32 / 34
君にはまだ内緒の話
しおりを挟む
マルガリータには、もう少し落ち着いてから話そうと思っているのでまだ知らせていないが、ディアンは軟禁状態で屋敷から出られない身ではあるものの、ある程度の仕事はこなしていて、それだけで暮らしていけるだけの収入はある。
どんなに疎まれていても、生まれは変えられない。
王族であることは消せないし、飢え死にでもされたら体裁が悪いのか、定期的に王宮から生活には困らない程度の、とは言え平民や下位貴族よりはずっと多い金銭の支給があるが、それに手を付ける気分にはなれなかった。
仕事相手は特に決まっては居ないが、王宮魔道士達からの依頼が多く、ハーブ研究に関するものなら引き受けている。
王宮を追い出された王子との関わりを王宮に所属する彼らが持つ事は、どう考えても推奨されていないだろうに、王宮魔道士達にとってディアンの持つ膨大な魔力の魅力はそれを超えるらしい。
こっそりともたらされる依頼は、後を絶たない。
王宮から出た当時ディアンが持っていたのは、持て余すほどの強大すぎる魔力と、マルガリータとの逢瀬をきっかけに身につけたハーブの知識だけだった。
王宮魔道士達からすれば、その溢れる魔力についての解析やそれを使って研究をして欲しかっただろうが、疎まれ王宮から追い出される原因となった力よりも、マルガリータとの思い出に浸っていられるハーブ研究にディアンが注力するのは、当たり前だろう。
とは言え、ハーブの効能も王宮魔道士達の興味を引くものだったようだ。
ハーブを使うことで得られる魔力増幅や魔法補助効果等、やはり高等技術が必要なものの研究結果を求める依頼が多い。
ディアンはそういった依頼以外にも、独自に研究を進めていた。
マルガリータも気に入ってくれているというハーブティーにして飲む以外にも、貼付薬として利用したりと、実用的で単純な効能についてもある程度実証が出来てきたので、平民達の生活の中に広めて行ける段階も近い。
だがここに来て、アンバーの暴走のせいで王族に混乱が生じた。
アンバーが王位継承権を剥奪されたのだ。正直この結果は当然だと思うし、同情の余地はない。
現在意識不明の重体と化しているアンバーを目覚めさせるかどうかは、実のところ魔力を放ったディアンの手の内だ。
インカローズに身体的な損傷はないはずだが解放されたとは聞かないので、アンバーと共に監禁状態にあるのだろう。
(今の所、恩赦を与えてやるつもりはない。刑罰が確定するまで、このままで構わないだろう)
今はまだ、アンバーとインカローズに対する刑罰は確定していない状態にあるが、恐らくもう二度とマルガリータを貶めた様な、権力を振りかざした傍若無人な振る舞いは出来なくなる。
よくて生涯監禁か、身分剥奪の上国外追放と言ったところだろう。悪ければ処刑もあり得る。
それ相応の罰でなければ目覚めさせてやるつもりもないが、その点に関しては大丈夫だろう。
それだけアンバーは利己的に行動し、王家の権威を貶める行為をしたという事だ。
そして何より、敵に回してはいけない家を敵に回した。
ディアンは王位継承権の放棄を撤回するつもりはないし、王や側妃もそれを望まないだろう。
恐らくこのまま行くと、第三王子に王位継承権が移行することになる。
この件に関しては、流石に王も勝手な振る舞いを腹に据えかねたのか、可愛がっていたはずのアンバーを庇う様な素振りさえ一切しなかった。
オーゼンハイム伯爵家からの猛抗議が、王に直接行った事も想像に難くない。
何をもって王が判断を下す決め手になったのかはわからないが、経緯はどうあれ最終的に正しい判断が出来る王で良かったと、素直に思う。
それよりも驚いたのは、ディアン自身が対面を断った事もあり書面ではあったが、今まででは決してあり得なかった謝罪と、第三王子はまだ学園に入学したばかりで年若い事もあるから、兄として支えてやって欲しいという懇願が、王自身から直接あった事だった。
ディアンを不吉の子だと下して、現在進行形で軟禁生活を強いているのは王であるし、それは今も撤回されていない。
王家に黒の髪と瞳を持つ子が居る事は、未だ許容できるものではないないのだろう。
国民の不安を煽る容姿なのは間違いないから、王としてはそうするしかないのかもしれない。
だがそれでも、アンバーのディアンに対する態度やマルガリータに対する仕打ちは謝罪するべきものと、王としてではなく親として判断したのだ。
きっとディアンが黒い髪と瞳さえ持って生まれなければ、良き王は良き父親でもあったのかもしれない。
今更それを望んでいるわけではなかったし、蔑みの目にさらされ続けた幼少期に救いの手を差し伸べてくれなかった両親を、正直すぐに許す事は出来ないけれど。
それでも、何かが少しだけ変わったような気がした。
第三王子は、同じ環境で育ったとは思えない程アンバーと違って素直で聡く、王宮内において唯一、周りに影響されてディアンを怖がったり見下したりしなかった人物だ。
ディアンが王宮に居た頃の第三王子はまだ幼すぎて、よく意味がわかっていなかった所もあるだろうが、このまま公正な判断力を失うことなく成長すれば良き王となるだろう。
第三王子擁立派の貴族達にも、あまり黒い噂は聞かない。
(父の為ではなく弟の為になら、多少手を貸してやるのはやぶさかではないとは返事をしたが……軟禁している相手に、よくこれだけの仕事を回せたものだ)
最初こそ遠慮があったようだが、少しも経たない内に王子補佐としての決裁書類まで回って来ていて、その多さに辟易する。
王族と深く関わるつもりはなかったのだが、今まで王位継承者として育てていたアンバーが失脚しようとしている事で、王宮も混乱しているのだろう。
登城しろという事ではないし、城外に出せない様な機密性の高い決裁書類などは回ってこない。
第三王子の教育がある程度終わるまでのしばらくの間なら、という事で諦め半分で手伝っている。
忙しくなったからと言って、王宮を追い出された王子を頼りにしてくれた、ある意味協力体制にもあった王宮魔道士達からの依頼を切ってしまうのは違う。
だが王や王宮に仕える貴族達に、ディアンと繋がっているという王宮魔道士達が不利になる可能性のある事情を話す訳にもいかないから、仕事量を調整して貰える理由がない。
どちらの仕事も断れなかった結果、単純に取引先が増えた状態になった為、今までも軟禁生活とは言え暇を持て余すような事はなかったのだが、最近とみに忙しい。
それでもマルガリータに傍に居て貰えるだけで、笑っていてくれるだけで、触れられる距離に居るだけで、仕事ははかどる気がするし、実際にマルガリータが屋敷に帰ってくるまでの間に溜まりに溜まっていたいた疲れは、マルガリータの顔を見ただけで吹き飛んだのだから不思議だ。
しかも今日は、昼からデートというご褒美が待ち構えている。
(今なら、何でも出来そうな気がするな)
ダリスもそんなディアンの精神状態がわかっているのか、執務室に入った途端、いつもの倍のスピードで処理書類を机に並べ始めたけれど、今日はうんざりするどころか昼までに全部終わらせられる勢いがある。
余裕の勝利を確信しながら、ディアンは積み上げられた書類の山と格闘を始めた。
どんなに疎まれていても、生まれは変えられない。
王族であることは消せないし、飢え死にでもされたら体裁が悪いのか、定期的に王宮から生活には困らない程度の、とは言え平民や下位貴族よりはずっと多い金銭の支給があるが、それに手を付ける気分にはなれなかった。
仕事相手は特に決まっては居ないが、王宮魔道士達からの依頼が多く、ハーブ研究に関するものなら引き受けている。
王宮を追い出された王子との関わりを王宮に所属する彼らが持つ事は、どう考えても推奨されていないだろうに、王宮魔道士達にとってディアンの持つ膨大な魔力の魅力はそれを超えるらしい。
こっそりともたらされる依頼は、後を絶たない。
王宮から出た当時ディアンが持っていたのは、持て余すほどの強大すぎる魔力と、マルガリータとの逢瀬をきっかけに身につけたハーブの知識だけだった。
王宮魔道士達からすれば、その溢れる魔力についての解析やそれを使って研究をして欲しかっただろうが、疎まれ王宮から追い出される原因となった力よりも、マルガリータとの思い出に浸っていられるハーブ研究にディアンが注力するのは、当たり前だろう。
とは言え、ハーブの効能も王宮魔道士達の興味を引くものだったようだ。
ハーブを使うことで得られる魔力増幅や魔法補助効果等、やはり高等技術が必要なものの研究結果を求める依頼が多い。
ディアンはそういった依頼以外にも、独自に研究を進めていた。
マルガリータも気に入ってくれているというハーブティーにして飲む以外にも、貼付薬として利用したりと、実用的で単純な効能についてもある程度実証が出来てきたので、平民達の生活の中に広めて行ける段階も近い。
だがここに来て、アンバーの暴走のせいで王族に混乱が生じた。
アンバーが王位継承権を剥奪されたのだ。正直この結果は当然だと思うし、同情の余地はない。
現在意識不明の重体と化しているアンバーを目覚めさせるかどうかは、実のところ魔力を放ったディアンの手の内だ。
インカローズに身体的な損傷はないはずだが解放されたとは聞かないので、アンバーと共に監禁状態にあるのだろう。
(今の所、恩赦を与えてやるつもりはない。刑罰が確定するまで、このままで構わないだろう)
今はまだ、アンバーとインカローズに対する刑罰は確定していない状態にあるが、恐らくもう二度とマルガリータを貶めた様な、権力を振りかざした傍若無人な振る舞いは出来なくなる。
よくて生涯監禁か、身分剥奪の上国外追放と言ったところだろう。悪ければ処刑もあり得る。
それ相応の罰でなければ目覚めさせてやるつもりもないが、その点に関しては大丈夫だろう。
それだけアンバーは利己的に行動し、王家の権威を貶める行為をしたという事だ。
そして何より、敵に回してはいけない家を敵に回した。
ディアンは王位継承権の放棄を撤回するつもりはないし、王や側妃もそれを望まないだろう。
恐らくこのまま行くと、第三王子に王位継承権が移行することになる。
この件に関しては、流石に王も勝手な振る舞いを腹に据えかねたのか、可愛がっていたはずのアンバーを庇う様な素振りさえ一切しなかった。
オーゼンハイム伯爵家からの猛抗議が、王に直接行った事も想像に難くない。
何をもって王が判断を下す決め手になったのかはわからないが、経緯はどうあれ最終的に正しい判断が出来る王で良かったと、素直に思う。
それよりも驚いたのは、ディアン自身が対面を断った事もあり書面ではあったが、今まででは決してあり得なかった謝罪と、第三王子はまだ学園に入学したばかりで年若い事もあるから、兄として支えてやって欲しいという懇願が、王自身から直接あった事だった。
ディアンを不吉の子だと下して、現在進行形で軟禁生活を強いているのは王であるし、それは今も撤回されていない。
王家に黒の髪と瞳を持つ子が居る事は、未だ許容できるものではないないのだろう。
国民の不安を煽る容姿なのは間違いないから、王としてはそうするしかないのかもしれない。
だがそれでも、アンバーのディアンに対する態度やマルガリータに対する仕打ちは謝罪するべきものと、王としてではなく親として判断したのだ。
きっとディアンが黒い髪と瞳さえ持って生まれなければ、良き王は良き父親でもあったのかもしれない。
今更それを望んでいるわけではなかったし、蔑みの目にさらされ続けた幼少期に救いの手を差し伸べてくれなかった両親を、正直すぐに許す事は出来ないけれど。
それでも、何かが少しだけ変わったような気がした。
第三王子は、同じ環境で育ったとは思えない程アンバーと違って素直で聡く、王宮内において唯一、周りに影響されてディアンを怖がったり見下したりしなかった人物だ。
ディアンが王宮に居た頃の第三王子はまだ幼すぎて、よく意味がわかっていなかった所もあるだろうが、このまま公正な判断力を失うことなく成長すれば良き王となるだろう。
第三王子擁立派の貴族達にも、あまり黒い噂は聞かない。
(父の為ではなく弟の為になら、多少手を貸してやるのはやぶさかではないとは返事をしたが……軟禁している相手に、よくこれだけの仕事を回せたものだ)
最初こそ遠慮があったようだが、少しも経たない内に王子補佐としての決裁書類まで回って来ていて、その多さに辟易する。
王族と深く関わるつもりはなかったのだが、今まで王位継承者として育てていたアンバーが失脚しようとしている事で、王宮も混乱しているのだろう。
登城しろという事ではないし、城外に出せない様な機密性の高い決裁書類などは回ってこない。
第三王子の教育がある程度終わるまでのしばらくの間なら、という事で諦め半分で手伝っている。
忙しくなったからと言って、王宮を追い出された王子を頼りにしてくれた、ある意味協力体制にもあった王宮魔道士達からの依頼を切ってしまうのは違う。
だが王や王宮に仕える貴族達に、ディアンと繋がっているという王宮魔道士達が不利になる可能性のある事情を話す訳にもいかないから、仕事量を調整して貰える理由がない。
どちらの仕事も断れなかった結果、単純に取引先が増えた状態になった為、今までも軟禁生活とは言え暇を持て余すような事はなかったのだが、最近とみに忙しい。
それでもマルガリータに傍に居て貰えるだけで、笑っていてくれるだけで、触れられる距離に居るだけで、仕事ははかどる気がするし、実際にマルガリータが屋敷に帰ってくるまでの間に溜まりに溜まっていたいた疲れは、マルガリータの顔を見ただけで吹き飛んだのだから不思議だ。
しかも今日は、昼からデートというご褒美が待ち構えている。
(今なら、何でも出来そうな気がするな)
ダリスもそんなディアンの精神状態がわかっているのか、執務室に入った途端、いつもの倍のスピードで処理書類を机に並べ始めたけれど、今日はうんざりするどころか昼までに全部終わらせられる勢いがある。
余裕の勝利を確信しながら、ディアンは積み上げられた書類の山と格闘を始めた。
1
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。
三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*
公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。
※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。
悪役令嬢のはずですが、年上王子が幼い頃から私を甘やかす気でいました
ria_alphapolis
恋愛
私は、悪役令嬢なのかもしれない。
王子の婚約者としては少し我儘で、周囲からは気が強いと思われている――
そんな自分に気づいた日から、私は“断罪される未来”を恐れるようになった。
婚約者である年上の王子は、今日も変わらず優しい。
けれどその優しさが、義務なのか、同情なのか、私にはわからない。
距離を取ろうとする私と、何も言わずに見守る王子。
両思いなのに、想いはすれ違っていく。
けれど彼は知っている。
五歳下の婚約者が「我儘だ」と言われていた幼い頃から、
そのすべてが可愛くて仕方なかったことを。
――我儘でいい。
そう決めたのは、ずっと昔のことだった。
悪役令嬢だと勘違いしている少女と、
溺愛を隠し続ける年上王子の、すれ違い恋愛ファンタジー。
※溺愛保証/王子視点あり/幼少期エピソードあり
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる