旧題:婚約者の地位? そんなものは天才な妹に譲りますので私は平民として自由に生きていきます
「私、王子との婚約はアリアに譲って平民として生きようと思うんです」
魔法貴族として名高いドロテア家に生まれたドロシーは事あるごとに千年に一度の天才と謳われる妹と比較され続けてきた。
「どうしてお前はこの程度のことも出来ないのだ? 妹を見習え。アリアならこの程度のこと簡単にこなすぞ」
「何故王子である俺の婚約者がお前のような二流の女なのだ? お前ではなく妹のアリアの方が俺の婚約者に相応しい」
権力欲しさに王子と結婚させようとする父や、妹と比較して事あるごとにドロシーを二流女と嘲笑う王子。
努力して、努力して、それでも認められないドロシーは決意する。貴族の地位を捨てて平民として自由に生きて行くことを。
文字数 445,391
最終更新日 2022.04.16
登録日 2021.01.21
教え子達から突然別れを切り出されたグロウは一人で冒険者として活動してみることに。移動の最中、賊に襲われている令嬢を助けてみれば、令嬢は別れたばかりの教え子にそっくりだった。一方、グロウと別れた教え子三人はとある事情から母国に帰ることに。しかし故郷では恐るべき悪魔が三人を待ち構えていた。
文字数 88,591
最終更新日 2022.03.23
登録日 2021.12.06
文字数 26,620
最終更新日 2022.01.04
登録日 2020.10.18
異世界への門が開き、魔物が流入するようになった世界。門が開くと同時に人類はスキルという未知の力を手に入れたのだが、何故かスキルを使えるのは女性だけ。そんな世界で唯一男でありながら触った相手のスキルを強化する接触強化のスキルを持ったアキラは、魔物に対抗するために作られた組織『戦乙女』、その特務隊の一員として身分を隠して活動していた。しかしとある事件によりアキラの力が知れ渡ってしまい、スキルの強化を求めて様々な女達がアキラの元を訪れることに。しかしこの接触強化のスキルが必要とする接触は、女達の想像よりもずっと濃厚で。最強の強化能力を持ったアキラの周りに女傑達が集う時、どんな魔物も敵わない。
文字数 32,664
最終更新日 2021.09.27
登録日 2021.05.26
人類には討伐不可能と言われる侯爵級の悪魔ですら倒す史上最強の男ラザーニア。そんな彼の唯一の弱点は記憶喪失が頻繁に起こること。
倒しに行こうとした魔物を気付けば倒していたり、さっきまで口喧嘩をしていた相手と何故かベットインしていたり。記憶が断絶した、あまりにも脈絡のない世界。それがラザーニアの日常。
人類の生存が脅かされる世界で、最強の男は自分が何を忘れているのかも気付かぬまま、今日も今日とて無双する。
文字数 9,496
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.18
魔族に誘拐されたヘレナとシルビィ。何とか逃げ延びた深い森の中で姉のヘレナはシルビィを逃すために一つしかない帰還の指輪を使用する。その結果シルビィは無事屋敷に戻り、ヘレナは一人取り残された。
それから六年後。ようやく見つかったヘレナは人語を忘れ、凶暴な獣のようになっていた。それを見たヘレナの元婚約者であるロロド王子はーー
「魔物の情婦にでもなっていたのではないか?」
と言ってヘレナを鼻で笑った上に、シルビィを妻にすることを宣言する。だが大好きな姉を笑われたシルビィは冗談ではなかった。シルビィは誓う。必ず姉を元に戻してこの王子との婚約を破棄してやると。しかしそんなシルビィも知らなかった。行方不明になっていた六年で姉が最強の存在になっていたことを。
文字数 36,119
最終更新日 2021.03.21
登録日 2021.02.07
「カレン、お前との婚約を破棄する」
王子から告げられた突然の婚約破棄に戸惑うカレン。理由を尋ねれば覚えのない罪をでっちあげられた上、王子は新たな婚約者に妹を指名した。先日妹が聖女だと判明したのが理由だ。カレンはその日のうちに捨てられるように隣国行きの馬車に乗せられる。たった一人で打ちひしがれるカレンの元に、しかし新たに王子の婚約者となった妹がたった一人で追いついてきた。
「お姉様と一緒がいい」
そうして二人で隣国に向かう姉妹。一方自分の欲望を優先した結果、聖女に去られた王子はその責任を取らされてーー
文字数 62,680
最終更新日 2021.03.07
登録日 2021.01.16
人よ、俺の器が見つかるまでどうか滅びないでくれ。
ルシフルは悪魔達を地上に出さないよう力を使っているところを部下の裏切りにあって死んだ。魔界から溢れ出す悪魔達によって地上は地獄と化す。誰も彼も悪魔には歯が立たない。最強の魔王であるルシフル以外は。
人類が減り続ける中、裏切りの部下達は深い深い後悔に襲われる。最早滅びは目前。そんな時だった、ルシフルがルドという少年と融合する形で蘇ったのは。
「待ってろよ汚らわしい悪魔共。俺の愛した人類をここまで傷つけた代償を支払わせてやる」
最強の魔王による人類の救済が今始まる。
文字数 55,871
最終更新日 2021.01.29
登録日 2021.01.03
友美と親友の明美は夏休みを使って乙女ゲーム『虹色ナイト』を誰よりも早くクリアした。その途端表示されるチュートリアル終了の文字。そして本当の『虹色ナイト』を始めますかと問う選択肢の出現。
クリアの興奮も冷めぬままに『はい』を選択する友美と明美。直後二人は意識を失い目が覚めた時には友美は悪役令嬢ロサンヌに、明美は作中最強キャラである黒騎士になっていた。
果たして二人はゲームの世界を攻略して、元の世界に戻ることが出来るのだろうか?
文字数 11,168
最終更新日 2021.01.14
登録日 2021.01.11
ルート王国の第一王子であるロイドは魔法の神へ祈りを捧げる為、婚約者であるロサリーヌと義理の妹であるマリアンヌを連れてダンジョンに潜った。だが唐突なロサリーヌの裏切りに遭い殺されてしまう。生粋の男嫌いであるロサリーヌはマリアンヌと共謀して女性のみで構成された理想国家を作ろうと画策していたのだ。
魔法の神への祈りを利用して男から魔法の力を取り上げることに成功した二人は男を淘汰していく。そんな中、召喚したサキュバスの力でなんとか復活に成功したロイドは二人に復讐を誓う。果たして魔法の力を取り上げられたロイドは力と権力を手に入れた女達を屈服させることが出来るのだろうか?
文字数 89,525
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.11
かつて世界を相手にたった一人で戦いを挑んだ最強の異能者が居た。
あまりにも強く、一人で世界の勢力図と理を変えた彼は魔神と呼ばれ信仰と畏怖の対象となった。
強さこそが正義と信じる魔神は死の間際、次の正義を生み出す為に己の心臓を六つに分けた。
魔神は語る。心臓に選ばれた者逹よ、戦え! 戦って己の正義を証明し、次の俺となれ。
そして魔神戦争より半世紀程の時が流れた現在、群馬県に全ての心臓が集まろうとしていた。
文字数 15,452
最終更新日 2020.12.08
登録日 2020.12.05
注意•書いてる途中でダブル主人公にして寝取らせモノにしたらエロくない? と思いついたので実験がてら当初の予定を大きく変更します。寝取らせがNGな人は気を付けて下さい。
ストーリー
ルドは平凡なC級冒険者だったが、ある日自分が勇者のみが扱える天授兵器を使用できることが判明。突然勇者になることに。勇者の子供は総じて人類でも指折りの強者になることから、聖王教はルドに護衛兼勇者の子孫を残す為のハーレムパーティーを用意する。
勇者としての初仕事の日、ルドは偶然かつての仲間が性行為を行うところを目撃するが、知っている顔が淫らに交じり合う姿に罪悪感よりも不思議な興奮を覚えた。その興奮はやがて自分に与えられたハーレムパーティーにも向けられていく。
文字数 58,024
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.10.11
五属性。王国の盾とまで謳われるホーンナイト家の令嬢アクアリアは属性判別式で五属性に適応するという王族すら超える適性を叩き出した。そんなアクアリアの前に神を名乗る存在が現れる。神はアクアリアに「これは貴方の人生をノベルゲーム化したものです」と言って一つのゲームをやらせる。それは悪役令嬢アクアリアの奮闘記。そのゲームの中ではアクアリアはどのルートを辿っても十七歳の若さで死んでしまう。
「たとえ悪と呼ばれる役割を演じてでも未来を変えたいのであらばーー」
運命を変える為、神から与えられたのは他人の弱味を見抜くスキル『屈服の瞳』。
果たしてアクアリアは自分が望む未来を勝ち取ることができるのだろうか。
文字数 34,839
最終更新日 2020.10.21
登録日 2020.10.04
魔王と決別したフラウダは旅に出ることにした。だが元四天王であるフラウダは魔王軍にも帝国軍にも追われることに。
無意味な殺生をしたくないフラウダは人体の穴に入りたがるが直ぐに出てくるので安心安全な触手を使って平和的に追手を撃退していく。そんな逃亡生活の最中、帝国軍に追われる半人半魔な幼い双子の姉妹と出会ったフラウダは彼女達を娘として育てることに。
果たして元四天王とその娘達に安住の地はあるのだろうか?
文字数 102,121
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.08.01
聖王なくして人類に勝利なし。魔族が驚異を振るう世界においてそう噂される最強の個人。そんな男が修める国の第三王子として生まれたアロスは王家の血筋が絶えないよう、王子であることを隠して過ごしていたが、そんなアロスにある日聖王妃より勅命が下る。その内容は幼馴染みの二人を妻にめとり子供を生ませろというもの。幼馴染みで親友の二人を妻にしろと言われ戸惑うアロス。一方、アロスが当の第三王子であることを知らない幼馴染みの二人は手柄を立てて聖王妃の命令を取り消してもらおうと、アロスを連れて旅に出る決心を固める。
文字数 110,781
最終更新日 2020.07.20
登録日 2020.04.12
文字数 6,980
最終更新日 2020.06.17
登録日 2020.06.17
大戦が終わり戦いが日常から非日常へと変わりゆく時代、ソードマスターとして名を馳せ、戦いのみが生きがいだった龍二は自分の生きる世界が終わっていくのを感じていた。
世界から闘争がなくなってしまう前に鍛えた技を存分に振るった果てに終わりたい。そう願いつつも己の技量に相応しい相手に出会えない龍二はある日、偶然出会った美女から奇妙な依頼を受ける。それは大陸の東側に住まう者が誰も近づこうとしない西へと向かったお嬢様を探してくれというもの。美女の依頼を罠ではないかと疑いながらも引き受けた龍二はしかし、そこで今まで伝説とされていた驚異と遭遇することになる。
人類に未曾有の危機が迫るとき、終わりを求める男の英雄譚が幕を開く。
文字数 30,079
最終更新日 2020.04.08
登録日 2020.04.04