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第7章 新たな暮らし篇
第78話 砂漠越え
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クリアの背に乗りしばらく飛ぶと、砂漠が見えてきた。砂漠の前に小さな街があるのでよって行く。
この街はソーバラという街で、サラマ王国に向かう人たちが砂漠越えの準備のために沢山溢れている。
「結構人がいるな」
「私は一度来たことがありますわ。サラマ王国は砂漠の中心にあるので、この街でしっかり準備しなくてはなりませんわ」
ソーバラには様々な店が立ち並ぶ。この後は砂漠越えだし、その地域にあった格好の方がいいのだろうか。周りを見ると、結構アラビアンな格好の人が多い。実際、現実世界でも、某ネズミ遊園地に行ったら、なんか被りたくなるし、某和風な村に行ったら着物を着たくなる。この世界でもそれは同じだ。
せっかくなので砂漠装備に着替えることにした。俺は子供サイズしか着れないので種類があんまりない。しかも子供用なだけあって、子供っぽいのばっかりだ。マシなやつを選び着る。
クリアはシンプルな柄のものを選んだ。うーん…いいなぁ…。アラビアンな格好はかなり俺のフェチセンサーに引っかかる。この服には魔法が仕込んであり、着ていると暑さを感じなくなり、日差しも無効化するようだ。見た目はかなりセクシーな感じだ。露出は多くないが谷間やへそが出ているので、かなりそそる。
サレナはクリアよりも若干露出が多い。ミラはクリアの色違いだ。ルージュも思ったより大胆なのを着ている。まあ周りの客にもっとすごいやつ着てる奴がいるから、多少露出が多くてもあまり気にならないのが不思議だ。
「みんな似合ってるよ」
「リュート可愛い!」
「えぇよくお似合ですわ」
「愛らしいな…」
「リュートさんのセンスはさすがです」
あまり褒められても嬉しくないな…。
サラマ王国に行くのはやはり徒歩だ。エジプトとかにはラクダがいるが、こっちの世界には居ない。一見歩きにくそうに見えるこの服だが、思ったより歩きやすい。しかも快適なので、砂漠越えは楽に行ける。
サラマ王国に向かい歩き出す。朝早くに家を出たので、まだ昼前だ。昼過ぎにはサラマ王国に着くだろう。砂漠に来たのはこれが初めてだ。日本には鳥取砂丘があるが、そこにも行ったことがない。初めて見る一面砂の世界にテンションが上がる。
「これが砂漠かぁ!」
「リュート楽しそう」
「来てよかったですわ」
みんなも楽しそうでよかった。別に、飛んでサラマ王国に行けるのだが、せっかくだから歩きたい。砂を踏む感覚はとても楽しい。
砂漠にもモンスターは居る。サソリ型のモンスター「砂蠍(サンドスコーピオン)」や、走るサボテン「サボテンランナー」などがいた。襲いかかってくるモンスターは返り討ちにする。まあランクは上がらないんだが。
しばらく歩くと、砂漠の真ん中に都市が現れた。
「これがサラマ王国か!」
俺たちはサラマ王国に踏み込むのだった。
この街はソーバラという街で、サラマ王国に向かう人たちが砂漠越えの準備のために沢山溢れている。
「結構人がいるな」
「私は一度来たことがありますわ。サラマ王国は砂漠の中心にあるので、この街でしっかり準備しなくてはなりませんわ」
ソーバラには様々な店が立ち並ぶ。この後は砂漠越えだし、その地域にあった格好の方がいいのだろうか。周りを見ると、結構アラビアンな格好の人が多い。実際、現実世界でも、某ネズミ遊園地に行ったら、なんか被りたくなるし、某和風な村に行ったら着物を着たくなる。この世界でもそれは同じだ。
せっかくなので砂漠装備に着替えることにした。俺は子供サイズしか着れないので種類があんまりない。しかも子供用なだけあって、子供っぽいのばっかりだ。マシなやつを選び着る。
クリアはシンプルな柄のものを選んだ。うーん…いいなぁ…。アラビアンな格好はかなり俺のフェチセンサーに引っかかる。この服には魔法が仕込んであり、着ていると暑さを感じなくなり、日差しも無効化するようだ。見た目はかなりセクシーな感じだ。露出は多くないが谷間やへそが出ているので、かなりそそる。
サレナはクリアよりも若干露出が多い。ミラはクリアの色違いだ。ルージュも思ったより大胆なのを着ている。まあ周りの客にもっとすごいやつ着てる奴がいるから、多少露出が多くてもあまり気にならないのが不思議だ。
「みんな似合ってるよ」
「リュート可愛い!」
「えぇよくお似合ですわ」
「愛らしいな…」
「リュートさんのセンスはさすがです」
あまり褒められても嬉しくないな…。
サラマ王国に行くのはやはり徒歩だ。エジプトとかにはラクダがいるが、こっちの世界には居ない。一見歩きにくそうに見えるこの服だが、思ったより歩きやすい。しかも快適なので、砂漠越えは楽に行ける。
サラマ王国に向かい歩き出す。朝早くに家を出たので、まだ昼前だ。昼過ぎにはサラマ王国に着くだろう。砂漠に来たのはこれが初めてだ。日本には鳥取砂丘があるが、そこにも行ったことがない。初めて見る一面砂の世界にテンションが上がる。
「これが砂漠かぁ!」
「リュート楽しそう」
「来てよかったですわ」
みんなも楽しそうでよかった。別に、飛んでサラマ王国に行けるのだが、せっかくだから歩きたい。砂を踏む感覚はとても楽しい。
砂漠にもモンスターは居る。サソリ型のモンスター「砂蠍(サンドスコーピオン)」や、走るサボテン「サボテンランナー」などがいた。襲いかかってくるモンスターは返り討ちにする。まあランクは上がらないんだが。
しばらく歩くと、砂漠の真ん中に都市が現れた。
「これがサラマ王国か!」
俺たちはサラマ王国に踏み込むのだった。
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