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第五章
カリンとの一幕
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アルタイル王国の建国、それとアルタイルの城下町を新たに造る作業は同盟国からの支援もあり急ピッチで行われた…。その甲斐あって俺が住む王城はあっという間に形になった。ローズレインよりも立派な城なんじゃあなかろうか?
まあ、これは少し過去に遡ったお話だ。その日の俺はカリンに呼ばれたんだ…。ティアから聞いた話では既にカリンは宰相の座に就くことが決まってるらしい…。
将来絶対にカリンはエルの助けになるからと言われたんだ。実際カリンが居てくれる事で助かる事が多々あるのでカリンがアルタイルに来てくれたのは非常に嬉しい…。
「え~と…カリン居る?」
「どうぞ、入って来て下さいませ」
あれこれ考えているとカリンの部屋へと到着…。カリンの部屋も勿論アルタイルの王城の一室が与えられている…。
カリンの許可が出たのでカリンの部屋へと入って行く。すると鼻腔には本やインクの香り…。部屋の中の本棚は大量の書物が所狭しと並べられている。机の上も大量の書物で溢れていると言ったところだ。
「女性らしくない部屋なので…すいません」
「いや、そんな事ないよ。カリンは勉強熱心というか、みんなが言う通り知に優れているというのが一目で分かるような部屋だし、カリンらしくて俺はいいと思うよ」
「エル様にそう言ってもらえると嬉しいです」
カリンは前世で言うと図書館に居そうな感じかな。顔つきもキリッとしていて真面目な美人さんと言う感じ…
「それで、話って?」
「あっ、すいません。まずはお席に着いて下さいませ」
言われた通りに席に座る…。
「ちょっと、お待ち下さいね。ええ~と…確かこの辺に…」
カリンは何かを探しているみたいだな…?
「何か探しているなら俺も手伝うけど?」
「いえいえ、私じゃないと分からないので…そのままテーブルの上のお茶でもお飲み頂いてゆっくりなさっていて下さい」
「そうか?何か手伝う事があったら言ってね?」
「ありがとうございます…それではもう少々お待ち下さいね」
そう言ってカリンは床に散らばってる紙を四つん這いになって確認し始める…。お茶を頂きながらその様子を見守っていたのだが…
あかん…これ見たらあかんやつや~ん!? それは何故かって?それはね…カリンはミニスカートを履いているから…。
捜し物をしていて気付いていないのか動く度にミニスカートがどんどんたくし上がっていってるんだよね…。こういう時って言った方がいいのかな?
みんなはどうする?
黙って見る?
俺は…
一言言った方がいいかなと思って声を掛けようとして…止めた。
またもや何故かって? はははっ…それはね…一気にミニスカートがたくしあがって丸見えだから…。ショーツを履いていたのなら言うと言う選択肢もあった事だろう…。
しかしショーツのシの字もない…。お分かり頂けただろうか? 彼女はノーパンだったのだ…。俺は先程自分の目を疑ったよ…。何度ゴシゴシしてもカリンはノーパン。ノーパンの女性に丸見えですよ?とか声掛け出来るだろうか?俺にはとても無理だ…。
──と、いうか…あんなに…ミニスカートがまくしあがっているのなら普通気付かないかっ!?気付くよなっ!?し、しかし万が一気付いていない場合もやっぱりあるわけで… そうこうしているうちに…捜し物が見つかったのかカリンが…
「あったあった!ありましたよ!これです、エル様! ─って、きゃあー!?」
駆け寄って来たんだけど…その際にようやく気が付いたのか慌ててスカートを元に戻すカリン…。
「み、見ました?」
カリンは顔を赤く染めながら上目遣いでそんな事を言ってくる…。見ました?じゃないと思うんだけどなっ!?まずはショーツを履こうぜっ!?恥ずかしがるところ間違ってないか!?
「あの、これはですね…って、きゃあっ──」
そして…何もない所で足を引っ掛け…こちらへと倒れ込んでくる…。俺は咄嗟にカリンを受け止め…
「あ、ありがとうございます…エル様」
「い、いや…これ位は…」
「すみません!すぐにどきますので…って、あっ!?」
カリンが俺のある部分に触れる…
「エル様ったら…大きくなってますよ?」
俺の頭には大きくな~れ♪大きくな~れ♪のフレーズが流れている…。いや、大きくなっとるがな!?そりゃあそうなるわな…。
「エル様に仕える者として…私が責任取りますね?」
そして俺はそのカリンの表情を見て気が付いた…
「…もしかしてこのお茶…何か入ってるか?」
「えっ… えへへっ… バレちゃいました? テヘペロ!」
これはカリンの策略だったんだな…たぶん…ティアも知ってるな? そして…俺はまんまとカリンの策略にハマり…ハメられたのだった…。
まあ、これは少し過去に遡ったお話だ。その日の俺はカリンに呼ばれたんだ…。ティアから聞いた話では既にカリンは宰相の座に就くことが決まってるらしい…。
将来絶対にカリンはエルの助けになるからと言われたんだ。実際カリンが居てくれる事で助かる事が多々あるのでカリンがアルタイルに来てくれたのは非常に嬉しい…。
「え~と…カリン居る?」
「どうぞ、入って来て下さいませ」
あれこれ考えているとカリンの部屋へと到着…。カリンの部屋も勿論アルタイルの王城の一室が与えられている…。
カリンの許可が出たのでカリンの部屋へと入って行く。すると鼻腔には本やインクの香り…。部屋の中の本棚は大量の書物が所狭しと並べられている。机の上も大量の書物で溢れていると言ったところだ。
「女性らしくない部屋なので…すいません」
「いや、そんな事ないよ。カリンは勉強熱心というか、みんなが言う通り知に優れているというのが一目で分かるような部屋だし、カリンらしくて俺はいいと思うよ」
「エル様にそう言ってもらえると嬉しいです」
カリンは前世で言うと図書館に居そうな感じかな。顔つきもキリッとしていて真面目な美人さんと言う感じ…
「それで、話って?」
「あっ、すいません。まずはお席に着いて下さいませ」
言われた通りに席に座る…。
「ちょっと、お待ち下さいね。ええ~と…確かこの辺に…」
カリンは何かを探しているみたいだな…?
「何か探しているなら俺も手伝うけど?」
「いえいえ、私じゃないと分からないので…そのままテーブルの上のお茶でもお飲み頂いてゆっくりなさっていて下さい」
「そうか?何か手伝う事があったら言ってね?」
「ありがとうございます…それではもう少々お待ち下さいね」
そう言ってカリンは床に散らばってる紙を四つん這いになって確認し始める…。お茶を頂きながらその様子を見守っていたのだが…
あかん…これ見たらあかんやつや~ん!? それは何故かって?それはね…カリンはミニスカートを履いているから…。
捜し物をしていて気付いていないのか動く度にミニスカートがどんどんたくし上がっていってるんだよね…。こういう時って言った方がいいのかな?
みんなはどうする?
黙って見る?
俺は…
一言言った方がいいかなと思って声を掛けようとして…止めた。
またもや何故かって? はははっ…それはね…一気にミニスカートがたくしあがって丸見えだから…。ショーツを履いていたのなら言うと言う選択肢もあった事だろう…。
しかしショーツのシの字もない…。お分かり頂けただろうか? 彼女はノーパンだったのだ…。俺は先程自分の目を疑ったよ…。何度ゴシゴシしてもカリンはノーパン。ノーパンの女性に丸見えですよ?とか声掛け出来るだろうか?俺にはとても無理だ…。
──と、いうか…あんなに…ミニスカートがまくしあがっているのなら普通気付かないかっ!?気付くよなっ!?し、しかし万が一気付いていない場合もやっぱりあるわけで… そうこうしているうちに…捜し物が見つかったのかカリンが…
「あったあった!ありましたよ!これです、エル様! ─って、きゃあー!?」
駆け寄って来たんだけど…その際にようやく気が付いたのか慌ててスカートを元に戻すカリン…。
「み、見ました?」
カリンは顔を赤く染めながら上目遣いでそんな事を言ってくる…。見ました?じゃないと思うんだけどなっ!?まずはショーツを履こうぜっ!?恥ずかしがるところ間違ってないか!?
「あの、これはですね…って、きゃあっ──」
そして…何もない所で足を引っ掛け…こちらへと倒れ込んでくる…。俺は咄嗟にカリンを受け止め…
「あ、ありがとうございます…エル様」
「い、いや…これ位は…」
「すみません!すぐにどきますので…って、あっ!?」
カリンが俺のある部分に触れる…
「エル様ったら…大きくなってますよ?」
俺の頭には大きくな~れ♪大きくな~れ♪のフレーズが流れている…。いや、大きくなっとるがな!?そりゃあそうなるわな…。
「エル様に仕える者として…私が責任取りますね?」
そして俺はそのカリンの表情を見て気が付いた…
「…もしかしてこのお茶…何か入ってるか?」
「えっ… えへへっ… バレちゃいました? テヘペロ!」
これはカリンの策略だったんだな…たぶん…ティアも知ってるな? そして…俺はまんまとカリンの策略にハマり…ハメられたのだった…。
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