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第四章 百鬼夜行殲滅作戦
おまけ後編*side陽真
ここ毎日僕を受け入れている衛の体は順従で、まるで誘い込むかのように僕を包み込む。
程よいムチュっとした抵抗が堪らない。
「……くっ、ああ、ちゃんと準備出来ているね。いい子だっ!!」
僕は、衛が悦ぶ最奥へペニスを打ち付けた。
すれば衛が目を見開いて体を痙攣させる。辛そうではあるが、一緒に達したいという衛のお願いを叶えるためには僕はもう少し刺激がほしい。
いや正直恥じらう衛を見ているだけでもイこうと思えばイける。手淫でも出せるがいつも我慢しているだけなのだ。
「ふぁ!、だ、だめっ、そんな、いきなり、お、くっ!」
衛は切羽詰まったような普段は聞くことのない声音をあげて、本能的なものなのだろう最初の一撃にいつも逃げようともがく。
そんな衛を抑え込み、思うまま腰を打ち付け僕の欲望で蹂躙する。
僕のものだ僕のものだ僕のものなのだと、恐ろしいくらいの情欲で衛の体を好きに攻め立てれば、僕の体中が歓喜で震える。
理性なんてない。
衛の魅力の前では僕はただの獣に成り下る。
ただ男の象徴で愛し、陥落させ、僕だけに縋りつかせたい。
「だめ、じゃ、ない、だろっ?」
激しくペニスを抽挿すれば、衛の肉壁は離れたくないと絡みついてくる。
ふわふわで柔らかくてそれでいて燃えるように熱い衛の中は、本人の性格を表しているようで堪らない。
「あぅ、だめ、気持ちィィ、イっちゃうッゥッ!!! ぐっ!! あァアっ、イッちゃ、んっ、んアァ―――っ!!」
「いいよ、僕も、一緒、だっ!」
ヌプリと衛の禁断の扉を開けば、悲鳴のような嬌声と共に、衛のペニスから薄い精液が打ち出される。
奥のその先は相当刺激が強いのだろう。不安げな衛が腕を伸ばしてくるので強く抱きしめながら僕は衛の秘められた花園に種を撒き散らした。
きちんと種が芽吹くよう執拗に腰を揺らして周りに塗り込める。
その刺激でも感じてしまうのか、衛は体をヒクヒクと揺らして、可愛らしいため息のような声を洩らしている。
堪らず口付ければ舌を絡め取りすりあげる。
気持ちいいのだろう、衛の花園がキュウッと締り、再び僕のペニスに媚びてきた。
奥ゆかしい衛は言葉よりも体でお強請りをすることが多い。
もちろん僕は衛の良き理解者なので気付いている。
「ふふ、一緒にイけたよ。ありがとう」
「……ぁい」
僕の唇にチュウチュウと吸い付きながら、衛がトロリとした笑顔を向けてきた。
こうなってしまえば衛の頑なな理性は脆くなっており、素直に甘えてくれる。
「ねぇ、衛。僕のことを考えてくれたのは嬉しいよ。でもね、すぐに挿入できる卑猥な体で往来を歩いてきたなんて良くないな」
「……へ?」
僕の言葉に衛がキョトンとした顔になった。
そんな顔もとても可愛い。
僕は吸い寄せられるようにこめかみに口付けを落とす。
「あと、ここを開くのは僕の楽しみでもあるんだよ」
グッグッと腰を押し付ければ、ちょっとだけ青ざめる。
ぞわりと体全体が歓喜で震える。
怯える衛はいつもよりも扇情的で、僕の欲望を増幅させ爆発させる。
「……え、なんで、大きくっ」
「今度は支度も、僕の前でするように」
「ひゃ、い?? あっ、ま、え? は、るま、ァアン!!」
「……いいね?」
「わかっ、わかり、まっ! おく、おくっ、だめら、アッ、アッ」
「だめ、じゃなくて、何て言うんだっけ?」
「気持ちィィ、気持ちいいからっ! 止まって、ヒィ!」
止まれというのに衛の腰も僕の抽挿に合わせて揺れている。とてもやめて欲しいようには見えない。
僕も気持ちがいいし、腰は止まらない。止まるわけがない。衛もそれがわかっていて淫らに腰を揺らして僕を煽るのだ。
僕たちは以心伝心しているのだろう。
「ふふ、僕の楽しみを奪った罰は受けてもらわないとね。お仕置きだよ」
「ヒャ、ァアンッ!」
きつく抱き寄せ耳元で低く囁やけば、純情な衛はそれだけで達してしまったようだ。
ようだ、というのも衛のペニスはすでに力なく大人しいから男としてイってはいない。
しかし全身を痙攣させて「イったからぁ、まってぇ!!」と衛が懇願するのでイってはいるのだろう。
男としての機能を捨て、僕の子種を受けるたびにイきまくっている姿がいじらしく僕の胸も熱くなる。
可愛い衛のお願いはいつでも聞いてあげたい。だが、素直じゃない言葉は無視する。
そもそもこれはお仕置きなのだから懇願など聞かないのは当たり前だ。
ふふ、僕と一緒に達したいというのも嘘ではないだろう。
だけど心の奥底では淫乱な自分を律して欲しいという気持ちもあったはずだ。
つまり間違いなく、衛は僕からお仕置きをされたいということ。
身の回りの世話も明日で終わってしまうし、さすが衛、それが解っていて今日を選んだのだ。
「なん、でっ、こんな、ぁ、元気っ、ヒィんっ!」
「衛が、魅力的で、たまらない、からっ、だよっ!!」
「ふぎゃぁァァァ!」
奥の細い禁断の扉を強引に出入りすればその吸い付きの善さに僕は再び子種を撒き散らす。
刺激が強すぎるのか衛は目を白黒させて涎を垂れ流し痙攣した。
衛が音を上げ気絶しても今日は許してあげないよ。
明日は外など歩けないよう、しっかりとお仕置きしてあげる。
かわいい可愛い、僕の衛。
乱れる衛を貪りながら、僕たちの愛の巣には衛を閉じ込めておけるお仕置き部屋が必要だなと閃いた。
そこなら思う存分、衛も素直になれるだろうからね。
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