63 / 149
連載
109 朝食での恋バナ
しおりを挟む
「アハハ。そんなことあったんだ。それで私素っ裸で寝てたんだ。てっきり酔っ払ってドロシーとめくるめくる大人の階段を登っちゃった感じなのかと思っちゃった」
「何言ってるの。嘔吐物の処理とか大変だったんだからね」
「ごめーん。新しい服買ってあげるから許して」
「その散財癖を直したら許してあげます」
オオルバさんが作ってくれた朝食を二人で一緒に並べていく。朝に弱いアリリアナだけど、二日酔いに苛まれた今日の顔色はいつにも増して悪かった。
「それにしても聖人に惚れられるなんて、ドロシーお嬢ちゃんもアリアお嬢ちゃんもやるもんだね。そうだ。今日は前祝いも兼ねて赤飯でも炊こうかね」
「ええっ!? ま、前祝いって、もう、何言ってるんですか」
「おや、変だったかい? 嬢ちゃんは若いんだし、いつそうなったとしても不思議はないと思うけどね。まぁ、自分のペースで焦らず進めばいいさね。あっ、だけど前渡したものはちゃんと使うんだよ」
オオルバさんに渡された避妊具。あれ何処にしまったっけ?
朝から思い出すにはあまり適さない記憶を探りながら、アリリアナやオオルバさんと一緒に朝食の準備が整ったテーブルに着く。
「私は赤飯賛成で~す。ってか、むしろ私が祝われたい感じ」
アリリアナがサラダに箸を伸ばす中、私は湯呑みにお茶を注ぐ。
「おや、アリリアナ嬢ちゃんには誰かいい相手はいないのかい?」
「それが全然いないんですよね。私結構美人な感じだと思うのに。何がいけないのかホント不思議。ねぇ、ドロシーはどう思う? ねぇねぇ」
「わっ!? ちょっ!? しょ、食事中に人の肩を揺らすからじゃないかな?」
手をうまいこと動かして、コップから溢れそうになったお茶を何とかキープする。
「ふふ。確かにアリリアナ嬢ちゃんは可愛いんだし、早いところ相手を見つけないとだね。誰か候補はいないのかい?」
「う~ん。パッと思いつくのはレオっちだけど、レオっちはドロシーに夢中な感じだしな~」
「おやおや、ドロシー嬢ちゃんモテモテだね」
「そうなんですよ、ドロシーモテモテなんですよ」
あっ、何だか朝の話題が私の苦手な方に行きそう。今のうちに変更を試みなくっちゃ。
「ほら、アリリアナ。このお茶、オオルバさんのとっておきなの。すっごい美味しい上に二日酔いにも効くんだよ」
「マジ? どれどれ……あっ、本当だ。何かスッとする。おかわり貰ってもいいですか?」
「ミルローブの葉を煎じて作ったお茶さ。遠慮はいらないから好きなだけ飲みな」
「ではでは、遠慮ない感じで~」
よし。話題の変更に成功。これで朝食を落ち着いて食べられそう。
私は白米に箸を伸ばしーー
「しかし聖人か、本当に面白い男に好かれたね」
かけてピタリと動きを止めた。
「な~んか夢の中ですっごい美形を見たような感じなんだけど、ひょっとしてあれが……ん? どうかしたの? ドロシー」
「え? ううん。何でもないよ。それよりも多分、その美形がガルドさんだと思うよ」
「本当? うろ覚えだったけどアリアちゃんに匹敵するすっごい色男だったんだけど」
確かに、あの完璧を絵に描いたような容姿は凄かった。アリアを見慣れてる私でも驚く程だったし。
「あっ、でもさ、でもさ。姉妹をセットで手に入れようとするとか、聖人のくせにすっごい強欲な感じじゃない」
「アリリアナ、それ本人にも言ってたよ」
「うっそ!? マジで? え? ホントのホント?」
「うん。ホントのホント」
あっ、この漬物美味しい。オオルバさんの自作だって言ってたけど、こんなに美味しく作れるなんて、やっぱりオオルバさんは凄い人だと思う。
「うわ、私ヤバイ感じじゃん。え? 怒ってた?」
「全然。むしろ急に戻して心配してたよ」
「本当に? 絶対の絶対?」
「うん。絶対の絶対」
「……よかった~。教会の最高幹部に睨まれるとか、マジ勘弁な感じだから」
その気持ちはよく分かる。それくらいギルドや教会はこの大陸で力を持ってる存在だから。
「その辺は心配しなくても大丈夫さ。聖人はそんなことで怒らない。いや、怒れないのさ」
「えっ? それって私が美人すぎる感じだからですか?」
さっき恋人出来なくておかしいみたいなことを言ってたのに、その自信は何処から来るんだろう? そしてこの漬物本当に美味しい。今度私も自作してみようかな。
「ふふ。それもあるだろうさね。また別の理由としては原罪を持たない聖人は、そもそもが普通の人間とは異なる存在ってこともある。いや、歴史的に考えると人間が聖人の亜種というべきなのかもしれないけどね」
「オオルバさんは『創造・進化論』を信じてるんですね」
「あっ、それって確かあれな感じでしょ。お隣の国教的な」
『創造・進化論』。神がこの世界の全てを作ったとされる現在の一般的な思想に、では何故神は争いを黙認するのかという問いの答えとして、それは神が生物の進化を望んでいて、争いはそのために必要な儀式と考える、見方によっては少々危険な思想だったりする。実際盗賊などの無法者が信仰している場合が多い傾向にあったりする。
「信じてるかどうかは置いておいて、『創造・進化論』に出てくる聖人のイメージは現実のそれに非常に近いと思ってるよ」
その者、人の世の一切の闇をもたぬ。老いからも、病からも、憎しみからも無縁な完璧なる人間。それこそが神が最初に作った人であり、その性質を受け継ぐ数少ない人類が現在の聖人……だったかな?
箸を動かしながら昔学んだ知識を引っ張り出す。
「ドロシー嬢ちゃんがレオの坊やとその聖人の男、どちらを選ぶのか、これは中々に興味深い問題さね」
「選り取り見取りな状況、羨ましい感じなんだけど。その辺り、どうなのドロシー」
アリリアナが意地の悪い顔で、私の脇を肘で突いてくる。
「どうって言われても……ガルドさんのことはよく知らないし、レオ君はかわい……格好いいけど、まだ学生だし」
「そんなの私達だってちょっと前まではそうだったじゃん。それにレオっちだって来年には最高学年。卒業まで後一年と半年もない感じじゃん」
「ふむ。つまりどんなに遅くてもレオ坊やが学舎を卒業するあたりには結果が出てそうだね」
「確かに! ちなみにオオルバさんはドロシーがどっちを選ぶと思いますか? あっ、私の考えはですねーー」
そうして私が誰と付き合うかで盛り上がる二人。最近気付いたんだけど、どうやら恋バナというのは当事者よりも周り人の方がよっぽど盛り上がるものらしい。
「何言ってるの。嘔吐物の処理とか大変だったんだからね」
「ごめーん。新しい服買ってあげるから許して」
「その散財癖を直したら許してあげます」
オオルバさんが作ってくれた朝食を二人で一緒に並べていく。朝に弱いアリリアナだけど、二日酔いに苛まれた今日の顔色はいつにも増して悪かった。
「それにしても聖人に惚れられるなんて、ドロシーお嬢ちゃんもアリアお嬢ちゃんもやるもんだね。そうだ。今日は前祝いも兼ねて赤飯でも炊こうかね」
「ええっ!? ま、前祝いって、もう、何言ってるんですか」
「おや、変だったかい? 嬢ちゃんは若いんだし、いつそうなったとしても不思議はないと思うけどね。まぁ、自分のペースで焦らず進めばいいさね。あっ、だけど前渡したものはちゃんと使うんだよ」
オオルバさんに渡された避妊具。あれ何処にしまったっけ?
朝から思い出すにはあまり適さない記憶を探りながら、アリリアナやオオルバさんと一緒に朝食の準備が整ったテーブルに着く。
「私は赤飯賛成で~す。ってか、むしろ私が祝われたい感じ」
アリリアナがサラダに箸を伸ばす中、私は湯呑みにお茶を注ぐ。
「おや、アリリアナ嬢ちゃんには誰かいい相手はいないのかい?」
「それが全然いないんですよね。私結構美人な感じだと思うのに。何がいけないのかホント不思議。ねぇ、ドロシーはどう思う? ねぇねぇ」
「わっ!? ちょっ!? しょ、食事中に人の肩を揺らすからじゃないかな?」
手をうまいこと動かして、コップから溢れそうになったお茶を何とかキープする。
「ふふ。確かにアリリアナ嬢ちゃんは可愛いんだし、早いところ相手を見つけないとだね。誰か候補はいないのかい?」
「う~ん。パッと思いつくのはレオっちだけど、レオっちはドロシーに夢中な感じだしな~」
「おやおや、ドロシー嬢ちゃんモテモテだね」
「そうなんですよ、ドロシーモテモテなんですよ」
あっ、何だか朝の話題が私の苦手な方に行きそう。今のうちに変更を試みなくっちゃ。
「ほら、アリリアナ。このお茶、オオルバさんのとっておきなの。すっごい美味しい上に二日酔いにも効くんだよ」
「マジ? どれどれ……あっ、本当だ。何かスッとする。おかわり貰ってもいいですか?」
「ミルローブの葉を煎じて作ったお茶さ。遠慮はいらないから好きなだけ飲みな」
「ではでは、遠慮ない感じで~」
よし。話題の変更に成功。これで朝食を落ち着いて食べられそう。
私は白米に箸を伸ばしーー
「しかし聖人か、本当に面白い男に好かれたね」
かけてピタリと動きを止めた。
「な~んか夢の中ですっごい美形を見たような感じなんだけど、ひょっとしてあれが……ん? どうかしたの? ドロシー」
「え? ううん。何でもないよ。それよりも多分、その美形がガルドさんだと思うよ」
「本当? うろ覚えだったけどアリアちゃんに匹敵するすっごい色男だったんだけど」
確かに、あの完璧を絵に描いたような容姿は凄かった。アリアを見慣れてる私でも驚く程だったし。
「あっ、でもさ、でもさ。姉妹をセットで手に入れようとするとか、聖人のくせにすっごい強欲な感じじゃない」
「アリリアナ、それ本人にも言ってたよ」
「うっそ!? マジで? え? ホントのホント?」
「うん。ホントのホント」
あっ、この漬物美味しい。オオルバさんの自作だって言ってたけど、こんなに美味しく作れるなんて、やっぱりオオルバさんは凄い人だと思う。
「うわ、私ヤバイ感じじゃん。え? 怒ってた?」
「全然。むしろ急に戻して心配してたよ」
「本当に? 絶対の絶対?」
「うん。絶対の絶対」
「……よかった~。教会の最高幹部に睨まれるとか、マジ勘弁な感じだから」
その気持ちはよく分かる。それくらいギルドや教会はこの大陸で力を持ってる存在だから。
「その辺は心配しなくても大丈夫さ。聖人はそんなことで怒らない。いや、怒れないのさ」
「えっ? それって私が美人すぎる感じだからですか?」
さっき恋人出来なくておかしいみたいなことを言ってたのに、その自信は何処から来るんだろう? そしてこの漬物本当に美味しい。今度私も自作してみようかな。
「ふふ。それもあるだろうさね。また別の理由としては原罪を持たない聖人は、そもそもが普通の人間とは異なる存在ってこともある。いや、歴史的に考えると人間が聖人の亜種というべきなのかもしれないけどね」
「オオルバさんは『創造・進化論』を信じてるんですね」
「あっ、それって確かあれな感じでしょ。お隣の国教的な」
『創造・進化論』。神がこの世界の全てを作ったとされる現在の一般的な思想に、では何故神は争いを黙認するのかという問いの答えとして、それは神が生物の進化を望んでいて、争いはそのために必要な儀式と考える、見方によっては少々危険な思想だったりする。実際盗賊などの無法者が信仰している場合が多い傾向にあったりする。
「信じてるかどうかは置いておいて、『創造・進化論』に出てくる聖人のイメージは現実のそれに非常に近いと思ってるよ」
その者、人の世の一切の闇をもたぬ。老いからも、病からも、憎しみからも無縁な完璧なる人間。それこそが神が最初に作った人であり、その性質を受け継ぐ数少ない人類が現在の聖人……だったかな?
箸を動かしながら昔学んだ知識を引っ張り出す。
「ドロシー嬢ちゃんがレオの坊やとその聖人の男、どちらを選ぶのか、これは中々に興味深い問題さね」
「選り取り見取りな状況、羨ましい感じなんだけど。その辺り、どうなのドロシー」
アリリアナが意地の悪い顔で、私の脇を肘で突いてくる。
「どうって言われても……ガルドさんのことはよく知らないし、レオ君はかわい……格好いいけど、まだ学生だし」
「そんなの私達だってちょっと前まではそうだったじゃん。それにレオっちだって来年には最高学年。卒業まで後一年と半年もない感じじゃん」
「ふむ。つまりどんなに遅くてもレオ坊やが学舎を卒業するあたりには結果が出てそうだね」
「確かに! ちなみにオオルバさんはドロシーがどっちを選ぶと思いますか? あっ、私の考えはですねーー」
そうして私が誰と付き合うかで盛り上がる二人。最近気付いたんだけど、どうやら恋バナというのは当事者よりも周り人の方がよっぽど盛り上がるものらしい。
0
あなたにおすすめの小説
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます
冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。
そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。
しかも相手は妹のレナ。
最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。
夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。
最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。
それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。
「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」
確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。
言われるがままに、隣国へ向かった私。
その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。
ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。
※ざまぁパートは第16話〜です
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。