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外伝 新米転移者の異世界生活1
その4 冒険者になった件
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「ようこそ冒険者ギルドへ。登録ですか?」
「はい。お願いします」
「では、こちらの紙に必要事項を明記して、再びこちらに来てください」
「わかりました」
机と椅子があったので座って用紙を記入する。
名前はカナト・ミツルギでいいだろう。レベルは98だ。得意武器か…特に決まってないな…まぁ剣でいいか。
「よし。こんなもんか」
再び受け付けに行く。
「お願いします」
紙を渡す。
「お預かりします」
受付の人が内容を確認している。
「若いのにお強いんですね」
「そうなのか?」
「そうですよ。あなたほどの若さでレベル100に近いのはかなりお強い部類ですよ。多分すぐに昇級できると思います。はい。こちら、ライセンスカードです。紛失時の再発行には料金が発生しますので、お気をつけください」
「ありがとうございます」
これで、俺も今日から冒険者だ。クエストをいっぱいこなすぞ!
カードを受け取り、出口に向かう。今日はもう夕方なので、明日からクエストを受けよう。
出口に差し掛かると、声が左の方から聞こえてきた。
「おい!お前!」
「私ですか?」
女性がガタイがいい男性に声をかけられていた。女性は猫の耳が生えている。獣人と言うやつだろう。
「これから飲みに行くんだけど一緒に来いよ。いっぱい楽しいことしようぜ?」
「い、いや…あ、あの…」
女の子が困ってるのだから、助けないわけにはいくまい。
「あぁすいません。その子、こっちが先客なんで」
「えっ?あ、あなたは?」
「いいから!行くよ」
そのまま走り去るようにギルドを後にする。
「ふぅ。大丈夫かい?困ってたみたいだからね助けちゃったよ。迷惑だったかな?」
「いえ!助かりました。ありがとうございます!あなたも冒険者なんですか?」
「そうだよ。さっきなったばかりだけどね」
「そうなんですか!私もなんです」
「へぇ。そうなんだ奇遇だね」
「あ、あの…もしよろしかったら、私とパーティを組んでいただけませんか?」
「パーティ?」
「はい、一緒にクエストを受けて、協力してクリアにあたるメンバーのことです。助けてもらった例もありますし…あなたのクエストを手伝わせていただけませんか?」
「ありがとう助かるよ。じゃあ組ませてもらおうかな。そう言えば、自己紹介がまだだったね。俺はカナトだ。よろしくな」
「よろしくお願いします。カナトさん。私はエストと言います」
「エストさんか。可愛い名前だね」
「か、可愛いなんて…恥ずかしいですよ…」
エスト可愛いな…。リュートさんが連れてた奥さんたちもみんな美人だったし、異世界の女の子はみんな可愛い。せっかく出来た関係だ、大切にしよう。
「今日はもう遅いし、明日にしようか」
「そうですね。それがいいと思います」
「ちなみにエストは宿とか取ってるの?」
「私は、この街に住んでいるので、自分の家があります」
「そうか…俺はどこか宿を探さないとな…じゃあまた明日、ギルドで!」
「はい!また明日」
こうして、俺は猫の獣人エストと出会ったのであった。
「はい。お願いします」
「では、こちらの紙に必要事項を明記して、再びこちらに来てください」
「わかりました」
机と椅子があったので座って用紙を記入する。
名前はカナト・ミツルギでいいだろう。レベルは98だ。得意武器か…特に決まってないな…まぁ剣でいいか。
「よし。こんなもんか」
再び受け付けに行く。
「お願いします」
紙を渡す。
「お預かりします」
受付の人が内容を確認している。
「若いのにお強いんですね」
「そうなのか?」
「そうですよ。あなたほどの若さでレベル100に近いのはかなりお強い部類ですよ。多分すぐに昇級できると思います。はい。こちら、ライセンスカードです。紛失時の再発行には料金が発生しますので、お気をつけください」
「ありがとうございます」
これで、俺も今日から冒険者だ。クエストをいっぱいこなすぞ!
カードを受け取り、出口に向かう。今日はもう夕方なので、明日からクエストを受けよう。
出口に差し掛かると、声が左の方から聞こえてきた。
「おい!お前!」
「私ですか?」
女性がガタイがいい男性に声をかけられていた。女性は猫の耳が生えている。獣人と言うやつだろう。
「これから飲みに行くんだけど一緒に来いよ。いっぱい楽しいことしようぜ?」
「い、いや…あ、あの…」
女の子が困ってるのだから、助けないわけにはいくまい。
「あぁすいません。その子、こっちが先客なんで」
「えっ?あ、あなたは?」
「いいから!行くよ」
そのまま走り去るようにギルドを後にする。
「ふぅ。大丈夫かい?困ってたみたいだからね助けちゃったよ。迷惑だったかな?」
「いえ!助かりました。ありがとうございます!あなたも冒険者なんですか?」
「そうだよ。さっきなったばかりだけどね」
「そうなんですか!私もなんです」
「へぇ。そうなんだ奇遇だね」
「あ、あの…もしよろしかったら、私とパーティを組んでいただけませんか?」
「パーティ?」
「はい、一緒にクエストを受けて、協力してクリアにあたるメンバーのことです。助けてもらった例もありますし…あなたのクエストを手伝わせていただけませんか?」
「ありがとう助かるよ。じゃあ組ませてもらおうかな。そう言えば、自己紹介がまだだったね。俺はカナトだ。よろしくな」
「よろしくお願いします。カナトさん。私はエストと言います」
「エストさんか。可愛い名前だね」
「か、可愛いなんて…恥ずかしいですよ…」
エスト可愛いな…。リュートさんが連れてた奥さんたちもみんな美人だったし、異世界の女の子はみんな可愛い。せっかく出来た関係だ、大切にしよう。
「今日はもう遅いし、明日にしようか」
「そうですね。それがいいと思います」
「ちなみにエストは宿とか取ってるの?」
「私は、この街に住んでいるので、自分の家があります」
「そうか…俺はどこか宿を探さないとな…じゃあまた明日、ギルドで!」
「はい!また明日」
こうして、俺は猫の獣人エストと出会ったのであった。
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