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修学旅行③
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女性について行った先はそれはもう大きな大きな屋敷だった。大富豪が住んでいるような立派な大きな家。まあ、今思う事じゃないんだが一つ思い出してしまったな。サ◯ラ大戦というゲームのミニゲームで大富豪があって面白かったなと…。 とにかくそんな立派な屋敷を見て、俺の口からは自然とこんな声が洩れる。
「…デカっ」
「お~どれどれデ~ス?」
俺の言葉に対してそんな声が近くから聞こえてきた。いつの間にか真横に移動していた彼女はそのまま俺の股間をサスサスサス…。
いやいや…幸子じゃあないんだから…。
「ホンマやっ!?デ~ス♪」
なんとなく変な訛りがあるというか、イントネーションがおかしいというかところどころ言葉の意味が分かんないんだよな。コレが本場の英語の違いとでもいうのだろうか?本来ならセクハラなんだけどな? そんな事を思いながら家の中へとあれよこれよと通されて、その家のリビングへと案内される。こういう時は客間というのだろうか。とにかくそんな場所へと通された。すると…
「おかえりなさいませ、お嬢様」
新菜と同じくらいの歳のメイド服姿の女性が姿をみせた。
「ただいまデ~ス、セリーヌ」
「お嬢様、そちらの男性は?」
「ワタシのお客様デ~ス!道に迷って困っていたようなので拾ってきたデ~ス♪ホースが類を見ないデカさなのデ~ス!!」
いやいや…拾ってきたって…それからホースの事はわざわざ言わなくていいから。
「なるほど…」
「丁重に扱って欲しいデ~ス」
セリーヌっていうメイドさんもそこで納得されても困るのですが!?モノじゃないんだから…って、よくよく考えてみるとこの世界の男性はそういうモノ扱いだったっけっ…。
「挨拶が遅れました。この屋敷でメイドをしているセリーヌです」
「これはどうも。隼と言います。道に迷って困っていたら…」
今更なんだけど…そういえば名前も聞いていなかったな。
「…そちらの女性に付いてくるように声をかけてもらいまして…」
「お嬢様…もしや…まだ名前も言われていないのでは?」
「こりゃいけねぇデ~ス!?名前名乗っていなかったわデ~ス!?ワタシエミリー言いますデ~ス!改めて宜シコデ~ス」
「宜しくお願いします」
今更ながらに自己紹介を済ませると俺が迷った経緯やアメリカを訪れた理由をエミリーがセリーヌに話してくれる。
「──な訳デ~ス!だからセリーヌ。悪いんだけどはやぶしゃの連れに連絡をとってあげて欲しいのデ~ス!」
はやぶしゃじゃなくて隼なんだけどな…。言いにくいのかな?まあ、それはさほど気にしなくてもいいか。
「かしこまりました、お嬢様。お任せ下さい」
そう口にして部屋を後にするセリーヌさん。なんとか新菜達に連絡がつきそうだな。
「エミリーさん。ありがとうございます」
「お礼はいいのですよデ~ス!」
「いや、本当に助かりました」
どうしようか本当に困っていたしな。
「それにしても…立派な屋敷ですね」
「それは当然なのデ~ス!ワタシコレでも世界一の大富豪デ~ス!」
マジかっ!?お礼を伝えた後、何か喋った方がいいかと思って、世間話ついでに素直に思っていた事を伝えたらとんでもない事を教えられてしまったな。
「ルナも金持ちだけど…上には上がいるんだな」
ふとそう呟いた言葉にエミリーが反応する。
「…ルナっ?ルナって…もしかして、ルナ・西園寺デ~ス?」
「知っているのですか!」
「友達なのデ~ス!ルナはワタシのマブダチデ~ス!」
世の中は広いようで狭いな。ルナを知っているという事でそこからは話が早かった。ルナ経由で新菜達に連絡をとってもらう事になったんだ。そんなわけで…すぐさまエミリーさんがその事をセリーヌさんに伝えに行ってくれたんだ。
「…デカっ」
「お~どれどれデ~ス?」
俺の言葉に対してそんな声が近くから聞こえてきた。いつの間にか真横に移動していた彼女はそのまま俺の股間をサスサスサス…。
いやいや…幸子じゃあないんだから…。
「ホンマやっ!?デ~ス♪」
なんとなく変な訛りがあるというか、イントネーションがおかしいというかところどころ言葉の意味が分かんないんだよな。コレが本場の英語の違いとでもいうのだろうか?本来ならセクハラなんだけどな? そんな事を思いながら家の中へとあれよこれよと通されて、その家のリビングへと案内される。こういう時は客間というのだろうか。とにかくそんな場所へと通された。すると…
「おかえりなさいませ、お嬢様」
新菜と同じくらいの歳のメイド服姿の女性が姿をみせた。
「ただいまデ~ス、セリーヌ」
「お嬢様、そちらの男性は?」
「ワタシのお客様デ~ス!道に迷って困っていたようなので拾ってきたデ~ス♪ホースが類を見ないデカさなのデ~ス!!」
いやいや…拾ってきたって…それからホースの事はわざわざ言わなくていいから。
「なるほど…」
「丁重に扱って欲しいデ~ス」
セリーヌっていうメイドさんもそこで納得されても困るのですが!?モノじゃないんだから…って、よくよく考えてみるとこの世界の男性はそういうモノ扱いだったっけっ…。
「挨拶が遅れました。この屋敷でメイドをしているセリーヌです」
「これはどうも。隼と言います。道に迷って困っていたら…」
今更なんだけど…そういえば名前も聞いていなかったな。
「…そちらの女性に付いてくるように声をかけてもらいまして…」
「お嬢様…もしや…まだ名前も言われていないのでは?」
「こりゃいけねぇデ~ス!?名前名乗っていなかったわデ~ス!?ワタシエミリー言いますデ~ス!改めて宜シコデ~ス」
「宜しくお願いします」
今更ながらに自己紹介を済ませると俺が迷った経緯やアメリカを訪れた理由をエミリーがセリーヌに話してくれる。
「──な訳デ~ス!だからセリーヌ。悪いんだけどはやぶしゃの連れに連絡をとってあげて欲しいのデ~ス!」
はやぶしゃじゃなくて隼なんだけどな…。言いにくいのかな?まあ、それはさほど気にしなくてもいいか。
「かしこまりました、お嬢様。お任せ下さい」
そう口にして部屋を後にするセリーヌさん。なんとか新菜達に連絡がつきそうだな。
「エミリーさん。ありがとうございます」
「お礼はいいのですよデ~ス!」
「いや、本当に助かりました」
どうしようか本当に困っていたしな。
「それにしても…立派な屋敷ですね」
「それは当然なのデ~ス!ワタシコレでも世界一の大富豪デ~ス!」
マジかっ!?お礼を伝えた後、何か喋った方がいいかと思って、世間話ついでに素直に思っていた事を伝えたらとんでもない事を教えられてしまったな。
「ルナも金持ちだけど…上には上がいるんだな」
ふとそう呟いた言葉にエミリーが反応する。
「…ルナっ?ルナって…もしかして、ルナ・西園寺デ~ス?」
「知っているのですか!」
「友達なのデ~ス!ルナはワタシのマブダチデ~ス!」
世の中は広いようで狭いな。ルナを知っているという事でそこからは話が早かった。ルナ経由で新菜達に連絡をとってもらう事になったんだ。そんなわけで…すぐさまエミリーさんがその事をセリーヌさんに伝えに行ってくれたんだ。
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