地下牢に閉じ込められていたシリアスキラーが20年後に突然解放されたら、勇者は、雑魚だった。

魔狼ちゃん

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第二章

46.

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✴︎
 俺は,それから朝日が登って、一時間程度したら、描き終えた。
 そして,宿にいるミルを起こしに行く。
 そして,扉の前で止まった。
「ミル様、どうか帰ってきてください」
「無理っ!クソ親父と糞婆がいる家になんて帰れるかっ!妹ばっか贔屓して?今更実力知ったから帰ってきて欲しいって?なんで私が帰る義理があるの?なんで私が帰らなきゃならないの?今、旅を楽しんでんだから二度とかけてくんなっ!場所が知りたいなら勝手に探してろっ!」
 ミルは,そう叫んで何かを切った。
 多分,魔道具がか何かだろう。
 お互いに位置を把握し合うためにある魔道具だと思うんだけど、会話でも使うなんて、なんてやつだ。
 俺は,そう思っているが、思ってないフリをして、扉をノックした。
 すると,
「はーい」
 そう言って、ミルは、扉を開けて出てきた。
「あれ?もう出る?」
 さっきまでの怒鳴り声を出していた人とは,思えないぐらい優しい声だった。
「早いに越したことはないけど、準備あるだろ?」
 俺は,そう言うと、
「あるよー私まだ,起きたばっかだもん」
 ミルは,そう言って浴室に入って、二、三分程度で着替えてきた。
「魔法?」
「そだよ。服とかは,頻繁に使うから空間にしまってるの」
 ミルは、「至って普通です」と言うような感じで俺に言ってきた。
 ちょっと普通の概念が違う気がするがそんなことは,俺は,気にしない。
「じゃ,飯食って行くか」
 俺は,そう言って、代金を払って、外に出た。
 そして、近くの店に入ると、運良くそこは,酒場だった。
「酒頼む訳じゃないけど、飯もらえる?」
 俺がそうマスターに言うと、
「金さえあれば、メニューに書いてある料理ぐらいなら作ってやんよ」
 そう言ってきたので、俺は,ミルにメニューとか言う板を一つミルに渡して、俺は,もう一つとって、適当に選んだ。
 そして、料理ができるまでの間、俺は,昨日の出来事について話した。
 ちなみにキスの話は,してないけど。
「ふーん。そんなことがあったんだ。知らなかったなぁ」
「そりゃ知ってたら怖い」
「なんで?」
「いや、宿の位置的に絶対わからないはずだから」
「なるほどね」
 俺は,咄嗟に返した言葉に困りながら,返答していった。
 ちょーっとこんなことがあったよーなんてバレたら、鬼殺しだろう。
 そんなことぐらいなら俺でも簡単に予想ができる。
 そして,運ばれてきた料理を食べて、代金を払って、俺は,瞬間移動の術式を昨日書いたところに行った。
 そして,瞬間移動の術式を使ってもう一度天狼島まで戻った。
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