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第七話 *
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プレイル国の誕生をひと月後に控えた日の夜のこと。統合するにあたり新たに造られた宮殿の寝室にて、ゼフトとレイラは同じベッドの上で寄り添いながら寝る前のひと時を過ごしていた。ゼフトの申し出により、二人は結婚前にも関わらず今夜から同じベッドで寝ることになったのだ。夜を共にすることになったとはいえ、裸を重ね合うのはまだ先――結婚してからだと、レイラは思っていた。
「レイラ、少し起き上がれるかい?」
「はい」
ゼフトに背中を支えられながら上体を起こすと、すぐに唇が重ねられた。
ちゅぅ……ちゅむ……
柔らかくにゅるにゅるとした感触にとろけながら、レイラは今後のことを思い胸を弾ませていた。
(これからは毎晩ゼフト様とキスを交わせるだなんて……なんて幸せなのかしら……はぁ……胸がドキドキする……)
二人はゼフトが回復してからすぐに婚約関係を結んだのだが、ゼフトがとてもいそがしいこともあり、これまで充分に会える日はわずかしかなかった。それでもゼフトはわずかな時間でも会える日は急いでレイラの元へ駆けつけ、短くも愛おしい時間を過ごしてきた。その際、必ずキスを交わすのだが、彼の優しい口づけにレイラはいつも胸がときめき早く結婚したいという気持ちを募らせていた。
今夜から毎日夜を共にできることが心から嬉しく、キスにときめきながらレイラは心地よい気分に浸っていた。このまま眠りにつけるだなんて、これ以上に幸せなことなんてあるのかしら――そう思ったのも束の間、
「……!?」
今しがたレイラの顔を支えていたゼフトの手が、レイラの胸へと移動したのだ。唇が離れるや否や声がこぼれ出る。
「ぁっ……んっ ゼフト様……っ!?」
胸全体がやさしくかつ大胆に揉まれていく。ネグリジェの上からとはいえしっかりと感触が伝わってくるので、レイラは突然のことに戸惑いながらもすぐに体が熱くなった。
「ん……ゼフト様っ、んぅ…………」
カリカリ、カリカリ――――
ビクンッとレイラの肩が跳ね、そのまま上半身がくねくねと動いていく。ネグリジェをツンと持ち上げるようにぷっくりと突き出した先端が指先でカリカリと掻かれるたび、あまりの気持ちよさに声を抑えようにも抑えられない。
「あぁ……っ……ゼフト様っ……はぁっ、はぁっ……んぅっ」
「気持ちいいかい?」
「~~っ…………はい……ぁっ…………ゼフト様っ……どうして、突然……っ」
「驚かせてすまない」
ゼフトは一旦手を止め、どこか困ったような穏やかな眼差しでレイラを見つめた。
「ひと月後まで我慢するつもりでいたのだが、どうやら私は理性というものを甘く見ていたようだ。ネグリジェ姿の愛おしいレイラを前にして我慢できるはずなどないのだから」
「ぇっ…………そ、それは……つまり……」
ちゅ――――――
唇が重ねられ、レイラは今から始まることをしかと理解した。とはいえ心の準備がまったくできていなかったため、熱いキスを交わされながらネグリジェがするりとはだけられると大いに戸惑った。
(えっえっ……ええっ??)
悠長に動揺する暇が与えられはずもなく、露わになった胸がやさしくそれでいてしっかりと揉まれていく。
(ひゃぁああああ……っ!!)
初めて舌を絡め合い、それだけで心も体もいっぱいいっぱいなのに、ゼフトの手は休まることなく胸をほぐしていく。熱い口づけに溺れながら、着実にレイラの繊細なあの場所はゼフトを受け入れる準備を整えようとしていた――――。
「レイラ、少し起き上がれるかい?」
「はい」
ゼフトに背中を支えられながら上体を起こすと、すぐに唇が重ねられた。
ちゅぅ……ちゅむ……
柔らかくにゅるにゅるとした感触にとろけながら、レイラは今後のことを思い胸を弾ませていた。
(これからは毎晩ゼフト様とキスを交わせるだなんて……なんて幸せなのかしら……はぁ……胸がドキドキする……)
二人はゼフトが回復してからすぐに婚約関係を結んだのだが、ゼフトがとてもいそがしいこともあり、これまで充分に会える日はわずかしかなかった。それでもゼフトはわずかな時間でも会える日は急いでレイラの元へ駆けつけ、短くも愛おしい時間を過ごしてきた。その際、必ずキスを交わすのだが、彼の優しい口づけにレイラはいつも胸がときめき早く結婚したいという気持ちを募らせていた。
今夜から毎日夜を共にできることが心から嬉しく、キスにときめきながらレイラは心地よい気分に浸っていた。このまま眠りにつけるだなんて、これ以上に幸せなことなんてあるのかしら――そう思ったのも束の間、
「……!?」
今しがたレイラの顔を支えていたゼフトの手が、レイラの胸へと移動したのだ。唇が離れるや否や声がこぼれ出る。
「ぁっ……んっ ゼフト様……っ!?」
胸全体がやさしくかつ大胆に揉まれていく。ネグリジェの上からとはいえしっかりと感触が伝わってくるので、レイラは突然のことに戸惑いながらもすぐに体が熱くなった。
「ん……ゼフト様っ、んぅ…………」
カリカリ、カリカリ――――
ビクンッとレイラの肩が跳ね、そのまま上半身がくねくねと動いていく。ネグリジェをツンと持ち上げるようにぷっくりと突き出した先端が指先でカリカリと掻かれるたび、あまりの気持ちよさに声を抑えようにも抑えられない。
「あぁ……っ……ゼフト様っ……はぁっ、はぁっ……んぅっ」
「気持ちいいかい?」
「~~っ…………はい……ぁっ…………ゼフト様っ……どうして、突然……っ」
「驚かせてすまない」
ゼフトは一旦手を止め、どこか困ったような穏やかな眼差しでレイラを見つめた。
「ひと月後まで我慢するつもりでいたのだが、どうやら私は理性というものを甘く見ていたようだ。ネグリジェ姿の愛おしいレイラを前にして我慢できるはずなどないのだから」
「ぇっ…………そ、それは……つまり……」
ちゅ――――――
唇が重ねられ、レイラは今から始まることをしかと理解した。とはいえ心の準備がまったくできていなかったため、熱いキスを交わされながらネグリジェがするりとはだけられると大いに戸惑った。
(えっえっ……ええっ??)
悠長に動揺する暇が与えられはずもなく、露わになった胸がやさしくそれでいてしっかりと揉まれていく。
(ひゃぁああああ……っ!!)
初めて舌を絡め合い、それだけで心も体もいっぱいいっぱいなのに、ゼフトの手は休まることなく胸をほぐしていく。熱い口づけに溺れながら、着実にレイラの繊細なあの場所はゼフトを受け入れる準備を整えようとしていた――――。
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