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第12話【試験当日のトラブル】
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ーーーそしてフローラ嬢の学院入学試験当日。僕は学院長室で試験の結果を待っていた。彼女が合格すれば進級して学院長から新たな依頼を受け、落ちればその時点で学院からの退学となる。理不尽だがそれを承知で特別特待生になっているので受け入れるしかない。
「どうだ、自信は?」
学院長が僕に聞いてくる。
「もちろんあります。彼女が試験に落ちる要素は皆無だと考えています。」
「よろしい。なかなかの自信だ。そうでなくては我が学院の特別特待生は務まらんからな。」
学院長は満足そうに笑い、僕に紅茶をすすめてゆっくりと結果を待った。
筆記試験は滞りなく進み、このまま何事もなく試験は終わると思われていたが最後の実技試験の最中に事件は起こった。
「学院長大変です!」
学院長室のドアが乱暴に空けられひとりの教師が部屋に飛び込んできた。
「試験会場に突然正体不明の男達が試験中の貴族子息達を誘拐しようと乱入して来ました!」
「なんだと!?警備は何をしていたんだ!そうだ、試験の監督官はどうしたんだ?彼等は魔法が使えるから族ごときに遅れをとることはない筈だ!」
学院長が焦りから叫ぶ。
『ドガーン!バリバリバリ!!』
その時、訓練場の方角から大きな爆発音が鳴り響いた。それは建物が崩壊したかのような凄まじさだった。
「何だ!?今の音は!?くそっ状況が全く把握出来ん!どうすればいい……。」
現場を見ていない学院長は具体的な指示を出す事も出来ずに狼狽えていた。
その状態を見た僕は落ち着いた様子で学院長に告げた。
「僕が見てきますよ。フローラ嬢の事も心配ですし……。心配しなくても大丈夫ですよ、ヘマはしませんから任せてください。」
僕はそう学院長に言い残すと音のした訓練場に急いで向かった。
(時間的にはフローラ嬢の順番はまだ先のはずだけど、さっきの爆発音に驚いて様子を見に会場に行ってるかも知れない。
彼女には試験のための魔法は数多く教えたけど実戦で使える殺傷力のある魔法はほとんど教えて無いから無茶をしてなければ良いんだけど……)
僕はそう考えながら拘束系の魔法を準備する。もしも生徒達が人質になっていたならば攻撃系の魔法はかなり制限されるからだ。
「数人程度ならば何とかなるけどあまり多いと厳しいかな……誰かがヘイトを稼いでくれたらやりやすいんだけどな」
僕はそんな希望的観測を呟きながら走り、試験会場となっている訓練場の入口へと到着して中を確認し、その場を支配している人物に驚愕した。
「どうだ、自信は?」
学院長が僕に聞いてくる。
「もちろんあります。彼女が試験に落ちる要素は皆無だと考えています。」
「よろしい。なかなかの自信だ。そうでなくては我が学院の特別特待生は務まらんからな。」
学院長は満足そうに笑い、僕に紅茶をすすめてゆっくりと結果を待った。
筆記試験は滞りなく進み、このまま何事もなく試験は終わると思われていたが最後の実技試験の最中に事件は起こった。
「学院長大変です!」
学院長室のドアが乱暴に空けられひとりの教師が部屋に飛び込んできた。
「試験会場に突然正体不明の男達が試験中の貴族子息達を誘拐しようと乱入して来ました!」
「なんだと!?警備は何をしていたんだ!そうだ、試験の監督官はどうしたんだ?彼等は魔法が使えるから族ごときに遅れをとることはない筈だ!」
学院長が焦りから叫ぶ。
『ドガーン!バリバリバリ!!』
その時、訓練場の方角から大きな爆発音が鳴り響いた。それは建物が崩壊したかのような凄まじさだった。
「何だ!?今の音は!?くそっ状況が全く把握出来ん!どうすればいい……。」
現場を見ていない学院長は具体的な指示を出す事も出来ずに狼狽えていた。
その状態を見た僕は落ち着いた様子で学院長に告げた。
「僕が見てきますよ。フローラ嬢の事も心配ですし……。心配しなくても大丈夫ですよ、ヘマはしませんから任せてください。」
僕はそう学院長に言い残すと音のした訓練場に急いで向かった。
(時間的にはフローラ嬢の順番はまだ先のはずだけど、さっきの爆発音に驚いて様子を見に会場に行ってるかも知れない。
彼女には試験のための魔法は数多く教えたけど実戦で使える殺傷力のある魔法はほとんど教えて無いから無茶をしてなければ良いんだけど……)
僕はそう考えながら拘束系の魔法を準備する。もしも生徒達が人質になっていたならば攻撃系の魔法はかなり制限されるからだ。
「数人程度ならば何とかなるけどあまり多いと厳しいかな……誰かがヘイトを稼いでくれたらやりやすいんだけどな」
僕はそんな希望的観測を呟きながら走り、試験会場となっている訓練場の入口へと到着して中を確認し、その場を支配している人物に驚愕した。
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