真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

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第三章

デートの予定が

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 今日は梓希とデートの日。女装して変声機をつけて万事準備オッケー。愛歌さんが指導してくれるお陰で女装の腕も上がってきたよな。

 そんな事を思いながら玄関へ。


「梓希は…っと?」

 俺の方が早かったみたいだ。程なくして梓希もやって来たんだけどな。

「お待たせ!豊和さん!待たせちゃったよね?」

「大丈夫。心配いらないよ?俺もさっき来たところだしね。それじゃあ行こうか?」

「うん♡」



 
 梓希と向かった先は動物園。


「豊か…じゃなかった!?豊子さん、こっちこっち!」

「ほら!見て見て!お猿さんが蚤取りしてるぅ~~~」

「あっ!ライオンが居るよ!」

「象さんもいる~~~。なんだか…象さん見てると豊子さんのアレみたい…って、今のなしだよ!?」

「う、兎さんが…交尾してる~~~(ちらっ…ちらっ…)」


 梓希が楽しそうで何よりだ。そんな梓希を見てるとこっちまで楽しくなる。

 まあ、デートという事で色々と梓希が期待しているのも分かってるから、わざわざ例えなくていいし、兎が交尾してる姿と俺の顔を行ったり来たりするのは止めような?

 一番梓希がその時を待ちわびていたようだしな。早くないかと思うんだが…この世界では早くないうえに、産んでも大丈夫なんだそうだ。そう女性の体が進化したんだろうな。

 それにしても動物のオスは数が減ってないんだな…。減ってるのは男性だけかと、新たな発見もあった。
   



「ねぇ…豊子さん…。ううん。豊和さん」


 動物園を楽しんだ帰り道。辺りには人がいない事を確認して…名前を呼びなおす梓希。


「私…豊和さんが大好きだよ」

 先に言われてしまったな…。

「ありがとう。梓希に先に言われちゃったけど、俺も梓希が大好きだよ」

「…うん…ありがとうね。好きになってくれて」

「それは…俺のセリフだと思うんだけど」


 どちらからともなく距離を詰め、キスを交わす。唇を離すと潤んだ目で俺を見つめながら梓希はこう言ったんだ。


「ねぇ…豊和さん」

「うん」

「私…豊和さんとの…子供が欲しい…」

「うん。分かった」

「それとね?」

「うん」

「初めては…私の部屋で…して欲しいの…」  






♢♢♢


 梓希と結ばれた翌日。


「──やあ。君が豊和君だね?」

 昼過ぎにリビングに向かうと…謎の女性の姿が。失礼だけど声がなんだか男性みたいな声に聞こえたんだよな…。


「おっと…これは失礼。これはウィッグだよ」


 そう言ってパチンとウィッグを取り外す女性。

 短髪だ…。


「ちょっと待って?シートですぐに化粧も取るからさぁ」


 ウィッグと素早く化粧をとったその人。



 その人は男性だったんだ。






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