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「──そんなわけで…伊代が妊娠している事が発覚したのでみんな宜しくなっ!」
伊代が妊娠していた事が発覚した為にみんなに食卓に集まってもらってその事を伝えた。
「やっぱり…。伊代ちゃんはお兄ちゃんの子を絶対に身籠っていると思ってたんだよね。私が言う事じゃあないから言わなかったけど…伊代はお兄ちゃん大好きだしね…」
そう言葉を口にしたのは真冬だ。
「わ、私はっ、そ、そんなに…だ、大好きじゃないもん…雑魚しぇんぱいが私を大好きなだけで…」
「さっきまで大好き♡大好き♡先輩♡と言いながらお兄ちゃんに抱かれていたのに?」
「ひゃう!?な、何で…真冬ちゃんが知って…」
「あんなに大きな嬌声やらあげていたら気づくよ?」
「あうぅぅぅ~~~」
「まあ、とにかく…伊代ちゃんもおめでとう♪」
「…うん」
伊代よ。真冬に嘘は通じないだろうに…。最近は俺でも伊代の本心は分かるぞ?
「伊代ちゃん、おめでとう♪ウチも豊君との子供欲しいけど…豊君とせっかく結ばれたし、まだまだ激しく体を重ねていたいからもう少し後かな♪」
詩織のその言葉に伊代がその手もあったかという表情を浮かべているのが見て取れる。ちゃんとラブラブはするから心配しないでくれよな?余計な心労は抱え込まないようにな?妊婦という自覚を持とうな?
「おめでとうございます、伊代様。コレで伊代様もわたくしと同じ妊婦仲間ですね♪」
「は、はい。色々と分からない事は教えて下さいね?アリシア先輩!」
伊代にとってアリシアはいかにも先輩って感じで慕っているのが分かるな。
「まずはおめでとうございますですわ、伊代様。そしてわたくしも伊代様と同じく妊婦仲間なのですわ!」
「はっ?ルナもですか?」
「ルナ先輩もっ!?」
「ええっ♡先日の事ですわ!猫化した時に仕込んでもらいましたの♡わたくしもそろそろいいかなと思いましたので妊娠する事にしましたのっ♡まだ着床したばかりですが♡」
「…そういう事はちゃんと言って下さいよ?」
俺はそう口にする。まあ、アリシアの妊娠を聞いてからルナは妊娠を望むとは思っていたけどな。
「とにかく…ルナは後で俺の自室に来てくれな?」
「は、はいですの♡」
この後、ルナには指輪を渡す事になり、泣いて喜んでくれたのは言うまでもないだろう。
「伊代。おめでとう。分からない事があったら先生に何でも聞いてくれ!この中で私は一番の年長者だしな!」
「はい、新菜先生!」
新菜は家でも先生という感じだな。
「伊代先輩!おめでとうございます♪」
「愛ちゃん、ありがとう♪」
「私ももう少ししたらアイドル活動が落ち着くので伊代先輩達みたいに早く豊和さんの子供が欲しいです♡」
愛はこちらに向けてウインクしながらそんな事を言ってくる。アイドルからのウインクの破壊力が高い事な?心臓がドクンと跳ねてしまったぞ?
「伊代ちゃん。おめでとう♪ボクも豊和との子供は欲しいけど…ボクは詩織と同じかな。色々な体位を試したいしね」
「っ!?体位ですとっ!?葵先輩っ!?」
伊代は葵の言葉に食いつかないように…。いずれな?いずれ…。
「伊代ちゃん、おめでとうかな♪私ももう少ししたら子供を考えるかなっ♡今度バスケの試合がある…あっ、また観に来てくれるかな?豊和?」
「当然だろ?」
「っ…嬉しいかな…こ、今度も負ける気がしないかな…」
バスケの試合は観てて面白いよな。この世界の女性は身体能力が高いからダンクなんて簡単に決めるしな。
「えっ…と…おめでとうだな?」
「ありがとうございます、俊哉先輩♪」
「ああ。まあ…そう望むよな?豊和が好きなら…」
「?」
俊哉はどうしたんだ?なんだか歯切れが悪いっていうか…。
「…あの…な?豊和…」
「なんだよ、俊哉?」
「その…デキた…」
「んっ?」
「だ、だから…デキたって言ってんだろ?」
「……はあっ!?」
「俊哉、あんた…まさか…の、望んだのね?」
詩織がそう言葉を口にした。望んだって…妊娠をかっ!?
「お前もかっ!?ブ◯ータスっ!?」
「おっ…?それ名セリフだよな?」
「いやいや…そんな事より大丈夫なのか?TS化したとはいえ…妊娠して…」
「そりゃあ…男にはもう戻りたくないし…豊和に分からされたから…女として生きたいって思ったし…」
くっ…俊哉のヤツ…可愛いじゃねぇか…。しかも妊娠して…もうしばらくしたら…驚異のHカップになるんじゃないか?俺の目が釘付けになる。
「お兄ちゃん?」
「豊和様?」
「豊和?」
「豊君?」
「雑魚先輩?」
「豊和さん?」
いやいや…そんなジト目で見ないでくれる?半数以上の女性にジト目を向けられたら…俺にはご褒美にしかなんないから…。分かってる。俊哉のをガン見してたのは謝るから…。なっ? と、とにかく…二人もの妊娠が発覚したのであった。
伊代が妊娠していた事が発覚した為にみんなに食卓に集まってもらってその事を伝えた。
「やっぱり…。伊代ちゃんはお兄ちゃんの子を絶対に身籠っていると思ってたんだよね。私が言う事じゃあないから言わなかったけど…伊代はお兄ちゃん大好きだしね…」
そう言葉を口にしたのは真冬だ。
「わ、私はっ、そ、そんなに…だ、大好きじゃないもん…雑魚しぇんぱいが私を大好きなだけで…」
「さっきまで大好き♡大好き♡先輩♡と言いながらお兄ちゃんに抱かれていたのに?」
「ひゃう!?な、何で…真冬ちゃんが知って…」
「あんなに大きな嬌声やらあげていたら気づくよ?」
「あうぅぅぅ~~~」
「まあ、とにかく…伊代ちゃんもおめでとう♪」
「…うん」
伊代よ。真冬に嘘は通じないだろうに…。最近は俺でも伊代の本心は分かるぞ?
「伊代ちゃん、おめでとう♪ウチも豊君との子供欲しいけど…豊君とせっかく結ばれたし、まだまだ激しく体を重ねていたいからもう少し後かな♪」
詩織のその言葉に伊代がその手もあったかという表情を浮かべているのが見て取れる。ちゃんとラブラブはするから心配しないでくれよな?余計な心労は抱え込まないようにな?妊婦という自覚を持とうな?
「おめでとうございます、伊代様。コレで伊代様もわたくしと同じ妊婦仲間ですね♪」
「は、はい。色々と分からない事は教えて下さいね?アリシア先輩!」
伊代にとってアリシアはいかにも先輩って感じで慕っているのが分かるな。
「まずはおめでとうございますですわ、伊代様。そしてわたくしも伊代様と同じく妊婦仲間なのですわ!」
「はっ?ルナもですか?」
「ルナ先輩もっ!?」
「ええっ♡先日の事ですわ!猫化した時に仕込んでもらいましたの♡わたくしもそろそろいいかなと思いましたので妊娠する事にしましたのっ♡まだ着床したばかりですが♡」
「…そういう事はちゃんと言って下さいよ?」
俺はそう口にする。まあ、アリシアの妊娠を聞いてからルナは妊娠を望むとは思っていたけどな。
「とにかく…ルナは後で俺の自室に来てくれな?」
「は、はいですの♡」
この後、ルナには指輪を渡す事になり、泣いて喜んでくれたのは言うまでもないだろう。
「伊代。おめでとう。分からない事があったら先生に何でも聞いてくれ!この中で私は一番の年長者だしな!」
「はい、新菜先生!」
新菜は家でも先生という感じだな。
「伊代先輩!おめでとうございます♪」
「愛ちゃん、ありがとう♪」
「私ももう少ししたらアイドル活動が落ち着くので伊代先輩達みたいに早く豊和さんの子供が欲しいです♡」
愛はこちらに向けてウインクしながらそんな事を言ってくる。アイドルからのウインクの破壊力が高い事な?心臓がドクンと跳ねてしまったぞ?
「伊代ちゃん。おめでとう♪ボクも豊和との子供は欲しいけど…ボクは詩織と同じかな。色々な体位を試したいしね」
「っ!?体位ですとっ!?葵先輩っ!?」
伊代は葵の言葉に食いつかないように…。いずれな?いずれ…。
「伊代ちゃん、おめでとうかな♪私ももう少ししたら子供を考えるかなっ♡今度バスケの試合がある…あっ、また観に来てくれるかな?豊和?」
「当然だろ?」
「っ…嬉しいかな…こ、今度も負ける気がしないかな…」
バスケの試合は観てて面白いよな。この世界の女性は身体能力が高いからダンクなんて簡単に決めるしな。
「えっ…と…おめでとうだな?」
「ありがとうございます、俊哉先輩♪」
「ああ。まあ…そう望むよな?豊和が好きなら…」
「?」
俊哉はどうしたんだ?なんだか歯切れが悪いっていうか…。
「…あの…な?豊和…」
「なんだよ、俊哉?」
「その…デキた…」
「んっ?」
「だ、だから…デキたって言ってんだろ?」
「……はあっ!?」
「俊哉、あんた…まさか…の、望んだのね?」
詩織がそう言葉を口にした。望んだって…妊娠をかっ!?
「お前もかっ!?ブ◯ータスっ!?」
「おっ…?それ名セリフだよな?」
「いやいや…そんな事より大丈夫なのか?TS化したとはいえ…妊娠して…」
「そりゃあ…男にはもう戻りたくないし…豊和に分からされたから…女として生きたいって思ったし…」
くっ…俊哉のヤツ…可愛いじゃねぇか…。しかも妊娠して…もうしばらくしたら…驚異のHカップになるんじゃないか?俺の目が釘付けになる。
「お兄ちゃん?」
「豊和様?」
「豊和?」
「豊君?」
「雑魚先輩?」
「豊和さん?」
いやいや…そんなジト目で見ないでくれる?半数以上の女性にジト目を向けられたら…俺にはご褒美にしかなんないから…。分かってる。俊哉のをガン見してたのは謝るから…。なっ? と、とにかく…二人もの妊娠が発覚したのであった。
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