真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

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第五章

双子の約束

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「「──ね、ねぇ…豊和君…ちょ、ちょっといいかな?」」


 健二郎達と他愛もない話をしていたところ、不意に声をかけられた。

 声の方に視線を向けるとそこには伊代菜さんと伊尹菜さんの二人の姿が。どおりで声が重なって聞こえたわけだと内心思いながら二人にどうかしたのと問い返す事に。

「「あ、ああ…うん…その…」」

 すると二人は少しばかり言葉に詰まった様子が見てとれる。

『もしかして…ここじゃあ言いにくい事なのかも…?また何かされてるとかじゃないよな?もし…そうならここでは言えないよな?よしっ!』

 そう瞬時に勝手に悟った俺は二人について来て欲しいと伝えると、いそいそと教室を離れ場所を変える事にしたんだ。以前何かあった時は力になると言ってあったしな。






♢♢♢



「──ここならいいかな。それで…改めて聞かせてもらいたんだけど、二人ともどうしたの?なんかあったんだよね?」


 健二郎からの頼みをきく時の部屋と化した野球部の部室で俺は二人にそう尋ねてみる。

 すると…

「ええと…ち、違うのっ!そんな深刻な事じゃなくて!」

「そ、そうそう。伊代菜の言う通りだよ。ゴメンね!変に心配かけたみたいで…」

 心配が表情に出ていたんだたろうな。二人は慌ててそう言ったんだ。

『良かった…。なんかされたわけとかじゃないんだな』

 


「ええと…ね。豊和君に声を掛けたのは…」
「お願いがあるの」


「お願い?」


「「今度の土曜日なんだけど」」

「うん」

「「私達の家に来て欲しいんだ」」

「家に…?」

「うん。もらって欲しいものがあるの」

「そうそう。それと見せたいものかな。だからそれがお願いというわけ」

 もらって欲しいものと見せたいもの?もしかして…先日のお礼にとかそういう感じなんだろうか?

 まあ…お願いとまで言われたら断るのもアレだよな?

「了解。土曜日だよね?」

「「いいの!?」」

「うん。土曜日は予定を空けとくね」

「「や、やった~~~っ!!」」

 そんな嬉しそうにされると了承して良かったと思えるな。

 もしかして…漫画や物語であるように、二人が体を重ねている様子を魅せてくれたりなんて…

 そんなわけないか。最近健二郎のせいで頭がピンクになってるのかもな。

 元々だろとか突っ込まないように。

 








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