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第27話 トンテンカンテン
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ぎぃぃ、と重みのあるドアを開ける。と同時に、
「いらっしゃいませー」と、元気な男の声が聞こえてきた。
青いエプロンを着けた、立派な髭のドワーフの男が近寄ってくる。エプロンには<トンテンカンテン>の文字が入っている。
すすす、と俺とランジェの前まで男は来ると、
「今日はどんな御用ですか」と尋ねてきた。
しかしドワーフは見た目だけだと、歳が若いんだか若くないんだかさっぱりわからないな。
目の前にいる男も、歳上のようでもあり、年下の様でもある。立派な髭が余計に分かりにくくしている。
……どうでも良いか。今は買い物に来ているのだ。
「フォルダーさん、いる?」と俺が聞く。
「ああ。はいはい。店長ー!お客さんですよーっ!!」と大きな声で奥に向かって叫ぶ店員。
でかい声だなー。ランジェは大きな声に驚いたのか、両手で耳を塞いでいる。
「はいはい……おや!」
二重あごをタプンと揺らしながら、奥の扉から現れたのはフォルダーだ。
外は少し肌寒くなってきたというのに、大量の汗をかいている。この人はダイエットした方がいいな。
フォルダーは俺達に気づくと、汗を拭きながら嬉しそうに歩いてきた。
「おお! これはこれは、ヨースケさんにランジェさん。ようこそご来店頂きました」
「こんにちは」
にこやかに挨拶をするランジェ。
「どもー。さっそく買いに来たよ」
俺は初心者用のパンフレットをひらひらと見せながら、フォルダーに近寄る。
「時間が無いから、早速見せて欲しいんだけどいいかな」
「はいはい。もちろん結構ですよ。ではまずは防具からご覧頂きましょうか。」
そう言うとフォルダーが、こちらへ……と店内を案内をしてくれた。
外から見るとそうでも無いのだが、店内は思ったよりも広い。
武器や防具の販売だけではなく、工房まで備えてあるのだから当然か。
工房は外からも見える様に、ガラス張りになっている。
何人かの職人が熱心に槌を振るっているのが見える。滝の様に流れる汗。職人のその全身から滴り落ちる汗は、真っ赤に焼けた金属の上に落ちると、ジュワッと音を立て一瞬で蒸発していく。
職人ってやっぱ格好いいな。
「当店はオーダーメイドも売りでして。ランジェさんの大きな剣はどこのオーダーメイドですかな」
フォルダーはランジェの大剣を、どこかの工房のオーダーメイドと勘違いしている様だ。
説明するのが面倒なのか、ランジェは「えへへ」と笑ってごまかしている。
工房の脇を抜けると、お目当ての防具コーナーがあった。
「セット商品はこちらですよ」
棚にはいろいろな素材の防具がセットで置かれている。鉄製の防具もあれば、特別な魔力が込められた防具、希少な魔物からとれる素材で作られた防具なんてものまで置いてある。
ランジェはその中の、お菓子で出来た防具に興味を惹かれたのか、熱心に見ている。驚いた事に防御力はなかなかの物みたいだ。非常食にもなるのがウリらしく、賞味期限まで書いてある。
……アリには弱そうだな。寝ている間に無くなってたりして。
色々な防具があるので目移りしてしまいそうだが、もうどれにするかは決めてあるのだ。
いや、金銭的にそれしか選択肢が無かったというべきか。
それは、フレッシュマン応援セット一式の【革】。
【厚手の布】か、どちらかは選択出来たのだが、「すぐ汚くなりそうだね」と、ランジェがあまりいい顔をしなかったのだ。確かに洗濯とか面倒そうだよな。
防具一式のセット内容は、鎧と帽子と盾とブーツ。
鎧は動き辛そうだったので、無理を言って胸当てに変更してもらったのだが、「命の恩人ですから、大サービスですよ」と言って、小手とすねあても付けてくれた。おお~太っ腹。
盾は腕にベルトで装着出来る、手に持たなくても良いタイプだ。
全ての防具を装備して、鏡の前に立ってみた。
どんなポーズを取れば良いのかわからず、固まってしまう。これじゃ本当にフレッシュマンだな……。
しかし防具一式を装備した自分を鏡で見ると、なんだか自分では無いみたいだ。
今まで装備と言えば、芋工場で貰った作業着だけだった。これでようやく見た目も冒険者らしくなったわけだ。
「よく似合ってるよ」とランジェが褒めてくれた。
少しきつい感じがして、動くとギシギシ音がするが最初はこんなもんかな。買ったばかりの革ジャンみたいなもんだろうと勝手に納得する。
よしよし。では次はいよいよ武器だな。
「本来ならセット内容はメインウェポンだけなのですが、特別にサブウェポンもお付け致しますよ」
フォルダーの驚きの発言。
マジかっ! 命の恩人とはいえサービスしすぎじゃないのか? と驚きながらも、お言葉に甘えてメインとサブ両方の武器を探す事にした。
俺は身体中からギシギシと音を立てながら、フォルダーの後を懸命についていく。
本当は一旦防具は脱いで、武器を探したかったのだが……。防具を脱ごうとしたら、武器を選ぶ際は、防具を装備したままの方が良いと、フォルダーとランジェが口を揃えて言うのだ。そんなものなのか?
「では、こちらからお選びください」
案内されたコーナーには様々な武器が置いてある。
天井からは「フレッシュマン応援コーナー【武器】」と書かれたプレートがぶら下がっている。
このあたりの棚から選ぶ訳か。
よし。まずはメインウェポンだな。
実は、武器も既に心に決めた物があった。
目的の武器はどこかなーと、ふらふら歩き始める。
ここにも色々な武器があるな。
剣や槍はもちろん、拳にはめて使うナックルや、水晶玉みたいなものもある。他にもヌンチャクやら鎖鎌等々。パンフレットには載っていない武器も多い。どうやらパンフレットに載せてある武器は、店内に置いてある武器の一部だったみたいだ。
ふと、棚の隅にひっそりと置いてあるY字型の武器に目をやる。
ゴムの力で玉を飛ばして、敵にダメージを与える武器だ。おそらく人気があまり無い武器なのだろう。久しく誰も手に取っていないらしく、少し埃をかぶっている。
パチンコか……。
俺は元の世界にあったパチンコ屋を思い出していた。
ふふふ。
もし元の世界に戻ったら【ころころ】の力を使って、パチプロになるのも悪くない。
【ころころ】は直径5cm以内の球体を自由に操れる能力だ。
まさにパチンコの為にあるスキルと言っても過言では無い!
うはははは、確変が止まりませんなぁ! 笑いも止まりませんなぁ!!
と考え、さっさと棚の前を去る俺。
って、まてまて!
おいおい、ここは死にスキルの【ころころ】の使い道に目覚めるところだろっ。
ここで気づかなきゃ、ダンゴムシをころころ転がして遊ぶだけのスキルだぞっ!
と一人で自分にツッコむ。
ふふふ。まだまだだな。俺よ。
パチンコなんて時代遅れなのだよ。
俺はパンフレットを見た時から興味を惹かれていた武器が一つあった。
その武器が別の棚に置いてあるのを、俺は目の端で確認するとその棚へ向かう。
カツ、カツ、カツ。
一つの武器の前で足が止まる。
その武器とは【ペレットクロスボウ】だ。
従来のクロスボウとは異なりこれは鉛球を発射するものだ。
原理はクロスボウと同じく、弦で玉を弾いて発射する。
「おお。ペレットクロスボウですか。その武器は、盗賊や狩人の方のメイン、サブウェポンとして需要がありますぞ。ただ弓矢タイプのものよりは威力と飛距離が落ちる為、不人気と言えば不人気です。しかしながら、パチンコと比べれば威力、飛距離、精度全てにおいて上ですな」
うむうむ。
「弾は鉛玉です。一つの玉は直径三センチで重さは四百gありますよ。本体には十発装填できて、トリガーを引くと発射されます。連続発射も可能ですぞ」
さらに説明は続く。
「これは片腕に取り付ける形で装備するものですから、必要な時だけトリガーを引けば結構です。使わないときは両手剣を持ったり、剣と盾を装備したり幅広い運用が可能となっております」
うむ。説明ご苦労であった。
素晴らしい。俺が思い描いていた通りだ。
この武器と【ころころ】の力を使えば、かなり面白い事になりそうだ。
ただ本体はかなり軽量化されているとは言え、一~二kgはありそうだ。玉も十発入れると全部で五~六キロか。腕を鍛えねばな!
よし。メインウェポンは決定した。
後はサブウェポンだがどうしよう。何も考えていなかった。
防具も入れると既にかなりの重量があるのだが……。
あれこれ悩んだ挙句、ロングソードにした。
特に理由はない。何となく冒険者の基本装備の気がしたのだ。
「いいと思うよ。敵に接近された時に対処出来ないとまずいしね」
剣術はランジェが基礎から教えてくれるそうだ。
うん。ロングソードで良かったのかも知れない。
ちなみにセットのお値段は、全て併せて芋工場での給料三か月分を少し超えるくらいだ。
なに、まだヒュドラ退治の報酬も残っているし、旅を続けるには困らない。これで命が助かるのなら安いものだ。
「じゃ、ちょっとペレットクロスボウの試し撃ちをしたいんだけど」
俺は早く試し撃ちをしたくてうずうずしていた。
「いいですよ。ではこちらへどうぞ」
俺達はフォルダーの後をついていく。すると店の片隅に、下へ降りていく階段があった。
上には「武器試用場」と書かれたプレートが見える。どうやら試し撃ち出来る場所は地下にあるらしい。
さぁ。予定通りに行くかな……。
俺は少しワクワクしながら、地下室への階段を降りていくのだった。
「いらっしゃいませー」と、元気な男の声が聞こえてきた。
青いエプロンを着けた、立派な髭のドワーフの男が近寄ってくる。エプロンには<トンテンカンテン>の文字が入っている。
すすす、と俺とランジェの前まで男は来ると、
「今日はどんな御用ですか」と尋ねてきた。
しかしドワーフは見た目だけだと、歳が若いんだか若くないんだかさっぱりわからないな。
目の前にいる男も、歳上のようでもあり、年下の様でもある。立派な髭が余計に分かりにくくしている。
……どうでも良いか。今は買い物に来ているのだ。
「フォルダーさん、いる?」と俺が聞く。
「ああ。はいはい。店長ー!お客さんですよーっ!!」と大きな声で奥に向かって叫ぶ店員。
でかい声だなー。ランジェは大きな声に驚いたのか、両手で耳を塞いでいる。
「はいはい……おや!」
二重あごをタプンと揺らしながら、奥の扉から現れたのはフォルダーだ。
外は少し肌寒くなってきたというのに、大量の汗をかいている。この人はダイエットした方がいいな。
フォルダーは俺達に気づくと、汗を拭きながら嬉しそうに歩いてきた。
「おお! これはこれは、ヨースケさんにランジェさん。ようこそご来店頂きました」
「こんにちは」
にこやかに挨拶をするランジェ。
「どもー。さっそく買いに来たよ」
俺は初心者用のパンフレットをひらひらと見せながら、フォルダーに近寄る。
「時間が無いから、早速見せて欲しいんだけどいいかな」
「はいはい。もちろん結構ですよ。ではまずは防具からご覧頂きましょうか。」
そう言うとフォルダーが、こちらへ……と店内を案内をしてくれた。
外から見るとそうでも無いのだが、店内は思ったよりも広い。
武器や防具の販売だけではなく、工房まで備えてあるのだから当然か。
工房は外からも見える様に、ガラス張りになっている。
何人かの職人が熱心に槌を振るっているのが見える。滝の様に流れる汗。職人のその全身から滴り落ちる汗は、真っ赤に焼けた金属の上に落ちると、ジュワッと音を立て一瞬で蒸発していく。
職人ってやっぱ格好いいな。
「当店はオーダーメイドも売りでして。ランジェさんの大きな剣はどこのオーダーメイドですかな」
フォルダーはランジェの大剣を、どこかの工房のオーダーメイドと勘違いしている様だ。
説明するのが面倒なのか、ランジェは「えへへ」と笑ってごまかしている。
工房の脇を抜けると、お目当ての防具コーナーがあった。
「セット商品はこちらですよ」
棚にはいろいろな素材の防具がセットで置かれている。鉄製の防具もあれば、特別な魔力が込められた防具、希少な魔物からとれる素材で作られた防具なんてものまで置いてある。
ランジェはその中の、お菓子で出来た防具に興味を惹かれたのか、熱心に見ている。驚いた事に防御力はなかなかの物みたいだ。非常食にもなるのがウリらしく、賞味期限まで書いてある。
……アリには弱そうだな。寝ている間に無くなってたりして。
色々な防具があるので目移りしてしまいそうだが、もうどれにするかは決めてあるのだ。
いや、金銭的にそれしか選択肢が無かったというべきか。
それは、フレッシュマン応援セット一式の【革】。
【厚手の布】か、どちらかは選択出来たのだが、「すぐ汚くなりそうだね」と、ランジェがあまりいい顔をしなかったのだ。確かに洗濯とか面倒そうだよな。
防具一式のセット内容は、鎧と帽子と盾とブーツ。
鎧は動き辛そうだったので、無理を言って胸当てに変更してもらったのだが、「命の恩人ですから、大サービスですよ」と言って、小手とすねあても付けてくれた。おお~太っ腹。
盾は腕にベルトで装着出来る、手に持たなくても良いタイプだ。
全ての防具を装備して、鏡の前に立ってみた。
どんなポーズを取れば良いのかわからず、固まってしまう。これじゃ本当にフレッシュマンだな……。
しかし防具一式を装備した自分を鏡で見ると、なんだか自分では無いみたいだ。
今まで装備と言えば、芋工場で貰った作業着だけだった。これでようやく見た目も冒険者らしくなったわけだ。
「よく似合ってるよ」とランジェが褒めてくれた。
少しきつい感じがして、動くとギシギシ音がするが最初はこんなもんかな。買ったばかりの革ジャンみたいなもんだろうと勝手に納得する。
よしよし。では次はいよいよ武器だな。
「本来ならセット内容はメインウェポンだけなのですが、特別にサブウェポンもお付け致しますよ」
フォルダーの驚きの発言。
マジかっ! 命の恩人とはいえサービスしすぎじゃないのか? と驚きながらも、お言葉に甘えてメインとサブ両方の武器を探す事にした。
俺は身体中からギシギシと音を立てながら、フォルダーの後を懸命についていく。
本当は一旦防具は脱いで、武器を探したかったのだが……。防具を脱ごうとしたら、武器を選ぶ際は、防具を装備したままの方が良いと、フォルダーとランジェが口を揃えて言うのだ。そんなものなのか?
「では、こちらからお選びください」
案内されたコーナーには様々な武器が置いてある。
天井からは「フレッシュマン応援コーナー【武器】」と書かれたプレートがぶら下がっている。
このあたりの棚から選ぶ訳か。
よし。まずはメインウェポンだな。
実は、武器も既に心に決めた物があった。
目的の武器はどこかなーと、ふらふら歩き始める。
ここにも色々な武器があるな。
剣や槍はもちろん、拳にはめて使うナックルや、水晶玉みたいなものもある。他にもヌンチャクやら鎖鎌等々。パンフレットには載っていない武器も多い。どうやらパンフレットに載せてある武器は、店内に置いてある武器の一部だったみたいだ。
ふと、棚の隅にひっそりと置いてあるY字型の武器に目をやる。
ゴムの力で玉を飛ばして、敵にダメージを与える武器だ。おそらく人気があまり無い武器なのだろう。久しく誰も手に取っていないらしく、少し埃をかぶっている。
パチンコか……。
俺は元の世界にあったパチンコ屋を思い出していた。
ふふふ。
もし元の世界に戻ったら【ころころ】の力を使って、パチプロになるのも悪くない。
【ころころ】は直径5cm以内の球体を自由に操れる能力だ。
まさにパチンコの為にあるスキルと言っても過言では無い!
うはははは、確変が止まりませんなぁ! 笑いも止まりませんなぁ!!
と考え、さっさと棚の前を去る俺。
って、まてまて!
おいおい、ここは死にスキルの【ころころ】の使い道に目覚めるところだろっ。
ここで気づかなきゃ、ダンゴムシをころころ転がして遊ぶだけのスキルだぞっ!
と一人で自分にツッコむ。
ふふふ。まだまだだな。俺よ。
パチンコなんて時代遅れなのだよ。
俺はパンフレットを見た時から興味を惹かれていた武器が一つあった。
その武器が別の棚に置いてあるのを、俺は目の端で確認するとその棚へ向かう。
カツ、カツ、カツ。
一つの武器の前で足が止まる。
その武器とは【ペレットクロスボウ】だ。
従来のクロスボウとは異なりこれは鉛球を発射するものだ。
原理はクロスボウと同じく、弦で玉を弾いて発射する。
「おお。ペレットクロスボウですか。その武器は、盗賊や狩人の方のメイン、サブウェポンとして需要がありますぞ。ただ弓矢タイプのものよりは威力と飛距離が落ちる為、不人気と言えば不人気です。しかしながら、パチンコと比べれば威力、飛距離、精度全てにおいて上ですな」
うむうむ。
「弾は鉛玉です。一つの玉は直径三センチで重さは四百gありますよ。本体には十発装填できて、トリガーを引くと発射されます。連続発射も可能ですぞ」
さらに説明は続く。
「これは片腕に取り付ける形で装備するものですから、必要な時だけトリガーを引けば結構です。使わないときは両手剣を持ったり、剣と盾を装備したり幅広い運用が可能となっております」
うむ。説明ご苦労であった。
素晴らしい。俺が思い描いていた通りだ。
この武器と【ころころ】の力を使えば、かなり面白い事になりそうだ。
ただ本体はかなり軽量化されているとは言え、一~二kgはありそうだ。玉も十発入れると全部で五~六キロか。腕を鍛えねばな!
よし。メインウェポンは決定した。
後はサブウェポンだがどうしよう。何も考えていなかった。
防具も入れると既にかなりの重量があるのだが……。
あれこれ悩んだ挙句、ロングソードにした。
特に理由はない。何となく冒険者の基本装備の気がしたのだ。
「いいと思うよ。敵に接近された時に対処出来ないとまずいしね」
剣術はランジェが基礎から教えてくれるそうだ。
うん。ロングソードで良かったのかも知れない。
ちなみにセットのお値段は、全て併せて芋工場での給料三か月分を少し超えるくらいだ。
なに、まだヒュドラ退治の報酬も残っているし、旅を続けるには困らない。これで命が助かるのなら安いものだ。
「じゃ、ちょっとペレットクロスボウの試し撃ちをしたいんだけど」
俺は早く試し撃ちをしたくてうずうずしていた。
「いいですよ。ではこちらへどうぞ」
俺達はフォルダーの後をついていく。すると店の片隅に、下へ降りていく階段があった。
上には「武器試用場」と書かれたプレートが見える。どうやら試し撃ち出来る場所は地下にあるらしい。
さぁ。予定通りに行くかな……。
俺は少しワクワクしながら、地下室への階段を降りていくのだった。
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