【R18】一匹狼は愛とか恋とか面倒くさい

藍生らぱん

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高等部 一年目 皐月 ゴールデンウィーク 

045 GW 1日目 3 R18

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ベッドの上に二人で倒れ込むと抱きしめ合いながらキスをした。
まだ始まったばかりだから性衝動は控え目だ。
キスの合間に少しずつ服を脱いだ。
お互いに素っ裸になった頃には、お尻の方から愛液が滴っていた。

「早く、挿れて」

オレは最後に残った首元のチョーカーを外すと、四つん這いになって京夜にお尻を向けた。
京夜はオレの腰を掴むと一気に奥まで突き入れて何度も激しく打ち付けた。

ガツガツと、いつもより乱暴な抽挿。
ヒート中はこの位激しいのが気持ちいい。

自分だけのαに犯されて、身も心も征服されていると実感する。

何度も京夜の名前を言って、「もっと」と強請る。

突かれながら何度か絶頂を迎えたけれど、ビクビクと中がイっている最中もラット状態になった京夜に容赦なく突き入れられた。

突き上げが終わると項を甘噛みされながら抱き締められた。
ドクドクと奥に京夜の精液が注がれている。
「あったかい」
「颯、体、辛くねぇか?」
「ぜんぜん大丈夫。」
「じゃあ、次は騎乗位な」
「いいよ~」
長い射精が終わると京夜の亀頭球が納まって、京夜のが中から抜けていった。

仰向けに寝そべった京夜の膝の上に跨がって、京夜のを両手で包み込んで扱いていく。
オレの手で固さを取り戻した京夜の分身をゆっくりとオレの中に挿れていく。
半分入った所で京夜がオレの腰を掴んでゆるゆると動き出した。
「あんっ」
京夜の先端がオレの中の良いところを何度も擦り上げる。
「颯、気持ちいいか?」
「いいっ、いくっ、京夜っ」
ビクビクとイキながら京夜のを全て飲み込んだ。
ギュッギュッと京夜のを締め付けている感触が心地良い。
「お前の中、サイコー」
京夜が下から突き上げてきた。
「はっ、あっ」
「颯、口開けろ」
上体を起こした京夜の言う通りに口を少し開けると京夜の舌が口の中に入り込んで来た。
ブワリと京夜の愛情フェロモンがオレを包み込む。
オレも京夜に向けて愛情フェロモンを放った。
お互いのフェロモンが混じりあった空間が二人だけの「巣」となる。

「オレのα、京夜だけだよ」
「俺も颯だけだ。俺のΩ、俺の唯一。」

オレにだけ見せる甘々な京夜のデレ顔が目の前にある。
「ずっと一緒にいてくれるよな?」
「何度生まれ変わってもずっと一緒だ。」
優しいけれど熱がこもった眼差しで見つめてくる京夜の顔にキスの雨を降らしてやった。

普段は恥ずかしくて言えないこと、出来ないことがヒートの時だけは言えるし出来る。
ヒートの熱に浮かされて、京夜に全てを委ねてさらけ出す。

京夜だけにオレを一つ残らず全部あげる時間だから。

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