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第一部
Side小野寺
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「で、でも先生…」
「うん?」
「どうやって女性警護官の人達は…その…えっ…と…」
「ああ。去勢を免れたという事か?」
「は、はい」
「まあ、そこら辺はおいおい分かってくるだろうけど…一番は金を積んでたんだろうな。それからそういう検査や書類を書く人間を買収したり、後はなんでもそうだが色々と抜け道をそういう連中は用意していたんだろうな。本物の女性を手に入れるために。現に曽根崎さんの元女性警護官は曽根崎を狙ってたようだしな。まあ、小野寺もそうだが気をつけるに越した事はないさ」
「はい。気をつけます。教えてくださりありがとうございます」
先生から話を聞いた後、三日間ほどは私も忙しくなった。ホントは曽根崎さんのところに行きたかったんだけどね。自己満足と言われそうだけど、私自身が曽根崎さんに対して手を差し伸ばせなかった事を謝りたかったからだ。
そうなった理由は私についてくれている女性警護官の人達の再検査等が念の為に行わたからだ。信頼していたので問題ないと結果が来た時は安堵した。
だけど…安堵したのま束の間…
「──なあなあ、聞いたかよ?」
「何をだよ」
「メロン姫の事だよ」
「あ、ああ…それな」
「ビックリだよな」
曽根崎さんの事だよね?それにしても男子は曽根崎さんをメロン姫だなんて…
「いやぁ~ 俺があの時メロン姫に手を差し伸ばしていればなぁ…」
「俺も思った」
「そうすりゃあ今頃曽根崎さんから猛アタックされていただろうにな」
んっ…?猛アタック…?それって曽根崎さんが…隼君に…?
チクリッ!
なんだろう?なんだか急に胸が少し痛むようなこの変な感じは…。
「羨ましいよな…中村の奴…」
んっ?中村…?聞き間違い…だよね…。
「他にも聞いた話じゃあ手作り弁当を中村に持っていってるんだろ?」
「曽根崎って料理出来たんだな…」
「見た目ギャルなのにな」
「ギャルは関係ないだろ?」
「ロリは正義」
「それは…共感するわ!」
「とにかく…中村に棒立からあんな風に助けられたなら…そりゃあメロン姫からしたら中村は白馬の王子様だろうしな」
「「「ホント…中村先生羨ましいよなぁ」」」
「「──えっ?」」
聞き間違いじゃなかった!?どうなっているの!?元を正せば救いの手を差し伸べたのは隼君だよね!?単純に曽根崎さんの好みが中村先生なだけ!?どういうことっ!?
♢♢♢
またもや気になったその日の放課後すぐに私は曽根崎さんの元へと向かった。
「曽根崎さん!」
「えっ…と…隣のクラスの小野寺っちだったっしょっ?」
「うん。実は曽根崎さんにどうしても言いたい事と聞きたい事があるんどけどいいかな?」
「かまわないっしょっ?んで…どこで話するし?」
私と曽根崎さんは学校から一番近いカフェへと向かった。飲み物と軽食を頼んで…
「改めて言わせてね?私は小野寺奏」
「あ~しは曽根崎優花じゃん。優花でいいし」
「じゃあ…優花ちゃんって呼ばせてもらうね?私の事も好きに呼んでくれていいからね」
「じゃあ…奏っちで。それで奏っちはどうしたしょっ?」
「ええと…まずは…この間はごめんね?体育の時間に優花ちゃんを止めてあげられなくて」
「ああ…気にしなくてもいいし。奏っちが本当に気にする必要はないし。反対の立場だったらあ~しもどうしてたか分からないしね!まあ、お陰であ~しは白馬の王子様に会えたからプラスしょっ!少しおっさんだけどいいところあるみたいだし。だから謝罪はマジで要らないしょっ!」
「…うん。それと…その件なんだけど…」
「その件し…?もしかして…奏っちも中村っちに惚れたとか?」
「違う違う。そうじゃなくて…優花ちゃんにとって隼君はお目にかなわなかったって事か…その…聞いておきたくて…」
「うんとぉ…その隼って誰し?」
「んっ?隼君は優花ちゃんをいち早く心配して中村先生に伝えた人だけど?」
「…………はい?」
「いや…だから…」
「中村っちじゃないの?」
「隼君が中村先生に言わなかったら…中村先生は何もしてないんじゃないかな…。まず曽根崎さんがそうなっていた事を知らなかっただろうし…。誰からか聞いたなら同じように動いてたとは思うけど…」
「う…うそっ…しょっ…?あ~し…勘違い…?そういえば…なんか言ってた気がするけど…あ~しはよく聞いてなかったかも…」
ええっ~~~……。そこは聞いておこうよ。一番大事なところじゃないかな…?とりあえず私は隼君の事で分かってる事を優花ちゃんにすべて伝えた。
「ヤバっ…!?女性警護官の件もっ!?どんだけあ~しは守るられてたのっ!?なのに…あ~しは恩人を…ないがしろにして中村っちに気に入られようとしてたしょっ!?か、奏っち!?あ~しはどうすればいいかな!?いいかな!?」
「と、とりあえず…」
「とりあえず…?」
「呼び出してお礼を言う…とか?」
「な、なるほどしっ…勉強になるしっ…下着は当然勝負下着がいいっしょっ?」
「えっ…?それは…どうかな…?ま、まだ早いんじゃあ…」
「奏っちは何色履いてるしっ?」
「な、何を…!?」
「同性で恥ずかしがる事なんてないしっ!ちなみにあ~しは黒と赤をよく好んで履いてるし!奏っちは?」
「…ふぇっ!?あの…その…し、白…でしゅ…」
「白!?白!?奏っちにあってるしょっ!!」
「優花ちゃん…そ、その辺で…ま、周りに…聞こえてますから…」
「そう?あ~しはそこら辺気にしないしょっ」
わ、私が気にするのですが…
と、とにかく隼君に会う時は私にもついてきて欲しいというのでそれを承諾。いざ会う日の放課後…隼君が足早へとどこかへ向かった。鞄は机に置いてあるので帰ったわけじゃあない。校内にいる。
私は優花ちゃんの元へと走り、一緒に校内を探し…そして屋上で馬鹿な人達によって地面に倒れている隼君を目にした。
許さない…ドス黒い感情が吹き出してくるようだ。曽根崎さんも同じようだ。でも私達じゃあどうにもできないので…女性警護官の人達にお願いする事に…。
そうです!お願いします!分からせてやって下さい!
「うん?」
「どうやって女性警護官の人達は…その…えっ…と…」
「ああ。去勢を免れたという事か?」
「は、はい」
「まあ、そこら辺はおいおい分かってくるだろうけど…一番は金を積んでたんだろうな。それからそういう検査や書類を書く人間を買収したり、後はなんでもそうだが色々と抜け道をそういう連中は用意していたんだろうな。本物の女性を手に入れるために。現に曽根崎さんの元女性警護官は曽根崎を狙ってたようだしな。まあ、小野寺もそうだが気をつけるに越した事はないさ」
「はい。気をつけます。教えてくださりありがとうございます」
先生から話を聞いた後、三日間ほどは私も忙しくなった。ホントは曽根崎さんのところに行きたかったんだけどね。自己満足と言われそうだけど、私自身が曽根崎さんに対して手を差し伸ばせなかった事を謝りたかったからだ。
そうなった理由は私についてくれている女性警護官の人達の再検査等が念の為に行わたからだ。信頼していたので問題ないと結果が来た時は安堵した。
だけど…安堵したのま束の間…
「──なあなあ、聞いたかよ?」
「何をだよ」
「メロン姫の事だよ」
「あ、ああ…それな」
「ビックリだよな」
曽根崎さんの事だよね?それにしても男子は曽根崎さんをメロン姫だなんて…
「いやぁ~ 俺があの時メロン姫に手を差し伸ばしていればなぁ…」
「俺も思った」
「そうすりゃあ今頃曽根崎さんから猛アタックされていただろうにな」
んっ…?猛アタック…?それって曽根崎さんが…隼君に…?
チクリッ!
なんだろう?なんだか急に胸が少し痛むようなこの変な感じは…。
「羨ましいよな…中村の奴…」
んっ?中村…?聞き間違い…だよね…。
「他にも聞いた話じゃあ手作り弁当を中村に持っていってるんだろ?」
「曽根崎って料理出来たんだな…」
「見た目ギャルなのにな」
「ギャルは関係ないだろ?」
「ロリは正義」
「それは…共感するわ!」
「とにかく…中村に棒立からあんな風に助けられたなら…そりゃあメロン姫からしたら中村は白馬の王子様だろうしな」
「「「ホント…中村先生羨ましいよなぁ」」」
「「──えっ?」」
聞き間違いじゃなかった!?どうなっているの!?元を正せば救いの手を差し伸べたのは隼君だよね!?単純に曽根崎さんの好みが中村先生なだけ!?どういうことっ!?
♢♢♢
またもや気になったその日の放課後すぐに私は曽根崎さんの元へと向かった。
「曽根崎さん!」
「えっ…と…隣のクラスの小野寺っちだったっしょっ?」
「うん。実は曽根崎さんにどうしても言いたい事と聞きたい事があるんどけどいいかな?」
「かまわないっしょっ?んで…どこで話するし?」
私と曽根崎さんは学校から一番近いカフェへと向かった。飲み物と軽食を頼んで…
「改めて言わせてね?私は小野寺奏」
「あ~しは曽根崎優花じゃん。優花でいいし」
「じゃあ…優花ちゃんって呼ばせてもらうね?私の事も好きに呼んでくれていいからね」
「じゃあ…奏っちで。それで奏っちはどうしたしょっ?」
「ええと…まずは…この間はごめんね?体育の時間に優花ちゃんを止めてあげられなくて」
「ああ…気にしなくてもいいし。奏っちが本当に気にする必要はないし。反対の立場だったらあ~しもどうしてたか分からないしね!まあ、お陰であ~しは白馬の王子様に会えたからプラスしょっ!少しおっさんだけどいいところあるみたいだし。だから謝罪はマジで要らないしょっ!」
「…うん。それと…その件なんだけど…」
「その件し…?もしかして…奏っちも中村っちに惚れたとか?」
「違う違う。そうじゃなくて…優花ちゃんにとって隼君はお目にかなわなかったって事か…その…聞いておきたくて…」
「うんとぉ…その隼って誰し?」
「んっ?隼君は優花ちゃんをいち早く心配して中村先生に伝えた人だけど?」
「…………はい?」
「いや…だから…」
「中村っちじゃないの?」
「隼君が中村先生に言わなかったら…中村先生は何もしてないんじゃないかな…。まず曽根崎さんがそうなっていた事を知らなかっただろうし…。誰からか聞いたなら同じように動いてたとは思うけど…」
「う…うそっ…しょっ…?あ~し…勘違い…?そういえば…なんか言ってた気がするけど…あ~しはよく聞いてなかったかも…」
ええっ~~~……。そこは聞いておこうよ。一番大事なところじゃないかな…?とりあえず私は隼君の事で分かってる事を優花ちゃんにすべて伝えた。
「ヤバっ…!?女性警護官の件もっ!?どんだけあ~しは守るられてたのっ!?なのに…あ~しは恩人を…ないがしろにして中村っちに気に入られようとしてたしょっ!?か、奏っち!?あ~しはどうすればいいかな!?いいかな!?」
「と、とりあえず…」
「とりあえず…?」
「呼び出してお礼を言う…とか?」
「な、なるほどしっ…勉強になるしっ…下着は当然勝負下着がいいっしょっ?」
「えっ…?それは…どうかな…?ま、まだ早いんじゃあ…」
「奏っちは何色履いてるしっ?」
「な、何を…!?」
「同性で恥ずかしがる事なんてないしっ!ちなみにあ~しは黒と赤をよく好んで履いてるし!奏っちは?」
「…ふぇっ!?あの…その…し、白…でしゅ…」
「白!?白!?奏っちにあってるしょっ!!」
「優花ちゃん…そ、その辺で…ま、周りに…聞こえてますから…」
「そう?あ~しはそこら辺気にしないしょっ」
わ、私が気にするのですが…
と、とにかく隼君に会う時は私にもついてきて欲しいというのでそれを承諾。いざ会う日の放課後…隼君が足早へとどこかへ向かった。鞄は机に置いてあるので帰ったわけじゃあない。校内にいる。
私は優花ちゃんの元へと走り、一緒に校内を探し…そして屋上で馬鹿な人達によって地面に倒れている隼君を目にした。
許さない…ドス黒い感情が吹き出してくるようだ。曽根崎さんも同じようだ。でも私達じゃあどうにもできないので…女性警護官の人達にお願いする事に…。
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