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第二章 初デートのはずなのになんでこうなった??
第六話*side陽真
「駄目じゃないよ。ほら、妖魔をちゃんと意識して。そんなにフニャフニャじゃ射撃はできないかい?」
「ふっ、や……やり、ますっ!」
どこまで真面目なのだろう。
可愛い衛は僕の言葉に小さく頷くと両手を回して抱きつき、己の二の腕を僕の肩で固定して銃口を安定させる事にしたようだ。
こうなったら僕も衛のやる気に応えなければならない。
衛が妖魔を狙えるように向きを変えてやる。
その間も衛の蕾を開き、中を解すことを忘れない。
温かくて柔らかい衛の腹の中を指二本で蹂躙する。
「あっ、ぁんっ、んっ、ぅんんっぐ、あた、ら、ないっ!」
まるで誘うかのような淫らな衛の声と、ハァハァという甘い吐息を耳に感じながら、衛の放つ銃撃音と衝撃も伝わってくる。
背後では逃げ惑う妖魔の羽音が聞こえた。
さて、そろそろいいだろう。
指三本で解し終えた衛の蕾も、もっともっとと僕の指に媚びてきている。
「へぁ? な、なにを」
「最終訓練、かな?」
「ヒィッ!?」
僕は前を寛げる必要があったが、衛の服は脱がさなくてもずらせば問題ない。
抱き上げれば必死にしがみついてきた衛の頬に口付けながら、勃起しすぎて痛みを感じていた僕の猛る剣を最愛なる鞘の中にしまうことにした。
有り体に言えば、抱き上げた衛のアナルにペニスを挿入したのだ。
「ぐっ……」
「あ、や、そんなっ、しょう、い……っ、あ、アぁっ、ふかぃっ!!」
「ん、すごい、締まる……衛の好きなの、は、此処だった、ね!」
「ひぃっ! ぁ、アンッ、だめ、だめ、そこ、いやぁっ、まっ、まって、アァ、動いたらぁ……ぅうっ」
衛は決して軽くはない。
だが優しい衛は協力的でしっかり僕に抱きついてくれたので、腰を大きく動かすことも出来た。
ご褒美とばかりに衛の好きなコリコリした場所を狙ってガチガチになったペニスを擦り付ける。
衛の中は暖かくてふかふかしてるのに全て搾り取ろうとねちっこく絡みついてきて、そのギャップが人との距離を取ろうとしてるのに本当は甘えたい衛自身に思えて、僕の心を虜にした。
「フッ、ほらっ、よく狙って、撃って、ごらんっ」
腰を揺らしながら衛に言い聞かせるように耳元で囁く。
そうすれば言葉よりも早く返事をするように、僕のペニスを衛が締め付けた。
「あ、だ、め、止まっ、ぁううっ」
「無理。僕もちゃんと、狙うからっ! ほら、衛の、奥にっ!」
「なにを言っ……ひぎゃぁっ!」
衛も頑張っているのだ。
僕も負けじと衛の奥に狙いを定めて、グブンっと開いたところを狙い撃った。
ついに、慎ましく壁のように拒んでいた衛の奥に潜り込むことに成功したのだ。その甘美たるや言葉にできない。
痙攣するように跳ねる衛の体を妖魔から隠すように抱き込んで、グッグッと腰を押し進めれば、たまらなくなって熱い欲望を吐き出した。
衛の肌は妖魔の液体で汚されたが、体内に欲望を塗りたぐり汚せるのは僕だけだ。
そう思えば、スーッと心が晴れやかになる。
「あっ……へ、ぁ……っい…」
あまりの快楽に状況が分からなくなってしまったのか、腕の中を見れば顔をトロけさせた衛が息を上げて僕を見つめ、自分のお腹をなでていた。
腹の下、衛の袴にも少々シミができているので触ることなく達したのだろう。
なんたる眼福か。
普段、真面目で冷静で壁のある衛が前後不覚でフニャりとしているのだ。
ああ、このまま持ち帰りたい。
否、持ち帰ろう。
そうと決まればさっさと妖魔退治だ。
断腸の思いで、気持ちの良い衛の中からペニスを引き抜くと衛の下着を一応整える。
「……いい子だからお尻は締めておくんだよ、衛。座席が汚れてしまうからね」
「それ、おなか……いたく、なる……」
衛は僕の言葉をぼんやりした顔で聞いていたが、返事からちゃんと理解しているのは判った。
お腹を壊すと解っていても座席に座らせてしまえばこちらのものだ。
真面目な衛は粗相をすることはない。
僕の子種を逃すまいとする衛の姿を思い浮かべれば、ゾクゾクと快感が身体を駆け抜けた。
ああ、本当に堪らない。
僕は上着を衛へかけると、もはや邪魔となった最後の妖魔一体を倒すことにした。
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