リライトトライ

アンチリア・充

文字の大きさ
95 / 139
リライトトライ3.5

如月京一郎は変態である④

しおりを挟む



 翌日。

 俺は賢と共に生徒会室にて勧められた椅子に座り茶を啜っていた。

 何でお前らが? だって?

「突然で驚いたけど、歓迎します。存分に見学していってね。大したお構いもできませんが」

 ニコニコと嬉しそうな顔で兎川副会長が俺達に微笑む。

「いえいえそんなとんでもない。こちらこそ非常識にも押し掛けてしまって申し訳ありません」

 俺は負けじと笑顔でそう返した。

 ことの次第はこうだ。

 何と言うか……うん。気に入らなかったのである。

 昨日の会話にどうしても納得できなかったのである。

 ……いや、だってあいつケーツーの分際で何かカッコつけててムカつくんだもん。

 おせっかいだって?

 何を言っているんだ。俺はケーツーの為にここにきたつもりなどコレっぽっちもないぞ。

 あのアホがうにゃうにゃと煙に巻くからモヤモヤしてしょうがないんだよ。

 と、まぁ隣を歩きながら俺をやんわりと止めるようなことを言う賢の言葉にそんな返しをしていたら、いつの間にか賢も乗り気になってきたようで、俺達は昨日の兎川さんのお言葉に甘え、生徒会活動とやらを見学することにしたのだ。

 こういった時、賢は乗ってくる。おそらくコレが宗二だったら「人のプライバシーに踏み込むのはよくないぞ」とか言っちゃってこうはいかないのだろう。

 そんなこんなで片方がダメならもう片方。兎川さんに話を聞きに来ましたー。ゴシップ大好きゲス魔王でぇす☆

 見学の件はお前に言ったんじゃないだろ、だと? 知らんなぁ。俺は確かにあの場にいて彼女の言葉を聞いたぞ。

 勿論最初彼女は俺が訪ねてきたことに戸惑っていたが――

「僕も京一郎が更正することを願っているんです! だからあのへそ曲がりに代わって生徒会の皆さんを見学し、その活動の素晴らしさを余すことなく説き! 彼を説得してみせましょう!」

 ――と俺が声高に宣言すると彼女は上機嫌で俺達を招き入れてくれた。
 
 というワケで俺達は今お茶を啜りながら皆さんの活動を眺めている。

「……メチャメチャ忙しそうじゃね?」

 隣の賢が耳打ちしてくる。

「ね」

「俺達来るタイミングまずったんじゃね?」

「ねー」

「ねーじゃねー」

「ねー」

 しかし本当に忙しそうだな。確かに賢の言う通り、来るタイミングが悪かったかもしれん。

 などと微妙に罪悪感で居心地が悪くなってきた時にソレを察してくれたのか兎川さんが優しく冒頭の言葉を掛けてくれたのだ。

 そして俺は冒頭の言葉を返した、と。

「本当に非常識だな。こっちは再来週の生徒会選挙の準備で忙しいのに」

 そこで俺に向けてそんな辛辣な言葉を投げ掛けてきた男子生徒がいた。

 サラリと癖のない直毛にクールな印象を受けるフレームレスの眼鏡。見るからに勉強できるけど性格悪いって印象のヒョロっとした男だ。

「なんだとぉ?」

「よしたまえ石田くん」

 立ち上がりかけた賢を俺は大物ぶった声で遮る。

「しかしボス……」

 誰がボスだ。

 しかしこいつも何かノリがよくなったな。本気でケンカを仕掛けるつもりなどなかったに違いない。

「彼の言うことは尤もだ。我々は一方的に押し掛けたのだからね」

長谷川はせがわくん……っ! ごめんなさい……せっかく見学にきてくれたのに」

 俺の予想通り、いや、俺が誘導した通り兎川さんがクール眼鏡を嗜めてくれた。

 どうやらクール眼鏡は長谷川というらしい。どうでもいいな。

「いえいえお気になさらず。大変な時にきてしまってこちらこそ申し訳ない」

「本当にごめんなさい……」

 申し訳なさそうに、まるで部下の手綱を握れていない自分の責任だとでも言わんばかりに彼女は謝罪した。

「ボス、わたしが立場を分からせてやりますか?」

 そこで自分の出番だとばかりに賢が存在をアピってくる。

「やめたまえ。人間が安くなるぞ」

 お前本気で言ってんのか? ケンカ弱いくせに。俺が止めなかったらかませ一号だぞ? 二号は俺かもしれんが。

「ふふ、ソレにだ。彼が我々にストレスをぶつけることによって作業効率が上がるのなら我々も貢献していると言えるのではないかね」

「社長……そこまで考えて……!」

「ボスだろバカ。設定をイジるな」

 感極まったような声を出す賢に俺は小声でツッコミを入れた。

 しかしちょいとやり過ぎたかな? クール眼鏡は俺を睨んだまま動かない。帰り道で刺されかねん殺気だぞ。

 コレは怒りの矛先を変える必要があるな。

 そういえば、さっきヤツは再来週の生徒会選挙と言ったな。

 なるほど。だから彼女はケーツーを熱心に勧誘したのか。

「なるほど。生徒会選挙が控えてるんですね」

「ええ、そうなんです」

「だから兎川さんは京一郎を熱心に誘っていたんですね。今回の選挙で生徒会にきて欲しいと」

「ええ……そうなん、です」

「でもあの変態で大丈夫なんスか? あいつが今ここにいる人達みたいにできるとはとても思えねーっスけど」

 ナイスだ賢。お前がそう言うことによって彼女は反論する形で自然にケーツーの話をすることができる。

 そしてそこからはおそらく、彼女のケーツーに対する気持ちが窺えるはずだ。

「この前も言ったけど、京ちゃん、昔はすごい真面目な性格だったんですよ? 特に、小学生の時は……ほとんど表情を崩さない……周りからは『勉強ロボット』って呼ばれてて……」

「ま、マジっスか」

「そんなステディロイドが何故あんなセクハロイドになってしまったんでしょう?」

「あっはは……! 戸山さん、面白いこと言うんですね」

 俺の言葉に兎川さんはコロコロと笑った。ハッキリ言って可愛い。優乃先輩もそうだが、何故聡明な女性が表情を崩すとドキッとするのだろうか?

「あたし達、クラスは違ったけど幼馴染みで家もお隣同士だからと周りの男子にはからかわれてて……」

「あぁ、ありますね、小学生の年頃じゃ」

「あたし、京ちゃんはソレが嫌であたしを遠ざけようとしているのだと思ってたけど……そういうワケでもなかったみたいで」

「……?」

「何て言うか、他人に興味を示さないって感じで」

「女性にしか興味を示さないの間違いじゃなくて?」

 聞き間違えたとは思えないが、俺は念を押すように確認した。大事なことだからね。

「えぇ、周りの男の子がハシャいでても、京ちゃんは自分は関係ない、みたいに冷めてて」

 ……早咲きの中二病かぁ?

「そんなある日……六年生の時かな? あたしが階段でつまづいて下にいる京ちゃんに倒れ込んでしまったことがあったんです……その時、唇がほっぺに触れたような……触れなかったような」

 少し頬を赤らめながら懐かしそうに語る兎川さん。乙女だね。

「受け止めてくれてありがとうって、あたしがお礼を言いながら顔を上げたら……いつも無表情な京ちゃんが……顔を真っ赤にして震えてて」

「えぇ?」

「そのまま走って逃げちゃって」

「えぇぇ?」

 ……ソレ、胸でも触っちゃったんじゃないですか、とはさすがに言えない!

 俺の頭には逃げながら胸に触れた手の匂いを嗅いだり、舐めまくるケーツーの姿が浮かんでいた。嫌だなぁ、そんな小学生。

「あたし、その時……京ちゃんのこと……とても可愛いと思ったの。その顔をまた見たいと思っちゃったんです」

 こ……この人、結構エスなんだな。オラゾクゾクしちまうぞ。

「ソレからしばらくして……あたし、教科書を忘れちゃった日があって、京ちゃんに借りに行ったことがありまして」

 相変わらずクール眼鏡が冷ややかな視線を送ってきていたが、既に兎川さんのエンジンが温まってきてしまったようだ。もしかしたらヤツのことなど眼中にないのかもしれん。

『はい』

 いつの間にか賢も話に引き込まれてきたようだ。俺と声を揃えて返事する。

「いっぱい教科書に書き込んであって、すごいなぁ、こんな先まで予習してる、と思ってパラパラ捲っていったら……」

『いったら?』

「そこに……『光ちゃんかわいい。どうしたらいいんだろ』って書いてあるのを見つけちゃって」

『……おぉう』

 あ……甘酸っぱい!

「あたし、嬉しくて……『京ちゃんもかわいいよ』って書いて返したんです。ソワソワと慌てながら『何か、見た?』とか言ってる京ちゃんに。そうしたら……」

『そうしたら?』

「次の日から、前以上に……よそよそしくなっちゃったんです」

 兎川さんはシュンと俯きながら言う。

『えぇぇー?』

「そこは頑張れよケーツー!」

「うぅん……」

 天を仰ぎ叫ぶ賢に唸る俺。さっきのクール眼鏡がいい加減にしろと言いたげにこちらを睨む。

「ソレから、卒業するまでほとんどまともな会話ができなくて……寂しかった……何が、いけなかったんだろ……」

 ……可愛いってのがショックだったんだろうな。ソレか接し方が分からなくなったのかもしれない。

「ソレが中学に入ったら向こうから話し掛けてきたんです」

『おぉ?』

「えっと……その」

 期待するように瞳を輝かせる俺達に、兎川さんは言い淀み、恥ずかしそうに顔を寄せ、小さな声で囁いた。

「『女子サッカー部で巨乳の娘が胸トラップしたらやっぱりボヨヨンてなっちゃうのかな? ねえ!? ねえったらぁ!?』……て」

「…………」

「…………」

 ……うえぇ。

 俺と賢は揃ってダメだコリャ、と中空に視線を泳がせた。

「あ、あたしの親しい友達にサッカーやってる女の娘がいたから」

 補足、とばかりに兎川さんが言う。

「ソレからは普通にお話ができました。相変わらず他の人といる時は真面目というか無関心な感じでしたけど、あたしといる時は……よく喋るようになったんです」

「セクハラ発言を……ですよね」

「……はい」

 ……あいつは何を考えているんだ? バカなのか?

 あ、バカなのか。

「ソレでも、一緒に生徒会をやって、たまに二人で勉強して……京ちゃんはあたしだけには気を許してくれてる。こんな風に自分を見せてくれるのは、あたしといる時だけなんだって……思ってました」

「……ました、って」

「中学生活が終わりに近づくにつれて、普段から……その、今の京ちゃんみたいに振る舞うようになって」

 つまり、周囲三百六十度への変態だよな。

「その時、彼が分からなくなりました。もしかしたら、あたしは彼の特別でも何でもなくて、京ちゃんがあんな風に接してきたのは、異性として、そういう対象として見てないからこそだったのかな、て……あたし一人だけが、壁を作られていたのに気づいてなかったのかな、て……」

「だから……もう一度、京一郎を生徒会に?」

「はい……高校生になってから、京ちゃん、あたしを避けるようになったから。『自分なんかと話すと君に悪い噂が起つよ』とか言って」

「あいつが生徒会に入れば、ちゃんと話ができると思って?」

「……はい」

「何だよソレは。いくら君といえど私情でそんな勝手な真似をされるのは困るぞ。生徒会は君の遊び場じゃない!」

 我慢の限界を迎えたのか、クール眼鏡が兎川さんに食って掛かる。

 そんな言い方があるか、と思ったが、言っていること自体は正しい気もするので、俺は黙って成り行きを見守った。

「違うよ長谷川くん……確かに私情が混ざってるのは認めます。でも、彼は本当に優秀な人材なの。だから……」

「僕達じゃ役者が不足してると言いたいのか? 僕達より、そんな変人の方が会長となった君をサポートできると?」

 言い争いが勃発してしまった。でもこいつの言うことももっともな気もするしなぁ……口を挟めないぞ。

「僕達では……僕では、君を支えられないと……?」
 
 アレっ!? こいつもしかして兎川さんに気があるの?

 俺と賢は口許に手を添えながら視線を合わせた。

(あらやだ奥様、聞きました?)

(えぇ、若い人達はお熱いですわねぇ)

 瞬時にアイコンタクトを交わす俺と賢をよそに、クール眼鏡、いや、ホット眼鏡はさらに続ける。

「副会長として君を支えるのは、支えられるのは……僕だけでいい」

(キャーっ! カッコいい!)

(キャーっ! 素敵! 抱いて!)

 口に出したら絶対に怒号が飛んでくるので、俺と賢は心の中で黄色い声を出した。いや賢が黄色い声上げてるかは知らんけど。勘だ。

 見れば兎川さんはちょっと戸惑いつつも頬を赤らめていた。多分何となく好意に気づいてはいたけれど、面と向かってぶつけられたのは初めてだったのだろう。

「えっと……長谷川くんだっけ? 君も次の選挙で?」

「あぁ、副会長に立候補する」

 俺がそう尋ねるとクール眼鏡はだから邪魔するな、さっさと出てけと言いたそうな声でそう答えた。同じ眼鏡同士仲良くしようよ! 俺は伊達だけど。

 うーん……何かケーツーよかこいつの方がいいんじゃないかと思えてきてしまった。

 でも兎川さんはケーツーがいいんだよな。

 ……全く。女ってヤツはどうして男から見たら大して魅力的に見えない男に惹かれてしまうのだろう。

 女の娘は自分が好きな人より自分を幸せにしてくれる人を選ぶべきなんだよ、と何かの本だかアニメだかドラマで言ってた気がする。

 じゃあお前よか優乃先輩を幸せにできるヤツが現れたらどうすんだ? だって?

 許すワケないだろ。埋めちゃうね、そんなヤツ。

「あ……」

 そうか、そういうことか。

 もし本当に俺の思う通りケーツーが兎川さんに多少なりとも好意を持っているんなら……ヤツに足りないのは危機感なんだ。

「あの……兎川さんは京一郎の気持ちを確かめたいんですよね」

「き、気持ち、というか……何を思っているのかというか……はい」

 クール眼鏡の熱い想いをぶつけられた直後に俺から質問された兎川さんはしどろもどろになる。

「そんなん一発引っ叩いて『あたしのこと好きなの!? ハッキリしなさいよ!』って言ってやりゃいいんですよ!」

「そ、そんな乱暴なこと、できないよ……!」

「え、女の娘って男を殴る生き物なんじゃないんですか?」

「え?」

「……え?」

 何だか怪訝な視線を感じて俺は首を傾げた。

 何でだ。俺は今まで接してきた若い女子には基本殴られたぞ。

 愛理にもビンタされたしまひるにも踵落としされたし。

 あと……誰だか思い出せないがビンタされたり噛み付かれたり股関を蹴り上げられたぞ。

 そして極めつけには優乃先輩にまでビンタされたくらいだぞ。

 まぁアレは代わりに飛び降りるなんて無茶したからなのだが。

 しかもそのあと俺ビンタし返したし。

 ハっ……!?

 俺は優乃先輩を殴ったのか……!?

 うぉぉ……!? 死んだ方がいいんじゃないの俺?

「よく分からないが、そろそろいいかな? こっちは本当に忙しいんだ」

 俺が頭を抱えて身体をよじらせていると、クール眼鏡が面会時間の終了を告げる看守の如く口を開いた。

「あ、うっす。ホラ、秋。行こうぜ」

 先に立ち上がった賢が俺の肩を叩く。

「あ、あの……京ちゃん、きて……くれますかね」

 俺にどうかそうなるように、と頼むように呟く不安気な兎川さんを、次いでクール眼鏡を見て、俺の脳裏にある考えが浮かんだ。

「どうでしょう……決めるのは、あいつ本人ですから」

 だが俺はその考えとは別ベクトルな言葉を吐いた。

「そんな……」

「そいつに伝えておいてくれ。今更来ても居場所なんかないぞ、てな」

「自分で伝えてくれ。今言っただろう? 決めるのも、行動するのも本人だって」

「…………」

 俺はクール眼鏡にそう返した。何か言いたそうだが、特に反論は返ってこなかった。

「スミマセンお忙しいところにお邪魔しちゃって。失礼しました」

「失礼っした!」

「あ……」

 兎川さんが何か言いたそうに手を伸ばしていたのに俺は気づいていたが、気づかないフリをしてにこやかな顔で扉を閉めた。

 さて、どうなるかな……?



しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

黒に染まった華を摘む

馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。 高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。 「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」 そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。 彼女の名は、立石麻美。 昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。 この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。 その日の放課後。 明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。 塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。 そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。 すべてに触れたとき、 明希は何を守り、何を選ぶのか。 光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

処理中です...