127 / 178
第四章 ありえないよね?不憫なのはハノエルだけじゃないのかも・・・
ヒャクニジュウナナ
しおりを挟むねえ?
……一体さ?
俺と言うか……ハノエルは……どんだけ『いらない設定』を組み込まれていたんですかね?
だって、世界観とはかは『ゲーム』世界でしょう?たぶんだけど。
なんだか、少しあやしくなってはきてるけどさ?
いろんなことがあって、話はかなり逸れてしまったから……あのゲーム世界のパラレルワールド化してもおかしくはない……のかもしれない。
それは、例えば……姉が幸せに暮らすとか、兄が闇公爵にならないとか、ハノエルが幸せに暮らすとか……そんな世界(要、希望!)。
でも、『設定』はこの世界を作った『人』なのか『神』なのかは知らないけど、その人が考えたはず。
つまり、第二種男性をことごとく……不憫にするゲーム設定だよね。
まあ、役でやったΩ性もかなり不憫な設定ではあったけれども……。
そのあともアズリアが研究で分かったことを話してくれた。
話から完全二種は、『精通』ないらしい。
だから…ずっとないのか……。
そうなのか……なんとなく、ショックというか、納得というか。
そして、その男としての機能はあるものの……いわゆる無精子症ってことらしい。
つまり、『産む』ことでしか子孫を残せないわけですよね?
つまり、女の子とイチャコラはある意味……百合な感じ?
純愛?
セックレス?
大事なことだけど、あまり知りたくはなかった情報です。
だって、ナニはお子様のままらしいんだもん……。
ねえ……神様?
普通にさあ?
ハノエルは、女の子じゃダメだったの?
だって、普通の第二種って作りにくいけど……ちゃんと女性といたせるんだよ?
でも、完全二種は……そもそも女の子に勃たないとか。
……悲しいじゃないか。
まあ、今となっては兄としかエッチはしたくないのでよいけども。
そして、完全二種はなんと滅多に生まれないらしい。
って、何故それがわかるか?
アズリアは、第二種の研究者で国一番らしいです。そのアズリアも完全二種は初めてなんだとか。
文献に過去一人だけいたらしい。
やっぱり、華奢で……。
その子供は、物凄い力を持っていたんだとか……後に『聖王』に。
そう、完全二種の子は『聖王』の力を持つらしい。って言うか『聖王』ってなんだよ。そんなんいるなら、『神の巫女』いらなくない?
まあ、『聖王』は伝説らしいけど。
それくらい能力の高い子が生まれんだってさ。
魔王だって、敵になるの?
なら、今のうちに『クリス』倒さなきゃまずくない?
王子だけど。
じゃ、この国が魔王国になっちゃうじゃん。
で、うちらは魔王部隊?
……なんじゃそりゃ。
「つまり、完全二種はハルだけ?」
「そう。でも完全二種という言葉はないの。私が勝手に呼んでるだけ。まあ、だから全ての話が『第二種男性(胎有)』に注がれちゃってるみたい。
本当は子供だって出来にくいし、産みにくい。
確かに魔力の強い男児が生まれはするけども。
でも、実際には……また第二種男性が生まれたりするの魔力の高いね。
……魔力の高い男児って話がさも沢山生まれるって思われているのよね。」
だから未だに裏で『取引』されていることもあるんと、アズリアは頭を抱える。
まあ、ハノエルがあれだけ拐われそうになるのも納得だ。
「それに……。」
「それに?」
なんでもないわ。と、アズリアはそれ以上は言わなかった。
さて、話を要約すると。
つまり、ハノエルは妊娠しているけど、まだ胎児まではなっていない。
だから、妊娠期間ははっきりしない。
そして完全二種だから、精子はない、だから女性との子作りは不可であると。
そして、なにより……俺の息子は子供のままらしい。
でも、スチルのナニはぼかしてあったけど、そこそこあった気がするけど気のせいだったのだろうか?
……そんな悲しい設定はいらなかった。
「まあ、とにかく子ができたのは嬉しく思う。
だからね?ハノエル。
婚儀を早めようと思っているんだ。
しかし、今は王が消えてしまったし……殿下の髪色は変わったままでね。魔法で髪色を変えようとしたのだが、それもできなかった。
……カレイドもだしね。
まあ、とにかくハルは、無理をしないこと。
明日からはカレイドがいないが、大丈夫かな?」
「私がついておりますから。」
「そうだね、セバスがいればよいか。」
うん、セバスがいれば大丈夫。
まあ、そもそも部屋から出ることも当分はできない。
兄がいないと部屋の外は『恐怖』の対象になってしまうしね。
とりあえずの話は終わった。
あとは、もう姉だけ守れたらいいや……。
父的には婚儀は一年後を予定しているらしいんだけど?
どうなりますかねえ?
まあ、貴族なんて結婚が早まるのはよくあることらしいからね。
3
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
分厚いメガネ令息の非日常
餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」
「シノ様……素敵!」
おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!!
その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。
「ジュリーが一番素敵だよ」
「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」
「……うん。ジュリーの方が…素敵」
ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい
「先輩、私もおかしいと思います」
「だよな!」
これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話
転生したが壁になりたい。
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる