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25 秘密保持同盟
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気を取り直した騎士が言う。
「いや、君のような護衛がいたことに安堵したよ。しかし事情は説明してくれるよね? 事と次第によっては私も動かねばならん」
ティアナは意を決したように立ち上がった。
「ララ、皆さんにお茶を。ウィスも座って」
ララが立ち上がると、ウィスは騎士の近くに陣取った。
お湯が沸く音がして、店の中に上品な紅茶の香りが漂う。
その動きを油断なく目で追う騎士は、ララを警戒しつつもチラチラとティアナの様子も伺っていた。
その姿にもう何年も会っていないマリアーナの騎士だったロレンソを思い出すティアナ。
もう遠い昔の事に思える。
紅茶を配り、店頭売りのクッキーを皿に並べて勧めた。
「どうぞ。騎士様はお仕事中ですよね? 手短にお話しします。しかし今から話す内容は他言無用でお願いします。ウィスも、お願いね?」
二人は頷き、ティアナの言葉を待った。
「お推察の通り、私は前国王19番目の王女、マリアーナ・アントレット・エクスです」
騎士は小さく頷くだけだったが、ウィスは椅子から落ちるほど驚いている。
「なぜここにいるか……売るように嫁がされたエクス前侯爵が亡くなったからですわ。本来であれば王家に戻るべきなのでしょうけれど、父王はすでに亡く、戻る宮もございません。出戻りが叩き売られるのは必定。ここにいるララに助けてもらいながら逃げたのです」
そこまで言うと、ティアナは静かに目を閉じた。
騎士はゆっくりと立ち上がってティアナの前に片膝をついた。
ふと見るとララの横でウィスも同じ態勢を取っている。
「私は今の暮らしがとても快適ですの。王宮に戻ってお調べになればわかることですが、私の母の実家は隣国のオース伯爵家。前王亡きあと、側妃であった母も解放され実家に戻っております」
「ご事情は理解いたしました。確かに前王崩御の後、新王によって後宮が解体されたと聞き及んでおります」
「母の実家は既に代替わりしております。今更未亡人となった姪が戻っても迷惑をかけるだけですから、私はここで暮らすことを選びました」
「新王陛下にも母君のご実家にも頼らず生きていかれるご覚悟、感服いたしました。王女という身分を捨てても自由を選ばれたのですね」
ティアナがララの顔を見た。
「それほど立派なものでもございません。お恥ずかしいです」
真っ赤な顔で俯くティアナをニマニマと見ていたララが口を開いた。
「騎士様、私が誤解をしてしまいご迷惑をおかけしました。マリアーナ様が素性を明かされたのは、あなた様が初めてでございます。どうかこの秘密を守り通す事をお約束ください。お願いします」
ララが深々と頭を下げると、ウィスも一緒に頭を下げた。
「勿論です。どうぞ私もマリアーナ様をお守りする仲間の末端にお加え下さい」
ララが頭を上げる。
「感謝します。マリアーナ様はこの街で食堂を営み、暮らしていこうとなさっています。実際にこの食堂はとても人気があります。マリアーナ様の今のお名前はティアナです。どうか『ティアナちゃん』とお呼びください。そして私のことはララと」
「承知しました。しかし王女様にちゃん付けは……なかなかハードルが高いですね」
ウィスが言葉を発する。
「仲間であれば自己紹介をさせてください。私はトール家の三男として生を受け、諸事情により出奔し、今は平民のウィスとして、この街で花屋を営んでおります」
騎士が驚いた顔をした。
「トール家と言えば東の地を守る辺境伯家ですね? しかも勇猛果敢ですぐれた剣技を持つ者が家を継ぐという……」
「ええ、その通りです。分かり易く言うなら、そのレースから逃げた臆病者ですよ」
騎士がグッと口を結んだ。
「同じ武の道を志したあなたが、私をどう軽蔑しようと構いません。身分は違いますが私もティアナと同じで、素性を偽り暮らしている身です。父が私を探すことは無いでしょうが、どうか私のことも内密に願います」
騎士は頷いて目を細めた。
「あなたの強さは一目でわかりますよ。いつもはどうやってその殺気を隠しておられるのか知りたいくらいだ。しかも花屋とは……なかなかの隠れ蓑ですね」
「花に囲まれた暮らしに憧れていただけですよ」
騎士の表情が和らいだ。
「申し遅れました。私は王宮騎士団第二部隊に所属するキース・ソレントと申します。階級はパラディンを賜っております」
「パラディン!」
ララとウィスが同時に声をあげた。
キースが恥ずかしそうに言う。
「第二部隊は王宮騎士団の中でも特殊です。主はあくまでも国王ですが、忠誠を誓うのは教会の長となる方に対してですから」
ウィスが感嘆の声を漏らした。
「いや、それにしてもパラディンとは……恐れ入りました」
「我が家系は代々、子孫の誰かが第二部隊に所属することを目指します。でも必ずしもそうでなくてはいけないわけではありません。誰も第二に入らなかった代もあります。ウィスさんの家との違いは、強制されないというところでしょうね。私もウィスさんと同じで、五人兄弟の三番目です」
「ではご兄弟の皆さんも第二部隊に?」
「全員ではありません。兄は家督を継ぎ騎士を辞めました。姉は私と同じ第二部隊に所属していますが妹と弟はまだ学生です」
「ではお姉様もパラディン?」
「いいえ、彼女は違います。第二部隊の医療部門に所属していますよ」
ララとウィスが顔を見合わせた。
「キースさん、僕は平民です。どうかウィスと呼び捨ててください。でも今日から仲間だ。どうぞよろしくお願いします」
二人は握手を交わした。
キースがウィスに聞く。
「ちなみにウィスは何歳ですか?」
「僕は25ですよ。ララも同じ年で、ティアナちゃんは19才です」
「そうですか、ではお二人とも年下ですね? では少しだけ偉そうにさせていただきましょう。ドアの外で何者かが様子を伺っています」
ララが紅茶のカップを下げる振りをして確認した。
「トマスだわ」
「お知り合いですか?」
「ええ、この街の警備隊に所属している男です。ティアナちゃんのご飯に釣られてよく顔を出すのです。彼はティアナちゃんの素性は知りません。よろしくお願いします」
ララの言葉に頷いたキースが、そっとティアナに言った。
「ティアナ嬢と呼ぶことをお許しください。時々ここにきても構いませんか?」
「もちろんです。毎日でも来てください」
キースが破顔した。
「毎日来たいくらい快適な空間ですね。それにあなたもいる。私は実家に住んでいますが、少し遠いので寮に移ろうかと考えていたのです。第二部隊の寮は王宮の隣にある大教会の中ですから、ここに来やすい位置ですね」
ティアナがコクコクと頷いた。
ウィスが声を掛ける。
「トマスと何か約束してたの? ティアナちゃん」
「あ……忘れてた。広場に雑技団見に行こうって誘われてたの。みんなも一緒にどう?」
ララとウィスはすぐに同意したが、キースは仕事中ということだった。
「残念です。キースさん、是非また来てくださいね」
「ええ、必ず。近いうちに寄らせていただきます」
キースがティアナの手を取り、身を屈めて指先に唇を寄せた。
これ以上赤くなったら脳が沸騰するのではないかというくらい真っ赤になったティアナ。
「さすが生娘……茹で蛸じゃん」
ララの呟きを聞き逃さなかったキースが、ララにウィンクをする。
「その件は次回お聞かせくださいね、ララ」
ララは肩を竦めるだけで返事はしなかった。
「いや、君のような護衛がいたことに安堵したよ。しかし事情は説明してくれるよね? 事と次第によっては私も動かねばならん」
ティアナは意を決したように立ち上がった。
「ララ、皆さんにお茶を。ウィスも座って」
ララが立ち上がると、ウィスは騎士の近くに陣取った。
お湯が沸く音がして、店の中に上品な紅茶の香りが漂う。
その動きを油断なく目で追う騎士は、ララを警戒しつつもチラチラとティアナの様子も伺っていた。
その姿にもう何年も会っていないマリアーナの騎士だったロレンソを思い出すティアナ。
もう遠い昔の事に思える。
紅茶を配り、店頭売りのクッキーを皿に並べて勧めた。
「どうぞ。騎士様はお仕事中ですよね? 手短にお話しします。しかし今から話す内容は他言無用でお願いします。ウィスも、お願いね?」
二人は頷き、ティアナの言葉を待った。
「お推察の通り、私は前国王19番目の王女、マリアーナ・アントレット・エクスです」
騎士は小さく頷くだけだったが、ウィスは椅子から落ちるほど驚いている。
「なぜここにいるか……売るように嫁がされたエクス前侯爵が亡くなったからですわ。本来であれば王家に戻るべきなのでしょうけれど、父王はすでに亡く、戻る宮もございません。出戻りが叩き売られるのは必定。ここにいるララに助けてもらいながら逃げたのです」
そこまで言うと、ティアナは静かに目を閉じた。
騎士はゆっくりと立ち上がってティアナの前に片膝をついた。
ふと見るとララの横でウィスも同じ態勢を取っている。
「私は今の暮らしがとても快適ですの。王宮に戻ってお調べになればわかることですが、私の母の実家は隣国のオース伯爵家。前王亡きあと、側妃であった母も解放され実家に戻っております」
「ご事情は理解いたしました。確かに前王崩御の後、新王によって後宮が解体されたと聞き及んでおります」
「母の実家は既に代替わりしております。今更未亡人となった姪が戻っても迷惑をかけるだけですから、私はここで暮らすことを選びました」
「新王陛下にも母君のご実家にも頼らず生きていかれるご覚悟、感服いたしました。王女という身分を捨てても自由を選ばれたのですね」
ティアナがララの顔を見た。
「それほど立派なものでもございません。お恥ずかしいです」
真っ赤な顔で俯くティアナをニマニマと見ていたララが口を開いた。
「騎士様、私が誤解をしてしまいご迷惑をおかけしました。マリアーナ様が素性を明かされたのは、あなた様が初めてでございます。どうかこの秘密を守り通す事をお約束ください。お願いします」
ララが深々と頭を下げると、ウィスも一緒に頭を下げた。
「勿論です。どうぞ私もマリアーナ様をお守りする仲間の末端にお加え下さい」
ララが頭を上げる。
「感謝します。マリアーナ様はこの街で食堂を営み、暮らしていこうとなさっています。実際にこの食堂はとても人気があります。マリアーナ様の今のお名前はティアナです。どうか『ティアナちゃん』とお呼びください。そして私のことはララと」
「承知しました。しかし王女様にちゃん付けは……なかなかハードルが高いですね」
ウィスが言葉を発する。
「仲間であれば自己紹介をさせてください。私はトール家の三男として生を受け、諸事情により出奔し、今は平民のウィスとして、この街で花屋を営んでおります」
騎士が驚いた顔をした。
「トール家と言えば東の地を守る辺境伯家ですね? しかも勇猛果敢ですぐれた剣技を持つ者が家を継ぐという……」
「ええ、その通りです。分かり易く言うなら、そのレースから逃げた臆病者ですよ」
騎士がグッと口を結んだ。
「同じ武の道を志したあなたが、私をどう軽蔑しようと構いません。身分は違いますが私もティアナと同じで、素性を偽り暮らしている身です。父が私を探すことは無いでしょうが、どうか私のことも内密に願います」
騎士は頷いて目を細めた。
「あなたの強さは一目でわかりますよ。いつもはどうやってその殺気を隠しておられるのか知りたいくらいだ。しかも花屋とは……なかなかの隠れ蓑ですね」
「花に囲まれた暮らしに憧れていただけですよ」
騎士の表情が和らいだ。
「申し遅れました。私は王宮騎士団第二部隊に所属するキース・ソレントと申します。階級はパラディンを賜っております」
「パラディン!」
ララとウィスが同時に声をあげた。
キースが恥ずかしそうに言う。
「第二部隊は王宮騎士団の中でも特殊です。主はあくまでも国王ですが、忠誠を誓うのは教会の長となる方に対してですから」
ウィスが感嘆の声を漏らした。
「いや、それにしてもパラディンとは……恐れ入りました」
「我が家系は代々、子孫の誰かが第二部隊に所属することを目指します。でも必ずしもそうでなくてはいけないわけではありません。誰も第二に入らなかった代もあります。ウィスさんの家との違いは、強制されないというところでしょうね。私もウィスさんと同じで、五人兄弟の三番目です」
「ではご兄弟の皆さんも第二部隊に?」
「全員ではありません。兄は家督を継ぎ騎士を辞めました。姉は私と同じ第二部隊に所属していますが妹と弟はまだ学生です」
「ではお姉様もパラディン?」
「いいえ、彼女は違います。第二部隊の医療部門に所属していますよ」
ララとウィスが顔を見合わせた。
「キースさん、僕は平民です。どうかウィスと呼び捨ててください。でも今日から仲間だ。どうぞよろしくお願いします」
二人は握手を交わした。
キースがウィスに聞く。
「ちなみにウィスは何歳ですか?」
「僕は25ですよ。ララも同じ年で、ティアナちゃんは19才です」
「そうですか、ではお二人とも年下ですね? では少しだけ偉そうにさせていただきましょう。ドアの外で何者かが様子を伺っています」
ララが紅茶のカップを下げる振りをして確認した。
「トマスだわ」
「お知り合いですか?」
「ええ、この街の警備隊に所属している男です。ティアナちゃんのご飯に釣られてよく顔を出すのです。彼はティアナちゃんの素性は知りません。よろしくお願いします」
ララの言葉に頷いたキースが、そっとティアナに言った。
「ティアナ嬢と呼ぶことをお許しください。時々ここにきても構いませんか?」
「もちろんです。毎日でも来てください」
キースが破顔した。
「毎日来たいくらい快適な空間ですね。それにあなたもいる。私は実家に住んでいますが、少し遠いので寮に移ろうかと考えていたのです。第二部隊の寮は王宮の隣にある大教会の中ですから、ここに来やすい位置ですね」
ティアナがコクコクと頷いた。
ウィスが声を掛ける。
「トマスと何か約束してたの? ティアナちゃん」
「あ……忘れてた。広場に雑技団見に行こうって誘われてたの。みんなも一緒にどう?」
ララとウィスはすぐに同意したが、キースは仕事中ということだった。
「残念です。キースさん、是非また来てくださいね」
「ええ、必ず。近いうちに寄らせていただきます」
キースがティアナの手を取り、身を屈めて指先に唇を寄せた。
これ以上赤くなったら脳が沸騰するのではないかというくらい真っ赤になったティアナ。
「さすが生娘……茹で蛸じゃん」
ララの呟きを聞き逃さなかったキースが、ララにウィンクをする。
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