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その後の事
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その後の事
道庭佐次郎
トウモクたたら場の鉄師として、鋼を狙って来襲する敵をことごとく蹴散らした。
その姿は泣き鬼と恐れられ、出雲地方で最後まで残ったたたら場の初代鉄師として語り継がる。
道庭春乃
次男一女を育て上げた。膨大な資産を有する鉄師の妻とは思えぬほど、質素な暮らしを続け、たたら場の民たちに慕われる人生を送った。夫である佐次郎に愛され、子供らに愛され、村人たちに愛された人生を全うする。
道庭右京
道庭本家の当主として、領地を繫栄させた。佐次郎の次男を養子として迎え、自分のもつ知識を全て教え、立派な跡継ぎとして育て上げた。
再婚はせず、日々養生に務めて当時の平均寿命より少し長く生きた。
小松伊十郎
小松家を継いでもトウモクたたら場に入りびたり、尼子家の当主が政久の遺児となった後、当主の座を早々に息子に譲って隠居を決め込んだ。当主の叔父となった国久との親交は続き、国久と政久の嫡男の争いとなった時も、最後まで仲裁のために走り回った。
木村助右ヱ門
トウモクたたら場の腕利き番頭として知らぬ者はいないほどの存在となる。鋭い観察眼でトウモクたたら場の危機を救い続け、いざとなれば馬を駆って敵を蹴散らす気概を持ち続けた。武家を捨てた助右ヱ門を追ってたたら場に来た幼馴染の女と所帯を持ち一女を成した。
尼子国久
当主の座を受けた兄の遺児を守り、尼子の名を不動の地位にまで押し上げる。毛利家との複雑な関係を良くしのいだ。守り続けた甥であり、娘婿であった尼子家当主に追われて命を落とすという数奇な人生ではあったが、その最後まで仲間に囲まれて笑っていたという。
尼子経久
最大の希望であった嫡男を失い、その遺児に尼子家を託す。毛利家との一進一退の攻防に命を削り続けた。トウモクたたら場を陰から支え、その独立性を侵すことの無いよう遺言を残した。政久の横笛と共に埋葬される。
流星
佐次郎の愛馬としてトウモクたたら場で生きた。鉧を狙って押し寄せる敵を蹴散らし、人知を超える動きで佐次郎をよく補佐した。命の終焉を悟った時、よねこが燃やした鬼の宮の跡地に行き、佐次郎と春乃に見送られ静かに目を閉じたという。
道庭佐次郎
トウモクたたら場の鉄師として、鋼を狙って来襲する敵をことごとく蹴散らした。
その姿は泣き鬼と恐れられ、出雲地方で最後まで残ったたたら場の初代鉄師として語り継がる。
道庭春乃
次男一女を育て上げた。膨大な資産を有する鉄師の妻とは思えぬほど、質素な暮らしを続け、たたら場の民たちに慕われる人生を送った。夫である佐次郎に愛され、子供らに愛され、村人たちに愛された人生を全うする。
道庭右京
道庭本家の当主として、領地を繫栄させた。佐次郎の次男を養子として迎え、自分のもつ知識を全て教え、立派な跡継ぎとして育て上げた。
再婚はせず、日々養生に務めて当時の平均寿命より少し長く生きた。
小松伊十郎
小松家を継いでもトウモクたたら場に入りびたり、尼子家の当主が政久の遺児となった後、当主の座を早々に息子に譲って隠居を決め込んだ。当主の叔父となった国久との親交は続き、国久と政久の嫡男の争いとなった時も、最後まで仲裁のために走り回った。
木村助右ヱ門
トウモクたたら場の腕利き番頭として知らぬ者はいないほどの存在となる。鋭い観察眼でトウモクたたら場の危機を救い続け、いざとなれば馬を駆って敵を蹴散らす気概を持ち続けた。武家を捨てた助右ヱ門を追ってたたら場に来た幼馴染の女と所帯を持ち一女を成した。
尼子国久
当主の座を受けた兄の遺児を守り、尼子の名を不動の地位にまで押し上げる。毛利家との複雑な関係を良くしのいだ。守り続けた甥であり、娘婿であった尼子家当主に追われて命を落とすという数奇な人生ではあったが、その最後まで仲間に囲まれて笑っていたという。
尼子経久
最大の希望であった嫡男を失い、その遺児に尼子家を託す。毛利家との一進一退の攻防に命を削り続けた。トウモクたたら場を陰から支え、その独立性を侵すことの無いよう遺言を残した。政久の横笛と共に埋葬される。
流星
佐次郎の愛馬としてトウモクたたら場で生きた。鉧を狙って押し寄せる敵を蹴散らし、人知を超える動きで佐次郎をよく補佐した。命の終焉を悟った時、よねこが燃やした鬼の宮の跡地に行き、佐次郎と春乃に見送られ静かに目を閉じたという。
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あたたかいコメントありがとうございます。
もう少し続きますのでよろしくお願いします。
カタクリの白花は突然変異のようなもので、いわゆるアルビノ種なのだそうです。
でもあるんですよ。
私は一度見たことがありますが、何と言うか感動的でした。
コメントありがとうございます。
私も歴史ものは大好きです。ペンネームを見ていただけれどわかると思いますが(笑)
ライトノベルがメインのサイトなので、そのような書き方をしています。
それをわかっていただいて本当にうれしいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。