲れ様ですわ、豊和様♪」
「お疲れ様、ルナ先輩。凄く色っぽくて良かったですよ?」
「は、恥ずかしいので…言わないで下さいまし…」
恥ずかしがるドリル先輩の破壊力もかなりのもんだな。
「お疲れ様です、豊和様」
「アリシア先輩もお疲れ様でした」
「豊和様のおちんちんご立派でしたよ?」
「それを言われると恥ずいんですけど?」
アリシア先輩には敵わないなぁと思うわ。
「豊和…お疲れ様」
「ああ、葵もありがとうな?」
「べ、別に…御礼はいらないよ?す、好きな人の応援なんだから…」
葵はホントに女性なんだなとひしひしと感じてくるな。
「い、一応…来てあげたわよ」
「サンキューな、冷菓」
「お、御礼なんて…別に…その…格好良かったわよ…って、今のはなしよっ!なしっ!」
「ああ…うん」
こ、これがツンデレの効果か?ツンがひどいぶんデレた時の破壊力がある事、ある事。ツンデレに需要があるのが分かる気がしてきたわ…。
「お兄ちゃん?お兄ちゃんの一番は私だからね?」
「それにどう答えればいいのか分からんけども…」
「むぅ~~~」
「そう膨れるなって?とにかく…この場で伊代以外のみんなに言っておきたい事があるんだ…」
「ちょっ!?雑魚先輩っ!?何で私以外なんですかっ!?」
「みんな…俺に好意を伝えてくれてありがとうな?」
「……はっ?えっ?好意!?」
「こう…なんて言えばいいのか…恋愛経験がないから分かんないんだけど…七人の素敵な女性達に好意を伝えられて…」
「七人っ!?って、ここにいる私以外のみんなっ!?ざ、雑魚先輩に好意を伝えたって事っ!?」
さっきから伊代が一人騒がしいのだが?周りはそんな伊代を温かい眼差しで見つめている気がする。何故だ?
「伊代?今、俺は大事な話をだな…」
「ざざざざざ…雑魚…先輩っ…わ、私も…」
「んっ?」
「す…すき焼き…なんです…」
「………すき焼きが食べたいのか?」
「ち、違いますよっ!?そ、そこは察して下さいよっ!?だから、雑魚先輩はっ!?」
いやいや…察しろと言われてもな…。すき焼きって言ったの伊代だぞ?
「お兄ちゃん…」
「どうした、真冬?」
「伊代ちゃんはお兄ちゃんが好きなんだよ?」
「……はっ?」
「さっきも好きと言いたいのにすきやきって言っただけだよ?」
「えっ?そこ言い間違える人おる?」
「目の前に居るじゃん」
「そ、そうなのか?」
俯きながらコクンと小さく首を縦に振る伊代…。マジか!?これで好意を伝えられたのが8人になっちまったぞ!?オラ、ビックリおったまげたぜ…。
「と、とにかく…ありがとうな?」
何かビックリし過ぎて言う事忘れてしまったわ。とにかく…その後はみんなでお疲れ会を開いて楽しく過ごしたってわけだ。
やっぱりきてるよな…モテ期っやつが…。
そしてまたもや勝ったのはアリシア先輩。ルナ先輩も必死に我慢していたのだが、無意識にブルマの中へ手が伸びてあそこを弄り始めて…そこでアリシア先輩の勝ちが決まったというわけだ。2人とも競技が終わった後はトイレにこもっていたらしいけどな…。ようは自家発電しに行ったわけだ。
それが終わると足コキ走や潮飛ばし走。それから登り棒ダンスに組体操等、とにかく次々に色んな競技が行われていった。こうして思い返してみるとホントにまともな競技は少ないな。組体操もアレだぞ?普通じゃあないからな?途中から別の組体操に変わってたわ…。
とにかくだ…。全ての競技が終わり、体育祭は終わりを迎えた。閉会式があった後はその場で解散となった。理由は言わなくても分かるだろうけど、ムラムラした者たちが男子を拉致してムフフな時間を過ごす為だ。なんならその場でおっ始めている輩も居るしな。 俺はとりあえず応援に来てくれていた家族の元に向かったんだ。
「お兄ちゃ~ん♪格好良かったよ♡」
マイエンジェルの真冬が飛び込んで来たのでいつものようにしっかりと受け止める。
「おっと。そうか?応援ありがとうな?あっ…俺、汗臭くないか?」
「すんすん…ううん。汗臭くなんてないよ?寧ろ萌えるというか…この匂いが堪らないというか…」
とりあえず真冬の言葉の後半は華麗にスルーしておくとして…
「…父さんと母さんは?」
「2人なら体育祭を見たら燃えてきたと言ってラブホテルに向かったよ?わ、私達も向かっちゃう♪向かうよねっ!?」
うん。聞かない方が良かったな。相変わらず夫婦仲がいいのは喜ばしい事なんだろうけど、子供としては親の性事情は聞きたくないわな。
「豊君♪」
「詩織もわざわざ来てくれて応援ありがとうな?」
「う、ウチが来たかっただけだから気にしないで?」
詩織と視線が交差すると恥ずかしくなってしまうな…。その視線を遮るように現れたのは伊代だ。
「ざっ、雑魚先輩!わ、私…ショーツを脱がされた事忘れてませんからねっ!」
「サンキューな。伊代のお陰で一位になれたよ」
「す、素直に感謝されると…な、何も言えなくなっちゃうじゃないですか…」
「スカートの中…凄くいい匂いだったぞ?あそこも凄く綺麗だった!」
「ふにゃあ!?こ、この変態っ!?わ、私のそんなところの匂いを嗅ぐにゃんて…ほ、ホントに雑魚しぇんぱいは…ざ、雑魚なんだから…」
伊代が何故か体をクネクネさせながらモジモジしている。なんだか小動物みたいだなと思っていると、幸子にルナ先輩。それにアリシア先輩や葵に冷菓までやって来た。
「豊和君お疲れ様♪」
「幸子もお疲れ様」
「ヌルヌル幸子は特に良かったよな?」
「ふぁっ!?思い返さないでっ!?」
照れた幸子は相変わらず目の保養になるな。
「お疲れ様ですわ、豊和様♪」
「お疲れ様、ルナ先輩。凄く色っぽくて良かったですよ?」
「は、恥ずかしいので…言わないで下さいまし…」
恥ずかしがるドリル先輩の破壊力もかなりのもんだな。
「お疲れ様です、豊和様」
「アリシア先輩もお疲れ様でした」
「豊和様のおちんちんご立派でしたよ?」
「それを言われると恥ずいんですけど?」
アリシア先輩には敵わないなぁと思うわ。
「豊和…お疲れ様」
「ああ、葵もありがとうな?」
「べ、別に…御礼はいらないよ?す、好きな人の応援なんだから…」
葵はホントに女性なんだなとひしひしと感じてくるな。
「い、一応…来てあげたわよ」
「サンキューな、冷菓」
「お、御礼なんて…別に…その…格好良かったわよ…って、今のはなしよっ!なしっ!」
「ああ…うん」
こ、これがツンデレの効果か?ツンがひどいぶんデレた時の破壊力がある事、ある事。ツンデレに需要があるのが分かる気がしてきたわ…。
「お兄ちゃん?お兄ちゃんの一番は私だからね?」
「それにどう答えればいいのか分からんけども…」
「むぅ~~~」
「そう膨れるなって?とにかく…この場で伊代以外のみんなに言っておきたい事があるんだ…」
「ちょっ!?雑魚先輩っ!?何で私以外なんですかっ!?」
「みんな…俺に好意を伝えてくれてありがとうな?」
「……はっ?えっ?好意!?」
「こう…なんて言えばいいのか…恋愛経験がないから分かんないんだけど…七人の素敵な女性達に好意を伝えられて…」
「七人っ!?って、ここにいる私以外のみんなっ!?ざ、雑魚先輩に好意を伝えたって事っ!?」
さっきから伊代が一人騒がしいのだが?周りはそんな伊代を温かい眼差しで見つめている気がする。何故だ?
「伊代?今、俺は大事な話をだな…」
「ざざざざざ…雑魚…先輩っ…わ、私も…」
「んっ?」
「す…すき焼き…なんです…」
「………すき焼きが食べたいのか?」
「ち、違いますよっ!?そ、そこは察して下さいよっ!?だから、雑魚先輩はっ!?」
いやいや…察しろと言われてもな…。すき焼きって言ったの伊代だぞ?
「お兄ちゃん…」
「どうした、真冬?」
「伊代ちゃんはお兄ちゃんが好きなんだよ?」
「……はっ?」
「さっきも好きと言いたいのにすきやきって言っただけだよ?」
「えっ?そこ言い間違える人おる?」
「目の前に居るじゃん」
「そ、そうなのか?」
俯きながらコクンと小さく首を縦に振る伊代…。マジか!?これで好意を伝えられたのが8人になっちまったぞ!?オラ、ビックリおったまげたぜ…。
「と、とにかく…ありがとうな?」
何かビックリし過ぎて言う事忘れてしまったわ。とにかく…その後はみんなでお疲れ会を開いて楽しく過ごしたってわけだ。
やっぱりきてるよな…モテ期っやつが…。
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