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第二章
Side 王と宰相②
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作品をお読み頂きありがとうございます!筆者の美鈴です。沢山の人に読んで頂いているみたいで本当に嬉しいです!本日はお礼を込めましてこの話まで更新させてもらう事にしました!本当にありがとうございます!引き続き応援の程どうぞ宜しくお願いします!
また、まだ療養中の私なのでコメントとか頂けると元気の源になりますので気軽にコメント下さいませ!入院とか療養していると寂しく感じてしまうんですよねぇ~(泣)
それと感謝の意を込めまして明日迄3話更新の予約入れておきますのでどうぞ宜しくお願いします。美鈴でした。長くなりましたが、本編をどうぞ!
****************
~王城のとある一室~
「ちょっとタンマじゃっ!」
「…またですか、王様?」
「そこに置かれたらわしの負けになってしまうではないか」
「勝敗があるゲームなのですからそれは当然では? それにそういう娯楽品ではないですか」
「…わしはこの国の王ぞっ?」
「私はこの国の宰相ですが何か?」
「いや、そこは王の言うがままにとか、王の申される通りにとか、王の御心のままにとか言う所ではないかっ!?」
「…私は言いませんけど? それが何か?」
「ぐぬぬぬぬぬっっ!!!」
「よいではありませんか…。たかが娯楽品…。勝ち負け等気にせずに楽しめれば…」
「…だったら負けてくれてもいいのでは?」
「さてさて、今回も私の勝ちですね!勝つのは気分がいいものですね?さあ、次にいきましょうか」
「うぉーい!?言ってる事矛盾しておるだろっ!?」
最近このリバーシなる娯楽品にみんなハマっている。この愚王…もとい、陛下もその一人だ。しかもご丁寧に特別製を献上されるなんて…。なんて羨ましい…。
宝の持ち腐れだろっ!
失敬。陛下に対して口が過ぎましたね。まあ、心の中で思う位は構わないでしょう…。 それにしてもこのリバーシも凄いのですが、他にも独楽なるものにあの可愛らしいのはヌイグルミと言いましたっけ?
とにかく発想が素晴らしい…。しかも3歳の時には既に思い付いていたというではありませんか…。 しかも娯楽品だけに留まらずに食品の方に迄手を伸ばしただけでなく成功しているのですからその手腕も見事…。
味噌。あれはホントに素晴らしい…。朝から口の中で炊きたてのご飯と味噌汁のなんと素晴らしいハーモニーを奏でる事か…。じゅるる…。おっと思い出すだけでもヨダレが出てきますね。
しかも数多くの食材と組み合わせられる味もまたお見事…。味噌野菜炒め、味噌田楽等もまたお見事。脱帽です。
カンリンセンの街の奴隷商を領地に引き入れて尚も新しい物を作っていると聞きますしね…。次は何を作ってくれるのか非常に楽しみです…。
だからこそ思う。彼を手放す訳にはいかないと。他所の国に取られる訳にはいかないと。彼は世界中を変えていく事が出来る選ばれた人間の様にも思えますしね…。 他所の国に取られる前に是が非でも私は彼とティア殿下の婚約を早々に結んだ方がいいとは思うのですが… ティア殿下は満更でもないようですしね。
先日も、彼が全然会いに来てくれない。ミミちゃんとは会ってるのにぃ~とかボヤかれてましたからね。
「親バカ…失礼、陛下?」
「…お主ホント好き勝手言いおるな? で、なんじゃ?」
「ティア殿下の婚約「まだ早いじゃろーて!?ティアはまだ5歳じゃぞっ!」早くはありません。普通ですよ普通。それにお忘れですか?陛下は3歳の時には…婚約しておりましたよ?」
「…よそはよそ、うちはうちと言うじゃろ?」
「本気で言われてるのなら王の座を明け渡してもらいますよ?」
「なっ、何ぃぃぃー!?宰相は黙って…」
「謀反を起こすっ!」
「…本気か?」
「あんたが言わせたんでしょうがっ!」
なんで…私がわざわざ餅つきのポーズをしないといけないのか…ホントこの仕様は謎だわ。
「…さて、お主をあんまり怒らせても後が怖いからのぅ。真面目な話…婚約についてじゃが、いくらティアが可愛いとはいえ…考えてはおったよ…」
「はっ!?ホントに?」
「勿論じゃっ…腐ってもこの国の王じゃぞ?」
「…陛下はっ!陛下は腐ってはおりませぬ。私が點すのはともかくご自身でご自身を點す事はお止め下さい!」
「よい、わしは自分でそう思おとる…。わしは男の子を持てなかったどころか、子供もティアだけじゃしのぅ…。お主に対しても…」
「…陛下、それは」
「それに最早…王国特別所属部隊妊活団も若い者はおらず国の人口もだいぶ減ってしもうた…。まあ、それは他所の国も同じじゃがな…。じゃが、それに対してわしが何も出来なかったのは事実じゃ」
「こ、子供は天からの授かりものではございませんか!?こればかりはいかに陛下といえども…どうにもならなかった事ではありませぬか!?」
「…とにかくじゃ。わしは器ではなかったということ。だからこそわしは天命を待っておる」
「天命…ですか?」
「うむ…。世界が変わる時というのは時代のうねりと共に天命が降りるそうじゃ。そして今はその変革の兆しが現れたらしいわい…」
「序章…?変革ですか?」
「そうじゃ。占星術師ミレースが50年ぶりに星を詠んだ結果がそれだそうだ」
占星術師ミレース…。星を詠み、予言を一度も外した事がないという預言者。しかも星が語り掛けて来た時だけ予言されると聞く。
「既にそれは各国の王にも通達されておる…」
「…陛下…それは私に聞かせていいお話なので?」
「よい、そなたは知っておくべきであろう…」
「ならば尚の事、エル殿かランス殿とティア殿下の婚約を結ぶべきでは?」
「…まだあるのじゃ。詠んだ言葉は変革者と運命の恋…」
「変革者と運命の恋?」
「そうじゃっ…今、予言に一番近い男といえばエルじゃろう。仮にじゃが、時代の変革者がエルなら…そしてその運命の相手がティアなら自ずと結ばれるであろう?同じ歳に生まれたランスが変革者かもしれん。それに他の国に居る可能性もある…。まあ、現時点では何が何を指しているのかは分からんがな。それに今は序章じゃしのう」
「今…しばらくはこのままがいいという事ですね?」
「じゃな…。それに現時点ですでにティアはエルに惹かれているであろう?」
「…あれは惹かれているというよりもすでに恋焦がれている気がしないでもないですが、ティア殿下は自分の中にあるモヤモヤがまだ恋ということに気が付いてないみたいですしね」
「ふぅ……父としては寂しいものじゃな…。嫁にはやりとうないがの」
「心中は察します…陛下。ですが…」
「みなまで言わなくてもわかっておる。いつかは親の元を離れ巣立つじゃろうしな」
「はい」
願わくば…運命の恋というものがティアに関係しておるのなら…それが幸せを指しているのならよいのじゃが…。
また、まだ療養中の私なのでコメントとか頂けると元気の源になりますので気軽にコメント下さいませ!入院とか療養していると寂しく感じてしまうんですよねぇ~(泣)
それと感謝の意を込めまして明日迄3話更新の予約入れておきますのでどうぞ宜しくお願いします。美鈴でした。長くなりましたが、本編をどうぞ!
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~王城のとある一室~
「ちょっとタンマじゃっ!」
「…またですか、王様?」
「そこに置かれたらわしの負けになってしまうではないか」
「勝敗があるゲームなのですからそれは当然では? それにそういう娯楽品ではないですか」
「…わしはこの国の王ぞっ?」
「私はこの国の宰相ですが何か?」
「いや、そこは王の言うがままにとか、王の申される通りにとか、王の御心のままにとか言う所ではないかっ!?」
「…私は言いませんけど? それが何か?」
「ぐぬぬぬぬぬっっ!!!」
「よいではありませんか…。たかが娯楽品…。勝ち負け等気にせずに楽しめれば…」
「…だったら負けてくれてもいいのでは?」
「さてさて、今回も私の勝ちですね!勝つのは気分がいいものですね?さあ、次にいきましょうか」
「うぉーい!?言ってる事矛盾しておるだろっ!?」
最近このリバーシなる娯楽品にみんなハマっている。この愚王…もとい、陛下もその一人だ。しかもご丁寧に特別製を献上されるなんて…。なんて羨ましい…。
宝の持ち腐れだろっ!
失敬。陛下に対して口が過ぎましたね。まあ、心の中で思う位は構わないでしょう…。 それにしてもこのリバーシも凄いのですが、他にも独楽なるものにあの可愛らしいのはヌイグルミと言いましたっけ?
とにかく発想が素晴らしい…。しかも3歳の時には既に思い付いていたというではありませんか…。 しかも娯楽品だけに留まらずに食品の方に迄手を伸ばしただけでなく成功しているのですからその手腕も見事…。
味噌。あれはホントに素晴らしい…。朝から口の中で炊きたてのご飯と味噌汁のなんと素晴らしいハーモニーを奏でる事か…。じゅるる…。おっと思い出すだけでもヨダレが出てきますね。
しかも数多くの食材と組み合わせられる味もまたお見事…。味噌野菜炒め、味噌田楽等もまたお見事。脱帽です。
カンリンセンの街の奴隷商を領地に引き入れて尚も新しい物を作っていると聞きますしね…。次は何を作ってくれるのか非常に楽しみです…。
だからこそ思う。彼を手放す訳にはいかないと。他所の国に取られる訳にはいかないと。彼は世界中を変えていく事が出来る選ばれた人間の様にも思えますしね…。 他所の国に取られる前に是が非でも私は彼とティア殿下の婚約を早々に結んだ方がいいとは思うのですが… ティア殿下は満更でもないようですしね。
先日も、彼が全然会いに来てくれない。ミミちゃんとは会ってるのにぃ~とかボヤかれてましたからね。
「親バカ…失礼、陛下?」
「…お主ホント好き勝手言いおるな? で、なんじゃ?」
「ティア殿下の婚約「まだ早いじゃろーて!?ティアはまだ5歳じゃぞっ!」早くはありません。普通ですよ普通。それにお忘れですか?陛下は3歳の時には…婚約しておりましたよ?」
「…よそはよそ、うちはうちと言うじゃろ?」
「本気で言われてるのなら王の座を明け渡してもらいますよ?」
「なっ、何ぃぃぃー!?宰相は黙って…」
「謀反を起こすっ!」
「…本気か?」
「あんたが言わせたんでしょうがっ!」
なんで…私がわざわざ餅つきのポーズをしないといけないのか…ホントこの仕様は謎だわ。
「…さて、お主をあんまり怒らせても後が怖いからのぅ。真面目な話…婚約についてじゃが、いくらティアが可愛いとはいえ…考えてはおったよ…」
「はっ!?ホントに?」
「勿論じゃっ…腐ってもこの国の王じゃぞ?」
「…陛下はっ!陛下は腐ってはおりませぬ。私が點すのはともかくご自身でご自身を點す事はお止め下さい!」
「よい、わしは自分でそう思おとる…。わしは男の子を持てなかったどころか、子供もティアだけじゃしのぅ…。お主に対しても…」
「…陛下、それは」
「それに最早…王国特別所属部隊妊活団も若い者はおらず国の人口もだいぶ減ってしもうた…。まあ、それは他所の国も同じじゃがな…。じゃが、それに対してわしが何も出来なかったのは事実じゃ」
「こ、子供は天からの授かりものではございませんか!?こればかりはいかに陛下といえども…どうにもならなかった事ではありませぬか!?」
「…とにかくじゃ。わしは器ではなかったということ。だからこそわしは天命を待っておる」
「天命…ですか?」
「うむ…。世界が変わる時というのは時代のうねりと共に天命が降りるそうじゃ。そして今はその変革の兆しが現れたらしいわい…」
「序章…?変革ですか?」
「そうじゃ。占星術師ミレースが50年ぶりに星を詠んだ結果がそれだそうだ」
占星術師ミレース…。星を詠み、予言を一度も外した事がないという預言者。しかも星が語り掛けて来た時だけ予言されると聞く。
「既にそれは各国の王にも通達されておる…」
「…陛下…それは私に聞かせていいお話なので?」
「よい、そなたは知っておくべきであろう…」
「ならば尚の事、エル殿かランス殿とティア殿下の婚約を結ぶべきでは?」
「…まだあるのじゃ。詠んだ言葉は変革者と運命の恋…」
「変革者と運命の恋?」
「そうじゃっ…今、予言に一番近い男といえばエルじゃろう。仮にじゃが、時代の変革者がエルなら…そしてその運命の相手がティアなら自ずと結ばれるであろう?同じ歳に生まれたランスが変革者かもしれん。それに他の国に居る可能性もある…。まあ、現時点では何が何を指しているのかは分からんがな。それに今は序章じゃしのう」
「今…しばらくはこのままがいいという事ですね?」
「じゃな…。それに現時点ですでにティアはエルに惹かれているであろう?」
「…あれは惹かれているというよりもすでに恋焦がれている気がしないでもないですが、ティア殿下は自分の中にあるモヤモヤがまだ恋ということに気が付いてないみたいですしね」
「ふぅ……父としては寂しいものじゃな…。嫁にはやりとうないがの」
「心中は察します…陛下。ですが…」
「みなまで言わなくてもわかっておる。いつかは親の元を離れ巣立つじゃろうしな」
「はい」
願わくば…運命の恋というものがティアに関係しておるのなら…それが幸せを指しているのならよいのじゃが…。
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