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11 マカロンの魔法
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* * * *
誰かが私の名前を呼んでいる……。優しい声で、耳元がくすぐったい。
「萌音……起きて……」
「翔さん……? どうしてここに……」
そこまで言いかけて、ようやく昨夜のことを思い出す。パッと目を開けると、自分が翔の腕枕で寝ていること、彼の手と足に体をがっちりと挟まれる逃げられないことに気付く。
「おはよう」
「……お、おはようございます……っていうか動けないんですけど!」
「あはは! 萌音ってば可愛いなぁ。ところで華子さんが出勤するまでに身支度を整えなきゃと思ってさ」
「い、今何時⁈」
「朝の六時。華子さんって八時くらいに出勤してくるよね」
「うん、そうなの。良かった~、まだ時間があって」
萌音がホッと胸を撫で下ろすと、翔は彼女の体から手と足の力を緩める。
「シャワー浴びたいんだけど、この部屋にはないよね?」
「よく知ってるね。子供の時から使ってる部屋だから、あの頃は部屋に浴室はいらなかったんだよね。今はあると便利だけど。ドアを出て右隣扉が浴室だよ」
そう説明した瞬間、翔は萌音を抱き上げて浴室へと歩き始める。二人とも何も身に纏っていないため、萌音は恥ずかしくて目を伏せた。
「翔さん⁈ なんで私まで⁈」
「いいじゃない。一緒に入ろうよ」
「え~っ! あ、明るいし恥ずかし過ぎる……!」
浴室に入るなりシャワーの栓を開けた翔は、萌音を下ろすと同時に壁に寄りかからせる。キスを繰り返しながら、シャワーの下でお互いの体に手を添わせながら洗っていく。
しかし翔の手の動きが少しずつ萌音の敏感な部分を攻め始めると、体の力が抜けて崩れ落ちてしまった。
「……シャワー浴びるだけじゃないの……?」
萌音は上目遣いで翔を見上げながら唇を尖らせると、その唇を吸われてしまう。
「そのつもりだったんだけど……うーん、困ったことになかなかおさまってくれないんだよね」
翔は自身の下半身を指差して笑う。よく考えてみれば昨夜は見るタイミングもなかったのに、今は萌音の目の前にあるため、ドキドキしつつもつい見入ってしまった。
初めて見る上に、これが自分の中に……と思うだけで、心臓の鼓動が速くなる。
昨日の初めての経験からまだ数時間しか経ってないのに刺激が強過ぎる……!
「ダメ?」
萌音の瞳をじっと見つめ、懇願するように尋ねる。
「ダメっていうか……こんなところでどうやって……」
翔は浴室の床に座り込むと、戸惑いを隠せずにいる萌音の体を抱き寄せ自分の足の上に座らせる。
「ま、まさか……」
「そう。そのまさか」
困惑の表情の萌音の唇を塞ぐと、翔は再び萌音の中へと堕ちていった。
誰かが私の名前を呼んでいる……。優しい声で、耳元がくすぐったい。
「萌音……起きて……」
「翔さん……? どうしてここに……」
そこまで言いかけて、ようやく昨夜のことを思い出す。パッと目を開けると、自分が翔の腕枕で寝ていること、彼の手と足に体をがっちりと挟まれる逃げられないことに気付く。
「おはよう」
「……お、おはようございます……っていうか動けないんですけど!」
「あはは! 萌音ってば可愛いなぁ。ところで華子さんが出勤するまでに身支度を整えなきゃと思ってさ」
「い、今何時⁈」
「朝の六時。華子さんって八時くらいに出勤してくるよね」
「うん、そうなの。良かった~、まだ時間があって」
萌音がホッと胸を撫で下ろすと、翔は彼女の体から手と足の力を緩める。
「シャワー浴びたいんだけど、この部屋にはないよね?」
「よく知ってるね。子供の時から使ってる部屋だから、あの頃は部屋に浴室はいらなかったんだよね。今はあると便利だけど。ドアを出て右隣扉が浴室だよ」
そう説明した瞬間、翔は萌音を抱き上げて浴室へと歩き始める。二人とも何も身に纏っていないため、萌音は恥ずかしくて目を伏せた。
「翔さん⁈ なんで私まで⁈」
「いいじゃない。一緒に入ろうよ」
「え~っ! あ、明るいし恥ずかし過ぎる……!」
浴室に入るなりシャワーの栓を開けた翔は、萌音を下ろすと同時に壁に寄りかからせる。キスを繰り返しながら、シャワーの下でお互いの体に手を添わせながら洗っていく。
しかし翔の手の動きが少しずつ萌音の敏感な部分を攻め始めると、体の力が抜けて崩れ落ちてしまった。
「……シャワー浴びるだけじゃないの……?」
萌音は上目遣いで翔を見上げながら唇を尖らせると、その唇を吸われてしまう。
「そのつもりだったんだけど……うーん、困ったことになかなかおさまってくれないんだよね」
翔は自身の下半身を指差して笑う。よく考えてみれば昨夜は見るタイミングもなかったのに、今は萌音の目の前にあるため、ドキドキしつつもつい見入ってしまった。
初めて見る上に、これが自分の中に……と思うだけで、心臓の鼓動が速くなる。
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「ダメ?」
萌音の瞳をじっと見つめ、懇願するように尋ねる。
「ダメっていうか……こんなところでどうやって……」
翔は浴室の床に座り込むと、戸惑いを隠せずにいる萌音の体を抱き寄せ自分の足の上に座らせる。
「ま、まさか……」
「そう。そのまさか」
困惑の表情の萌音の唇を塞ぐと、翔は再び萌音の中へと堕ちていった。
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