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第五章
メイドカフェ
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「い、いらっしゃいませ、御主人様!」
高級宿のとある一室。 その日、エリンにその一室に呼ばれた俺は仕事をこなしてからそこへと向かったんだ。そしてその部屋のドアを開けるとそんな声と共に俺を迎え入れるメイド服姿のエリンの姿…。
「…何してるの、エリン?」
「そ、それはですね…今、流行りのメイドカフェを、え、エル様に存分に楽しんで貰えればと思いつきまして…」
エリンが恥ずかしそうにポーズをつけながらそんな事を言った。
そういえばメイドカフェをこの世界でも先日流行らせたんだったっけ…。
「エ、エル様っ…よ、用意してこんな服を着てる私が言うのもなんですが…その…あ、あまり、み、見ないで下さ~い…こ、こんなミニスカートなんて初めて履くので…スースーして落ち着きません…」
またもやギャップ萌えという奴だろうか…。普段は鎧を装着して凛々しい姿のエリンからは想像出来ない仕草と表情。それに猫耳迄着けていらっしゃる。よきかなよきなか。これは二人っきりの時にはたまに同じ事をしてもらいたくなる衝動に駆られてしまうな…。いや、絶対にしてもらおうと俺は心に決めた。
「エリン。その姿…とても可愛くて似合ってるよ」
「ふぇっ!? ほ、ホントですかっ!?」
「うん。勿論」
「う、嬉しいです。が、頑張ってこんな格好した甲斐がありました!こ、こちらへどうぞ!」
エリンの後に付いていく。
「こ、コチラのお席にお座り下さいませ、御主人様♡…ニャンニャン♡」
「うん。ありがとう」
「ご、ご注文は…わ、私…ですか?」
エリン…いきなりか!?いきなりなのか!?どれだけ俺の心を持っていこうというのだ?
そんなもん即答で、
「エリンをお願いします!!!」
そう言うに決まってるだろ?
「ふぁっ!?」
驚くエリンの表情がまたいいな。
「あ、あの…すいません、エル様…。さ、先程は私ですか?と、尋ねましたが…最初は…りょ、料理からお願いします」
「了解。じゃあオムライスを1つ」
「かしこまりました!!」
そして出来上がってきたオムライス。エリンの手作りだそうだ。この為にオムライスの作り方を習ったらしい。
「お、お待たせしました!ご、ご注文のオムライスだ…にゃんにゃん♪」
それにしても流行っているとはいえ誰がエリンにポーズや喋り方を教えたんだろうな…。
「お、オプションはどうされますか?」
オプション迄あるのかっ!?
「…お願いしようかな」
「か、かしこまりました!せ、僭越ながら私がっ! で、では…お、美味しくな~れ♡美味しくな~れ♡キュピ~ン♡」
(うぅっ…自分でしようと思った事とはいえ、これは…恥ずかし過ぎて死ねる…。わ、私がこ、こんな…こんな事を…でも…エル様は喜んでくれてるし…)
両手でハートの形を型どりポーズするエリン…。がふっ…最近一人一人の新たな魅力を発見。その魅力に軽くノックアウトされてしまうな。
「まじスバ!赤札はどこに投げればいいですかっ!?」
自然とこんな言葉が俺から発せられる。
「赤札って何ですか!?」
まあ、こんな感じでエリンが主催してくれたメイドカフェを俺は楽しんだのだった。
勿論最後は…
「エリン」
「は、はい」
「最後に注文いいかな?」
「は、はい。なんなりと!」
「エリンが欲しい」
俺はエリンを引き寄せ…
「あっ♡」
「頂いてもいい?」
「…はい♡」
そうなるのは必然と言えるだろう。
高級宿のとある一室。 その日、エリンにその一室に呼ばれた俺は仕事をこなしてからそこへと向かったんだ。そしてその部屋のドアを開けるとそんな声と共に俺を迎え入れるメイド服姿のエリンの姿…。
「…何してるの、エリン?」
「そ、それはですね…今、流行りのメイドカフェを、え、エル様に存分に楽しんで貰えればと思いつきまして…」
エリンが恥ずかしそうにポーズをつけながらそんな事を言った。
そういえばメイドカフェをこの世界でも先日流行らせたんだったっけ…。
「エ、エル様っ…よ、用意してこんな服を着てる私が言うのもなんですが…その…あ、あまり、み、見ないで下さ~い…こ、こんなミニスカートなんて初めて履くので…スースーして落ち着きません…」
またもやギャップ萌えという奴だろうか…。普段は鎧を装着して凛々しい姿のエリンからは想像出来ない仕草と表情。それに猫耳迄着けていらっしゃる。よきかなよきなか。これは二人っきりの時にはたまに同じ事をしてもらいたくなる衝動に駆られてしまうな…。いや、絶対にしてもらおうと俺は心に決めた。
「エリン。その姿…とても可愛くて似合ってるよ」
「ふぇっ!? ほ、ホントですかっ!?」
「うん。勿論」
「う、嬉しいです。が、頑張ってこんな格好した甲斐がありました!こ、こちらへどうぞ!」
エリンの後に付いていく。
「こ、コチラのお席にお座り下さいませ、御主人様♡…ニャンニャン♡」
「うん。ありがとう」
「ご、ご注文は…わ、私…ですか?」
エリン…いきなりか!?いきなりなのか!?どれだけ俺の心を持っていこうというのだ?
そんなもん即答で、
「エリンをお願いします!!!」
そう言うに決まってるだろ?
「ふぁっ!?」
驚くエリンの表情がまたいいな。
「あ、あの…すいません、エル様…。さ、先程は私ですか?と、尋ねましたが…最初は…りょ、料理からお願いします」
「了解。じゃあオムライスを1つ」
「かしこまりました!!」
そして出来上がってきたオムライス。エリンの手作りだそうだ。この為にオムライスの作り方を習ったらしい。
「お、お待たせしました!ご、ご注文のオムライスだ…にゃんにゃん♪」
それにしても流行っているとはいえ誰がエリンにポーズや喋り方を教えたんだろうな…。
「お、オプションはどうされますか?」
オプション迄あるのかっ!?
「…お願いしようかな」
「か、かしこまりました!せ、僭越ながら私がっ! で、では…お、美味しくな~れ♡美味しくな~れ♡キュピ~ン♡」
(うぅっ…自分でしようと思った事とはいえ、これは…恥ずかし過ぎて死ねる…。わ、私がこ、こんな…こんな事を…でも…エル様は喜んでくれてるし…)
両手でハートの形を型どりポーズするエリン…。がふっ…最近一人一人の新たな魅力を発見。その魅力に軽くノックアウトされてしまうな。
「まじスバ!赤札はどこに投げればいいですかっ!?」
自然とこんな言葉が俺から発せられる。
「赤札って何ですか!?」
まあ、こんな感じでエリンが主催してくれたメイドカフェを俺は楽しんだのだった。
勿論最後は…
「エリン」
「は、はい」
「最後に注文いいかな?」
「は、はい。なんなりと!」
「エリンが欲しい」
俺はエリンを引き寄せ…
「あっ♡」
「頂いてもいい?」
「…はい♡」
そうなるのは必然と言えるだろう。
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