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37 リリさんの熟練の技
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座り込んでしまったイーリスさんは私たちに囲まれて震えています。
「さあ、始めるよ!」
リリさんがメイド服のままイーリスさんの前に仁王立ちしました。
魔王降臨です!
ガタガタと震えるイーリスさんの顔色は、青を通り越してもはや白です。
その顔を見たリリさんがノベックさんに言いました。
「こいつ、素人じゃないですか?」
「ああ、俺もそう思う。訓練は受けていないな」
「それでは死なない程度に」
リリさんが箱から先がギザギザになった鞭杖を取り出し、ひゅんという音を立てて何度か素振りをしました。
ん?よく見たら先端部分は金属製ではなく少し硬めの羽?獣の剛毛?
「言います!言いますから!」
あらあら、イーリスさんったらすでに陥落したようです。
「聞こえんなぁ~ふふふ」
リリさんは自分の耳を掌でパコパコと断続的に押え、あ~あ~あ~と声を出しています。
拷問前の儀式でしょうか?
ノベックさんが軽々とイーリスさんを俯せにして足を踏んで固定しました。
両手はロープでしっかり結ばれてマリーさんが柱に固定し、猿轡を嚙ませました。
アレンさんが目線だけでリリさんに合図を送ると、リリさんが小さく頷きました。
「喋る気になったら右手を上げろ」
リリさん?固定された手はどうやって上げるのでしょう。
「さあ、ショータイムだ!せいぜい楽しませてくれよ?」
リリさんが手にしていた鞭杖の先端で剝き出しになった背中をなぞります。
イーリスさんの体がびくびくと動きました。
今度はわき腹、次は足です。
太ももの裏側から足の裏まで丹念にスルスルっとそれを動かします。
お尻を何度もいたぶっている時、なぜかノヴァさんが腰をよじりました。
下着一枚にひん剝かれているイーリスさんの体がみるみる紅に染まります。
「なかなかしぶといな。仰向けにしましょうか」
ノベックさんが頷いてイーリスさんをひっくり返しました。
イーリスさんはものすごい涙目です!
鼻の穴もこれ以上無いほど大きく開いています!
肩で息をして、真っ赤な顔でリリさんを睨みつけました。
「ほう?なかなかいい根性じゃないか。気に入ったぞ」
リリさんが容赦なくイーリスさんの乳首を弄ぶように責めていきます。
左が終わったら今度は右。
躊躇など欠片もありません。
イーリスさんは足の指を丸めて耐えています。
そのまま腹に進みへそ回りを何度も嬲った後、太ももに飛びました。
イーリスさんの腰がビクビクと何度も跳ねます!生きた海老のようです!
「なかなかしぶといな」
リリさんが呟きました。
「あの・・・リリさん。手が動かせないんじゃないでしょうか」
おずおずと私が言うと
「まあ!ご指摘ありがとうございます奥様。お前が早く言え!バカ野郎」
リリさん?猿轡してますからね?
そう言ってリリさんは笑いながら足の付け根辺りを丹念に責めました。
イーリスさんは何度か首を横に振った後、体全体を弓なりにしてビクッと痙攣します。
両肩と踵だけで体を支え、腰を高く突き出しました!
その瞬間ルイス様が私を抱き寄せて、ご自分の胸に私の顔を優しく押し付けました。
「ルイス様?」
「君は見ちゃだめだ」
何が起こったのか分かりませんが、誰も何も言いません。
ルイス様がやっと私を離してくれたので、イーリスさんの様子を伺いました。
「何があったのですか?」
「知らなくていい」
ルイス様が笑いをこらえてそう言いました。
イーリスさんは頬を染めて口を開け、なんと言うか恍惚とした表情です。
すでに猿轡は外され、拘束もされていないのにぐったりと動きません。
ん?何やら嗅ぎ慣れないけど知っている匂いがそこはかとします。
なんでしたっけ?う~ん栗の花?花言葉は豪奢だったでしょうか?
そう言おうとして口を開きかけた私をジュリアが無言で止めました。
「さあ、どうする?言わないなら今度はこっちを使うぞ?」
リリさんがメイド服のスカートの中から革の鞭を取り出しました。
それは私物なのですね?
「言います!言いますから・・・もう勘弁してください」
マリーさんが顔を顰めて言いました。
「フンッ!早漏が!コレは水でもぶっかけてから持っていきます」
マリーさんが手首を縛ったロープを持って嫌そうに引きずっていきました。
私は意味が分からず、誰かに聞こうとしたら、またジュリアが無言で止めました。
「さあ、今度はお前か?」
麻袋から頭だけ出た状態のリアトリスさんが真っ青な顔で震えています。
「勘弁してください!何でも言います。何でもしますから!どうかお慈悲を」
「内容次第だな。まあ楽しみにしておこう」
リリさんかっこいい!
リアトリスさんが麻袋のまま引きずられて行きました。
「ルシア、大丈夫かい?」
「ええ、思っていたより血とか出なくて良かったです。」
「うん、そうだね。違うものは出たけどね。私だったら一生立ち直れんな」
本当に水をぶっかけられただけのイーリスさんと、首から下は麻袋から出してもらえないままのリアトリスさんが、作戦会議室の床に並んで座らされています。
尋問はノベックさんが担当するようです。
「どこの国のモンだ」
「俺はノースで、彼女はミニアです」
「別の国か?なぜ組んでるんだ」
「俺も彼女も同じ目的で潜入しましたが、ターゲットがバカすぎて打つ手がなくて」
「具体的には?」
「私は工作員ではなく、顔と語学力だけで選ばれた、ただのノース王宮の侍従です。数時間座学を受けただけで、とりあえず女王陛下の愛人になれと送り込まれました。でも女王は私に見向きもしません。そこでルイス殿を使えと指示がきました。ノース国女王からは、一度味見をするから連れてこいとも言われました」
リアトリスさんが続けます。
「私は王配を虜にしてミニアとの連合に誘導する工作員でした。ほぼ成功という時に女王が変な店にはまって宰相に全権を丸投げするし、王配はその方が楽でいいとか言うし、宰相は私を疑って探ってくるし。バレて消される前に逃げようと思って」
「俺が彼女のプランに乗ったのは、作戦が失敗したら国に帰ることができないからです。絶対に殺されます。どう逃げるか考えていたら、彼女がサウザンド国に伝手があるというのでついていくことにしました」
「エルランド州を狙った理由は?」
「ルイス殿を言いなりにするためです。全ての情報を遮断し、ルイス殿を孤立させて操るために、ルイス殿のご両親を人質にする予定でした。ルイス殿の結婚式の前頃に国から呼んだ精鋭部隊を送り込みました。それ以降あれほどしつこかった伯爵の動きがピタッと止んだから上手く掌握できていると思い、サウザンドと繋ぐ間の潜伏地に使えると考えました」
「サウザンド国とはコンタクトできたのか?」
「サウザンド側は私たちの安全と引き換えにルイス殿を要求してきました。でも女王はルイス殿の顔を知っているわけではありません。ルイス殿を拉致するなんて私には不可能ですから、私が成りすますことにしました。領地でそれらしく振る舞って信じ込ませようと計画しました」
「サウザンドまでなぜ旦那様を?」
「女王が噂の美貌と性剣を御所望だと」
「「「「またかよ・・・」」」」
ルイス様ががっくりと膝をつきました。
アレンさんが笑いを嚙み殺しながら言いました。
「旦那、何もこいつらを助けるために行く必要なんて無いんだから」
「あっそうか。そうだよな。よかった」
ノース国もミニア国も同じ考えで動いていたということですね。
許せません!我が国も舐められたものです!王配はノース国の第二王子ですよ?なぜ婚約前に調査しなかったのでしょうか?前王はアホですか?ああアホですね・・・
ミニア国も小国なのに欲をかいて!アホですよ!アホ!
「お仕置きです!お仕置きをします!許すまじノース、ミニア、サウザンド!」
私は拳を握ってそう叫びました。
リリさんとマリーさんは万歳していますが、ルイス様はなぜ真っ青な顔になっているのでしょうか?
「さあ、始めるよ!」
リリさんがメイド服のままイーリスさんの前に仁王立ちしました。
魔王降臨です!
ガタガタと震えるイーリスさんの顔色は、青を通り越してもはや白です。
その顔を見たリリさんがノベックさんに言いました。
「こいつ、素人じゃないですか?」
「ああ、俺もそう思う。訓練は受けていないな」
「それでは死なない程度に」
リリさんが箱から先がギザギザになった鞭杖を取り出し、ひゅんという音を立てて何度か素振りをしました。
ん?よく見たら先端部分は金属製ではなく少し硬めの羽?獣の剛毛?
「言います!言いますから!」
あらあら、イーリスさんったらすでに陥落したようです。
「聞こえんなぁ~ふふふ」
リリさんは自分の耳を掌でパコパコと断続的に押え、あ~あ~あ~と声を出しています。
拷問前の儀式でしょうか?
ノベックさんが軽々とイーリスさんを俯せにして足を踏んで固定しました。
両手はロープでしっかり結ばれてマリーさんが柱に固定し、猿轡を嚙ませました。
アレンさんが目線だけでリリさんに合図を送ると、リリさんが小さく頷きました。
「喋る気になったら右手を上げろ」
リリさん?固定された手はどうやって上げるのでしょう。
「さあ、ショータイムだ!せいぜい楽しませてくれよ?」
リリさんが手にしていた鞭杖の先端で剝き出しになった背中をなぞります。
イーリスさんの体がびくびくと動きました。
今度はわき腹、次は足です。
太ももの裏側から足の裏まで丹念にスルスルっとそれを動かします。
お尻を何度もいたぶっている時、なぜかノヴァさんが腰をよじりました。
下着一枚にひん剝かれているイーリスさんの体がみるみる紅に染まります。
「なかなかしぶといな。仰向けにしましょうか」
ノベックさんが頷いてイーリスさんをひっくり返しました。
イーリスさんはものすごい涙目です!
鼻の穴もこれ以上無いほど大きく開いています!
肩で息をして、真っ赤な顔でリリさんを睨みつけました。
「ほう?なかなかいい根性じゃないか。気に入ったぞ」
リリさんが容赦なくイーリスさんの乳首を弄ぶように責めていきます。
左が終わったら今度は右。
躊躇など欠片もありません。
イーリスさんは足の指を丸めて耐えています。
そのまま腹に進みへそ回りを何度も嬲った後、太ももに飛びました。
イーリスさんの腰がビクビクと何度も跳ねます!生きた海老のようです!
「なかなかしぶといな」
リリさんが呟きました。
「あの・・・リリさん。手が動かせないんじゃないでしょうか」
おずおずと私が言うと
「まあ!ご指摘ありがとうございます奥様。お前が早く言え!バカ野郎」
リリさん?猿轡してますからね?
そう言ってリリさんは笑いながら足の付け根辺りを丹念に責めました。
イーリスさんは何度か首を横に振った後、体全体を弓なりにしてビクッと痙攣します。
両肩と踵だけで体を支え、腰を高く突き出しました!
その瞬間ルイス様が私を抱き寄せて、ご自分の胸に私の顔を優しく押し付けました。
「ルイス様?」
「君は見ちゃだめだ」
何が起こったのか分かりませんが、誰も何も言いません。
ルイス様がやっと私を離してくれたので、イーリスさんの様子を伺いました。
「何があったのですか?」
「知らなくていい」
ルイス様が笑いをこらえてそう言いました。
イーリスさんは頬を染めて口を開け、なんと言うか恍惚とした表情です。
すでに猿轡は外され、拘束もされていないのにぐったりと動きません。
ん?何やら嗅ぎ慣れないけど知っている匂いがそこはかとします。
なんでしたっけ?う~ん栗の花?花言葉は豪奢だったでしょうか?
そう言おうとして口を開きかけた私をジュリアが無言で止めました。
「さあ、どうする?言わないなら今度はこっちを使うぞ?」
リリさんがメイド服のスカートの中から革の鞭を取り出しました。
それは私物なのですね?
「言います!言いますから・・・もう勘弁してください」
マリーさんが顔を顰めて言いました。
「フンッ!早漏が!コレは水でもぶっかけてから持っていきます」
マリーさんが手首を縛ったロープを持って嫌そうに引きずっていきました。
私は意味が分からず、誰かに聞こうとしたら、またジュリアが無言で止めました。
「さあ、今度はお前か?」
麻袋から頭だけ出た状態のリアトリスさんが真っ青な顔で震えています。
「勘弁してください!何でも言います。何でもしますから!どうかお慈悲を」
「内容次第だな。まあ楽しみにしておこう」
リリさんかっこいい!
リアトリスさんが麻袋のまま引きずられて行きました。
「ルシア、大丈夫かい?」
「ええ、思っていたより血とか出なくて良かったです。」
「うん、そうだね。違うものは出たけどね。私だったら一生立ち直れんな」
本当に水をぶっかけられただけのイーリスさんと、首から下は麻袋から出してもらえないままのリアトリスさんが、作戦会議室の床に並んで座らされています。
尋問はノベックさんが担当するようです。
「どこの国のモンだ」
「俺はノースで、彼女はミニアです」
「別の国か?なぜ組んでるんだ」
「俺も彼女も同じ目的で潜入しましたが、ターゲットがバカすぎて打つ手がなくて」
「具体的には?」
「私は工作員ではなく、顔と語学力だけで選ばれた、ただのノース王宮の侍従です。数時間座学を受けただけで、とりあえず女王陛下の愛人になれと送り込まれました。でも女王は私に見向きもしません。そこでルイス殿を使えと指示がきました。ノース国女王からは、一度味見をするから連れてこいとも言われました」
リアトリスさんが続けます。
「私は王配を虜にしてミニアとの連合に誘導する工作員でした。ほぼ成功という時に女王が変な店にはまって宰相に全権を丸投げするし、王配はその方が楽でいいとか言うし、宰相は私を疑って探ってくるし。バレて消される前に逃げようと思って」
「俺が彼女のプランに乗ったのは、作戦が失敗したら国に帰ることができないからです。絶対に殺されます。どう逃げるか考えていたら、彼女がサウザンド国に伝手があるというのでついていくことにしました」
「エルランド州を狙った理由は?」
「ルイス殿を言いなりにするためです。全ての情報を遮断し、ルイス殿を孤立させて操るために、ルイス殿のご両親を人質にする予定でした。ルイス殿の結婚式の前頃に国から呼んだ精鋭部隊を送り込みました。それ以降あれほどしつこかった伯爵の動きがピタッと止んだから上手く掌握できていると思い、サウザンドと繋ぐ間の潜伏地に使えると考えました」
「サウザンド国とはコンタクトできたのか?」
「サウザンド側は私たちの安全と引き換えにルイス殿を要求してきました。でも女王はルイス殿の顔を知っているわけではありません。ルイス殿を拉致するなんて私には不可能ですから、私が成りすますことにしました。領地でそれらしく振る舞って信じ込ませようと計画しました」
「サウザンドまでなぜ旦那様を?」
「女王が噂の美貌と性剣を御所望だと」
「「「「またかよ・・・」」」」
ルイス様ががっくりと膝をつきました。
アレンさんが笑いを嚙み殺しながら言いました。
「旦那、何もこいつらを助けるために行く必要なんて無いんだから」
「あっそうか。そうだよな。よかった」
ノース国もミニア国も同じ考えで動いていたということですね。
許せません!我が国も舐められたものです!王配はノース国の第二王子ですよ?なぜ婚約前に調査しなかったのでしょうか?前王はアホですか?ああアホですね・・・
ミニア国も小国なのに欲をかいて!アホですよ!アホ!
「お仕置きです!お仕置きをします!許すまじノース、ミニア、サウザンド!」
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