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第二章
33.
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✴︎
これで最後だ。
俺は,そう思った。
めんどくさい依頼の途中だ。
そう,めんどくさい。
ブチブチ。
ただ,の草むしり。
ブチブチ。
ブチブチブチブチブチブチ。
ブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチ。
ただちぎってるだけ。
ミルは、そこら辺の公園にあるようなベンチに座っていた。
「なぁ、ミル。俺は,いつまでこの無限に生えてくる草をちぎらないといけないのか?」
「いつまでもちぎってたら?」
そう言ってあくびをした。
そして,ベンチの横に倒れる。
「お前,寝るつもりか?」
そう言って、ミルを見ると、もう寝ていた。
茶色で、綺麗に切り揃えられたショートヘアは,俺を心を掴んだ。
薄ピンクの唇。
そして,ガラス玉のような茶色の瞳。
ほんとに綺麗だ。
「あ?なんで、目が開いて……」
「はぁ?起きてて何か悪いの?」
俺は,吹き出した。
「はぁ……」
俺は,ため息をついて、草をむしり始める。
半分めんどくさそうに。
もう半分は,顔が赤いのを隠すために。
「なんだろな……」
俺は,不意に独り言が漏れる。
「シドリアってどこにいるんだろ……」
その独り言にミルは、反応した。
「え?知らないの?」
ミルは、シドリアの場所を知ってるいるようだ。
俺は、ミルの方を見て、
「じゃ,どこなんだ?」
俺は,大きな大樹に背を向けて、言った。
「死んだ」
ミルの一言は、冷たかった。
冷めたお茶よりも冷たかったかもしれない。
「え?」
俺は、思わず聞き返してしまった。
「だから、死んだんだって。ほら、あの時、空間移動の術式を編んで、逃げてったじゃん。あの後だよ」
「え?」
俺は、二度目の聞き返しだった。
空間移動の術式を編んだかどうかは、知らないが、それを使って逃げたのは、一人しかいない。
あのドラゴン娘だ。
「だから、あのドラゴン娘って呼んでるやつ?あいつが、シドリアだって言ってるんだって」
ミルは、そう言った。
そして,続けて、
「『神』が降臨した。私が言えるのは、それだけ」
俺は,もう何も言えなかった。
何を言ったって無駄だって自分で思えてきた。
どうしたって過去は,変わらない。
それは,自分が一番わかってたはずだった。
だけど、俺は,まだ,わかってなかった。
それを知っただけで、俺は,後ろにあった大樹に、自分の頭をぶつけた。
ブチャッ。
そんな汚い音が鳴った。
額から赤い液体が流れる。
大樹には,傷一つ入ってなかった。
「たまに……よく思うけど、あなたって本当に馬鹿よねぇ」
ミルは、そんな俺の姿を見て、笑っていた。
「ほらこっちにきなさい。治してあげるから」
俺は、言われるがままにミルの方に歩いて行った。
そして,隣に座る。
すると,急に力が入らなくなり、ミルの膝に頭が置かれる。
その時は、もう俺の中の意識は、なかった。
「はぁ……残念な人」
ミルは、そう言って、淡い緑の光を出して、額の傷口を癒していた。
これで最後だ。
俺は,そう思った。
めんどくさい依頼の途中だ。
そう,めんどくさい。
ブチブチ。
ただ,の草むしり。
ブチブチ。
ブチブチブチブチブチブチ。
ブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチ。
ただちぎってるだけ。
ミルは、そこら辺の公園にあるようなベンチに座っていた。
「なぁ、ミル。俺は,いつまでこの無限に生えてくる草をちぎらないといけないのか?」
「いつまでもちぎってたら?」
そう言ってあくびをした。
そして,ベンチの横に倒れる。
「お前,寝るつもりか?」
そう言って、ミルを見ると、もう寝ていた。
茶色で、綺麗に切り揃えられたショートヘアは,俺を心を掴んだ。
薄ピンクの唇。
そして,ガラス玉のような茶色の瞳。
ほんとに綺麗だ。
「あ?なんで、目が開いて……」
「はぁ?起きてて何か悪いの?」
俺は,吹き出した。
「はぁ……」
俺は,ため息をついて、草をむしり始める。
半分めんどくさそうに。
もう半分は,顔が赤いのを隠すために。
「なんだろな……」
俺は,不意に独り言が漏れる。
「シドリアってどこにいるんだろ……」
その独り言にミルは、反応した。
「え?知らないの?」
ミルは、シドリアの場所を知ってるいるようだ。
俺は、ミルの方を見て、
「じゃ,どこなんだ?」
俺は,大きな大樹に背を向けて、言った。
「死んだ」
ミルの一言は、冷たかった。
冷めたお茶よりも冷たかったかもしれない。
「え?」
俺は、思わず聞き返してしまった。
「だから、死んだんだって。ほら、あの時、空間移動の術式を編んで、逃げてったじゃん。あの後だよ」
「え?」
俺は、二度目の聞き返しだった。
空間移動の術式を編んだかどうかは、知らないが、それを使って逃げたのは、一人しかいない。
あのドラゴン娘だ。
「だから、あのドラゴン娘って呼んでるやつ?あいつが、シドリアだって言ってるんだって」
ミルは、そう言った。
そして,続けて、
「『神』が降臨した。私が言えるのは、それだけ」
俺は,もう何も言えなかった。
何を言ったって無駄だって自分で思えてきた。
どうしたって過去は,変わらない。
それは,自分が一番わかってたはずだった。
だけど、俺は,まだ,わかってなかった。
それを知っただけで、俺は,後ろにあった大樹に、自分の頭をぶつけた。
ブチャッ。
そんな汚い音が鳴った。
額から赤い液体が流れる。
大樹には,傷一つ入ってなかった。
「たまに……よく思うけど、あなたって本当に馬鹿よねぇ」
ミルは、そんな俺の姿を見て、笑っていた。
「ほらこっちにきなさい。治してあげるから」
俺は、言われるがままにミルの方に歩いて行った。
そして,隣に座る。
すると,急に力が入らなくなり、ミルの膝に頭が置かれる。
その時は、もう俺の中の意識は、なかった。
「はぁ……残念な人」
ミルは、そう言って、淡い緑の光を出して、額の傷口を癒していた。
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