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✴︎
長々と進んでいく話なのですが、すいません。
全話が短くなりました。
実は,毎日投稿を目指していたのですが、熱中していたものに気を取られてしまって、現段階で、投稿できる全てのものを投稿し終えていました。
楽しみにしておられた方。
大変申し訳ございませんでした。
これからも出来るだけ、毎日投稿を続けてまいります。
✴︎
グリッドは,ハッとしたかのように我にかえった。
「お、俺は,わかってる。俺は,俺だ」
そう自分に暗示をかけた。
俺は,マレート王国の地下牢にいた。
「あー、やっぱ捕まったって感じかー」
そういうと,人がやってきた。
「お?起きたか?『伝説殺し』」
「お前,誰だ?」
俺は,咄嗟に敵意を向ける。
敵反応。
「俺は,『蟲』だ」
俺は,少し考えてわかった。
「『蟲』か」
俺は,ふっ、吐息を漏らして,
「こんなところでじっとしておられるかっつうの」
バリッン。
俺は,牢をぶち破る。
「それでこそ『伝説殺し』」
蟲は、そう言ってきた。
蟲は、腕を差し出してきた。
そして、
「死んでください。グリッドさん」
蟲は、剣を抜き、蟲の力を借りて、
「大地の力,【バインドアウト】!」
こ、これは……!
体が痺れる。
俺は,知っている,この力を。
「【バインドアウト】っていったな?」
「はい。【蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲】!」
はい、蟲ですね。
蟲蟲うっせぇな。
「俺もさ、つかっていい?」
「出し惜しみしないでくださいよ!」
俺は,ニヤッと笑った。
「あぁ、わかったよ。出し惜しみは,しない」
俺は,『死神』、『呪詛殺し』、『天魔』、そして、『黄白龍』に届くように、
「【将棟紅楼波】」
俺がそう言うと、
大地に亀裂が走ったように感じた。
あぁ、やってやるぜ。
まだ,暴れたりねぇんだよ。
楽しいんだよ。
世界を壊すのがっ!
「魔天剣!」
俺は,手元に剣を呼び寄せる。
それは,どこからともなくやってきたものだ。
「俺は,勝つ!」
俺は,蟲野郎に凸る。
そして,首を落とす。
そして,そのまま階段を上がる。
そして、そのまま外に飛び出る。
するとあの時のように輝いて見える。
みんなの影が。
なんて,ことは,ない。
でも,それでいいんだ。
俺は,救われた。
長々と進んでいく話なのですが、すいません。
全話が短くなりました。
実は,毎日投稿を目指していたのですが、熱中していたものに気を取られてしまって、現段階で、投稿できる全てのものを投稿し終えていました。
楽しみにしておられた方。
大変申し訳ございませんでした。
これからも出来るだけ、毎日投稿を続けてまいります。
✴︎
グリッドは,ハッとしたかのように我にかえった。
「お、俺は,わかってる。俺は,俺だ」
そう自分に暗示をかけた。
俺は,マレート王国の地下牢にいた。
「あー、やっぱ捕まったって感じかー」
そういうと,人がやってきた。
「お?起きたか?『伝説殺し』」
「お前,誰だ?」
俺は,咄嗟に敵意を向ける。
敵反応。
「俺は,『蟲』だ」
俺は,少し考えてわかった。
「『蟲』か」
俺は,ふっ、吐息を漏らして,
「こんなところでじっとしておられるかっつうの」
バリッン。
俺は,牢をぶち破る。
「それでこそ『伝説殺し』」
蟲は、そう言ってきた。
蟲は、腕を差し出してきた。
そして、
「死んでください。グリッドさん」
蟲は、剣を抜き、蟲の力を借りて、
「大地の力,【バインドアウト】!」
こ、これは……!
体が痺れる。
俺は,知っている,この力を。
「【バインドアウト】っていったな?」
「はい。【蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲】!」
はい、蟲ですね。
蟲蟲うっせぇな。
「俺もさ、つかっていい?」
「出し惜しみしないでくださいよ!」
俺は,ニヤッと笑った。
「あぁ、わかったよ。出し惜しみは,しない」
俺は,『死神』、『呪詛殺し』、『天魔』、そして、『黄白龍』に届くように、
「【将棟紅楼波】」
俺がそう言うと、
大地に亀裂が走ったように感じた。
あぁ、やってやるぜ。
まだ,暴れたりねぇんだよ。
楽しいんだよ。
世界を壊すのがっ!
「魔天剣!」
俺は,手元に剣を呼び寄せる。
それは,どこからともなくやってきたものだ。
「俺は,勝つ!」
俺は,蟲野郎に凸る。
そして,首を落とす。
そして,そのまま階段を上がる。
そして、そのまま外に飛び出る。
するとあの時のように輝いて見える。
みんなの影が。
なんて,ことは,ない。
でも,それでいいんだ。
俺は,救われた。
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