男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴

文字の大きさ

大中小

66 / 141

第三章

第三章までの登場人物

しおりを挟む

・エル・フォン・アルタイル(１２)

　本作の主人公。歩道橋で足を踏み外し亡くなった。その後、男性が少なく、貴族が存在する世界へと転生。実は彼がバイト等を体調が悪いにも関わらず頑張っていたのは早くに家族を亡くしている為。５歳になる迄に調味料は味噌、娯楽の品としてリバーシや独楽、ヌイグルミ等を主にウーシェンの協力を得て世に広めていった。第二部の終わりに行く方が分からなくなっていたが、無人島で約半年以上サバイバル生活を送った。無事に戻ってきた後はまた色々と作ったりしている…。第三章幕間ではミミをアイドルにスカウト。この世界にアイドルを爆誕させた。

・マリア・フォン・アルタイル(２７)

　主人公エルの母親。アクアグリーンの長髪。息子のエルを溺愛している。妊娠にはどうやら秘密がある様だ…。エルが無事に帰ってきて心の底から安堵した。

・ミーニャ(２７)

　マリアの親友でもありアルタイル家に仕えている。侍女長をしている。護衛としてもかなり優れている。エルが連れ去られた事に責任を感じていた。ミーニャもまた心の底から安堵した。彼女にもまた秘密がある。

・レーティ(２３)

　アルタイル家に仕える侍女。喋り始めに「ん…」がつく。口数は多くない。銀髪。エルが帰って来てからは更にエルにべったりになった。

・リンリン(２４)

　アルタイル家に仕える侍女。髪でお団子を２つ作っている。語尾にアルがつくのが特徴的。武術の腕を日々磨いている。

・レインローズ１３世(８２)

　エルが住む国の王様で男性。子供に恵まれずに歳を重ねてしまう。そんな時、奇跡に奇跡が重なり娘のティアを授かる事になった。親バカになってしまったがおっぱいへの異常な迄の執着が原因でティアにほとんど口を聞いてもらえなくなった。おっぱい教の自称教皇。ランスがおっぱい教に弟子入りしたのを心から喜んでいる。親馬鹿は最近では身を潜め孫の存在を夢見ている。

・クララ宰相(７７)

　王に仕える重臣。王とはいいコンビとも言える女性。尚、王を殴れるのは彼女の特権。ティアの信頼も高い女性。

・エリン(２５)

　レインローズ王国所属の王国騎士団の団長の一人。王国から派遣され、アルタイル家の護衛を任命された。マリアやミーニャとは先輩後輩みたいな間柄。エルが連れ去られた事に対してミーニャ同様責任を感じていた。エルが無事に戻って来た後は更に剣の腕に磨きをかける様になった。　

・ティア・レインローズ（１２)

　レインローズ王国のお姫様。紅髪。エルと一緒に迷子になっていた女の子の母親を探してあげた。本作のヒロイン。エルを好きだと自覚。自身の生誕際前日にはランスから好きだと告白された…。エルが連れ去られた事を聞いてショックのあまり気を失ってしまった。エルが行方不明になった後もエルの無事を信じてやまなかった。ランスから婚約して欲しいと言われたものの断った。ランスがおっぱいに異様な執着を持つ様になってからは自分が婚約を断ったのは間違っていなかったと心から安堵した。なかなか自分の気持ちをハッキリとは伝えられず周りがヤキモキしている。事故とはいえキスを交わした。

・ミミ(１２)

　迷子になっていた猫人族女の子。エルとティアのお陰で無事母親と再会する事ができた。ティアと友達になってからはティアの時間が許す時には行動を共にしている事が多い。エルが好き。そんなエルからアイドルになってくれと言われアイドルの道へ。見事３年連続ナンバーワンアイドルの座に輝き、貴族になった。全てはエルと結婚する為。

・ネネ（２９）

　ミミの母親。猫人族。ティアが遊びに来るようになってから気を遣うあまり胃を頻繁に痛めていた。エルのヌイグルミ工場の責任者。

・テレサ・ド・デネブ(２７)

　マリアの親友でもあり、爵位は公爵。ロングの黒髪の女性。ランスの母親。勇猛果敢な女性。ランスがおっぱい教に入教してからは頭を痛める事が多い。

・ランス・ド・デネブ(１２)

　テレサの息子。黒髪のイケメン。エルとティアの親友。エルの無事を祈っている。ティアに自分の想いと婚約を告げたがいずれも断られた。おっぱい教に入教してからはおっぱいこそが全てと思う様になり、ティアに婚約を断られたのは逆に良かったと思っている。９歳で精通。侍女のリーンと子供を３人授かった。子供はいずれも女の子。

・リーン（２０）

　城下町を歩いていると突然ランスに侍女になって欲しいと言われ、侍女になる事に。ランスの筆下ろしの相手。ランスとの間に子供を３人授かった。結婚はまだしてない。子供の名前はララ、リリ、ルル。

・ゼーレン村長(８６)

　ゼーレンという村の村長兼領主。年配の男性。エルに自分が知っている事を色々話して聞かせた。ちょくちょくエルが訪れては話に花を咲かせている。

・ウーシェン(３２)

　カンリンセンという街で奴隷商を営んでいたがエルの住む村へと引っ越し。色々手を貸してくれる事になった。エルの商売は彼女がいないと成り立たない。

・レイラ(１４)

　別大陸の元貴族。レッドアイ侯爵家の一人娘で吸血族。髪は白髪。吸血鬼や呪われた一族の異名で呼ばれる事もある。奴隷墜ちした後、エルと出会う。生きるのに少量の人の生き血が必要。エルやウーシェンのお陰で母親のカイラと再会出来た。エルの行方が分からなくなってから塞ぎ込んでいたがエルが戻って来てからは元気になった。

・カイラ(３５)

　レイラの母親。レイラと再会後は共に侍女になった。武の腕も相当なもの。

・ハートネス女王(４２)

　ハートネス王国の女王で種族はエルフ。作中に未登場の母と娘がミリア以外に２人いる。エルを気に入りミリアの婿にと考えている。ハートネス王国の至宝、祖母娘丼をエルに捧げる気でいる。

・ミリア(１３)

　ハートネス女王の３女でエルフ。エルの事をダーリンと呼ぶ。恋に積極的な女の子。はぐれていた所でエルと運命的な出会いをしたと本人は思っている。極度の方向音痴。エルが戻って来た時にエルからキスを奪った。

・　マリン（２０）

　エルと共に無人島に流れ着いた褐色肌の女性。孤児だったが暗殺者として育てられた。しかし人を殺せないという事で欠陥品と呼ばれていた。エルからつけて貰ったマリンという名前を大変気に入っている。エルから殆ど離れない。

・　？？？（１２）

　エルと同じ転生者。何かを企んでいる？

226

しおりを挟む