勇者のその後~地球に帰れなくなったので自分の為に異世界を住み良くしました~

十一屋 翠

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第118話 勇者、復活の魔王と遭遇する

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その日、俺はエアリア達への贈り物を買う為に西側の国へとやってきていた。
ハイジアン王子とジンク王子という共犯者ができた俺は、彼等にお勧めの宝石屋を紹介してもらい、女性への贈り物にふさわしいアクセサリーを購入した。

「よし、これでちゃんとしたプレゼントを用意出来たぞ」

 何せエアリア達への贈り物は色気のない財宝ばかり、ここらでちゃんとした品を送っておかないと、愛想をつかされてしまうかもしれないからだ。
 釣った魚には餌を与える。これは異世界の人間関係でも同じだろう。
 歴史の先生も良く言っていた。特に顔に痣とかひっかき傷が出来た日にはよく言っていた。
『記念日を絶対に忘れるな、必ずメモに残してカレンダーに記入しておけ。あと普段と違う事をした日も記録しておけ』と。
 かなり真面目な顔で言っていたので、きっと真実なのだろう。
 もしかしたら先生は恐妻家だったのかもしれない。
 やるべき事を終えた俺は、さっそく彼女達にプレゼントを送るべくイナカイマへと帰ろうとした。
 その時だった。

「っ!?」

 凄まじい悪寒が走った。
 見れば悪寒を感じたのは俺だけじゃないみたいで、周囲の人達も怯える様に周囲を見回していた。
 何だ? 何が起きているんだ!?
 こんな気持ちの悪い感覚は初めてだ。
 いや、強いて言うならかつて魔王四天王が行おうとしていた魔界大儀式で感じた魔界の空気に似ている気する。
 だがこの気配はそれよりも更に濃い気配だ。

 とはいえ、何をするにしても情報が足りなすぎる。
 嫌な感覚はいまも続いているが、今すぐ何かが起こる気配はない。
一旦イナカイマに戻って皆と相談しよう。
この判断が、俺を新たなる戦いへと向かわせる事になるとは、今の俺は気付いていなかった。

 ◆

「うおっ!?」

 転移魔法でイナカイマへと戻って来た俺は、あまりの悪寒に身を震わせる。

「なんだこりゃ!?」

 さっき西の国で感じた悪寒なんて比じゃない程の禍々しい気配。
 いったいこれは何なんだ!?

 俺は周囲を見回して状況を確認する。
 見れば村のあちこちで住人が倒れているじゃないか。

「おい、大丈夫か!? 何があったんだ!?」

 俺は倒れていた老人を抱き寄せ何があったのかを聞く。

「わ、分かりません……突然恐ろしい悪寒と共に体が竦んで……」

 どうやら命に別状はないみたいだ。
 ただ突然の事にパニックを起こしていたみたいだ。
 俺は他の住人達にも呼び掛けて正気に戻し、住民達を連れて転移ゲートでミナミッカ群島へ避難する様に伝える。

「とにかく、エアリア達と合流する必要があるな」

 自体がイナカイマで起きているのなら、エアリア達が状況を把握している筈だ。
 俺はエアリア達が研究をしている施設へ向かおうとした。

 その時、俺は村の真ん中で呆然と立つシルファリアの姿を見つけた。
 彼女ならこの邪悪な気配について何か知っているかもしれない。
 そう思った俺は、迂闊にもシルファリアへと近づいた。
 何の警戒も抱かずに。

「おーい! シルファリア!」

「……」

だがシルファリアはなぜか無言のままだ。

「シルファリア?」

 再度の呼びかけでようやくこちらを見る。
 ぼーっとした、虚ろな目つきで。
 紫色に輝く色彩の目で、シルファリアは俺を見つめてくる。

 おかしい。
 そうだおかしい、シルファリアの目の色はあんな色じゃなかった。

『勇者か』

 ゾクリとした。
 シルファリアの筈のソレは、シルファリアの声であるはずなのにとてもそうとは思えない禍々しい響きを周囲に響かせる。
 まるでその言葉が呪いの言葉であるかのように、周囲の草花が枯れ始める。

「お前は……誰だ!?」

 シルファリアの姿をしたナニカに、俺は強く問いかける。
 言葉だけでも強くしなければ、この禍々しさに膝を突いてしまいそうだったから。 
 それは笑顔を見せる。とても禍々しい笑顔を。

『我は魔王、真なる魔王シルファリエル也』

 それは、自らの事を魔王と名乗った。

「何を言ってるんだシルファリア! 魔王は俺が倒しただろ!」

 そうだ、魔王は俺が倒した。そもそも俺が戦った魔王の名前はガルバラだ。シルファリエルなんて名前じゃない。

『くくくっ、あのような紛い物を我だと信じていたのか? アレは、我の称号を詐称する真っ赤な偽物よ』

「なんだと!?」

 魔王ガルバラが偽者だって!?
 そんな筈はない。ヤツの強さは本物だった。
あいつが偽者だなんてあるはずがない。
 
『ならば我の力を身をもって知るがよい』

 シルファリアが手を突き出すと、手のひらの前に禍々しい黒い炎が揺らめき、炎が凝縮して剣の姿をとる。

『これこそは真なる魔剣。人間が鍛えた紛い物の剣ではない、魔王の剣である』

 シルファリアが剣を構え、俺に飛び掛ってくる。
 俺は回避をしながら魔法の袋から【偉大なる剣帝】と取りだし構える。
 聖剣でなくともこの剣の切れ味は本物だ。
 斬撃の魔術がこめられたこの剣は魔法剣であっても真っ二つに切り裂く。

『愚か』

 シルファリアの【魔剣】と【偉大なる剣帝】がぶつかり合う。
 そして、俺の【偉大なる剣帝】が真っ二つに断ち切られた。

「えっ?」

 そんな筈が、と思うまもなく俺の体から血が吹きだす。

『ふむ、ギリギリで両断はできなかったか。自分の剣に感謝するのだな。その剣が我の予想以上に出来が良かったおかげで貴様は生きながらえたのだ』

 折れた? 折れたのか? どんなものでも切り裂く為に鍛えられた俺の【偉大なる剣帝】が? こと切れ味だけなら聖剣以上の【偉大なる剣帝】が?
 信じられない出来事だった。
 だが信じるしかない。
 だって、俺の体が【魔剣】に切られた事を痛みで訴えてくるからだ。
 痛みと出血で膝が崩れる。
 出血とともに体の中に怖気が入り込んでくる。
 まるでこのこの不気味な気配が形を持って俺の体内に侵入しているかのようだった。

「シル……ファリア」

 俺の魔法防御を貫いてシルファリアの【魔剣】がこの体に届いたってのか。
 くそ、出血が多くて目が霞む。

『ふふふ、感謝するぞ勇者よ』

 感謝? 何の事だ?

『貴様が玉璽を手に入れた事で、我はこの体を得る事ができたのだからな』

 玉璽? いや違う、重要なのはそこじゃない。

「お前……シルファリアの体を乗っ取ったのか!?」

 こいつは今、体を得たと言った。
 つまり、シルファリア本人じゃないって事だ!

『乗っ取ったというのは違うな、この体、いや魔族という生き物はすべからく我の容器なのだ』

「ちがう! そいつは俺の女だ!」

 俺はそいつの言葉を全力で否定した。

「シルファリアは俺の女だ! 俺に負けたから俺のモノになるって誓ったんだ! 俺が俺の女にするって受け入れたんだ!」

 俺はふらつく体に喝を入れて無理やり立たせる。

「だから! お前は俺のものだシルファリアっ!!」

『ふっ、無駄だ。この娘の体は玉璽を見た時から我の命令には逆らえ……げろ』

 俺の言葉を鼻で笑っていたシルファリア、いやその中の魔王が動きを止める。

『逃げ……ろ』

 シルファリアの目の色が元の色に戻る。
 だが一瞬だけ戻った瞳は、すぐにまた紫色の輝きに侵食されてしまった。

『ふむ、儀式を行わずに無理やり乗っ取ったせいで支配が甘かったか。否、ここはさすが我が器の子孫と褒めてやるところだな』

 まだ完全にシルファリアの体を乗っ取りきれていないのか、魔王はギクシャクとした動きでこちらを見る。

『だが、瀕死の勇者を始末するにはこれで十分だ』

 魔王が【魔剣】を振りかぶる。
 だめだ、傷のせいか体がうまく動かない。
 このままじゃ切られる!

「ストームバンカー!」

 その時、突如吹き荒れた凄まじい疾風によって魔王の体が吹き飛ばされる。
 否、魔王の体はこの疾風の中でもなんとか体を支えている。

「今よミューラ!」

「はい! デュアルホーリーサークル!」

 魔王の足元に聖なる魔方陣が光輝き、彼女の動きを封じる。

『ふん、この程度の神聖魔法など……ぬ?』

 魔方陣の結界を破壊しようとした魔王だったが、予想外の強度に驚きの声を上げる。

『なるほど、上空にも魔方陣を発生させて二乗した魔力で我を封じたか。人間にしてはやる』

「大丈夫ですかトウヤさん!?」

 今にも倒れそうだった俺を支えたのは、サリアとクロワさんだった。

「エアリアさん達が時間を稼いでいる間に逃げますよ!」

 見ればエアリアとミューラが魔王の動きを封じる為に俺の前に出ていた。
 そうか、さっきの突風はエアリアの魔法だったのか。

『紛い物を打ち倒した勇者の仲間達か。なるほど紛い物を倒すには十分な力量の持ち主達だな。だが我の足止めには少々力不足だ』

 魔王が手を振ると、彼女を縛り付けていた結界がはじけ飛ぶ。

「そんな事言われなくてもわかってるわよ!」

 しかしエアリアはそうなるのがわかっていたのか、魔王に向けて何かを投げる。
 魔王はそれを回避することなく【魔剣】で切り捨てたが、その瞬間エアリアが投げた何かからもうもうと煙が噴出して周囲を覆いつくした。

『なんと!?』

「さあ撤退よ!」

 魔力で肉体を強化したサリアが俺の体を担いで走り出す。
 そして俺は事の成り行きを確認する前に、意識を失うのだった。

 ◆

『これは油断した。今世は愉快なマジックアイテムに満ちている様だ』

 器が抵抗したとはいえ、少々遊びすぎた様だ。
 我ともあろうものが獲物を逃してしまうとはな。
 だがまぁ良い。勇者の体は我が魔力によって蝕まれた。
 魂の力を解放していない勇者では、我が魔力を滅する事は不可能。
 我に見つかる前に短い命を終える事だろう。

「魔王様」

 気がつけば空にいくつもの魔族の気配があった。
 気づかなかったというよりもあまりにも弱々しく気にならなかったというのが正しいな。
 確かコレ等は我に忠義を尽くす為に紛い物とは別行動をとっていた者達だったか。
 それにしてもこの弱さは酷い。
 これでは魂の力を解放していない勇者どころか、その仲間にすら勝てないのではないか?

「我ら一同、魔王様のお役に立つ為にはせ参じました」

 我が前に降り立ち、恭しく頭を下げる魔族達。
 正直ここまで貧相な魔力だと果実をもぐ様に頭をもぎ取りたくなるな。
 だが、この様な者でも我にとってはコマ。人間のゲームでも弱いコマは使い様と聞く。
 まずは使ってみてから有用か判断するとしよう。

『良くぞ来た。我が忠臣達よ』

 さて、この者達にはどのような命令を下そうか?
 そうだな、やはり魔王の命令はコレであろう。

『この世界、滅ぼすぞ』

 それが、我が現世に復活して初めての命令であった。
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