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45 蝙蝠の生き方
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ヴィーがいなくなって、クロミアもいなくなった。
大事な友達だった。
同じようなタイミングで二人が旅立つと思ってなかった。
ショックだったけど、胸にぽっかりと穴が開く暇すら、与えられないえaii。
レウス市は西のコミューン連合と東のペルフェクティオ・サンクトゥスに挟まれて、嫌な場所にある。
どちらの顔色も窺わないと生き残れない吹けば飛ぶような小さな勢力だ。
『鋼鉄の聖女』の主人公ポジ二人の勢力に挟まれてるなんて、罰ゲームとしか思えない。
叔父さんとアディに探りを入れるよう頼んだ。
ただし、深入りはしないようにと釘を刺しておいた。
変に刺激して、藪蛇は御免だから。
でも、これまた嫌なタイミングで西が動き始めた。
だから、友人がいなくなった傷心を気にする暇がなくなった。
本当、嫌なタイミングだ。
「コミューンはこれのせいで動いたってこと?」
「そうだね。そう考えるべきだと思うよ」
「どうするのよ、お姉ちゃん」
「静観すべきじゃないかな? なんて」
「ばっかじゃないの。どうするの、お姉ちゃん」
「ステラちゃん次第だよ」
家族会議である。
なぜかシエロも混ざっているけど、気のせい。
それじゃなくても蝙蝠なレウスがさらに蝙蝠になる発言をして、アディにとっちめられてるから、よしとする。
シエロは見る目がないから、仕方がない。
それはもう残念で絶望的なくらいに色々な物を見る目がない。
アディと組んで婚約破棄なんて言い出した痛い過去もそのせいだ。
少しは成長したと思ったけど、気のせいだったらしい。
「タイミングが悪いのよ。東が動いて、今度は西でしょ? でも、放置できないから動かざるを得ないと思うの」
「だよねぇ」
「うんうん」
そう。
ヴィーが旅立ったのと丁度、同じ頃にサンクトゥスの軍がピレネーの辺りに出兵していたのだ。
そして、今度はコミューンの軍がレウスの北西に陣取ってる。
北西と言っても目と鼻の先ではなく、かなり離れた位置だけど……。
ただ、名目を掲げてるだけで何か、他に目的がありそうで気味が悪い。
しかし、決断しなければ、もっと大変なことが起きそうだから、決めるしかない。
何が逆鱗に触れるか分からないので刺激したくないけど、放置できないし……。
こうして、私はレウス南西のカンブリスで発生した立てこもりへの対処を決めた。
大事な友達だった。
同じようなタイミングで二人が旅立つと思ってなかった。
ショックだったけど、胸にぽっかりと穴が開く暇すら、与えられないえaii。
レウス市は西のコミューン連合と東のペルフェクティオ・サンクトゥスに挟まれて、嫌な場所にある。
どちらの顔色も窺わないと生き残れない吹けば飛ぶような小さな勢力だ。
『鋼鉄の聖女』の主人公ポジ二人の勢力に挟まれてるなんて、罰ゲームとしか思えない。
叔父さんとアディに探りを入れるよう頼んだ。
ただし、深入りはしないようにと釘を刺しておいた。
変に刺激して、藪蛇は御免だから。
でも、これまた嫌なタイミングで西が動き始めた。
だから、友人がいなくなった傷心を気にする暇がなくなった。
本当、嫌なタイミングだ。
「コミューンはこれのせいで動いたってこと?」
「そうだね。そう考えるべきだと思うよ」
「どうするのよ、お姉ちゃん」
「静観すべきじゃないかな? なんて」
「ばっかじゃないの。どうするの、お姉ちゃん」
「ステラちゃん次第だよ」
家族会議である。
なぜかシエロも混ざっているけど、気のせい。
それじゃなくても蝙蝠なレウスがさらに蝙蝠になる発言をして、アディにとっちめられてるから、よしとする。
シエロは見る目がないから、仕方がない。
それはもう残念で絶望的なくらいに色々な物を見る目がない。
アディと組んで婚約破棄なんて言い出した痛い過去もそのせいだ。
少しは成長したと思ったけど、気のせいだったらしい。
「タイミングが悪いのよ。東が動いて、今度は西でしょ? でも、放置できないから動かざるを得ないと思うの」
「だよねぇ」
「うんうん」
そう。
ヴィーが旅立ったのと丁度、同じ頃にサンクトゥスの軍がピレネーの辺りに出兵していたのだ。
そして、今度はコミューンの軍がレウスの北西に陣取ってる。
北西と言っても目と鼻の先ではなく、かなり離れた位置だけど……。
ただ、名目を掲げてるだけで何か、他に目的がありそうで気味が悪い。
しかし、決断しなければ、もっと大変なことが起きそうだから、決めるしかない。
何が逆鱗に触れるか分からないので刺激したくないけど、放置できないし……。
こうして、私はレウス南西のカンブリスで発生した立てこもりへの対処を決めた。
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