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第二部
障害罪
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この中学校にはシャワー室がある。主に部活の後に汗等を流す為に設置されているらしい。柚希からそれを聞いた僕達はそこに遥を連れて行く事にした。まだ涙が止まらず、震えながら嫌わないでと、か細い声で伝えてくる遥に嫌わないよと優しく言葉返しながら急ぎシャワー室へと向かった。
シャワー室に着いた僕達は柚希が遥を連れ先にシャワー室へと入って行った。
「ほら、アンタも脱ぎなさい」
「えっ、何で?」
「汚れてる服をアンタが着ていたら遥が気にするでしょ?」
「……ん…分かった」
「じゃあ脱ぎなさい!そろそろ脱ぎなさい!遥の所に皆で突撃するわよ?」
そう言って凛と風華迄裸に…。風華は脱がなくて良いんじゃあ、と思っていたけどこういう時程、みんな一緒に何も無かった様に普通に接するのが一番良いかと思い直した…。
「…何してるです?わ、私の裸に見惚れた…です/////?」
「えっ……そうだね…」
僕も…左手で着ているブラウスのボタンを外していく…。
「あ、アタシが脱がせてあげようか/////?」
「……お願い出来る?」
「しょ…しょうがないわね…。あ、アンタはアタシが居ないと本当に駄目なんだから…」
凛が僕のブラウスに手を掛け…
「…アンタ…これ…」
「どうしたです凛?」
「は、早く─」
「取り敢えず入ろうか?まずはそれからでしょ?」
******
シャワー室は区切られており、戸もちゃんと付いている。足元と頭が丁度見える様な造りになっている。大事な部分がうまく隠れる、そんな造り。手前に2人が入っているのが分かるので僕と凛はその隣に入る。風華は…脱衣室で寝ている…。ちゃんと凛が素早く服を着せたから風邪とかの心配はないよ?
僕のモノを見て気絶…コホン…。寝ているだけだから…。とにかく普段通りにしながら僕達はシャワーを浴びたんだ…。
「ちょっ!?何で凛が豊和君と一緒に入って居るの!?」
「ふふん!洗って上げるからだけど?」
「あわわわっ、と、豊和君が…隣に…」
「ごめんね遥ちゃん?ちゃんと見ない様にするからね?」
「うぇっ!?わ、私はそにょう…と、豊和君になら…見られても/////」
「ん、何て?」
「はわわ…何でも…にゃんでも無いよ?それより…私…汚なかった…ね」
「遥、そんな事ないからね!」
「そうよ!アンタは気にしないでいいの!悪いのはアイツなんだし…」
「遥ちゃんは何も気にしないでいいんだよ?汚なくもなんとも無いんだから!僕なんて毎朝トイレに籠ってるし…」
「…みんな…ありがとう…」
「僕達はそんな事位で変わらないから…ねっ?」
「うん…うん…」
「そうだよ…豊和君の言う通りだよ遥」
「そうそう、遥は気にし過ぎっ!」
「でも…こんな私から…好きって伝えられても…嬉しくない…よね」
「そっかぁー、遥もコイツに心奪われてたわけね…」
「は、遥!せ、正妻は私だからね!」
「嬉しくないわけないよ!遥ちゃんにそう思われるだけで僕は嬉しいよ…」
「ふぁっ!?しょんな風に言われると…」
「遥を見て豊和君?豊和君を大好きなのが見てとれるよ?」
「そうそう、柚希の言う通りよ!」
「ちょっ、ちょっと2人共!?」
「じゃあ、遥ちゃんがもしも…ずっと僕の事を好きでいてくれたその時に返事はいいかな?」
「「「……………えっ?」」」
「そ、それって…」
「ましゃか…」
「ぷぷぷぷぷ…プロッ…プロピョーズ?」
─その時、ウウウゥゥゥー!ウウウゥゥゥー!と、パトカーのサイレンの音。どんどんサイレンの音は近くなる。こんな時だというのに柳○さんのサイレンのモノマネを思い出しクスッとにやけてしまう。どうやら学校に着いたみたいだね。サイレンの音が止んだんだ。
「何か事件?学校に近いよね?」
「何かあったのかな…」
「最近物騒だからね…」
「…3人共前科持ちな駄目な男だけどそれでも良かったらこれからも宜しくね?って、前科持ちの僕に言われても嬉しくないよね…」
「えっ…前科持ちって…」
「豊和君!?」
「アンタ何言って…」
「悪いんだけど凛…体を拭いてくれる?」
「こ、答えなさいよ!」
「豊和君!?一体何?」
「豊和…君?」
「あ~…それと、今から起こる事は遥ちゃんとは関係ないからね?そこは絶対に覚えておいてね?」
「答えて豊和君!」
「柚希…。ごめんね?あれは多分…僕を迎えに来たんだよ…」
「迎えって何で…」
「通報したんだと思うよ?…彼が。ぼくがした事は傷害罪に当たるだろうから…」
「「「えっ?」」」
─その後、柚希と凛に体を拭いてもらい、服を着せて貰ったタイミングで警察の人達がやって来た…。予想していた通り警察の人達が探していたのは僕だった。
シャワー室に着いた僕達は柚希が遥を連れ先にシャワー室へと入って行った。
「ほら、アンタも脱ぎなさい」
「えっ、何で?」
「汚れてる服をアンタが着ていたら遥が気にするでしょ?」
「……ん…分かった」
「じゃあ脱ぎなさい!そろそろ脱ぎなさい!遥の所に皆で突撃するわよ?」
そう言って凛と風華迄裸に…。風華は脱がなくて良いんじゃあ、と思っていたけどこういう時程、みんな一緒に何も無かった様に普通に接するのが一番良いかと思い直した…。
「…何してるです?わ、私の裸に見惚れた…です/////?」
「えっ……そうだね…」
僕も…左手で着ているブラウスのボタンを外していく…。
「あ、アタシが脱がせてあげようか/////?」
「……お願い出来る?」
「しょ…しょうがないわね…。あ、アンタはアタシが居ないと本当に駄目なんだから…」
凛が僕のブラウスに手を掛け…
「…アンタ…これ…」
「どうしたです凛?」
「は、早く─」
「取り敢えず入ろうか?まずはそれからでしょ?」
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シャワー室は区切られており、戸もちゃんと付いている。足元と頭が丁度見える様な造りになっている。大事な部分がうまく隠れる、そんな造り。手前に2人が入っているのが分かるので僕と凛はその隣に入る。風華は…脱衣室で寝ている…。ちゃんと凛が素早く服を着せたから風邪とかの心配はないよ?
僕のモノを見て気絶…コホン…。寝ているだけだから…。とにかく普段通りにしながら僕達はシャワーを浴びたんだ…。
「ちょっ!?何で凛が豊和君と一緒に入って居るの!?」
「ふふん!洗って上げるからだけど?」
「あわわわっ、と、豊和君が…隣に…」
「ごめんね遥ちゃん?ちゃんと見ない様にするからね?」
「うぇっ!?わ、私はそにょう…と、豊和君になら…見られても/////」
「ん、何て?」
「はわわ…何でも…にゃんでも無いよ?それより…私…汚なかった…ね」
「遥、そんな事ないからね!」
「そうよ!アンタは気にしないでいいの!悪いのはアイツなんだし…」
「遥ちゃんは何も気にしないでいいんだよ?汚なくもなんとも無いんだから!僕なんて毎朝トイレに籠ってるし…」
「…みんな…ありがとう…」
「僕達はそんな事位で変わらないから…ねっ?」
「うん…うん…」
「そうだよ…豊和君の言う通りだよ遥」
「そうそう、遥は気にし過ぎっ!」
「でも…こんな私から…好きって伝えられても…嬉しくない…よね」
「そっかぁー、遥もコイツに心奪われてたわけね…」
「は、遥!せ、正妻は私だからね!」
「嬉しくないわけないよ!遥ちゃんにそう思われるだけで僕は嬉しいよ…」
「ふぁっ!?しょんな風に言われると…」
「遥を見て豊和君?豊和君を大好きなのが見てとれるよ?」
「そうそう、柚希の言う通りよ!」
「ちょっ、ちょっと2人共!?」
「じゃあ、遥ちゃんがもしも…ずっと僕の事を好きでいてくれたその時に返事はいいかな?」
「「「……………えっ?」」」
「そ、それって…」
「ましゃか…」
「ぷぷぷぷぷ…プロッ…プロピョーズ?」
─その時、ウウウゥゥゥー!ウウウゥゥゥー!と、パトカーのサイレンの音。どんどんサイレンの音は近くなる。こんな時だというのに柳○さんのサイレンのモノマネを思い出しクスッとにやけてしまう。どうやら学校に着いたみたいだね。サイレンの音が止んだんだ。
「何か事件?学校に近いよね?」
「何かあったのかな…」
「最近物騒だからね…」
「…3人共前科持ちな駄目な男だけどそれでも良かったらこれからも宜しくね?って、前科持ちの僕に言われても嬉しくないよね…」
「えっ…前科持ちって…」
「豊和君!?」
「アンタ何言って…」
「悪いんだけど凛…体を拭いてくれる?」
「こ、答えなさいよ!」
「豊和君!?一体何?」
「豊和…君?」
「あ~…それと、今から起こる事は遥ちゃんとは関係ないからね?そこは絶対に覚えておいてね?」
「答えて豊和君!」
「柚希…。ごめんね?あれは多分…僕を迎えに来たんだよ…」
「迎えって何で…」
「通報したんだと思うよ?…彼が。ぼくがした事は傷害罪に当たるだろうから…」
「「「えっ?」」」
─その後、柚希と凛に体を拭いてもらい、服を着せて貰ったタイミングで警察の人達がやって来た…。予想していた通り警察の人達が探していたのは僕だった。
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