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第四章
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「あなたがエルフで一番若い男に間違いないですね?嗚呼、返事は結構ですよ。分かってはいるのですが建前として聞いただけですので」
辺りには血生臭い匂いが漂い、地面には物言わぬ幾つもの屍の山。その真ん中に位置する場所に1つ佇む影と腰を抜かして座り込む影が1つ。
どうしてこんな事になった?俺はいつも通り…俺の子を望む女を孕ませる為にここに来たというのに…と、エルフの男は思った。
「っ…き、貴様ぁぁ…こんな事して…」
「…こんな事?」
佇む影はこの男は何を言っているのかといった感じに首を傾げて男を見下ろしている。
「な、なんだその態度はっ!?お、俺が言ってる事が分からないのか!?」
「分かりかねますが…それが何か?」
「ば、馬鹿なのか!?こ、こんな事をしでかしやがってっ…お、俺以外の男のエルフを皆殺しにしたうえに…俺にも危害を加えようとしてるんだ…。お、俺に手を出したら…し、死は免れんぞ!?そ、それこそ…戦争になるのは…」
「…嗚呼、なるほど…。この集落に居たあなた以外のモノを皆殺しにした事を言っているのですか?それなら問題ありませんよ?そう指示されていますので」
「…なっ…」
「ああ…それと…1つ訂正して貰えますか?」
佇む影が剣を抜刀、エルフの喉元へと突きつけた。
「ななな、何をっ!?」
「あなたに手を出すと言ったところですよ」
「…はっ?」
「私の全てはあの方のモノです。それこそ髪の毛一本一本から体を駆け巡る血の一滴まで全て…。だからその言い方は止めて貰えますか?汚らわしく聞こえてしまいますので」
「な、何をっ!?俺は男だぞっ!?女からすれば…俺の子種はっ…」
そう言葉を発した途端、喉元に突きつけられていた剣先が消え、次の瞬間にはエルフの男の右肩へズブリと剣が突き刺さっていた…。
「ぎっ、ぎゃぁぁぁぁぁーーーぁ」
「余計な事を…穢らわしい事を口走るからですよ?」
「ぎっ…いっ…や、止めてくれ…わ、分かったから…よ、余計な事は言わないと…誓う…誓うからっ!?」
エルフの男が痛みに耐えながらそう言葉を懸命に紡いだその時…
「それくらいにしてやれ。ソイツと少し話がしたいのでな」
男の声とおぼしき声が辺りに響いた。
「はっ!」
影は了承の意とともにエルフの男の肩に突き刺した剣を抜き去り、声の主へと膝まづいた。
「っ…お、男?」
「ああ…お前と同じ男だよ、俺は」
「お、お前は…」
「貴様ぁ…そんな口の訊き方を…」
「ひっ…」
軽い口調で話す男に対し、何も考えずにお前と発言してしまった事にエルフの男は後悔した。考えてみると分かる事だった。目の前の女が膝まづいたのだ。女の主に決まっているではないか…。先程の口振りからすれば、この男を崇拝…いや、それを通り越した様な強い想いを抱いているのだ。下手に口走れば命はないだろうと考えれば分かる…。
「よい。お前が口を挟むと話が進まないだろうが?」
「っ!? も、申し訳ありません!」
「…たくっ…悪いな?エルフの男よ」
「い、いやっ…」
「おおっ…近くで見ると本当にエルフなんだな!?耳がゲームとかで見た様に長くて尖っているし、それに美形だしな」
近くに男が寄って来たから分かったのだが…若い…。俺のミリアを奪った男と同じ歳位じゃないか?いや、それよりもコイツは今、何と言った?本当にエルフ?ゲーム?こいつは一体全体何の話をしているんだ?
「お前…そういやぁ、名前は何て言うんだ?」
「…し、シープ…」
「シープ? そうかシープか…。何かもう少しエルフっぽい名前を期待したんだけど…まあ、いいか…。じゃあ、シープ、聞きたい事があるんだが…シープが一番エルフの中で若いんだよな?それとここ以外の場所にエルフの男は居るのか?」
「…お、俺が…一番若い…他の男は居るには居ると思うが…俺が知る限りでは年寄りばかりだ…」
「そうかそうか。聞いていた通り、エルフも男が圧倒的に少ないというのは本当みたいだな…」
「…どこの国も男の数が少ないのを…知らないで…こんな事をすればどうなるかも知らないで…こんな事をしてるのか?」
「いいや。知ってるぜ?ただの確認なだけだ。俺の下僕共の仕事ぶりが正確かどうかのな。よく言うだろ?信じれるのは己だけとかなんとか」
「…質問はそれだけか? この後…俺は…どうなる?」
「ああ、勿論。解放してやるよ。だが、その前に最後の質問に答えてくれよ?」
「…何だ?」
「ハートネス国の娘とエルと言う名の男はどういう関係だ?流石にそこら辺は分からなくてな。ハートネス国がその男に執着しているのは分かっているんだけどな」
「………婚約したらしい。正式にはまだ発表されてないが…」
「へぇ~ 婚約したのか。それは知らなかったよ」
「…あいつに手を出すつもりなら…止めて置いた方がいいぞ?あいつの傍に控えている護衛も手練れだし…たぶん、あんたの部下でも…」
「ほぅ…それは一番重要な事を聞いた気がするな。よし、もう逝っていいぞ?」
そう聞いた瞬間…慌てて俺はその場に立ち上がりその場を急ぎ離れようとして…
“ヒュッ”
っと、風切り音が聞こえたのを最後に……。
「主様、これからどうなされますか?」
「まだあの男を俺の手元に手に入れるのは早いみたいだな」
「私は誰が相手でも負けるつもりはありませんが?」
「コイツが言った事を気にしてるのか?まあ、あながち間違ってはいないだろうよ」
「っ!?」
「冷静になって考えてみろ?一人で何でも出来る訳ないだろうよ?魔法とかあれば別だろうだがな。とにかくもう暫くは俺に付き従う者達を増やしていくとしよう」
「…はっ!」
「とりあえず俺達の国に帰るとしよう。土産にエルフの女を何人か手に入れたいな」
「そう仰られると思い、何人かは生かして捕らえております」
「流石だな。エルフの女…くぅ~~~。興奮して来た。急ぎ帰るぞ?」
「はい。私の事も忘れずに可愛がって下さいませ」
「当然だろ?」
エル…待っていろよ?もうすぐ…もうすぐ、俺専用の都合のいい傀儡にしてやるからな?
辺りには血生臭い匂いが漂い、地面には物言わぬ幾つもの屍の山。その真ん中に位置する場所に1つ佇む影と腰を抜かして座り込む影が1つ。
どうしてこんな事になった?俺はいつも通り…俺の子を望む女を孕ませる為にここに来たというのに…と、エルフの男は思った。
「っ…き、貴様ぁぁ…こんな事して…」
「…こんな事?」
佇む影はこの男は何を言っているのかといった感じに首を傾げて男を見下ろしている。
「な、なんだその態度はっ!?お、俺が言ってる事が分からないのか!?」
「分かりかねますが…それが何か?」
「ば、馬鹿なのか!?こ、こんな事をしでかしやがってっ…お、俺以外の男のエルフを皆殺しにしたうえに…俺にも危害を加えようとしてるんだ…。お、俺に手を出したら…し、死は免れんぞ!?そ、それこそ…戦争になるのは…」
「…嗚呼、なるほど…。この集落に居たあなた以外のモノを皆殺しにした事を言っているのですか?それなら問題ありませんよ?そう指示されていますので」
「…なっ…」
「ああ…それと…1つ訂正して貰えますか?」
佇む影が剣を抜刀、エルフの喉元へと突きつけた。
「ななな、何をっ!?」
「あなたに手を出すと言ったところですよ」
「…はっ?」
「私の全てはあの方のモノです。それこそ髪の毛一本一本から体を駆け巡る血の一滴まで全て…。だからその言い方は止めて貰えますか?汚らわしく聞こえてしまいますので」
「な、何をっ!?俺は男だぞっ!?女からすれば…俺の子種はっ…」
そう言葉を発した途端、喉元に突きつけられていた剣先が消え、次の瞬間にはエルフの男の右肩へズブリと剣が突き刺さっていた…。
「ぎっ、ぎゃぁぁぁぁぁーーーぁ」
「余計な事を…穢らわしい事を口走るからですよ?」
「ぎっ…いっ…や、止めてくれ…わ、分かったから…よ、余計な事は言わないと…誓う…誓うからっ!?」
エルフの男が痛みに耐えながらそう言葉を懸命に紡いだその時…
「それくらいにしてやれ。ソイツと少し話がしたいのでな」
男の声とおぼしき声が辺りに響いた。
「はっ!」
影は了承の意とともにエルフの男の肩に突き刺した剣を抜き去り、声の主へと膝まづいた。
「っ…お、男?」
「ああ…お前と同じ男だよ、俺は」
「お、お前は…」
「貴様ぁ…そんな口の訊き方を…」
「ひっ…」
軽い口調で話す男に対し、何も考えずにお前と発言してしまった事にエルフの男は後悔した。考えてみると分かる事だった。目の前の女が膝まづいたのだ。女の主に決まっているではないか…。先程の口振りからすれば、この男を崇拝…いや、それを通り越した様な強い想いを抱いているのだ。下手に口走れば命はないだろうと考えれば分かる…。
「よい。お前が口を挟むと話が進まないだろうが?」
「っ!? も、申し訳ありません!」
「…たくっ…悪いな?エルフの男よ」
「い、いやっ…」
「おおっ…近くで見ると本当にエルフなんだな!?耳がゲームとかで見た様に長くて尖っているし、それに美形だしな」
近くに男が寄って来たから分かったのだが…若い…。俺のミリアを奪った男と同じ歳位じゃないか?いや、それよりもコイツは今、何と言った?本当にエルフ?ゲーム?こいつは一体全体何の話をしているんだ?
「お前…そういやぁ、名前は何て言うんだ?」
「…し、シープ…」
「シープ? そうかシープか…。何かもう少しエルフっぽい名前を期待したんだけど…まあ、いいか…。じゃあ、シープ、聞きたい事があるんだが…シープが一番エルフの中で若いんだよな?それとここ以外の場所にエルフの男は居るのか?」
「…お、俺が…一番若い…他の男は居るには居ると思うが…俺が知る限りでは年寄りばかりだ…」
「そうかそうか。聞いていた通り、エルフも男が圧倒的に少ないというのは本当みたいだな…」
「…どこの国も男の数が少ないのを…知らないで…こんな事をすればどうなるかも知らないで…こんな事をしてるのか?」
「いいや。知ってるぜ?ただの確認なだけだ。俺の下僕共の仕事ぶりが正確かどうかのな。よく言うだろ?信じれるのは己だけとかなんとか」
「…質問はそれだけか? この後…俺は…どうなる?」
「ああ、勿論。解放してやるよ。だが、その前に最後の質問に答えてくれよ?」
「…何だ?」
「ハートネス国の娘とエルと言う名の男はどういう関係だ?流石にそこら辺は分からなくてな。ハートネス国がその男に執着しているのは分かっているんだけどな」
「………婚約したらしい。正式にはまだ発表されてないが…」
「へぇ~ 婚約したのか。それは知らなかったよ」
「…あいつに手を出すつもりなら…止めて置いた方がいいぞ?あいつの傍に控えている護衛も手練れだし…たぶん、あんたの部下でも…」
「ほぅ…それは一番重要な事を聞いた気がするな。よし、もう逝っていいぞ?」
そう聞いた瞬間…慌てて俺はその場に立ち上がりその場を急ぎ離れようとして…
“ヒュッ”
っと、風切り音が聞こえたのを最後に……。
「主様、これからどうなされますか?」
「まだあの男を俺の手元に手に入れるのは早いみたいだな」
「私は誰が相手でも負けるつもりはありませんが?」
「コイツが言った事を気にしてるのか?まあ、あながち間違ってはいないだろうよ」
「っ!?」
「冷静になって考えてみろ?一人で何でも出来る訳ないだろうよ?魔法とかあれば別だろうだがな。とにかくもう暫くは俺に付き従う者達を増やしていくとしよう」
「…はっ!」
「とりあえず俺達の国に帰るとしよう。土産にエルフの女を何人か手に入れたいな」
「そう仰られると思い、何人かは生かして捕らえております」
「流石だな。エルフの女…くぅ~~~。興奮して来た。急ぎ帰るぞ?」
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エル…待っていろよ?もうすぐ…もうすぐ、俺専用の都合のいい傀儡にしてやるからな?
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